ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
7pt
名機零戦を作り「航空機王国」と呼ばれた日本だったが、GHQの命令により戦後七年間の空白を強いられる。復活の誓いを胸に、その後、再出発した日本人エンジニアたちの“日の丸航空機”への果てなき情熱を描く。YS-11誕生から半世紀ぶりの国産旅客機MRJは大空を翔るのか、次世代の超音速機とは? 飽くなき挑戦の記録。
ブラウザ試し読み
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
第二次大戦における名機である十二試艦上戦闘機(零戦)などの紹介から始まり、戦後をけん引した支援戦闘機F-1,F-2、防衛省機のP-X,F-Xの開発、さらには次世代航空機としてのSSTや、民間のホンダジェット,MRJなどなど、盛り沢山の内容。 開発者の本音や時代背景を盛り込みながら、それぞれのエピソー...続きを読むドがコンパクトにまとまっていて読みやすいのが◎。 それでいて、淡々と開発の現場をレポートするだけでなく、物語性に富んだ情熱の記録が記されていて、読んでいて実に胸が熱くなります。 特に興味深かったのが、C-1の後継機である次期C-X(XC-2)開発の物語(「二機種同時開発、成功の秘策」)。 子供の頃に入間基地の近くで育った身としては、やはり輸送機にはキュンキュンです。 次期哨戒機P-Xと次期輸送機C-X、大型固定翼機の二機種同時開発というビッグプロジェクトを成功に導いた重工の成功の秘訣は「設計の妥当性」。 共通化を図りながら、各々の概念設計と要求性能を生かし、全体で見た時の「妥当性」を確保する・・・。ものづくりの考え方のひとつを学んだような気がしました。 読後の感想として思うのは、やはり戦中・戦後、そして高度経済成長期の機体の開発と言うものは、文字通り「死に物狂い」だったんだな、ということ。 そして、当時の技術者たちは後世に残せるような重みのある言葉を持っている、ということ。 ひとつだけ引用してみると、 「自分の仕事の範囲を超えて(中略)知ろうとする意識や意欲的な姿勢の技術者たちの集団でなければ、真に良い設計、良い航空機はできない」 「必死さ」から生まれる言葉というのは、何にも増して深く心に刻まれるものですね。
航空機には夢と熱い思いが詰まっていることがよくわかる一冊。 技術者達の視点での航空機開発の裏話が楽しい。 ただできれば、成功の話ばかりだけでなく、失敗したMU-300の検証もあれば、なお深く日本の航空機開発の歴史や現状を理解できたように思う。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
飛翔への挑戦―国産航空機開発に賭ける技術者たち―
新刊情報をお知らせします。
前間孝則
フォロー機能について
「ノンフィクション」無料一覧へ
「ノンフィクション」ランキングの一覧へ
ジェットエンジンに取り憑かれた男
亜細亜新幹線 幻の東京発北京行き超特急
新幹線を航空機に変えた男たち
日本の名機をつくったサムライたち
ハイテク開発の魔術師たち 未踏技術に挑む
富嶽(上) 米本土を爆撃せよ
ホンダジェット―開発リーダーが語る30年の全軌跡―(新潮文庫)
マン・マシンの昭和伝説(上) 航空機から自動車へ
「前間孝則」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲飛翔への挑戦―国産航空機開発に賭ける技術者たち― ページトップヘ