作品一覧

  • 秋吉敏子と渡辺貞夫(新潮新書)
    4.0
    なんだ、この音楽は――ジャズの魅力に取りつかれてから、70年以上。1929年生まれの秋吉敏子と1933年生まれの渡辺貞夫は今なお演奏活動を続ける。ジャズとの出合い、アメリカでの修業、そして世界的ミュージシャンとしての栄光――戦後日本ジャズ史に重なる2人の人生を、本人達への長年の取材を基に描き出す。ペギー葉山、山下洋輔、原信夫、渡辺香津美ら、レジェンドたちの証言も満載。
  • 負けたくなかった 具志堅用高、波瀾の半生を語る
    3.0
    1巻902円 (税込)
    沖縄の日本復帰から四年、石垣島出身の無名ボクサーが世界王者となった。沖縄の人々を勇気づけ熱狂に包んだ「うーまく(ガキ大将)」は、日本のスターになっていく。デビューした一九七〇年代後半、日本ボクシング界は危機的な状況にあった。「ボクシング冬の時代を救った男」が、夢のような沖縄期、緊張に晒され続けたボクサー時代、引退後のタレントでの活躍、そして、世界王者を育て上げたジムの運営まで、無我夢中で進んできた道を縦横に語る
  • ライブ・イン・ジャパン 音楽記者の公演評集
    -
    1巻660円 (税込)
    読売新聞文化部の音楽記者が、20年以上にわたって書き続けた音楽会評600本の中から61本を厳選してまとめた批評集です。著者がカバーするのはクラシック以外ほとんど全部のジャンル。ロック、ジャズはもちろん、Jポップ、演歌、民族音楽、古典邦楽まで驚くほど多岐にわたり、本書にもポール・マッカートニーやマドンナ、ローリング・ストーンズ、松田聖子、きゃりーぱみゅぱみゅなど洋邦楽の著名アーティストたちがきら星のごとく登場します。どの批評も丁寧で説得力に富んでいるとともに、音楽が生まれる社会的土壌への考察も見られ、そこに新聞記者らしい感性を感じさせます。
  • ロック・フェスティバル
    3.3
    大混乱で始まったフジ・ロック・フェスティバルから一〇年。無謀な挑戦だった巨大イベントがいかにして成長し、定着したか。対抗する都市型フェス、サマー・ソニックの魅力とは何か。ステージ、バックステージ、観客席のそれぞれのドラマを綿密なインタビューを元に再現する。出演ミュージシャンの貴重な証言も満載。主要なフェスの出演者完全リスト付。すでに行った人もこれから行く人も必携の一冊!

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  • ロックと共に年をとる
    4.0
    「九〇歳になっても『イエスタデイ』を歌っているよ」ポール・マッカートニーはそう言った。誕生から半世紀、ロックを作る側も聴く側も年を重ねてきた。ジョージ・ハリスン、ロバート・フリップ、キース・エマーソン、ニール・ヤング、ポール・アンカ、ジェフ・ベック等々、もはや「伝説」となったアーティスト達が語る人生、死、仕事、解散、転落と復活……膨大なインタビューをもとに展開する、大人のためのロック論。

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ユーザーレビュー

  • ロックと共に年をとる

    Posted by ブクログ

    読んで共感!
    あの頃のロックって、なんか“人間”っぷりが
    前面に出てていい~んだな。
    だから、ミックだってジミーだって
    年取っても魅力が継続してていい~んだよ♪

    0
    2017年10月28日
  • 秋吉敏子と渡辺貞夫(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とてもよかった。
    ブルージャイアントとこの二人に影響されてサックス始めた。
    またモチベが上がった。
    それぞれの生い立ち、音楽を始めたきっかけ、影響を受けた人物、ジャンル。
    ジャズの歴史、巨人たち。
    これを読んでまた聞いてみたいアーティストが増えた。
    お二人の音は是非生で聴きに行かないとと思った。

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    2025年04月11日
  • 秋吉敏子と渡辺貞夫(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    登場人物のほとんどは既知だった.両者の活躍を単純に辿るだけでなく、時代背景や大物とのやり取りの詳細も楽しめた.最後に出てくる 甲田まひる、曽根麻央、福盛信也、石若駿、桑原あい、黒田卓也、挟間美帆らの活躍を期待したい.

    0
    2020年03月11日
  • 秋吉敏子と渡辺貞夫(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    ジャズやっているわりにあまり知らない大御所方だったので、勉強がてら読んでみました。
    進駐軍向けのジャズから渡米を経て今に至るまでのお二人の歩みだけでなく、途中関わったジャズアーティストなど交えて説明があり、日本のジャズに非常に影響を与えていた方々だというのがよく分かりました

    0
    2019年11月23日
  • ロックと共に年をとる

    Posted by ブクログ

    80〜90年代が青春な者として、70年代のロックと共に過ごした年代の方には羨望を抱かざるを得ません。ワクワクしながらCDを選んだあの若かりし日の情熱は今ではありませんが、やはり聴くのは70年代ロックが多いです。隙間が多くてガチャガチャしてて、決して端正ではない音が一番好きです。

    今は音楽だけではなくて、あらゆるものが斜陽化しているのが顕著ですが、自分自身新しい音楽を求めていないので衰退していく世の中を体現している人々の一部なんですよね。でも音楽を創作していく中で、素晴らしい音を聴かせてくれるアマチュアに何度心揺さぶられた事か。いつも刺激を受けるのは制約から解き放たれている音楽家達なのです。商

    0
    2016年01月28日

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