影法師

影法師

792円 (税込)

3pt

「どんなことがあっても貴女(おまえ)を護る」
友はなぜ不遇の死を遂げたのか。涙が止まらない、二人の絆、そして友情。

頭脳明晰で剣の達人。将来を嘱望された男がなぜ不遇の死を遂げたのか。下級武士から筆頭家老にまで上り詰めた勘一(かんいち)は竹馬の友、彦四郎(ひこしろう)の行方を追っていた。二人の運命を変えた二十年前の事件。確かな腕を持つ彼が「卑怯傷」を負った理由とは。その真相が男の生き様を映し出す。『永遠の0(ゼロ)』に連なる代表作。

「泣くな」父が討たれた日、初めて出会った少年は言った。「まことの侍の子が泣くな」
勉学でも剣の腕でも敵わない。誰よりも優れていたはずの彼が迎えた最期は、予想もしないものだった。

単行本未収録、幻の「もう一つの結末」が巻末袋とじで登場!

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影法師 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    以前に読んで感動した記憶だけが残っていて、ストーリーが思い出せなかったので再読。
    武士の生き方、農民一揆の覚悟、竹馬の友の変わらぬ魂など心を熱くする展開に、ああこんないい話だったなと思い出せました。
    影法師というタイトル、この話にぴったりだった。

    1
    2025年08月11日

    Posted by ブクログ

    読み終わった後
    【はああああああああああ】と長い間余韻に浸り、この本に出会えたことに感謝しました。
    最後の伏線回収、タイトル名、すべて胸がちぎれる思いで読みきりました。
    本当におすすめです

    0
    2025年11月28日

    Posted by ブクログ

    百田尚樹さん著「影法師」
    我が党首、百田代表の渾身の人情時代劇。
    素晴らしかった。
    こんな事を書くと変な感じになってしまうが、これ程までの物語と人間が描けるのにそれでも政治活動もしてくれていて嬉しいような寂しいような…
    作家百田尚樹の作品をもっと読みたいという実直な欲が凄く沸いてきてしまう。
    参議院

    0
    2025年10月28日

    Posted by ブクログ

    なぜ彦四郎ほどの優れた人が脱藩し、罪を犯し行方をくらましたのか、、
    最後伏線回収の内容が深すぎて、涙が出そうになった。
    自分の護りたい人のために命を懸けるなんて、、
    江戸時代の価値観だとこうゆうものなのかもしれないけど、でも大切な人を護りぬくためにここまで自分を犠牲にできるものなのだろうか、、、

    0
    2025年09月05日

    Posted by ブクログ

    自己犠牲の最たるもの。現代ではほとんどなくなりましたが、だからこそこういう小説を読むとやっぱり感動しますね。

    0
    2025年06月10日

    Posted by ブクログ

    再読本です。
    時代小説は、長い・難しい・読みにくそう、と敬遠していたのですが。
    一冊で終わる・百田尚樹・友情もの、と勧められたのがきっかけでした。
    でもやっぱり、漢字も読み方も難しいんです。
    なのにずっと、もう一回読み返したいと思っていた本。

    生まれた家柄や、長男か次男かによっても、ある程度将来が

    0
    2025年05月26日

    Posted by ブクログ

    茅島藩の下士:戸田勘一(のちの名倉彰蔵)の半生を竹馬の友となる中士:磯貝彦四郎との出会いから別れまでを追いながら書き進める。長らく積読本となっていたが、読み始めるとあっという間に読み切ってしまった。もっと早く読めばよかった。いい作品だけど時代物なので映画化するとうまくいかないだろうな。小説として読め

    0
    2025年04月12日

    Posted by ブクログ

    時代小説には苦手意識があったが、これはすごく読みやすい。2人の強く美しい絆に感動した。
    物語の後半にかけて明らかになる真実にページを捲る手が止まらず、ラストで無事号泣した
    「影法師」というタイトルも読後に響く素晴らしい一冊

    0
    2025年03月07日

    Posted by ブクログ

    感動した!
    武士に二言はない。竹馬の友。そんな言葉を体現した男の友情に胸が熱くなった。

    平穏な江戸時代は戦さもなく、武士といえども生き抜いていくのは大変だったのだろう。

    戸田勘一は下士の家で父親も死に貧しい。
    中士の磯貝彦四郎は頭脳明晰のイケメン。
    そんな2人は7歳で出会う。

    彦四郎には学業も

    0
    2024年12月25日

    Posted by ブクログ

    歴史、時代小説は苦手意識からあまり読んでこなかったけれど今回は読み始めてすぐにはまった。下士の子として生まれた勘一が筆頭家老に上り詰めるに至るまでの話が振り返りながら語られていくので先が気になって読む手が止まらなかった。勘一は不遇の身の上ながらも運も助けとなり出世していくがそれはやはり彦四郎あっての

    0
    2024年12月22日

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