作品一覧

  • 富嶽(上) 米本土を爆撃せよ
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    1~2巻660円 (税込)
    B29の倍近い巨体、航続距離1万7千キロ、3万馬力――昭和16年当時の日本技術の総力をあげて取り組んだ、幻の超大型爆撃機開発計画の全貌。富嶽完成の暁には、太平洋を無着陸横断し、アメリカ本土を爆撃したのち、大西洋を横断して、ドイツ占領下のフランスの基地に着陸するという、壮大な構想をもっていた。巨大爆撃機開発にかけた技術者魂! <上下巻>
  • マン・マシンの昭和伝説(上) 航空機から自動車へ
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    1~2巻961円 (税込)
    航空技術者たちが心に期した、技術大国への道。戦前、世界に立ち後れた日本の産業の中で、航空産業は数少ないハイテク産業として、アメリカに対抗していた。その技術者たちが、奇蹟のエンジン誉の開発、高高度戦闘機キ94の設計に明け暮れた苦闘の日々を、当時の関係者に取材してまとめた、傑作ノンフィクション。<上下巻>
  • ジェットエンジンに取り憑かれた男
    4.0
    1巻748円 (税込)
    日本のハイテクを担った技術者の情熱と苦闘の物語。終戦の直前、日本の空を国産ジェット機「橘花」が飛んだ。それから43年後、日本も開発に参加したエアバスA320が飛んだ。巨大なリスクを伴う最先端技術の集約であるジェットエンジン開発を通し、技術者たちのパトスを描く人間ドラマ=ノンフィクション大作。
  • ハイテク開発の魔術師たち 未踏技術に挑む
    3.0
    1巻789円 (税込)
    「科学技術に2番はない、1番あるのみ」日本の命運をにぎる男たちの挑戦――最先端技術の開発現場は、秘密のベールに包まれている。新しく開発された技術が、我々のライフスタイルを一変させ、わが国の政治、経済の命運をにぎっているにもかかわらずである。本書では、第一線で活躍している研究者に取材し、日本の未来をになう「独創」技術にスポットをあて、その全貌を明らかにする。<『独創に憑かれた男たち』改題作品>
  • 亜細亜新幹線 幻の東京発北京行き超特急
    3.0
    1巻838円 (税込)
    新幹線の夢を紡ぎ続けた男たち! その壮大な構想の全貌を描く――太平洋戦争の前夜、東海道から下関へ、さらに日本海海底トンネルを経て大陸と結ぶ、通称「弾丸列車」計画が着工されていた。戦争の激化に伴い、工事は中断され、挫折したのだが、構想は昭和39年、東海道新幹線として見事に甦った。広軌高速鉄道に賭けた島安次郎・秀雄親子らの、夢と情熱を追うノンフィクション。新幹線のルーツに迫る!
  • ホンダジェット―開発リーダーが語る30年の全軌跡―(新潮文庫)
    4.0
    自動車メーカーが飛行機をつくる――。この無謀な試みに、航空機王国アメリカで果敢に挑み、遂にHONDAは小型ビジネスジェット機開発に成功した! 創業者・本田宗一郎の精神を受け継ぎ、双翼の上にエンジンを立てる画期的なデザインと、優れた燃費性能を武器に、その分野で販売トップに躍り出た新鋭機の飛翔までの道程を、経営者と技術者への聞き書きを軸に辿るモノづくりストーリー。(解説・清水政彦)
  • 新幹線を航空機に変えた男たち
    4.3
    1巻1,540円 (税込)
    新幹線発展の陰に航空機の最先端技術あり! 2014年は新幹線誕生50周年の節目の年。計画段階のころ、「これからは自動車、航空機の時代。もはや鉄道は時代遅れ」と揶揄されたが、鉄道界は“新幹線”を完成させ、逆風を跳ね返し、大いなる発展を遂げた。新幹線誕生から時速320キロ突破まで、発展の陰には鉄道マンと航空技術者の協力があり、空気流体力学や遺伝的アルゴリズムなど最先端の航空機開発の技術があった。“新幹線の生みの親”島秀雄氏、成瀬功氏(JR東海)、藤井孝藏氏(JAXA)ら関係者への取材で得た膨大な証言を基に、奇跡の躍進を描く渾身のノンフィクション。
  • 日本の名機をつくったサムライたち
    4.7
    日本の傑作機はこうして生まれた! 真実の航空機史を描く感動ヒストリー 「零戦」を設計した堀越二郎の冷淡とも思える態度、「YS-11」を開発した東條輝雄の知られざる葛藤、「紫電改」をはじめ傑作機を次々に生んだ菊原静男の独創性、戦前戦後を通してジェットエンジン開発に賭けた土光敏夫の強烈な信念……。欧米と肩を並べる航空機大国を目指し、多くの男たちが全身全霊を捧げて航空機と、それに搭載されるジェットエンジンを開発してきた。航空ノンフィクションの第一人者が傑作航空機およびジェットエンジンの開発設計者および関係者にインタビュー。彼らの劇的な人生および名機誕生の軌跡が今、明かされる。
  • 飛翔への挑戦―国産航空機開発に賭ける技術者たち―
    4.0
    名機零戦を作り「航空機王国」と呼ばれた日本だったが、GHQの命令により戦後七年間の空白を強いられる。復活の誓いを胸に、その後、再出発した日本人エンジニアたちの“日の丸航空機”への果てなき情熱を描く。YS-11誕生から半世紀ぶりの国産旅客機MRJは大空を翔るのか、次世代の超音速機とは? 飽くなき挑戦の記録。

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  • ホンダジェット―開発リーダーが語る30年の全軌跡―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ホンダジェットに関する本は、これで2冊目であるが、実際に同業経験のある方の本だけになかなか読み応えがあった。技術的な面白さだけでなく、組織論としても興味深く読めた。

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    2019年02月24日
  • 新幹線を航空機に変えた男たち

    Posted by ブクログ

    親父が貸してくれた。
    鉄道や新幹線につよい興味を持っているわけでもないので、「まぁ時間があるときにでも」という感覚だったが、読みはじめるとおもしろくて、一気に読んでしまった。

    「戦前には弾丸列車計画があった」・・・巨大事業の新幹線工事が予定どおり完成してうまくいったのは、戦前に『弾丸列車』の計画があったから。。。

    とか、


    時速300キロ前後となると、走行車両の車輪とレールの間に生じる摩擦抵抗なども含めた全抵抗のおよそ90パーセントが空力抵抗。。。

    あぁ、だから変なカタチになってきたのね。とか、

    航空技術と新幹線の関係、戦艦大和との類似性。。。

    とか、
    s
    東海道よりも、東北や九

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    2014年07月28日
  • 日本の名機をつくったサムライたち

    Posted by ブクログ

    戦中に主任設計者として数々の軍用機を開発してきた技術者たちから、終戦間際に日本初(世界で3番目)のジェットエンジンを開発した技術者、その後敗戦による航空禁止令により生じた航空空白7年の間の苦闘、さらには航空解禁後のYS-11の開発と事業化失敗、ボーイング767・777・787の共同開発という名の下請け、そして日本待望の自主開発・事業化が進むMRJ(三菱リージョナル・ジェット)とホンダジェットまで。

    それぞれの時代を担った技術者・経営者一人ひとりにに丁寧に取材を重ねまとめられた、一冊。
    これほどまでに様々な技術者・経営者の息吹をすぐそこに感じさせつつ、日本の航空史の全てを網羅的にかつ見事にまと

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    2014年03月15日
  • 日本の名機をつくったサムライたち

    Posted by ブクログ

    久しぶりに「読んでおいて良かった」と思えた良著。
    「風立ちぬ」や「はやぶさ」で一般にも浸透した堀越二郎氏、糸川英夫博士の人となりまで見えるエピソードやインタビューも面白い。三菱重工の西岡元会長が「日航の入社試験を受けに行くついでに三菱に挨拶に寄ったら、堀越二郎氏に一喝されてその場で三菱入社」という逸話に驚愕。これ、有名な話なのだろうか。
    ボリュームがあって専門用語も多く、敷居は高いかもしれないが、出来る限り多くの人に読んでもらいたい一冊。

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    2014年03月02日
  • ホンダジェット―開発リーダーが語る30年の全軌跡―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    HondaJetかっこいいですよねぇ。飛行機を買える身分では無いですが、もし、帰るのであれば、買ってみたいかっこいい飛行機です。

    驚くところは、この名機を開発したのは自動車メーカーのHONDAであって、しかも、独力で開発したというところ。“独力”というところはHONDAっぽくて好きです。その“独力”っぽいところは、エンジンが、主翼の上に立って設置されているという事路からもわかります。この配置は、燃費や空力に有利な配置なのですが、それを見つけ出したのもHONDAイムズのなせる業。コンサバメーカーならば、敢えて、こんな一見風変わりな位置にエンジンを置こうとはしないですもんね。

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    2022年04月02日

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