ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
公園のベンチで食べる熱々のコロッケパン。冬のゴルフコースをスキーで走る楽しさ――。オーバーの中に子犬を抱いているような、ほのぼのとした気持ちで毎日をすごしたいあなたに、ちょっと変わった50のエッセイを贈ります。柿ピーの諸問題、楽しいレストランでの大惨事(?)から、きんぴら作りに最適なBGM、そして理想的な体重計の考察まで、小さなドラマが一杯!
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
1~3件目 / 3件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
⬛︎思慮深くておちゃめなおじさま 村上春樹さんの小説は学生時代に読もうとして挫折し、それ以降遠ざかっていました。しかし、各所から「小説は苦手でもエッセイは好き」「氏のエッセイはいいぞ〜」というお声をたくさん聞いて今回拝読。結果、とっても面白くて、暑い日に飲むビールみたいにゴクゴクっと読んじゃいました...続きを読む!! 一つの物事を多角的な視点で見て考えを広げる様はもう流石というか。(柿ピーの話とか、きんぴら作りに合う音楽の話とか)それでいて文体はユーモラスで、クスリと笑ってしまう表現も多くて、なんだかそれが可愛らしい。おちゃめなおじさまという感じ。(怒られそう。すみません。とっても褒めています。) 印象に残ったのは冒頭のスーツの話。 ローマに居住していた頃に買った立派なスーツを、日本に帰ったら全く着なくなってしまった…というエピソード。 人間って、今日から変わろう!と思っても決意した何かがなくなればもとのかたちに戻ってしまう。決心なんて人生のエネルギーの無駄遣いだ…。しかし、一方で「変わらなくてもいいや」と思っていると、不思議と人は変わっていくもの…という文章に「真理だ…!」と思っちゃいました。 自分は変わってないつもりでも周りは変化しているから、価値観も何もアップデートしないと、やっぱり周りから見たら(それはおそらく悪い方に)変わったと思われてしまうんでしょうね。変化しない、なんて無理なんだ。 ほんとうに面白かったので、もっと彼のエッセイを読みたいなと思いました。
村上春樹さんの感性が好きです。 日常をこんな風に考察しながら楽しく過ごしてみたい。小話の展開がどれもクスっと笑えて面白い。細やかな表現もやはり美しい。 「僕はしばらく立ち止まって、そのつやつやとした精悍な羽と、クールでワイドな瞳にじっと見とれていた」/ (セントラル・パークのはやぶさ)
小説ももちろん面白いですが、村上先生の小説以外のお話も大好きです。読んでいると明日もがんばって、生きていこうかなと気になれます。 コロッケの話には笑い転げてしまいました。
ananに掲載されていたエッセイ。一つ一つは2分程度で読める。 クスリと笑っちゃうようなエピソードばかり。 もともと村上春樹のラジオ(音声のほう)を好きで聴いていたので、あの雰囲気の感じで脳内再生される。 そう、村上春樹さんって、普段の話し方も、村上春樹さんの文章の雰囲気ままなんですね。
村上春樹による20世紀の終わりの頃にananに連載されたエッセイと、大橋歩による挿画。 極めて自然体のエッセイで嫌みな感じや自己主張の強さもなく微笑してしまうようなエッセイ。上手く書こうという意志が感じられないのが村上春樹の上手さなんだと逆に思う。そこに大橋さんのヘタウマな版画が挿入されているのがい...続きを読むいアクセントになっている。組み合わせの妙ではないか。 村上春樹はエッセイもいいということを感じる一冊。
正直、長編の村上春樹作品は苦手です。 でも、短篇はゆるくてどうでも良くて好きです。 特にドーナッツとうなぎがよかったです。
なんだか、いいなあ。知らない人の知らない人生の知らない思考を見ちゃっていいんですか。物事を見る角度が面白いなあ。カフェラテ片手に読みたくなる本でした。、
自然体で描かれている文章たち。 こんなエッセイ描きたいなと実感しました。 ありのままの風景を着飾ることなく、表現できる ことがすごいなと、小説とは違った視点で楽しめるとと思います。 ゴルフが嫌いなエピソードや、すき焼きが好きだったりとか、著者の知られざるイメージが知れます。
相変わらず余計な事ばかり考えていて、それがとても面白いし新しい発見がたくさんある。日常のちょっとした隙間にこうした本があるとなんだか心が安らぐ。
「村上ラヂオ」のシリーズは3冊出ている。 2「おおきなかぶ、むずかしいアボカド」 3「サラダ好きのライオン」 なんと、2と3は9年ほど前に読んでいる。しかもこれが初・村上エッセイで、その発想力にいたく感動していた。 「村上春樹って、超ベストセラー作家だけど、私には理解できないかもしれないな」と、ず...続きを読むっと思い続けて何年だろう、「サラダ好きのライオン」を読んで、あら?面白い発想の人なんだ?! と、村上エッセイのファンになったのである。 その後買っておいた本書を今読む。 2000年頃にアンアンに連載されていたものらしい。 アンアンの読者が、このエッセイを毎回どんなふうに読んでいたのかに興味はある。 しかし、25年後の今、私が読んでも面白い。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
村上ラヂオ(新潮文庫)
新刊情報をお知らせします。
村上春樹
大橋歩
フォロー機能について
「新潮文庫」の最新刊一覧へ
「エッセイ・紀行」無料一覧へ
「エッセイ・紀行」ランキングの一覧へ
海辺のカフカ(上下)合本版(新潮文庫)
1Q84―BOOK1〈4月-6月〉前編―(新潮文庫)
ティファニーで朝食を(新潮文庫)
村上朝日堂(新潮文庫)
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上)(新潮文庫)
女のいない男たち
1973年のピンボール
やがて哀しき外国語
作者のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲村上ラヂオ(新潮文庫) ページトップヘ