あらすじ
天然女子高生と気弱なストーカーが繰り返す、週に一度の奇天烈な逢瀬の行き着く先は――?(「金曜のバカ」)バカバカしいほど純粋なヤツらが繰り広げる妄想と葛藤! ちょっと変でかわいい短編小説集。
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青春とはバカなのかも。
そっちに行くか!? とのバカ話もあれば、一途に熱いバカさを抱えたものもあれば、若さ故のバカな暴走もあり、そんなバカに巻き込まれることもある。そのどれもが愛おしい。
かっこよくはないが素敵な青春バカ話。悶えて足掻いて一歩進もう。
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人から中古でもらったということでそこまで期待していなかった作品だったが、初っ端から笑いが。笑笑
思春期ならではの極端な思考に、大人の自分はバカだなぁと主人公を俯瞰する一方、今でも思う節、共感する部分があって、今の自分も大概なバカだと自覚した
学生というよりも、大人に見て欲しい作品かも
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p.237
不思議だね、人間はどうしてこうもゆっくり歳をとるのだろう。
〈八十年は生きるらしいわよ。飽きないのかしらね〉
面白かったです。金曜のバカは本当に笑い、引き込まれました。ゴンとナナもよかったです。
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短編集。「金曜のバカ」はなんとも不思議な話であったがまあまあだった。「星とミルクティー」は昔の天体観測で出会った星の痣がある女の子との話と、現代の自分の赤ちゃんの話の繋がりがよかった。「この町」は松山市が舞台であり、旅行したこともあり身近に感じられ、さらには同じく地方出身として共感できるところが多かった。「僕の愉しみ 彼女のたしなみ」は僕が恐竜オタクであることを隠したがっていることをそんなに気にすることでもないと思ったが、自分だって大学生になってその人独自の世界や趣味を持っていることは素敵と感じたのだから高校生の僕には仕方ないか。また彼女にも野球の趣味があるというのも良かった。「ゴンとナナ」は前半は七海視点でストーリーか進んでいくが、後半は飼い犬であるゴンの視点で進んでいくのが新鮮で面白かった。
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おじさんにお小遣いを貰う代わりに、合気道の客寄せパンダがわりに参加している女子高生。その女子高生に一目惚れしてしまい、通学路で待ち合わせをする不審者。週に1度の二人の決闘が始まる…。
越谷オサムの短編集。女子高生のあたし、星を見に行った僕、松山から一分でも早く脱出したいおれ、しまいには犬のアタシまで、一人称小説の集大成だ。
ほとんどが高校生を主人公にした話で、悩みというのが狭くて、でも解決しようのないモヤモヤの中にあるというところがこの短編集のミソ。大人となった我々が読んでいると、つまんない悩みのようにも感じるが、女子高生、男子高生の欲望や泣きそうな葛藤が、新鮮に響く。
いやあ、これ!というほどのものはないかもしれないが、こういう作品大好き。自分の書きたい小説も、こういう方向性なんだと思う。難しいなにかがあるわけではなく、葛藤だってその程度でいいじゃないか。人間関係も2人か3人くらいでいい。大きい話でなくても、人は十分に色々と掻き立てられるものだ。
おそらく、この本を読んだ人の8割方は『星とミルクティー』という、SNS時代に映えそうな作品に関する感想を書くだろうが、個人的には、やはり男子高校生のバカで青い作品である、映画になりそうな『この町』『僕の愉しみ 彼女のたしなみ』の2本が好きだ。
バカな欲望とすれ違い。すれ違ってもいいじゃないか。
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とりあえず全ての中高生にお勧めしたいです。ぜひ読んでいただきたいです。
初めて読んで7.8年近く経っていますが今でもこの本を読んだ時の心の暖かさを思い出します。
特に「星とミルクティー」の話は、深夜に流星群を見に河川敷に行き出会った顔もわからない女の子と雑談しながら星を眺める…というシチュエーションですが、初対面、かつ恋人がいながらも女の子と2人きりという微妙な距離感から生じる甘酸っぱさも相まって、こんな初対面の出会いもいいなぁ…と思っていました。
最後のゴンとナナのお話は、私自身吹奏楽部で人間関係に悩んだ時期もあり、「こんなふうに距離置かれてたな!笑」と自分自身と重ねて共感しながら読み進められたのを覚えてます。中高生のときは部活やクラスが人間関係の全てだったし、大人からしたら大した悩みで無くても当事者は重大な悩みだったんだよなーとか読んでて思い出しました。
この本のおかげで小説が好きになったのも過言ではないです。あのとき本屋で出会えて本当に良かったと思います。
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初めて越谷オサムさんの短編集を読んだんだけど、笑えた。
特に「金曜のバカ」は最高。
人によってどれがおもしろいと思うか違うかもしれないけど、飽きない面白さがあったかな。
「ゴンとナナ」に関してはよくある描写だと思うけど、ゴン目線の話が何となくわかる気がしました。
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越谷オサムの金曜のバカを読みました。
高校生のバカさを暖かく描いた短編集でした。
表題作の「金曜のバカ」は女子高生と引きこもりの男の対決の物語でした。
設定がバカなら、彼らの行動もバカです。
しかし、それが暖かく描かれていて楽しく読みました。
「僕の愉しみ彼女のたしなみ」は恐竜が大好きなオタク高校生片岡が主人公です。
片岡は、気になるクラスメイトの黛さんを恐竜イベントに誘います。
恐竜オタクであることがばれて2週間でふられてしまったという暗い過去を持つ片岡は、自分が恐竜オタクであることを悟られないように慎重に黛さんをエスコートするのでした。
しかし、黛さんにも隠れた秘密があったのでした。
本当に読んでいて楽しくなる物語たちでした。
Posted by ブクログ
金曜のバカ
おじさん
二年前に自衛隊を退官し、護身術教室を始めた。カナの親戚。
みお
カナのクラスメイト。
綾乃
カナのクラスメイト。
カナ
通学中にオタク風青年にパンツを見られる。自転車でT字路の用水路に落ちる。金曜日は護身術教室に通っている。
オタク風青年
専門学校を一昨年の春に中退してほとんど何もしてない。笹藪の中から女の子を待ち伏せして覗き見している。カナを襲って投げ飛ばされた。書店でアルバイトを始めた。
カナのお母さん
カナが護身術教室に行くように、おじさん経由でお小遣いを渡すようにしている。
カナのお父さん
書店の店長
堤さん
書店員。
浅木
護身術の生徒。
星とミルクティー
僕
細川新一。高校三年生のときしし座流星群を見に行く。
智子
僕の彼女。親が起きててしし座流星群を見に行けない。
女の子
ひかり。新一と同い年。しし座流星群を見に来た。手に星型の痣がある
ひかり
新一と智子の赤ちゃん。
この町
おれ
小谷雅樹。高校一年生。ドリーム高松・松山号でマミと東京に行く。コンビニでバイトしている。
マミ
高校一年生。雅樹の彼女。
コンビニの店長
橋田
よっちんとケモノみたいに頻繁にまぐわっていた。
山本
雅樹のクラスメイト。
渡辺
雅樹のクラスメイト。
林
雅樹のクラスメイト。
北村聡子
国語教師。雅樹の担任。
僕の愉しみ 彼女のたしなみ
黛
新丸子から目白の高校に通っている。野球オタク。家族全員がマリーンズファン。
片岡
学芸大学から目白の高校に通っている。恐竜オタク。中二の秋に二週間だけ付き合った彼女にフラれた。
ゴンとナナ
あたし
ナナ。藤島七海。吹奏楽部を退部した。
荻野
吹奏楽部でホルン担当。藤島を吹奏楽部に戻そうとしている。三日に一度割合で部活を休んで藤島の元に訪れる。
ゴン
あたしの飼い犬。
遠藤
吹奏楽部顧問。
桜子
パートリーダー。
キミちゃん
君原。吹奏楽部。
ミイ
となりのサカイ家に通ってたメスの白猫。
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愛すべきバカたち!
陽だまりの彼女の方が好きだったけど
短編ならではの読みやすさと軽さ
個人的におすすめは星とミルクティー
過去と現在の響きあいがなかなか素敵でした
こんな世の中バカはバカでも愛すべきバカでいたいよねえ
Posted by ブクログ
*
金曜って嫌いだ。一週間でいちばん嫌い。
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女子高生vsストーカー、彼女がいながらも惹かれた見ず知らずの星とミルクティーが好きな少女などなど、バカたちが繰り広げる愛と青春の短編集。
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ミスリードしそうな女子高生の"金曜日"真相が分かるとなるほどと。そこにストーカーが絡んでくるけど、彼女との接触のために何故かどんどん社会復帰しちゃう展開が実にバカらしい。
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「星とミルクティー」は多分そうかなと思いながら読んだらそうだった。この手のSFほっこりする。百田尚樹さんの「輝く夜」を思い出した。
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表題作を含む5編からなるSSの再読です。
表題作だけじゃなく他のお話も楽しく読めます。
色んなお菓子を詰め込んだ箱からランダムにお菓子を食べてるような作品でした。
(なんじゃそりゃ笑)
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こういう物語、オイラは大好物。バカには愛されるバカとそうじゃないバカの二種類があると思う。ここに登場するバカはみんな前者だ。特に「この町」の小谷雅樹が印象的。正真正銘の高一のバカ男子だ。止めとけばいいのにひとり東京に向かう姿なんて、やっぱり最後まで間違ったままなんだ、と笑ってしまう。でもオイラもやってしまいそうなのだ、そういうバカな選択。見栄とかプライドとかが邪魔してるかと思ったら、自分の中のバカがいちばん邪魔してるみたいな。
解説の吉田大助氏は、「思春期とは、バカ醸成装置なのだ」と言う。思春期を過ぎてもオイラはバカのままだ。といことは、オイラはまだ思春期のなかにいるってこと、ってこういうところがもはやバカなんだなぁ。愛されるバカでいたいと思う。
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この本は短編5本。
いや、読みやすい!くすって笑えるところアリなので公共の場で読むのには適していない。でも気軽に読める!
1番好きなのは「星とミルクティー」。ストーリーが青春ラブストーリーな感じですっごく好きなやつ。主人公は多分、ひかりに恋してるんだと思う。でも主人公がひかりに抱いている感情が不明確になっているのがまたいいところ。こんなの読んだらもう!死にたくなる。この物語の中で。
「僕の愉しみ 彼女のたしなみ」はストーリーがすごく好き。
「この街」ではすごく気持ちとかが伝わってくる。ひとことひとことがセンスいい。東京への憧れからそら恐ろしくなる気持ちが伝わった。イメージしやすい。ストーリー終始、切なかった。でも全然共感できないのは、主人公が最初から痛い人だったから。
「この史上最大の幸せ者め!(自分に対して)」
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越谷さん5冊目。青春ストーリーだけど主人公の馬鹿丸出しで終始爆笑。男子の思春期特有の切なさを忌憚なく表現していて、共感する内容ばかりだった。タイトル通り全部の主人公が「バカ」なのだ。中でも「金曜のバカ」では、女子高生の○○○を見てしまい、彼女に恋をした変態男性ニート。その女子高生を草むらで帰宅する姿を見送る、が、この変態は女子高生に抱きつく。護身術を身に着ける彼女に毎日ぶん投げられる。しかし変態は毎回戦いを挑み続ける。彼女も何故か応戦する。全作、バカなんだけど健気な男子の姿に「青春だ~!」と納得した。
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『陽だまりの彼女』で有名な越谷オサムの短編集。
越谷作品を読むのは3作目になるが、タイトルに惹かれて購入した。
「金曜のバカ」
「星とミルクティー」
「この町」
「僕の愉しみ 彼女のたしなみ」
「ゴンとナナ」
の5つを収録。
「金曜のバカ」
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援助交際をしている様子の女子高生と、彼女のストーカーである引きこもりのお話。
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二人の更生物語か、もしくはストーカー事件が起こるのか、はたまた二人が恋に落ちるのか…と思って読んでいたら、なんだその展開は!
越谷オサムの作品は予想を上回るというより、予想とずれているという感じがする。
もちろん褒め言葉だ。
結末で単純なボーイミーツガールを突っぱねたのも好印象で、カナのセリフになぜかドキッとしてしまった。
「星とミルクティー」は単純な構成だが、5つの短編の中で1番いい。
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主人公が流星群を見に行った川辺で、女の子と出会うお話。
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全体的にやわらかい文体をしていて、セリフ回しもロマンティックだ。
やや陳腐かもしれないが、「また、星が降る夜に逢えたらいいね」というセリフは印象的。
『陽だまりの彼女』は不必要なほどベタベタに甘かったが、こういう文章も書けるんだなぁと思った。
なんてことのないセリフだが、ラスト1行の雰囲気が好き。
「この町」は、強く共感できる作品だった。
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愛媛県の松山に住む高校生の主人公は、田舎の地元を毛嫌いしている。
そこで、冬休みに彼女と憧れの東京に行く計画を立てるが……。
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私も外の世界を知りたくて地元を離れた大学へ行き、東京で就活をして、結局地元へ戻ってきた。
だから、主人公の考えもよくわかるし、同時に何も知らなかった自分を振り返ると恥ずかしい。
しかし、外の世界に憧れを抱くことも、自分の小ささを知ることも、経験の一つだ。
そして、主人公の愚かさを責めるわけでもなく、大人の見識をひけらかすわけでもなく、見送る寂しさを素直に表現した聡子先生のような人は素敵だと思う。
「僕の愉しみ 彼女のたしなみ」
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恐竜オタクの主人公は、気になる女の子と恐竜博に出かける。
過去の経験から、彼女に引かれないようにオタクであることを隠そうと努めるが……。
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起伏がない作品だった。
起承転結が成立していても面白くなるとは限らないという実例。
唯一感じ取れるメッセージとしては、「価値観は自由だから、それを隠す必要はない」といったところか。
「ゴンとナナ」
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吹奏楽部をやめたナナ。ナナを復帰させようとする後輩の男、荻野。そして荻野の行動をやめさせようとする女子部員、君原。その様子を見るナナの犬、ゴン。
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ナナの視点とゴンの視点があり、リンクしていておもしろい。
ただ、視点のリンクによって読者は救われた気になるかもしれないが、当事者のナナはあまり救われてないよなぁ。
そのうちなんとかなると言われたって……。
なんだか小説としてまとまりきっていない印象を受けた。
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「金曜のバカ」「星とミルクティー」「この町」
「僕の愉しみ 彼女のたしなみ」「ゴンとナナ」の
5編からなる短編集。タイトルからどんな話かと
思ったんですが、どの話もそれぞれ短編ながら
なかなか面白かったです。
「金曜のバカ」は天然女子高生VS.引篭もりストーカー。
「星とミルクティー」ちょっといい感じのSFストーリー。
「この町」は思春期男子のバカっぷりが見事に書かれ、
「僕の愉しみ 彼女のたしなみ」お互い秘密を持った
二人の青春ストーリー。「ゴンとナナ」は飼い主と
飼い犬のはなしでどれもクスクス笑えながらサクッと読め、
読み終わった後はほわぁ~んとなる作品でした。
Posted by ブクログ
思春期。それは恋をして猛烈アタックしたくなったり、自分は井の中の蛙ではありたくないと野望をいだいたり、人付き合いのために自分の趣味を隠そうと躍起になったり、一時の失敗にくよくよしたり、という多感な時期である。
長い人生のたかが3年程度であるが、そういうときにこのような”バカ”な経験をした5人の物語。
Posted by ブクログ
短編集で5作品が収録されています。連作ではなく、それぞれがちょっと違う感じになっています。全作品を通じて、バカな登場人物が妄想や思い込みで行動するのが共通点のような気がします。そのあたりが面白く、単純に笑えます。
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2018年2冊目。
「金曜のバカ」
「星とミルクティー」
「この町」
「僕の愉しみ 彼女のたしなみ」
「ゴンとナナ」
の5作品を収載。
金曜日生まれなので、タイトルに「金曜(日)」とあると気になります。
読み終えたら手放そうと思っていたのですが、
寒空の下で星を見ながら飲むミルクティーがおいしそうな「星とミルクティー」
新丸子に住む黛さんと学芸大学に住む僕(片岡くん)の初々しいデートにひやひやする「僕の愉しみ 彼女のたしなみ」など再読したくなるだろうなと思ったので、手元に置いておくことにしました。
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どんどん読み進めていける作品でした。
越谷さんの作品はどれも読み進めていくのを苦に感じない。すっかり越谷オサムのファンになってました。
この作品は、青春という言葉を連想しますね。どの話も感情移入してしまう文章力があります。
どの話もそれぞれ入り込めますし、登場人物の人相?は全然違うのに共感する。
どれもどれも印象的で好きですが、星とミルクティとこの町が特に印象に残ってます。
また読みたくなって再読。
以前ほどの感動!って感じはなかったけれど、あーなるほど…とか、色々感想が増えた。
金曜のバカは、引きこもりの彼が彼女と出会ったことで、少しづつ生活が変わっていくことが嬉しかった。ただ恋?をしただけで、外に出るようになったりバイトを始めたり筋トレしたり…。成長なのかな。二人の関係が終わってしまうだろうことが少し切なかった。
星とミルクティは、以前凄く感動した記憶があったけれど、読んでいくうちにそうでもないような…?という気になった。でも、また星が降る夜に会えたらいいね→星が見えた日に「ひかり」に会えた。望遠鏡→僕の未来の望遠鏡=「ひかり」が成長した時にあの頃の僕と会ったということ?!って思って、想像を巡らせられて良かった。
Posted by ブクログ
背表紙に映るタイトルの誘惑に勝てなかった。
金曜のバカ。
日常的にバカなことを考えてる馬鹿は自分だけなんだろうなと思ってたけど、こんなバカが出てくるとそうはならんやろとツッコミながらも親近感が湧く。
"金曜のバカ"
"僕の愉しみ、彼女のたしなみ"
この2つが特に好きだった。
みんな生き生きしていて読んでるこっちも楽しくなった。
表紙の件
合気道の投げ技でトップスリーは
1、入り身投げ、背の高い人が低い人にかけやすい技。
2、四方投げ、背の低い人が背の高い人に対してかけやすい技。
3、小手返し、身長あんまし関係ない。手首関節をきめながら投げる技。
小指の付け根を決めるのが肝。
表紙は3の小手返しみたいです。
でも小手返しは出て来ないし、腰を入れた背負い投げとか、自衛隊崩れが教える護身術だからかな、
下が土なら怪我もしにくいかもしれないけど、基本畳の上でやるもんですよ。
試験期間中はお稽古を免除する猶予期間になるかが気になるところですね。
まあ、お好みで
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(少し前に読んだ本ですが)表紙絵が日常の人だ…と思って気になって買いました。私には少し文章とかお話の雰囲気が合わなかったかも…?もう一回ちゃんと読み直したい。
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憂いを湛えた表情と、幼い子供のような無防備さ。そのアンバランスな佇まいが、僕の目に焼き付いて消えようとしない。 淫売どもの肢体したいを見つめて右手を動かしながらも 護身術教室 理論の前にまず鍛錬 ロシアの宇宙ステーション 夏目漱石にさんざんディスられておいて「文学の待ち・松山」なんて胸を張っていられるその神経が俺には理解できない 道後温泉 高島屋の屋上の「くるりん」 東横線の新丸子 アルゼンチノサウルス スコアブックのマス目に 種の壁を乗り越える情熱と覚悟などあの気まぐれにあったはずがないし、アタシにだってなかった。 雌の匂いをたっぷりと振り撒きながら 所詮オギノ君はただの交尾したがりだから あきらかに自分にさか盛っているキミちゃんを選ぶのは、雄として正しい判断だといえなくもない。寄り添える相手 加賀まりこ 月曜日のユカ
Posted by ブクログ
I miss you.
中学生の時に習った英語です。越谷さんの「陽だまりの彼女」はまさにこの「miss」が素晴らしい作品でした。
「金曜のバカ」にももちろんこのmissを求めての読書です。表題作はオタクの雰囲気が強すぎてちょっとしんどかったですが、「星とミルクティー」はmissな様子がうまく表現できて居ると思う感じました。ただ、陽だまりの彼女には届かない気がします。越谷さんもう少し読んでみたいです。