押井守の作品一覧
「押井守」の「犬狼伝説 KERBEROS PANZER COP 分冊版」「映画の正体 続編の法則」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「押井守」の「犬狼伝説 KERBEROS PANZER COP 分冊版」「映画の正体 続編の法則」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「ナウシカ」の連載が終わった「アニメージュン」が押井守を原作に招聘、作画に今敏を据えて初めて大型企画であったにも関わらず、押井守と今敏の関係悪化により未完で終わったしまったSF大作。
謎の疫病「天使病」の蔓延と、それにより大量に発生した難民のよる世界秩序の混乱により、ユーラシア大陸全域が封鎖された近未来の世界を舞台に、WHOより派遣された謎の少女と東方の三博士の名で呼ばれる二人の男と一匹の犬が「天使病」の震源であるタクラマカンを目指すという話。
天使に犬、ポリティカルフィクション要素やミリタリーと押井守の好きそうな要素を全部突っ込んだ内容。面白くない訳がない。
巻末に押井守のインタビューが掲載
Posted by ブクログ
思考エネルギーがじわじわと湧いてくるようで興奮しながら読んだ。
少し大げさに言うと、脳みそをシャッフルされるような感覚、脳の血流が早くなっていく感じ。
著者の映画は、一作だけ観たことがあるのだが、「みんなが戦争を忘れたふりをしているのなら映画で戦争を作ってやろう」という言葉に、戦闘シーンに感じた嫌悪感は、まさに著者の意図するところだったのだと合点がいった。
日本人の言語能力の低下の原因の一つに、言文一致運動を挙げている。
言文一致で、文語体が口語体になることにより、ロジカルな思考から遠ざかったのである。
また、このことを遠因として教養もなくなりつつある。
そのくせ、お手軽な知識だけを得よう