山下澄人の作品一覧
「山下澄人」の「君たちはしかし再び来い」「おれに聞くの?」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「山下澄人」の「君たちはしかし再び来い」「おれに聞くの?」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
山下さんの作品の中では読みやすい。創作を実践し、記憶を辿り、いくつもの書物を引用することで、生のありか、死のありか、【わたし】のありか、創作のありかなどを探っていく。その思弁的な文章に、山下さんの独特な哲学がいくつも混ぜ込まれていて、考えさせられる。おそらくエッセイ的な要素もあり、山下さんの人柄が直に感じられる。とても温かく、励ましてもらえる本。何度も読んでしまう。
いい本。もっと広まってほしい!
この本ができる前、mondで連載(?)されていた頃からファンで、ずっと読んでいました。一度質問した事もあります。読むと、最初はとにかく笑える。予想外の角度から回答が来たり、全然回答になっていそうになかったりで、意表を突かれて笑ってしまう。笑うと、好きになってしまうので、どういうことを言おうとしているのかと何度も読んでしまう。もうこの本を十回以上読んでいるけど、わからない部分がまだある。でも、システムが仕掛ける罠があるということ、反省は趣味であるということ、なぜかわからないがどうにかなるということ、などを理解できただけでも、かなりの悩みが解消された。それでも残る悩みは「生きているから仕方ない」と