藤見幸雄の作品一覧
「藤見幸雄」の「痛みと身体の心理学(新潮選書)」「身体症状に〈宇宙の声〉を聴く」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「藤見幸雄」の「痛みと身体の心理学(新潮選書)」「身体症状に〈宇宙の声〉を聴く」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
プロセス思考心理学について書かれた選書。
寝ている間に夢を見ていても「それが夢かどうかわからない」状態であって、ほとんどの場合は目覚めて初めて「夢だった」と理解する。この目覚めている状態での認知も睡眠中の夢と同じく「ある種の夢」とすることで、自分自身への理解を深めるという内容。
そして「こころ」とも「身体」とも異なる「もの」が存在するとする、という主張もある。
基本的には自分自身に存在する二項対立を、その「もの」を使って解消していくことが中心なのだけど、この方法がかなりおもしろくてどんどん読み進んでしまう。たとえば完全に健康な人を目指すのではなく、不健康な痛みを抱える不完全な存在であるこ
Posted by ブクログ
<身体症状に宇宙の声を聞く>
P7
現代科学の主流は、宇宙のゼロポイントエネルギーの影響を測定することに焦点を当てている。そして、微細なエネルギーの揺らぎによって宇宙の起源が発生したのかどうか、議論されている。それに対して私は、ごく小さな兆候に注目し、そうしたかすかな兆候がどのように私たちの人生を創造していくかを、「沈黙の力」の観点からとらえ直すを提案したい。
P13
そうした微細な経験に焦点を当てることが、非局在的医療となることを示していきたい。
P17
私はすべての動作や身体症状が、「実際の」日常的現象に先立つ、ごく症の、きわめて微細な「想像(界)的な」経験にまでさかのぼれるこ
Posted by ブクログ
ミンデルは、もともとは物理学を専攻していて、スイスでユング派のセラピストになったのだが、近年、物理学にちょっと回帰しつつあるらしい。
ということで、読んでみたのだが、多分、そんなことが書いてあるんだろうなー、というような内容で、特段の驚きはない。
つまり、量子力学の観察者の問題とか、エヴェレットの多世界解釈、デヴィド・ボームの隠れた変数理論、超ひも理論を踏まえたマルチバースみたいな世界観。そして、それとタオイズムや仏教なども絡みつつ、いつものミンデル・ワールドが繰り広げられる。
いわゆるニュー・サイエンスっぽい世界ですね。
うーん、この人、どの本読んでも、あんまり変らないね。語