カエルの楽園(新潮文庫)

カエルの楽園(新潮文庫)

693円 (税込)

3pt

国を追われた二匹のアマガエルは、辛い放浪の末に夢の楽園にたどり着く。その国は「三戒」と呼ばれる戒律と、「謝りソング」という奇妙な歌によって守られていた。だが、南の沼に棲む凶暴なウシガエルの魔の手が迫り、楽園の本当の姿が明らかになる……。単行本刊行後、物語の内容を思わせる出来事が現実に起こり、一部では「予言書」とも言われた現代の寓話にして、国家の意味を問う警世の書。(解説・櫻井よしこ)

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  • カエルの楽園(新潮文庫)
    693円 (税込)
    国を追われた二匹のアマガエルは、辛い放浪の末に夢の楽園にたどり着く。その国は「三戒」と呼ばれる戒律と、「謝りソング」という奇妙な歌によって守られていた。だが、南の沼に棲む凶暴なウシガエルの魔の手が迫り、楽園の本当の姿が明らかになる……。単行本刊行後、物語の内容を思わせる出来事が現実に起こり、一部では「予言書」とも言われた現代の寓話にして、国家の意味を問う警世の書。(解説・櫻井よしこ)
  • カエルの楽園2020(新潮文庫)
    649円 (税込)
    二匹のアマガエルがたどり着いた夢の楽園は悲劇的な末路を迎えたはずだったが、悪夢の翌朝、二匹はなぜか再び平和な地にいた。今度の世界では、ウシガエルの国で「新しい病気」が流行っていたが、楽園のカエルたちは根拠なき楽観視を続ける。しかし、やがて楽園でも病気が広がり始め……。国難を前に迷走する政治やメディアの愚かさを浮き彫りにし、三通りの結末を提示する、警告と希望の書。

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カエルの楽園(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    かわいいカエルと危うい政治。

    カエルが擬人化されていることで、直接的に語るよりパワーがあるように感じた。それは、客観視しているようで、中学生だった私も冷や汗が流れた。

    百田尚樹さんらしい一冊。

    0
    2025年08月29日

    Posted by ブクログ

    この作品は、今の現代社会を風刺している。マジョリティの世界に流されることでどんな結末が待っているのか。声が大きものにのみ、従うと自分の意思がなくなることをカエルの生活に例えてとてもよく風刺している。

    0
    2025年07月27日

    Posted by ブクログ

    国を追われた2匹のアマガエルがナパージュという楽園に着き、その国の行く末をみるカエルの世界のお話。国家の意味を問う警世の書であり寓話。

    とてもメッセージ性の強い作品であり、日本について、政治について知ろうと思うきっかけとなりました。

    ナパージュは日本であり、『三戒』や『謝りソング』も現実の例えと

    0
    2025年06月25日

    Posted by ブクログ

    何か元ネタがあるなと思いながら読んでいたけど…
    読みながら気づけなかったのが悔しい!こんなに露骨とは笑
    個人的にはとっても楽しめた、登場人物は実在の人物という事でネーミングが面白い

    読み終わって永遠の0の作者だと知り、「百田尚樹 右」って検索してしまった自分は右左に敏感になりすぎているな…とりあえ

    0
    2024年05月19日

    Posted by ブクログ

    日本の在り方を考えさせられます。
    若い人ほど読むべき一冊だと思います。
    解説を読んだとき、もう一度初めから読みたくなりました。

    0
    2025年06月29日

    Posted by ブクログ

    カエルの寓話としてフラットに読む。そこには、右もなければ左もない、護憲もなければ改憲もない、真っ白な頭で先入観なく読む。そうすると、見えてくるものがある、感じるもの、気付くもの、人によってそんなに大きな差が生まれるものかな?本当の意味で、しがらみや感情を抜きにして読むと・・・あとはどう解釈するかは読

    0
    2025年11月03日

    Posted by ブクログ

    どこかの国で起こりそうな話だなと傍観者視点で見ていましたが、他人事で無いですね。
    読みやすかったです。

    0
    2025年11月29日

    Posted by ブクログ

    寓話という形をとりながら、現実社会に深く切り込んでいくかのような一冊だった。争いを避けるための正しいはずのルールに縛られ、危険を直視できず正しいリスクテイクができなくなっていく様子には思い当たる節もあり、現実の社会で起きているニュースや議論に重なる部分が多い。現実を正しく見ているか、見る努力をしてい

    0
    2025年11月17日

    Posted by ブクログ

    その国はカエルの楽園だった。カエルたちは「三戒」と呼ばれる戒律を守り、「謝りソング」を歌い、朝と夜の2回物知りカエルが説教をする…。純粋にダーク童話としても優れた読み物だが。これほど分かりやすく現代日本を象徴した寓話も稀有。
    「カエルの楽園」(2015)百田尚樹
    #読書好きな人と繋がりたい

    0
    2025年10月25日

    Posted by ブクログ

    読みやすくてさくっと読んでしまったけど、いろいろ考えさせられました。

    自分の生きる国の歴史や政治について、実はあまり知らないのに、わかった気になっていたのではないか

    選挙のときは、なんとなく考えたつもりになっていただけで、メディアや周りの意見に流されてはいなかっただろうか

    歌って踊るツチガエル

    0
    2025年09月03日

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