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新幹線発展の陰に航空機の最先端技術あり!
2014年は新幹線誕生50周年の節目の年。計画段階のころ、「これからは自動車、航空機の時代。もはや鉄道は時代遅れ」と揶揄されたが、鉄道界は“新幹線”を完成させ、逆風を跳ね返し、大いなる発展を遂げた。新幹線誕生から時速320キロ突破まで、発展の陰には鉄道マンと航空技術者の協力があり、空気流体力学や遺伝的アルゴリズムなど最先端の航空機開発の技術があった。“新幹線の生みの親”島秀雄氏、成瀬功氏(JR東海)、藤井孝藏氏(JAXA)ら関係者への取材で得た膨大な証言を基に、奇跡の躍進を描く渾身のノンフィクション。
Posted by ブクログ 2014年07月28日
親父が貸してくれた。
鉄道や新幹線につよい興味を持っているわけでもないので、「まぁ時間があるときにでも」という感覚だったが、読みはじめるとおもしろくて、一気に読んでしまった。
「戦前には弾丸列車計画があった」・・・巨大事業の新幹線工事が予定どおり完成してうまくいったのは、戦前に『弾丸列車』の計画が...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年06月29日
新幹線の開発に航空機設計者が如何に貢献したか、航空機設計に新幹線が如何に近づいてるかが主題ではあるけど、気がついたら中盤はほぼ『トンネル微気圧問題』の解説書。新幹線のデザインが如何にトンネル微気圧問題に対応すべくデザインされたかの話しがかなり長い。
それだけトンネルの多い日本の高速鉄道でトンネル微気...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月07日
「新幹線を航空機に変えた」というのは厳密には間違いだと思います。
「新幹線の開発には、鉄道に航空機の要素を加える必要があった」とした方が、真実に近いと思います。
新幹線の凄さは、突き詰めて考えると、車両に関する技術ではなく、線路やダイヤも含めた、新幹線というシステムにあると思います。
そして...続きを読む
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