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濃い津軽弁と小柄な体がトレードマークのドジッ娘(こ)メイド、相馬いとも高校3年生。三味線の腕前は相変わらず抜群、バイト先のメイドカフェではたるんだ後輩に鬼の指導(?)、一つ年下の鯉太郎への恋心も奥手なりに加速中。成長著しいいとの前に、「受験」という名の過酷な試練が待ち受けていた。そしてついにやってきた、旅立ちの時――。まぶしすぎる青春物語、笑顔と感涙の卒業編!
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「いとみち」
2021年6月25日公開 出演:駒井蓮、黒川芽以、横田真悠
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1~3件目 / 3件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
いとみち3部作読み終えた任務完了、使徒殲滅。越谷オサムさんのこんな雰囲気にさせるの好きなんだなあ。大学合格したらあとはお別れする名残の雪だなって思いながら続けたよ、大学受験の本番とか、智美の部屋での2日目とか端折ったのが読みやすいな〜って、肝心の旅立ちの新幹線ホームは事細かに山本先生の喜ぶ顔にコマと...続きを読む受ける。鯉くんとも進展ないけど甘酸っぱい終わり方。しかしこんなに多くの見送りに来てくれるいとって、素敵だなしっかりやって来てしっかり信頼を掴んだってこと。
青森乙女&メイド喫茶&超弩級三味線奏者のいと、三部作最終巻。 あのいとはもう高校3年生。メイド同僚のチハルの言動が良くないと思うが注意できずストレスがたまる。そしてどこの大学に行くのか。また恋の行方は。 あー、読み切ってしまった。勿体ないからゆっくり読めば良かった。 ストーリー、人物すべてが完...続きを読む璧。少年少女向けのような表紙だけど、大人が読んでもキュンキュンくる。
シリーズ3作目、そして完結 智美の妹、チハルが登場 大筋の方向性は智美と似ているのに、なぜか人の気に障るチハルの言動と行動 着地点としては予想通りなんだけど、改心の理由が安直 キャラクターの過去がリアリティをもって見えてこない ま、全体を通してのストーリ上、そこの描写にあまり手をかけられないのはわ...続きを読むかるけどね 傷ついた事のある人だからこその行動というのはあるよな 逆に、だからこそ今度は自分が傷つける側に回る人もいるとは思うけど、この話はそんな方向性ではないからね なんだかんだ言って、おばあちゃん無双の印象が強く残ったかな 大会とか、ヴァン・ヘイレンとか、新しい同僚とかね ひょんな事からお店での動画がアップされたらCG説がまた再燃しそうw シリーズ通して、いとの成長物語の締めとしてはこれで十分かな 結局「お帰りなさいませ、ご主人さま」は言えなかったけどねw 多分、それが言えなくてもいいという自己肯定感が身についたのかな オープンキャンパスで自動販売機が「寸胴?半泣き?」に聞こえるとかってところはまぁ、納得 「ずどぅはんばっぃきぃ」みたいな発音だろうしなぁ 片言の英語が外国人には通じるが、いとの言葉が日本人には通じないという経験からの 東北地方同士だからこそ通じるという安心感もわからなくもない 明記されてないけど、いとの高校は弘前高校で、仙台の国立大学はやはり東北大学かね オープンキャンパスで新庄出身の五十嵐くんというキャラは地元民としてはもっと活躍してもらいたかったところw 街に活気を取り戻したいとか、青森の人が新庄の人にアドバイスを求めることではないわな しかしまぁ、うちの地元も僕が子供の頃よりは確実に寂れていて 帰省する度にシャッター街っぷりを実感するんだよね うちの地元に限らず、地方の市町村なんてどこもこんな感じなんだろうなぁとは思う 新庄は有数の豪雪地域というのもあるのかもだけど、北海道はそれでも色々と有名な都市があるからね 他の要因なんだろうなぁ ってか、仙台の雪の降らなさっぷりにいとが驚く姿が目に浮かぶ 雪かきが必要のない生活だものなぁ 仙台のアーケードの描写もありありと風景が目に浮かぶ お店は僕が知ってるときとはかなり変わっているんだろうなぁ 定食屋とかスパゲッティ屋さんとかカレー店とか地下の中華屋さんとか、もう無くなってそうな気がする まあ、店は変わっても町並みや雰囲気って変わってないと思いたいね 鯉太郎との恋の行方というか、二人のやり取りが本当に微笑ましい ハンカチのくだりも二人らしいし、将来が楽しみではある この物語は、いとに限らず人生の岐路に立って選んだ人たちのお話なんだな 店長、幸子さん、智美、鯉太郎それぞれ新しい道に向けて進んでいるし おばあちゃんもあの歳になっても新たな事にチャレンジするというね 読むとなんだかやる気になる小説でした 巻末の解説で映画化について書かれたあったけど、今年実際に実写映画が公開されるんだよなー 今から楽しみだ むしろ、この話ってアニメ向きな気がするんだけど 映画がそこそこ売れたらアニメ化しませんかね? いとの物語はこれで完結ということだけど、別主人公で続編の可能性はない? ライブのときに、意味ありげな伏線的に描写されていた子が登場 その名は、一戸こま 「こま」の名前の由来も三味線の大事なパーツから 智美の番外編以外は全ていとの視点で描かれていたにもかかわらず、最後の最後での視点変更 なんだか、続編の予感がするんですけどー?
1巻から読み続け、この巻もも数年前に読み終わりましたが、また読みたくなってしまい今に至ります。主人公の成長過程に物凄く変化があることをものすごく感じました。日常の小さな幸せがかけがえのないものだと感じる本です。
いや〜、泣かされました(^ ^; 最後の方なんて、ず〜っと涙を拭いながら読んでた(^ ^; 私は意識しておりませんでしたが、 「いとみち」は三部作だったらしくて。 これまでの二冊も楽しく読ませていただきましたが、 今作においては、いとの成長っぷりがまぶしくて(^ ^; つい「お父さん目線」で読んで...続きを読むしまったような(^ ^; ざっくり断言してしまうと、テーマは挑戦と成長かな。 主人公だけではなく、周辺人物の「生活」も丁寧に描き、 それぞれがそれぞれなりに前向きに、新しいことに挑戦し、 成長していく姿が微笑ましくも力強い。 もちろん、多くがまだ成長の途中で、 「確かな成功」を収めている訳ではない。 挑戦しても、もしかしたら失敗して 逃げ帰ってくる人なんかもいるかも知れない。 それでも、夢見ること、信じることに向かって挑戦し、 努力している人々の姿は、それだけで貴い。 何のひねりもなく、素直に感動してしまった。 それぞれが、それぞれの目標に向かうと言うことは、 どうして旅立ちや別れは避けて通れない。 足音が聞こえてきた「別れ」を意識しつつ、 何でもない日常を愛でるいとたちの、 何とまぶしく愛しいことよ。 失敗し、落ち込み、後ろ向きになったとしても、 その中でもゆっくりと確かに成長している姿を、 作者は決して押しつけがましくなく伝えてくる。 また、作者の持ち味であるサービス精神は 随所にその力を発揮し、爆笑させてもくれる。 それでも最後に残るのは、ほっこりとしつつも 力強く成長していく主人公達のまぶしい姿の印象。 最後の最後、あえて主人公いとではなく、 周辺人物のみを描写することで、いかにいとが愛され、 知らぬ間に周りに「ポジティブな影響」を与えてきたか、 却って鮮やかに伝わって来る。 いや〜、やられたわ〜(^ ^ 素晴らしかったわぁ〜(^o^
今回も期待を裏切らない無い様で楽しめました。主人公いとをはじめ、キャラはますます立ってるし後半のサプライズも気が利いてます。内心、メイド喫茶には抵抗感があるけどフィクションの中でのメイド喫茶には行ってみたいと感じるところがあります。 最後の旅立ちのシーンは今までのエピソードを総括してとてもよい感動の...続きを読む幕切れです。 純粋でひたむきな人が周りの人も巻き込む良い結果につながると信じたくなりました。
結果泣いたなぁ。。。 みんなすごい良い人で愛おしいキャラクターたちだった。 いとちゃんと鯉太郎くんのその後が気になるけど、これでホントに終わっちゃうのかなぁ??
『いとみち』三部作、素晴らしい物語だった。 感無量と言っても過言ではない。 主人公、相馬いとの成長物語。青春物語。友情物語。淡い恋物語。 繋がる家族の絆。 紡ぐ人と人の絆。 受け継がれる魂。 人は痛みを経験しながら未来へ進んで行く。 彼女たちの物...続きを読む語はまだまだ続いていく。
越谷オサムのいとみち 三の糸を読みました。 津軽三味線を弾く高校生のメイド相馬いとがヒロインのいとみちのシリーズ3巻目でした。 ヒロインの相馬いとも高校3年生になり、津軽メイド喫茶のアルバイトもねぶた祭までで大学受験の勉強に力を入れます。 とは言え、ハツヱばあさんが三味線のコンテストに出場して審査...続きを読む員特別賞を受賞したり、初恋の相手石郷鯉太郎の自宅にひょんなことから泊まることになったり、後輩メイドの態度の悪さにキレてしまったり、オープンキャンパスで東京に出たら言葉が通じなかったり、元先輩メイドの智美のところに泊まって現実の厳しさを知ったり、大学受験の大事な日に風邪を引いてしまったり、イベントも盛りだくさんで面白く読みました。 いとも仙台の大学に合格し、青森では津軽メイド喫茶の2号店の準備が着々と進んでいたり、智美のコミックの出世作がいとをモデルにしたコミックだったり、また続きを読んでみたいと思わせる物語でした。
いとっち。おめでとう。 なんか言葉にならないくらい シリーズ3冊で 濃密な時間を 過ごさせてもらいました。 とりわけこの3作目からは すごいパワーをもらえたように 思います。 アニメチックな登場人物たちの 青春物語は 作者の丁寧な日本語と冷静な文体に かえってそのはちゃめちゃぶりが ひきた...続きを読むっていました。 越谷さん 文章が男前です。 長い間 ありがとうございました。
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いとみち(新潮文庫)
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