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『永遠の0(ゼロ)』の百田尚樹、大暴走!!
書き下ろしは、出版界を舞台にした掟破りのブラック・コメディ!
◆あらすじ◆
敏腕編集者・牛河原勘治の働く丸栄社には、本の出版を夢見る人間が集まってくる。
自らの輝かしい人生の記録を残したい団塊世代の男、スティーブ・ジョブズのような大物になりたいフリーター、ベストセラー作家になってママ友たちを見返してやりたい主婦……。
牛河原が彼らに持ちかけるジョイント・プレス方式とは――。
現代人のふくれあがった自意識といびつな欲望を鋭く切り取った問題作。
「知っているか? 現代では、夢を見るには金がいるんだ」
Posted by ブクログ 2023年08月12日
編集者は文字を書く人間のことをこんなに馬鹿にしているのかとショックだった。表向きはいいこと言って、裏では馬鹿にして、がっぽりお金もぶんどって。しかしだ、冷静に考えると、丸栄社は特に悪いことはしていない。消費者に出版という「夢」を提供するサーブス業なだけだ。夢や理想はビジネスの食い物にされるのが世の常...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年02月23日
これは面白かったし読みやすかった。
自己顕示欲が高い人が本を出したがる。というのはグサッときました。日本人はブログを書く人も多いらしいし、自己顕示欲が高い人が多いのでしょう。
リアル感がいいですね。よく新聞の広告欄で「あなたも本を出しませんか?」などというのは見たことあるけれど、そういうこともあるか...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月16日
2022年1月16日
安倍晋三に肩入れする百田氏に共感できず、ずっと手に取らないでいた。
しばらくぶりに読んで、前半は嫌いな展開だった。
おだてに乗せて出版させる。かなり高額の出費をさせる。なんて悪辣な。と。
でもそれは著者の満足や幸福を考えてのことだった。
岩波の直木賞?の批判、出版貧乏、印税が生...続きを読む
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