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Posted by ブクログ
百田尚樹さん著「カエルの楽園」
我が党主、百田代表の近代日本を童話に落とし込んだ作品になる。
これは作品として優秀で特に政治に興味の無い人こそ読んで貰いたい作品。
作中出てくる「三戒」は非核三原則の比喩であろう事、スチームボードは米国の比喩であろう事…
本当によくできた童話。
この辺りの関連性を童話として作品に仕上げるセンス、やはり百田尚樹と感じさせられた。
この物語は今現在の日本を揶揄している。核武装に抵抗を持ち、在日米軍にも異議を唱える。
それは思想として理想的で素晴らしいが、実際に中国北朝鮮と会談にての交渉すら難しい国々相手に思想や理想で国民の命が守れる訳がない。「戦争」は断固否定だが、一方的にやられる事自体も断固否定だ。
やられる前にやらせないようにする。
それには対等か対等以上の優位性がないと抑止力にならないだろう。その抑止力がない限りは自国防衛は適わないのではないだろうか?
その抑止力は資金力だったり軍事力だったり資源力だったり国民力だったりするだろうが、それらに何かしらの優位性がない限りは同等のそれらを身に纏わう絶対性を感じる。
思想や理想、それは本当に素晴らしいが…
いとも簡単に崩れてしまう偶像だと思う。
それでは絶対に太刀打ちできない。
そう思わされる作品だった。
「カエルの楽園2020」もあるみたいなのでそちらも読んでいってみたい。
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小説・文芸
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