新潮社の検索結果

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  • 魂でもいいから、そばにいて―3・11後の霊体験を聞く―(新潮文庫)
    4.0
    未曾有の災害で愛する者に突然死なれ、絶望の淵に立たされた人々の心を救ったのは、奇跡としかいいようのない体験だった。布団に入ってきた夫を「抱いてあげればよかった」と悔いる妻。階上の息子の足音を聞く母。死亡届を書いている時に兄からメールを受け取った妹。それは夢だったのか、幻なのか――。再会を願う痛切な声と奇跡を丹念に拾い集めた感動のドキュメンタリー、待望の文庫化。
  • 東京湾景(新潮文庫)
    4.0
    品川の貨物倉庫で働く亮介は25歳の誕生日、出会いサイトでOLの〈涼子〉と知り合った。どんな愛にも終わりは来るとうそぶく亮介と、愛の力を疑いながら、でもどこかで信じたい〈涼子〉。嘘と不安を隠し、身体を重ねるふたりは、やがて押し寄せる淋しさと愛おしさに戸惑う……。東京湾に向きあった、品川埠頭とお台場に展開する愛の名作に、その後を描く短編「東京湾景・立夏」を増補した新装新版。(解説・朝井リョウ・陣野俊史)
  • 源氏姉妹(新潮文庫)
    4.0
    源氏物語、それは高貴さに美貌と知性を兼ね備えた主人公、光源氏と肉体関係を結んだ女性たちが織りなす、「姉妹(シスターズ)」のお話。天性の床上手だった夕顔、体の相性ばっちりのセフレ朧月夜、幼女の頃にさらわれた紫上、義理の母なのに関係を持った藤壺……。エロティックな濡れ場や姉妹の心情を肉付けし、源氏のセックス依存と背徳を浮き彫りに。古典を現代的に再構成した刺激たっぷりのエッセイ。(解説・高橋源一郎)
  • 青ノ果テ―花巻農芸高校地学部の夏―(新潮文庫nex)
    4.0
    東京から深澤が転校してきて、何もかもおかしくなった。壮多は怪我で「鹿踊り部」のメンバーを外され、幼馴染みの七夏は突然姿を消した。そんな中、壮多は深澤と先輩の三人で宮沢賢治ゆかりの地を巡る自転車旅に出る。花巻から早池峰山、種山高原と走り抜け、三陸を回り岩手山、八幡平へ。僕たちの「答え」はその道の先に見つかるだろうか。「青」のきらめきを一瞬の夏に描く傑作。
  • カカノムモノ3―呪いを欲しがった者たち―(新潮文庫nex)
    4.0
    生きることに前向きになり始めた碧だったが、一方で相棒の桐島の元に不穏な影が迫っていた。彼の過去を無遠慮に暴き立てるその人物の目的もわからないまま、桐島は追い詰められていく。あえて遠ざけられた碧は、従兄の涼から、カカノムモノを呪いから解放するための衝撃的な方法を告げられる。はたして碧はどんな決断を下すのか。そして呪いの意味とは――。シリーズ最終巻。
  • もう少し浄瑠璃を読もう
    4.0
    男女の恋をテーマとする日本で最初の劇作品『曾根崎心中』、喧嘩っ早いヤンキー達が躍動する『夏祭浪花鑑』、泣くことが許されない男のためのドラマ「熊谷陣屋」――近世という時代が生んだ八つの名作を精読すれば、ぶっ飛んだ設定、複雑なプロットの中に、愛おしい人間達が息づく。最高の案内人が遺した最後の案内書。
  • グスコーブドリの太陽系―宮沢賢治リサイタル&リミックス―
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    この本の中心に位置付けられている「グスコーブドリの伝記 魔の一千枚」。/書き手と読み手、虚構と現実、過去と未来、そして現在、あらゆるボーダーを溶かして、物語は進む。/それは小説家・古川日出男の狂気を通過するような体験だった。呆然とする以外になかった。/しかし、いま、美しく静かな決意に満ちている。――後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)
  • 純潔
    4.0
    1巻3,190円 (税込)
    東日本大震災の翌年、僕は京都から上京した。君は大学のキャンパスで独り本当の幸せと政治闘争を訴え、浮きまくっていた。啄木の短歌を諳んじるような純朴な僕はアニメ研究会に引きずり込まれ、ヲタの洗礼を受けつつ、君に惹かれ、身を投じていく。「新潮」掲載から改稿四年余、時代閉塞と生きにくさを打破する政治恋愛小説。
  • エンジェル投資家とは何か(新潮新書)
    4.0
    創業間もないスタートアップ企業にお金を投じる「エンジェル投資」がいま、空前のブームとなっている。成功して大金を手に入れた若き起業家たちだけでなく、本田圭佑、田村淳、為末大など有名人も続々と参入し、サラリーマン投資家も増えている。スタートアップ企業を取り巻く「エコシステム」の急速な進化は、日本の産業界をどのように変えていくのだろうか。当事者たちの証言で描く。
  • わが子をAIの奴隷にしないために(新潮新書)
    4.0
    2045年、人工知能(AI)は人類を超える――そのとき現出するのは『ターミネーター』のディストピアか、『鉄腕アトム』の未来か? あなたは、あなたの子や孫は、あなたの会社は、AIの奴隷となる運命なのか? 日本随一の科学ナビゲーター竹内薫がプログラマーだった過去を告白しつつ、意外な予想図と対処法、そして我々の生き残り戦略を指し示す。わが子と日本の未来を悲観し、絶望する前に読むべき一冊。
  • 地雷を踏むな―大人のための危機突破術―(新潮新書)
    4.0
    「また怒らせてしまった」「信用を失った」「苦手意識が抜けない」――人間関係には数多くの地雷がある。恐ろしいのは、現代社会の地雷は増殖し、動き回る性質も持つことだ。それを避けるための相手との距離の取り方、意見や反論の仕方とは。最悪の事態を避けるための「良い謝罪」とは。警察、弁護士との正しい接し方は。巨大企業から芸能人まで実際の事件の分析も交えながら、危機管理のコンサルタントが突破術を指南する。
  • 骸骨巡礼―イタリア・ポルトガル・フランス編―(新潮文庫)
    4.0
    ローマの教会やリスボンの墓地、パリの大聖堂。南欧の明るい日差しの下、理性的なはずの欧州に、骸骨で部屋を飾りつけた納骨堂や日本では見かけないような奇妙な墓がある。日本人とヨーロッパ人との身体感の相違に着目し、自然と社会における森羅万象に思いを馳せる。意識と感覚の関係を考察し、無言の死体と格闘する「修行」を通じて辿りついた悟りともいえる新境地! 『骸骨考』改題。(解説・髙橋秀実)
  • 電子書籍限定版 宮部みゆき よりすぐり短篇集
    4.0
    1巻1,078円 (税込)
    傑作は、いつ読んでも、何度読んでも素晴らしい――。収録作はあらゆるジャンルを網羅した「サボテンの花」「雪娘」「10年計画」「朽ちてゆくまで」「たった一人」「邪恋」「ばんば憑き」「片葉の芦」「神無月」「地下街の雨」「淋しい狩人」「刑事の財布」の計12篇。初心者は納得の、ファンには目から鱗な読みどころポイントを押さえた全作品解説付。
  • 宮部みゆき全一冊
    4.0
    1巻1,936円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 未収録エッセイ15本、映画監督や作家との未収録対談、超ロングインタビュー、作家生活&全作品年表、いしいひさいち漫画2本、藤田新策・新潮文庫装画画廊、こより・『この世の春』挿画ギャラリー……など。秘められていた宮部作品のルーツと創作の原点を収録。※当電子版には、朗読CDは付属しておりません。
  • サイバーセキュリティ―組織を脅威から守る戦略・人材・インテリジェンス―
    4.0
    いまこの瞬間にも、「ダークウェブ」の世界では闇情報が高値で取引されている。中国、ロシア、北朝鮮など、サイバー攻撃を国家戦略に組み込んでいる国も多い。巧妙化、かつ増大し続けるサイバー攻撃に対し、何をどう守ればいいのか。世界各地で実際に起きた様々な攻撃事例を挙げ、組織がとるべきアクションを具体的に提言する。
  • 「複業」で成功する(新潮新書)
    4.0
    「複業」こそ新しい働き方だ。働き方改革により日本は原則「副業解禁」となったが、本業の片手間の「副業」で満足していては未来は拓けない。「本業を複数持つ」すなわち「複業」の意識が個人、企業を成功に導くのだ。成功と失敗の分かれ目は? 法律をどう味方につける? 就業規則はどうすべき? 上場企業に成長した弁護士ドットコムの創業者にして弁護士、国会議員としても活動中の著者が示す成功への工程表。
  • 介護殺人―追いつめられた家族の告白―(新潮文庫)
    4.0
    全国の要介護認定者数656万人。「夫婦だから」「親子だから当然」と始めた家庭での介護が長期化し、困難を極め、やがて悲劇が起こる。――今、全国で続出する介護を苦にした殺人事件。なぜ最愛の母親を手にかけてしまったのか。家族の絆がなぜ悪夢に変わったのか、当事者の悲痛な叫びに耳を傾けた記者たちが目の当たりにしたのは、在宅介護の切なすぎる現実だった。慟哭と衝撃の最前線ドキュメント。(解説・重松清)
  • 籠の鸚鵡(新潮文庫)
    4.0
    1巻693円 (税込)
    詐欺事件を種に不動産屋を強請(ゆす)り、長崎から流れつきバーBergmanのママをつとめる蠱惑的な妻カヨ子を奪いとった地廻りのヤクザ、春駒組若頭の峯尾。彼はさらにカヨ子を使って町役場出納室長の梶に公金横領を唆(そそのか)す。折しも山一抗争の拡大で全国で血みどろの戦いが展開する中、峯尾に組長暗殺のヒットマンという大役が命ぜられる。バブル期の紀州を舞台にエロスと欲望が突き抜ける犯罪巨編!(解説・溝口敦)
  • HUMAN LOST 人間失格 ノベライズ(新潮文庫nex)
    4.0
    昭和111年、日本は医療革命により死を克服し、GDP世界第1位の大国となった。体内ナノマシンをネットワークに繋ぎ、管理することで成立した無病長寿社会。だが、その陰で人が異形化するヒューマン・ロスト現象が起きていた。人間を「失格」しているという絶望。死への逃避を奪われた大庭葉藏は、その果てに何を見るのか。太宰治『人間失格』を原案とするSFアニメ、ノベライズ!
  • 近代建築そもそも講義(新潮新書)
    4.0
    日本の近代建築が直面した最初の難題は「脱ぐか否か」だった。一八五七年、米国総領事ハリスは江戸城登城を許される。土足のハリスを迎えたのは畳に敷かれた錦の布と、その上で草履を履いた将軍家定。以降、公的な場は「脱がない(土足)」が原則となる――。「和」の建築は「洋」をどう受け入れてきたか。銀座煉瓦街計画、国産大理石競争、奇妙でアヤシイ洋館群、日本に溺れた英国人教授等、建築探偵・藤森教授が語る全68話。
  • ひよこ太陽
    4.0
    1巻1,705円 (税込)
    今日も死ななかった。あの帽子を見たために、今日も死なずにすんだ――。一緒に住んでいた女に出ていかれ、切り詰めた生活でひたすら小説を書く40代の男。書けない日々が続き、いつしか死への誘惑に取り憑かれた男に、ある日人探しの依頼が届くが……。虚実のあわいで佇む作家の日常を描く連作小説集。芥川賞作家の新境地作。
  • 謎が解けたら、ごきげんよう(新潮文庫nex)
    4.0
    時は昭和6年。小説家の母を持ち、女学校に通う14歳の茜は、放蕩者の父に困らされつつも平和でちょっぴり退屈な日常を過ごしていた。が、それも過去の話。やんごとなき血を継ぐ天才少女探偵・夏我目潮に、“電気ガール”の異名を持つ発明家の卵・丸川環、ホンモノの華族令嬢・見留院紫の四人で探偵団を結成し、巷を騒がす謎を解決するのである! かしまし女学生の本格青春ミステリー。
  • 「面白い」のつくりかた(新潮新書)
    4.0
    ウケるプレゼンをしたい。斬新な企画を考えたい。人の心をつかみたい。誰もがそう思うけれども、そう簡単にはいかないもの。どうすれば「面白い」と思ってもらえるのか。ポイントはどこにあるのか。「安易な共感を狙うな」「アイデアは蓄積から生まれる」「人と会う前に学習せよ」――長年、ひたすら「面白い」を追求してきた著者がそのノウハウ、発想法を惜しげもなく披露した全く新しいアウトプット論。
  • この国のたたみ方(新潮新書)
    4.0
    交通手段が徒歩や馬だった時代に設定された「都道府県」という仕組みは、もはや合理性を失った。すでに日本人の半数以上は都市部に住んでいる。今後は人口減少が不可避であることを前提に、地域の潜在力を発揮させる「市町村+州」の単位に、統治機構を賢くたたみ直そう――。道州制論者として長年、地方自治のあり方を考えてきた第一人者が描き出す「日本の未来地図」。
  • 忌野旅日記 新装版(新潮文庫)
    4.0
    キミは忌野清志郎を知っているか。世の中のインチキを笑い嘲り歌にして、切ない愛の言葉をあふれるロックのビートに乗せて深く胸を打つ。近ごろ姿を見ない? それは何かの間違いだ。文庫を開けば、坂本龍一、山下洋輔、桑田佳祐等、イカしたヤツらとのセッションと交遊は今日も続いていると知る筈だ。RCの圧倒的ステージ写真も前半グラビアに収録。よォーこそ! 巻末解説まで興奮の新装版へ。(解説・尾崎世界観・角田光代)
  • 手のひらの京(新潮文庫)
    4.0
    京都に生まれ育った奥沢家の三姉妹。長女の綾香はのんびり屋だが、結婚に焦りを感じるお年頃。負けず嫌いの次女、羽依は、入社したばかりの会社で恋愛ざたといけず撃退に忙しい。そして大学院に通う三女の凜は、家族には内緒で新天地を夢見ていた。春の柔らかな空、祇園祭の宵、大文字焼きの経の声、紅葉の山々、夜の嵐山に降る雪。三姉妹の揺れる思いを、京の四季が包みこむ、愛おしい物語。(解説・佐久間文子)
  • 最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常―(新潮文庫)
    4.0
    やはり彼らは、只者ではなかった。入試倍率は東大のなんと約3倍。しかし卒業後は行方不明者多発との噂も流れる東京藝術大学。楽器のせいで体が歪んで一人前という器楽科のある音楽学部、四十時間ぶっ続けで絵を描いて幸せという日本画科のある美術学部。各学部学科生たちへのインタビューから見えてくるのはカオスか、桃源郷か? 天才たちの日常に迫る、前人未到、抱腹絶倒の藝大探訪記。(解説・澤和樹)
  • 修験道という生き方(新潮選書)
    4.0
    修験道に目を向ける人が増えている。彼らはなぜ山に惹きつけられるのか。修験者として山中を歩くと何が見えてくるのか。そもそも日本の信仰は自然とどう関わってきたのか。日本仏教の源流とは――。修験を代表する実践者であり理論家でもある二人の高僧と「里の思想家」内山節が、日本古来の山岳信仰の歴史と現在を語り尽くす。
  • 黄落(新潮文庫)
    4.0
    還暦間近の夫婦に、92歳の父と87歳の母を介護する日がやってきた。母の介護は息子夫婦の苛立ちを募らせ、夫は妻に離婚を申し出るが、それは夫婦間の溝を深めるだけだった。やがて母は痴呆を発症し、父に対して殺意に近い攻撃性を見せつつも、絶食し自ら命を絶つ。そして、夫婦には父の介護が残された……。自らの体験から老親介護の実態を抉り出した、凄絶ながらも静謐な佐江文学の結実点。(解説・櫻井よしこ)
  • 九十三歳の関ヶ原―弓大将大島光義―(新潮文庫)
    4.0
    信長、秀吉、家康から弓の名人と認められた実在の老将大島光義。鉄砲より優れた連射技と一射必殺の狙撃の凄腕で名を上げ、八十四歳の時、八坂の五重の塔の最上階天井に十本の矢を射込んでみせた。九十三歳で関ヶ原に参陣、生涯現役を貫いた剛直無双の士だったが、激動の時代に大島家を守り抜いた臨機応変の人でもあった。史書に「百発百中」と記され、九十七歳で没した傑物を描く力作歴史小説。(解説・本郷和人)
  • 秋吉敏子と渡辺貞夫(新潮新書)
    4.0
    なんだ、この音楽は――ジャズの魅力に取りつかれてから、70年以上。1929年生まれの秋吉敏子と1933年生まれの渡辺貞夫は今なお演奏活動を続ける。ジャズとの出合い、アメリカでの修業、そして世界的ミュージシャンとしての栄光――戦後日本ジャズ史に重なる2人の人生を、本人達への長年の取材を基に描き出す。ペギー葉山、山下洋輔、原信夫、渡辺香津美ら、レジェンドたちの証言も満載。
  • 琴電殺人事件(新潮文庫)
    4.0
    香川県琴平町にある日本最古の芝居小屋、金丸座。そこで毎年開かれる「こんぴら歌舞伎」に出演する人気役者・松川市之介に執拗に脅迫状が送られる。後援者のゲーム会社社長尾形が脅迫状の送り主と思われたが、その尾形が青山の自宅マンションで刺殺死体で見つかった。そして脅迫状の予告通り、琴電琴平線の車内で殺人事件が発生する。因襲と確執が渦巻く歌舞伎界の謎に、十津川警部が挑む!
  • 変見自在 ロシアとアメリカ、どちらが本当の悪か(新潮文庫)
    4.0
    黒海の要衝クリミアがロシアに併合された。米国はここぞとばかりにロシアを盗っ人呼ばわり。だがテキサスやハワイを暴力で強奪し、各地で略奪強姦を繰り返す世界一のワル・米国に比べれば、“帝国”なんぞまだまだか――。邦人虐殺写真を731部隊の仕業とでっち上げる中国。ベトナム人大殺戮は知らん顔の韓国軍。ウソが蔓延る世の真実を明かす人気コラム。『プーチンよ、悪(ワル)は米国に学べ』改題。(解説・屋山太郎)
  • ロジカとラッカセイ 1巻
    4.0
    1~3巻792~836円 (税込)
    とある惑星で暮らす、ロジカとラッカ。 彼らは、暇つぶしに穴を掘って“謎の円盤”を手に入れたり、 森の中で“秘密のダンジョン”を見つけたり、毎日楽しく過ごしている。 その惑星には、まだまだふたりが知らないことが沢山あって……。 新鋭ストーリーテラーが放つ、遠き惑星で生きるすこしふしぎな“ひとびと”の物語、開幕!!
  • 憲法学の病(新潮新書)
    4.0
    日本は憲法で戦争を放棄した世界唯一の国だ――。日本人の多くは漠然とそう信じているが、これは戦後の憲法学者たちが日本国憲法を捻じ曲げて解釈した「虚構」に過ぎない。憲法が制定された文脈と、国際法の常識に照らし合わせた時、本当は「国際主義的」な日本国憲法の真の姿が明らかとなる。東大法学部を頂点とする「ガラパゴス憲法学」の病理を、平和構築を専門とする国際政治学者が徹底解剖する。
  • 痛みと身体の心理学(新潮選書)
    4.0
    身体に感じる痛みを大切に味わうと知らなかった自分が見えてくる。それは人間関係とどういうかかわりがあるのか。病や死を前に、何が起きてくるのか。他者とのつながりから、老いと死の問題まで、身体と夢を手がかりに「心身の闇」と向き合うプロセス指向心理学の知恵。自分を深く知るためのセルフ・ワークも収録。
  • ホンダジェット―開発リーダーが語る30年の全軌跡―(新潮文庫)
    4.0
    自動車メーカーが飛行機をつくる――。この無謀な試みに、航空機王国アメリカで果敢に挑み、遂にHONDAは小型ビジネスジェット機開発に成功した! 創業者・本田宗一郎の精神を受け継ぎ、双翼の上にエンジンを立てる画期的なデザインと、優れた燃費性能を武器に、その分野で販売トップに躍り出た新鋭機の飛翔までの道程を、経営者と技術者への聞き書きを軸に辿るモノづくりストーリー。(解説・清水政彦)
  • 伯爵夫人(新潮文庫)
    4.0
    ばふりばふりとまわる回転扉の向こう、帝大受験を控えた二朗の前に現れた和装の女。「金玉潰し」の凄技で男を懲らしめるという妖艶な〈伯爵夫人〉が、二朗に授けた性と闘争の手ほどきとは。ボブヘアーの従妹・蓬子(よもぎこ)や魅惑的な女たちも従え、戦時下の帝都に虚実周到に張り巡らされた物語が蠢く。東大総長も務めた文芸批評の大家が80歳で突如発表し、読書界を騒然とさせた三島由紀夫賞受賞作。(解説・筒井康隆 黒田夏子 瀬川昌久)
  • 性の進化史―いまヒトの染色体で何が起きているのか―(新潮選書)
    4.0
    地球に暮らす175万種類近くの生物には、温度などの環境によって雄雌の比率を変える生物もいれば、性のない生き物すらいる。そもそも、なぜ性は存在するのか? なぜヒトには雌雄同体がないのか? 性転換する生物の目的とは? 命を次世代に継いでいくため、驚くほど多様化させてきた生き物たちの「性」の通史。
  • ドコノコの本 犬と暮らす
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 柴犬夫婦と4匹の赤ちゃん、賑やかなチワワ兄妹、穏やかに暮らす老ビーグル……写真で綴るワンコの物語。日々6000点が集まる「ほぼ日」の犬猫写真アプリ「ドコノコ」の投稿写真から厳選した、犬好きのハート鷲掴みショットのほか、著者・糸井さんと女優・石田ゆり子さんの犬エッセイ、面白公募写真なども収めたフォトブック犬編。
  • 総理の女(新潮新書)
    4.0
    その選び方をよくよく見れば、総理の器が知れてくる――伊藤博文から東條英機まで、10人の総理の本妻・愛妾を総点検。恐妻家が過ぎて妻の銅像を建てようとした大隈重信、先立った妻と6人の子を生涯愛した山縣有朋、縁を切るために札束を並べた桂太郎、不義を犯した妻を捨て芸者を選んだ原敬、前妻と継子を追い出した猛妻の尻に敷かれた犬養毅等、教科書には絶対出てこない、指導者たちの本質が浮かび上がる。
  • 女子的生活(新潮文庫)
    4.0
    1巻693円 (税込)
    おしゃれして、好きなインテリアで部屋を飾って、(ブラックだけど)アパレル勤務。みきは憧れの〈女子的生活〉を謳歌していたが、ある日、マンションの部屋の前に不審な男が。「あの、ここに小川って奴が住んでるって聞いたんですけど――」マウンティング、モラハラ、毒親。次々現れる強敵に、オリジナルな方法でタフに立ち向かうみき。読めば元気が湧いてくる痛快ガールズ・ストーリー。
  • 三成さんは京都を許さない―琵琶湖ノ水ヲ止メヨ― 1巻
    完結
    4.0
    近江を制するものは天下を制す!!かつてそう言われた地、滋賀県。しかし現代では魅力度ランキングは下位争い、地味な県、琵琶湖だけ、と散々の評判…。そんな滋賀を立て直すべく、県知事特別秘書を任命されたのは、あの戦国武将・石田三成――!?滋賀繁栄の為、愛する知事の為、あの「京都」を仇敵と見据えた三成さんの無謀極まりない下剋上が今始まる!!
  • ヴァチカン図書館の裏蔵書―贖罪の十字架―(新潮文庫nex)
    4.0
    ローマで暮らす玄須聖人(くろすせいと)の前に人間が降ってきた。それは、悪魔祓い師(エクソシスト)を務める神父の転落死だった。事件に遭遇した聖人を案じ、友人のマリク神父が駆けつけるが、「悪魔」の存在をめぐり口論となり、絶交宣言を下されてしまう。国籍や宗教を超えた特別な友の信頼を取り戻そうと聖人が苦悩するなか、マリクは新たなエクソシストに任命される――聖域を揺るがすビブリオミステリー!
  • 世界のすごいお葬式
    4.0
    かつて自宅で家族の手で葬られた死者は、今やビジネスとして画一的に扱われる存在に。ならばと、葬儀会社を営む著者は旅に出る。インドネシア、メキシコ、ボリビア、スペイン、アメリカ国内、日本――そこで出会ったのは、野外火葬、ミイラとの暮らし……風変わりだが本気で死を悼む優しい弔いの形だった。新しい「死に方」を伝える一冊!
  • 岩盤規制―誰が成長を阻むのか―(新潮新書)
    4.0
    数十年の長きにわたって、この国をがんじがらめにしてきた岩盤規制。一九八〇年代の土光臨調以来、昨今の獣医学部新設問題まで、それを打ち砕く試みは繰り返されてきたが、道はまだ半ばだ。なぜ岩盤規制は生まれ、どのように維持され、今後の日本経済の浮沈にどうかかわるのか。そして、官僚とマスコミはこの旧弊をどう支えたのか。現場の暗闘を知るトップブレーンが、改革の現状と未来をわかりやすく指し示す。
  • 闇の峠(新潮文庫)
    4.0
    享保19年夏、旗本・根来長時(ねごろながとき)の妻せつは、屋敷を突然訪れた町奉行、大岡越前守を出迎える。大岡は夫に『兼山(けんざん)秘策』を読んだかと問う。そこには二十余年前に勘定奉行・荻原重秀が幽閉されて死んだとあった。死の直前、せつは生家の庭で彼を見かけたのだった。殺めたのは、佐渡奉行に昇りつめた父なのか。真相を追い、せつは佐渡へ。重厚な構成で描く堂々の歴史ミステリー!『風聞き草墓標』改題。(解説・柚月裕子)
  • 君と読む場所(新潮文庫nex)
    4.0
    鈴川有季(すずかわゆうき)は、職場体験に図書館を選んだ。一緒に実習する森田麻友(もりたまゆ)は、隣のクラスだが記憶にない。まして繊細で無口な女の子と話すきっかけなど考えつくはずもなかった。ところが、時代小説『さぶ』が二人の距離を近づけることに……。一方、年の離れた「友だち」である七曲(ななまがり)老人が引き籠もりになってしまう。彼の心の扉を開くため、有季はある本を届けるが――人と本を繋ぐ物語。
  • 大和維新
    4.0
    「大和の誇り忘れるべからず」。師は若き今村勤三にそう書き遺し、天誅組と共に散った。やがて明治。奈良県は廃藩置県に伴う統廃合で大阪府へ吸収合併され、災害復興も地価見直しも後回しの屈辱的扱いを受ける。師の無念と民の怒りを受け、勤三は大和再独立に立ち上った。近代化の陰に隠された地方の闘いに光を当てる維新秘話長篇。
  • 死者の雨―モヘンジョダロの墓標―
    4.0
    1巻1,672円 (税込)
    パキスタン・カラチで非業の死を遂げた人工知能学者のヒュウガ博士。そして、同時期に世界各地で発見された四博士の不可解な死体。連続死との関係、そして、博士が遺した「アトラスの謎」の真相とは? 京都、シンガポール、イタリア、インドを舞台に完全記憶を持つ孤高の天才数学者、一石豊が人類最大の秘密を暴く!
  • 日本共産党の正体(新潮新書)
    4.0
    事実その一「共産党はドイツで憲法違反」、その二「共産主義で失われた人命は五〇〇〇万人超」、その三「トップの任期は制限なし」、その四「いまも目指す天皇制廃止」……党員三〇万人、国と地方合わせて約二八〇〇人の議員を擁する巨大組織の本質を見誤ってはいけない。史的唯物論などの独自理論から組織、歴代書記長、資金、綱領まで、共産主義と日本共産党を知るうえで必要な基礎知識。危険性と問題点を露わにする。
  • 永遠とは違う一日(新潮文庫)
    4.0
    「誰かに認められたいなら、もっと全力でやって」東山路代はマネジメントを担当するモデルの咲子に不満を抱いていた。今日こそは言う。そう決意した矢先、収録現場に遅刻し、咲子を怒らせてしまう。憧れのバンド7BOYSの傍で働くために上京して早四年、夢見ていた場所は遠すぎる――。スタイリスト、女子アナ、アイドル。華美な世界に生きながら決して特別ではない女性たちを描く作品集。(解説・山本文緒)
  • 橘花抄(新潮文庫)
    4.0
    両親を亡くした卯乃は、筑前黒田藩で権勢を振るう立花重根に引き取られたが、父の自害に重根が関与したと聞き、懊悩のあまり失明してしまう。前藩主の没後、粛清が始まった。減封、閉門、配流。立花一族は従容として苦境を受け入れるが追及は苛烈を極め、重根と弟・峯均に隻腕の剣士・津田天馬の凶刃が迫る。己の信ずる道を貫く男、そして一途に生きる女。清新清冽な本格時代小説。
  • 千年、働いてきました―老舗企業大国ニッポン―(新潮文庫)
    4.0
    携帯電話に詰め込まれた老舗の技術を知っていますか? 折り曲げ部分には創業三百年の京都の金属箔粉屋の、マナーモードは日本橋の元両替商の、心臓部の人工水晶は明治創業の企業の技術が関わっています。時代の波をのりこえ、老舗はなぜ生き残れたのか。本分を守りつつ挑戦する精神、社会貢献の意志、「丹精」という価値観。潰れない会社のシンプルで奥深い哲学を探る、企業人必読の一冊!(対談・中沢孝夫)
  • 全世界史 上巻(新潮文庫)
    4.0
    1~2巻880~935円 (税込)
    複雑きわまる世界史も、たったひとつの歴史=全世界史として読めばもっとわかる、もっと面白い。歴史書一万冊を読んできた著者ならではの切り口で文字の誕生から混迷の現代までを縦横無尽に語る。古代オリエントからローマ、中国、イスラム、モンゴルの歴史がひとつに融合することで日本史の見え方も一新する。現代社会を見る目が変わる、世界史教科書の新・定番。『「全世界史」講義I』改題。
  • 非写真(新潮文庫)
    4.0
    事故死した編集者が直前に撮影した夜の海の写真。そこに写る波間に漂う突起物を拡大すると……表題作はじめ、シャッターを切ると震災犠牲者の霊が写るようになったカメラマンが、死者が入るといわれる温泉で驚愕の出来事に遭遇する「さるの湯」、昔のアルバムのどの写真にも存在する謎の少女の正体を探る「あの子はだあれ」など、みちのくを舞台にカメラに忍び込む戦慄の世界を描く作品集。(解説・東雅夫)
  • 七夕の雨闇―毒草師―(新潮文庫)
    4.0
    「……り……に、毒を」被害者は奇妙な言葉を遺して死んだ。毒物の正体は不明。親戚にあたる星祭家では独特な七夕祭を執り行っており、異様な事件が連続する。《毒草師》御名形史紋らは、京都に乗り込んだ。和歌に織り込まれた言霊を手掛かりに、笹・砂々・金・星の言葉を読み換え見えてくる禍々しい真相、日本人を縛る千三百年の呪。「七夕」に隠された歴史を明察する傑作民俗学ミステリー。(解説・中野信子)
  • 御巣鷹山と生きる―日航機墜落事故遺族の25年―
    4.0
    520人の命を奪った、史上最大の航空機事故から四半世紀。遺族たちは何を思い、どう生きてきたのか。頭にやきついて離れない凄惨な現場、日航との補償交渉、理不尽な事故調査、事故が風化してしまう恐怖……。遺族会である「8・12連絡会」の事務局長が、これまでの歩みを克明に振り返った感涙の記録。
  • 眠れぬ夜のために―1967-2018 五百余の言葉―(新潮新書)
    4.0
    めまぐるしく転変する、先の読めない時代。人はしばしば世の不条理と人生の浮き沈みに眠れぬ夜を過ごす。だが、どんな時代でも人の苦しみの総量は変わらない、と著者は言う。とらわれ過ぎず、そしてよく目を凝らし、口笛を吹きつつ闇の中を歩いていこう。やがて訪れる夜明けを待ちながら――。時代、歴史、物語、愛、人生など様々なテーマをめぐり、半世紀にわたる思索から紡ぎ出された初の箴言集。
  • 指導者の条件(新潮新書)
    4.0
    競技へのあくなき情熱、選手との意味ある対話、チームをまとめる意識改革――その言動は時に厳しく、時にやさしい。絶え間ない競争のなかで最高の結果を勝ちとるためには、テクニックやメンタルの強化だけではなく、指導者と選手たちとの勝敗を超えた信頼こそが不可欠だ。独特の指導でアスリートに成長と栄冠をもたらした、伝説の指導者たちの極意と矜持。
  • 彗星の住人―無限カノン1―(新潮文庫)
    4.0
    1~3巻539~781円 (税込)
    一八九四年長崎、蝶々さんと呼ばれた芸者の悲恋から全てが始まった。息子JBは母の幻を追い、米国、満州、焼跡の日本を彷徨う。三代目蔵人はマッカーサーの愛人に魂を奪われる。そして、四代目カヲルは運命の女・麻川不二子と出会った刹那、禁断の恋に呪われ、歴史の闇に葬られる。恋の遺伝子に導かれ、血族四代の世紀を越えた欲望の行方を描き出す画期的力篇「無限カノン」第一部。
  • イヤシノウタ(新潮文庫)
    4.0
    なんていうことのない日々に宿る奇跡のような瞬間、かけがえのない記憶。土地がもたらす力、自然とともに生きる意味。運命的な出会い。男女とは、愛とは。お金や不安に翻弄されず生きるには? そして命と死を見つめるなかで知った、この世界の神秘とは──。研ぎ澄まされた文章と人生を見つめるまなざしが光る81篇。父・吉本隆明との対談「書くことと生きることは同じじゃないか」収録。
  • オスプレイ殺人事件(新潮文庫)
    4.0
    1巻693円 (税込)
    飛行中の米海兵隊所属のオスプレイ機内で、事件は発生した。ベルトを締め全員着座中にもかかわらず、同乗していた自衛隊員が胸を刺され殺されたのだ。米海軍内の犯罪を調査するヌーナンは捜査を開始。鉄壁の空中密室で、犯行はいかに行われたのか。なぜ自衛隊員が標的になったのか。消えた凶器の謎、直前に流れた奇妙な歌声とは。そして第二の事件が……。瞠目のミステリ。『黒翼鳥』改題。(解説・村上貴史)
  • マインドアビス―精神科医沖名皐月のカルテ― 1巻
    完結
    4.0
    全2巻792~836円 (税込)
    「部屋の中にいつも女がいる。女は絶えず砂を吐き続けている……。」そう話すのは、親から虐待を受けていた少女。彼女の目にうつる不気味な女の正体とは――。そんな奇妙な症例ばかりに興味を示し、警察にも協力を依頼されるのは、異端の精神科臨床医・沖名皐月。その美貌と謎めいた性格から「魔女」とあだ名されている彼女は、人の心を視ることができるという。現代人の心の病が生む、幻想と真実の診療録。
  • 〆太よ
    4.0
    1巻1,584円 (税込)
    まともなつもりで正気を失った20世紀末の日本で人間のクズを自認するおれと純粋無垢な盲目の青年〆太は本物の友情で結ばれる。究極の遊び人にしておれの麻薬(ドラッグ)の師匠や性交(セックス)を作品と心得るおれの中学時代の女神(マドンナ)との交歓の果て〆太とおれはある邪悪な陰謀に挑むことに……。構想20年。己れが己れであることをめぐる冒険の物語。
  • 白き糸の道
    4.0
    1巻1,672円 (税込)
    江戸時代後期、お糸は蚕当計という温度計の開発、普及に悪戦苦闘していた。だが、母、そして、志を共にした男ともうけた幼い娘からさえも理解を得られず、孤軍奮闘の日々。それでも仕事でしか充足を感じられないお糸は一心不乱に働き続ける。しかし、自らの命の危機に直面した時に――。時代小説の新風となる書き下ろし長編。
  • 炎の来歴
    4.0
    1巻1,496円 (税込)
    炎は消えてもその来歴は残る。ひとりの男の人生を根底から動かして、海の向こうへ、燃えさかる炎へと向かわせた、崇高なその行為とは。二人の間を流れた電流とは何だったのだろうか――。戦後の日本とヴェトナムを舞台に人間の尊さと愚かさ、平和と戦争、愛と憎しみを描き出す激しくも美しい物語。心震わせる著者入魂の飛翔作。
  • 受験と進学の新常識―いま変わりつつある12の現実―(新潮新書)
    4.0
    激変を続ける受験の世界。国公私立に海外進学、幾多の塾・予備校……親子の目の前に広がる選択肢は多様化の一方だ。いま勢いのある学校や塾は? 東大生の3人に1人が小学生でやっていたこととは? 受験に勝つ子の「3条件」とは? 東大医学部合格者の6割超が通った秘密結社のような塾がある……? 子供の受験・進学を考えるようになったら真っ先に読むべき入門書、誰も教えてくれない“新常識”が明かされる。
  • 数学する身体(新潮文庫)
    4.0
    数学はもっと人間のためにあることはできないのか。最先端の数学に、身体の、心の居場所はあるのか――。身体能力を拡張するものとして出発し、記号と計算の発達とともに抽象化の極北へ向かってきたその歴史を清新な目で見直す著者は、アラン・チューリングと岡潔という二人の巨人へと辿り着く。数学の営みの新たな風景を切りひらく俊英、その煌めくような思考の軌跡。小林秀雄賞受賞作。(解説・鈴木健)
  • R.E.D. 警察庁特殊防犯対策官室 ACTIII(新潮文庫nex)
    4.0
    総理直轄の特殊捜査班「R.E.D.」総員6名は、フランスの地に舞い降りた。完全秘匿の強制介入によって、国際マフィア・多国籍企業・フランス国家警察中枢からなる日本人少女人身売買ネットワークを殲滅するために。圧倒的なスピードと火力で展開される日仏警察のパリ市街総力戦。その長い一夜が明けたとき、ついにすべての元凶、末井官房長官の真の目的が明らかになった。衝撃の第三幕。
  • ゴーグル男の怪(新潮文庫)
    4.0
    煙草屋の老婆が殺された夜、ゴーグルで顔を隠した男が闇に消えた ……。死体の下から見つかった黄色く塗られたピン札、現場に散乱する真新しい五十本の煙草。曖昧な目撃情報に怪しい容疑者が続出し、核燃料製造会社をめぐって奇怪な噂が。そしてついに《ゴーグル男》が出現した。巧緻な伏線と戦慄の事件が、ねじれ結ばれ混線する! この上なく残酷で、哀しい真相が心を揺さぶるミステリー。
  • 黙ってられるか(新潮新書)
    4.0
    「Jリーグ」を誕生させ、日本をサッカーW杯常連国にまで押し上げた。“チェアマン”“キャプテン”として、時には“独裁者”と呼ばれながらも、 改革を推し進めてきた。80歳を超えてなお多くのスポーツ関係者から相談を受け、建て直しを乞われる著者が指導者論、組織論、メディア論、そして日本サッカーヘの本音を隠すことなく語り尽くす。かつて「犬猿の仲」とされた渡邉恒雄・読売新聞グループ主筆との特別対談も収録。
  • 笑犬樓の逆襲(新潮文庫)
    4.0
    断筆解除をしてみれば、世間は面妖なことばかり。狂牛病の牛を哀れみ、ヒトゲノム解読を解読し、税務調査官の態度にあきれ、自民党の変貌を嘆き、酒鬼薔薇聖斗の出現に耳を欹て、歩行者喫煙取締りを糾弾し、小中学生や男の化粧を断固支持し、ホース片手に隣家の火事を消し、柳美里裁判に物申す!  「ならず者の傑物」筒井康隆が狂気の時代を迎え撃つ、獅子奮迅、呵々大笑のエッセイ集。
  • ちょっとまて野球部!―県立神弦高校野球部の日常― 1巻
    完結
    4.0
    県立神弦高校野球部は強豪でも弱小でもない日本一平均的なチーム。三年生最後の夏が終わると、残された一、二年生により、球児たちの新たな日常がスタートする――。「部室の陣地取りは戦争だ!!」「お茶当番は冷たい水を求めてひた走る!?」「夏休みの補習参加者は合宿にはいけません!!」「外周ランニング中に可愛い出会いが!?」。全高校球児共感!! 運動部あるある満載!! 一年生3バカトリオを中心に、笑いも涙も全部つまった野球部コメディ開幕!!
  • 恨みっこなしの老後
    4.0
    誰もが望む、「幸福度」の高い老後はどうすれば手に入るのか――。人間関係や物の始末に悩んで、寿命を縮めるのはもったいない! イヤな頼まれごとを断る術。老いを自覚せず、ミエを張り続けることの危険性。人間関係をスッキリさせるお金の使い方とは……。七転び八起きの末にたどりついた「自分を楽にする」生き方!
  • 砂浜に坐り込んだ船(新潮文庫)
    4.0
    石狩湾で坐礁した、五千トンの貨物船。忽然と砂浜に現れた非日常的な巨体に魅せられ、夜、独り大型テレビでその姿を眺めていると、「彼」の声がした。友情と鎮魂を描く表題作と、県外の避難先から消えた被災者の静かな怒りを見つめる「苦麻の村」、津波がさらった形見の品を想像力のなかに探る「美しい祖母の聖書」ほか、悲しみを乗り越える人々を時に温かく時にマジカルに包み込む全9編。(解説・堀江敏幸)
  • ヤクザの幹部をやめて、うどん店はじめました。―極道歴30年中本サンのカタギ修行奮闘記―
    4.0
    両親の失踪で親戚たらい回しの子供時代からワル街道まっしぐら! 自ら飛び込んだ任侠稼業を思うところあって獄中離脱。出所後は、地元北九州で堅気の人生やり直しを心に誓うが前途は多難! 銀行口座開設、保険加入、賃貸契約もできない現実の厳しさ、受け入れてくれた地元人情のありがたさ……秘めた胸の内と「過去」を激白!!
  • 死と生(新潮新書)
    4.0
    「死」。それは古今東西、あらゆる思想家、宗教家が向きあってきた大問題である。「死ぬ」とはどういうことなのか。「あの世」はあるのか。「自分」が死んだら、「世界」はどうなるのか――。先人たちは「死」をどう考えてきたのか、宗教は「死」をどう捉えているのかを踏まえながら、人間にとって最大の謎を、稀代の思想家が柔らかな筆致で徹底的に追究する。超高齢化社会で静かに死ぬための心構えを示す、唯一無二の論考。
  • 想いの軌跡(新潮文庫)
    4.0
    地中海はインターネットでは絶対にわからない。陽光を浴び、風に吹かれ、大気を胸深く吸う必要がある――。単身ヨーロッパに渡り、思わぬきっかけで作家デビューを果たして半世紀。歴史的大ヒット作となった『ローマ人の物語』誕生秘話から、日々の暮らし・ライフスタイル、忘れがたき友人たちへの想い、遥かな地より祖国に宛てた手紙、仕事術まで。折々に綴った珠玉のエッセイ、その集大成。
  • ひと目で見分ける340種 日本の樹木ポケット図鑑(新潮文庫)
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 北海道から沖縄県までの野山でよく見かける樹木、街路樹、公園樹、庭木など日本の主要樹木を網羅。出会った樹木を調べやすいように「花」「実」「葉」「木肌」「形」の5つに分類し、写真やイラストで樹木全体を視覚的に説明します。このような基本情報のほか、樹木の興味深い個性や和名の由来、文学、詩歌唱歌などにまつわる話題も多く紹介する、「樹木ポケット図鑑」の決定版です。
  • 亡命者の古書店―続・私のイギリス物語―(新潮文庫)
    4.0
    大学在学中、チェコの神学者・フロマートカの人生に惹かれた著者は、神学研究の志を秘め外務省に入省、ロンドン郊外でロシア語研修に入る。そして任官2年目、同じく亡命チェコ人で、社会主義国の禁書を扱う古書店主マストニークと出会い、彼を師として、宗教や民族、国家を巡る対話を重ねながら、世界の読み解き方を知る。自身の知的原点を明かす自伝エッセイ。『プラハの憂鬱』改題。
  • いま蘇る柳田國男の農政改革(新潮選書)
    4.0
    かつて農商務省の官僚だった柳田國男は日本の農業の弱点を見抜き、改善策を次々打ち出した。が、その思いは時の体制に葬られ、志を継ぐ後輩たちも、やがて忘れさられた。国際競争力はおろか、高い関税で命脈を保たれる今日の農業。近現代を貫いて横たわる農政の病とは何か? 柳田が見出した希望の策を現代に蘇らせる。
  • エンディング・パラダイス
    4.0
    1巻1,584円 (税込)
    亡き父の遺言を果たすため南太平洋の島に遺骨収集の旅に出た昭平。辿りついた地は村の人々が原始的な生活をして平和に暮らす桃源郷だった。彼は村で暮らす決心をする。だが迫り来る大国企業の天然ガス採掘の足音に脅かされる原住民たち。昭平は共に村を守り闘う決意を固める。渾身の力で未来を切り拓いていく老人の成長物語。
  • 林檎の樹(新潮文庫)
    4.0
    徒歩旅行の途中、果樹園のある農場に宿を求めたロンドンの学生アシャースト。彼はそこに暮らす可憐な少女、ミーガンに心を奪われる。月の夜、白い花を咲かせる林檎の樹の下でお互いの愛を確かめ合った二人は、結婚の約束をする。だが旅立ちの準備で町へ出たアシャーストを待っていた運命は――。自然の美と神秘、恋の陶酔と歓び、そして青春の残酷さが流麗な文章で綴られる永遠のラブストーリー。
  • 成熟脳―脳の本番は56歳から始まる―(新潮文庫)
    4.0
    ヒトの脳の一生は、面白いほど7年ごとに段階を経ていく。子ども脳から14歳までにおとな脳へと成長し、28年間であらゆる知識や感覚を得てピークを迎えるも、まだ試行錯誤を繰り返す。やがて更年期やもの忘れを経験し、心細くなるもの。だが、それは「老化」ではなく「進化」の証。物事の優先順位が見えてくる脳の最高潮期は、ようやく56歳で始まりを告げる! 脳と感性から紡ぐ「成熟」の極意。
  • 逃げられない世代―日本型「先送り」システムの限界―(新潮新書)
    4.0
    2036年。あらゆる問題を「先送り」してしのいできた日本に限界が来る。これ以上の「先送り」は不可能になるのだ。年金、保険などの社会保障はもとより安全保障に至るまで、国家システムの破綻は回避できるのか。危機の本質を政官のメカニズムに精通した若手論客が描き出す。なぜ国会では何も決まらない? 財政破綻は近い? 異次元緩和の利得者は? 日米同盟は盤石か? すべての議論の出発点となる画期的論考。
  • 警察官白書(新潮新書)
    4.0
    警察ほど奥深い組織はない。警察官は、人のどこを見ているのか? 勤務時間や給料は? 階級や人事は? 結婚や家庭生活は? 刑事になる条件は? 職務質問や逮捕の要件とは? 情報処理や書類仕事の方法とは? 人間関係を円滑にする秘策は? 彼らにとっての「正義」とは? 警察キャリア出身の作家が、交番、生安、刑事、交通、警備などを専門分野別に徹底プロファイル。全国26万警察官の生身の姿をリアルに描き出す。
  • 本当はダメなアメリカ農業(新潮新書)
    4.0
    自由化したら日本農業が壊滅? とんでもない。アメリカ農業はハリボテだ! 消費者が求めるオーガニック作物は輸入だのみなのに、遺伝子組み換えがやめられない。除草剤に負けない「スーパー雑草」にはさらに強力な除草剤で対抗。人手不足なのに移民を追い詰め、農民には自殺とドラッグが蔓延。輸出はトランプの保護主義で一人負け……。現地を徹底取材したジャーナリストが描き出す等身大のアメリカ農業の姿。
  • ぐるりのこと(新潮文庫)
    4.0
    旅先で、風切羽の折れたカラスと目が合って、「生き延びる」ということを考える。沼地や湿原に心惹かれ、その周囲の命に思いが広がる。英国のセブンシスターズの断崖で風に吹かれながら思うこと、トルコの旅の途上、ヘジャーブをかぶった女性とのひとときの交流。旅先で、日常で、生きていく日々の中で胸に去来する強い感情。「物語を語りたい」――創作へと向う思いを綴るエッセイ。
  • 0円で生きる―小さくても豊かな経済の作り方―
    4.0
    1巻1,144円 (税込)
    たとえ失業したって怖くない。対価なしに不要品を貰う、余っているものをシェアする、まだ使えるものを拾う、元手ゼロで稼ぐ、無料の公共サービスを利用する、自分で栽培した作物を食すなど、収入が激減しても豊かに暮らしていけるノウハウが満載。お金のかからない生活を実践する著者が、新しい「幸福の形」を教えます。
  • ウドウロク(新潮文庫)
    4.0
    49歳独身。職業・アナウンサー。これまで、いろいろなことがありました。たくさんの人と出会い、多くの言葉をもらってきました。そんなこんなを好きなように書いた本です。自他ともに認めるクロい部分も、ちょっとだけ残っているシロい部分も詰まっています。――人気アナウンサー初の書き下ろし本、待望の文庫化! 「人生で一番悩んだ決断」にいたった経緯と本心も、初めて明かしています。
  • 四畳半の祓魔師 1巻
    完結
    4.0
    創業一千年。平安時代より続く稼業「祓魔師」を営む小野九多朗は、故あって少女の姿をした悪魔ニキータを使役している。というか四畳半の賃貸アパートで同居中。まったく儲からない仕事な上、ニキータの食費から遊興費までお金がかかるので常に貧乏生活。今度はどんな依頼が舞い込んでくるのか……!? 『明治緋色綺譚』『明治メランコリア』のリカチ先生待望の最新作です!
  • リカバリー(新潮文庫)
    4.0
    路上を転がるボール、追う息子、叫ぶ父……。最愛の息子・考也を交通事故で亡くしたプロサッカーチームのベテランGK灰沢考人。事故後、自責の念から自暴自棄になった灰沢は家庭を壊し、チームのレギュラーの座も失う。一方、事故を苦にし自ら命を絶った亡き父の願いを胸に、若き砂田佳之也もプロ選手への道を歩み出す。サッカー小説を超える感動の物語。『転がる空に雨は降らない』改題。
  • 電車道(新潮文庫)
    4.0
    ある男は家族を捨て洞窟に棲み着き、やがて小さな塾を始める。またある男は選挙に落選し、雑木林を飛ぶムササビの幻影と恋の傷を抱えたまま、電鉄会社を興す。ふたつの破格の人生が交錯する高台の町を、大震災、敗戦、高度成長と、電車は何代もの人生を乗せて絶え間なく通い、町と世界を変容させる。東京近郊の私鉄沿線の百年の変転に、この国と私たちの人生の姿が立ち現れる魅惑の物語。
  • 素顔の西郷隆盛(新潮新書)
    4.0
    今から百五十年前、この国のかたちを一変させた西郷隆盛とは、いったい何者か。薩摩での生い立ちから、悩み多き青春と心中未遂、流謫の南島から幕末の渦中へと舞い戻り、策謀と戦闘の果てに倒幕を成し遂げ、ついには賊軍として西南戦争で自決するまで――後代の神格化と英雄視を離れて、「大西郷」の意外な素顔を活写、その人間像と維新史を浮き彫りにする。
  • 挑戦者たち 男子フィギュアスケート平昌五輪を超えて
    4.0
    羽生結弦、宇野昌磨、ハビエル・フェルナンデス、ネイサン・チェン、パトリック・チャン。フィギュアスケートの進化を託された者たちは、何を求めて肉体と精神の限界に挑み続けるのか。フィギュアを25年に亘り取材し、会見通訳も務めるジャーナリストが綴る、選ばれし者たちの素顔。彼らの言葉がディック・バトン、プルシェンコ、都築章一郎ら先駆者たちの想いと響きあうとき、66年の時を経てたぐり寄せられた奇跡は伝説に変わる。
  • 虚空の冠(上)―覇者たちの電子書籍戦争―(新潮文庫)
    4.0
    1~2巻671~715円 (税込)
    俺の夢は、メディアの制覇だ──。終戦直後の日本。若き新聞記者、渋沢はある船舶事故に遭遇。一人生き延びた彼は、事故をめぐる重大な秘密と引き換えに、出世の階段を登り始める。時は移り、現代。IT企業の社長、芦野は電子書籍ビジネスに目を付けた。そのコンテンツ獲得のために、今や極東グループの会長となった渋沢に接触を試みる。時代を予言する衝撃のエンタテインメント。
  • べんけい飛脚(新潮文庫)
    4.0
    前田家の参勤交代は四千人の大移動。五代藩主前田綱紀は禁を破る数の鉄砲隊の同道を突如命じた。関所通過には公儀の許可証が要る。隊列は既に藩邸を発った。迫る時間の中、漸く吉宗決済の許可証が下りた。予め先々の宿場で待ち受けていた浅田屋の飛脚たちは参勤隊列を目指して文書を繋いでいく。艱難辛苦を極める難事に命を懸ける飛脚たち。使命を遂行する男の意気地に心打たれる傑作時代長編。
  • 螺旋の手術室(新潮文庫)
    4.0
    純正会医科大学附属病院の教授選の候補だった冴木真也准教授が、手術中に不可解な死を遂げた。彼と教授の座を争っていた医師もまた、暴漢に襲われ殺害される。二つの死の繋がりとは。大学を探っていた探偵が遺した謎の言葉の意味は。父・真也の死に疑問を感じた裕也は、同じ医師として調査を始めるが……。「完全犯罪」に潜む医師の苦悩を描く、慟哭の医療ミステリー。『ブラッドライン』改題。
  • ナマケモノはなぜ「怠け者」なのか―最新生物学の「ウソ」と「ホント」―(新潮文庫)
    4.0
    不老不死は可能なの? 外来生物はやっぱり悪者? 女心と秋の空は本当に変わりやすいの? 分子の世界から地球の生態系まで、いま生物学は日進月歩。定説を覆す新しい発見が次々発表されている。その最新成果と未だ解けぬ難問のありかを、池田センセイが愉快に説く。文庫本一冊に森羅万象100テーマを収めた、生物学エッセイ登場! 『生物学の「ウソ」と「ホント」最新生物学88の謎』改題。

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