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公園のベンチで食べる熱々のコロッケパン。冬のゴルフコースをスキーで走る楽しさ――。オーバーの中に子犬を抱いているような、ほのぼのとした気持ちで毎日をすごしたいあなたに、ちょっと変わった50のエッセイを贈ります。柿ピーの諸問題、楽しいレストランでの大惨事(?)から、きんぴら作りに最適なBGM、そして理想的な体重計の考察まで、小さなドラマが一杯!
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Posted by ブクログ
再読。 雑誌『anan』に毎週一年間にわたって連載されたエッセイ。 村上春樹さんの小説は何冊か読んだことがあるが、小説とのギャップが激しくて、あまりのゆるさに驚かされた。小説と違ってリラックスして気楽に読めるところがいい。 大橋歩さんの版画も村上さんの文章に合っていてステキ。 個人的には、童謡『赤い...続きを読む靴』の歌詞について書いた話、チンドン屋の演奏するビートルズの『オブラディ・オブラダ』にはサビの部分がなかった話、たった1時間のフライトの間に次から次へと集中が妨げられた話、コロッケとの蜜月の話、ゴルフをやらず走ることが好きな理由、体重計の話が面白かった。 心に残った言葉 何が正しくて、何が正しくないというような押しつけがましいことも、なるべく書かないようにしようと。だってある人にとって正しいことが、別の人にとって正しくないこともあるし、あるときに正しいことが、別のときには正しくないことだってあるわけだから。
⬛︎思慮深くておちゃめなおじさま 村上春樹さんの小説は学生時代に読もうとして挫折し、それ以降遠ざかっていました。しかし、各所から「小説は苦手でもエッセイは好き」「氏のエッセイはいいぞ〜」というお声をたくさん聞いて今回拝読。結果、とっても面白くて、暑い日に飲むビールみたいにゴクゴクっと読んじゃいました...続きを読む!! 一つの物事を多角的な視点で見て考えを広げる様はもう流石というか。(柿ピーの話とか、きんぴら作りに合う音楽の話とか)それでいて文体はユーモラスで、クスリと笑ってしまう表現も多くて、なんだかそれが可愛らしい。おちゃめなおじさまという感じ。(怒られそう。すみません。とっても褒めています。) 印象に残ったのは冒頭のスーツの話。 ローマに居住していた頃に買った立派なスーツを、日本に帰ったら全く着なくなってしまった…というエピソード。 人間って、今日から変わろう!と思っても決意した何かがなくなればもとのかたちに戻ってしまう。決心なんて人生のエネルギーの無駄遣いだ…。しかし、一方で「変わらなくてもいいや」と思っていると、不思議と人は変わっていくもの…という文章に「真理だ…!」と思っちゃいました。 自分は変わってないつもりでも周りは変化しているから、価値観も何もアップデートしないと、やっぱり周りから見たら(それはおそらく悪い方に)変わったと思われてしまうんでしょうね。変化しない、なんて無理なんだ。 ほんとうに面白かったので、もっと彼のエッセイを読みたいなと思いました。
村上春樹さんの感性が好きです。 日常をこんな風に考察しながら楽しく過ごしてみたい。小話の展開がどれもクスっと笑えて面白い。細やかな表現もやはり美しい。 「僕はしばらく立ち止まって、そのつやつやとした精悍な羽と、クールでワイドな瞳にじっと見とれていた」/ (セントラル・パークのはやぶさ)
小説ももちろん面白いですが、村上先生の小説以外のお話も大好きです。読んでいると明日もがんばって、生きていこうかなと気になれます。 コロッケの話には笑い転げてしまいました。
ananに掲載されていたエッセイ。一つ一つは2分程度で読める。 クスリと笑っちゃうようなエピソードばかり。 もともと村上春樹のラジオ(音声のほう)を好きで聴いていたので、あの雰囲気の感じで脳内再生される。 そう、村上春樹さんって、普段の話し方も、村上春樹さんの文章の雰囲気ままなんですね。
村上春樹による20世紀の終わりの頃にananに連載されたエッセイと、大橋歩による挿画。 極めて自然体のエッセイで嫌みな感じや自己主張の強さもなく微笑してしまうようなエッセイ。上手く書こうという意志が感じられないのが村上春樹の上手さなんだと逆に思う。そこに大橋さんのヘタウマな版画が挿入されているのがい...続きを読むいアクセントになっている。組み合わせの妙ではないか。 村上春樹はエッセイもいいということを感じる一冊。
正直、長編の村上春樹作品は苦手です。 でも、短篇はゆるくてどうでも良くて好きです。 特にドーナッツとうなぎがよかったです。
村上春樹の小説は生々しいという評判を聞いてしまって未読なのだけど、エッセイがこんなに面白いなんて、宮田ナノさんの漫画エッセイに描かれていなかったら知らなかった!日常にふと思うことを軽いタッチで書き留めていて、小説の評判と全然違って、穏やかで気さくなおじさんという印象が素敵だった。 3冊合本の電子書...続きを読む籍を読んだのだけど、640ページあったので、仕事の合間や寝る前に少しずつ大切に読んだ。
なんだか、いいなあ。知らない人の知らない人生の知らない思考を見ちゃっていいんですか。物事を見る角度が面白いなあ。カフェラテ片手に読みたくなる本でした。、
自然体で描かれている文章たち。 こんなエッセイ描きたいなと実感しました。 ありのままの風景を着飾ることなく、表現できる ことがすごいなと、小説とは違った視点で楽しめるとと思います。 ゴルフが嫌いなエピソードや、すき焼きが好きだったりとか、著者の知られざるイメージが知れます。
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