藤見幸雄のレビュー一覧

  • 痛みと身体の心理学(新潮選書)

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    プロセス思考心理学について書かれた選書。

    寝ている間に夢を見ていても「それが夢かどうかわからない」状態であって、ほとんどの場合は目覚めて初めて「夢だった」と理解する。この目覚めている状態での認知も睡眠中の夢と同じく「ある種の夢」とすることで、自分自身への理解を深めるという内容。

    そして「こころ」とも「身体」とも異なる「もの」が存在するとする、という主張もある。

    基本的には自分自身に存在する二項対立を、その「もの」を使って解消していくことが中心なのだけど、この方法がかなりおもしろくてどんどん読み進んでしまう。たとえば完全に健康な人を目指すのではなく、不健康な痛みを抱える不完全な存在であることを受容することで自分自身そのものを知っていくことができる、そして「痛み」そのものを受容して解消していく、とかワクワクする。

    またプロセス思考心理学における場に関する主張もおもしろかった。これはいわゆるグループ・ダイナミクスのようなもので、フーコーの監獄のようにその場にいる人々になにかしらの影響を与えるものなのだけど、主に役割を重視している点で理解しやすいし受け入れやすい。

    怒りの感情の扱いについて、まずそれが本当に怒りかどうかを見極めたのちに対処するというのも常識的だったりするので。

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    2020年08月16日
  • 身体症状に〈宇宙の声〉を聴く―癒しのプロセスワーク

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    <身体症状に宇宙の声を聞く>

    P7
     現代科学の主流は、宇宙のゼロポイントエネルギーの影響を測定することに焦点を当てている。そして、微細なエネルギーの揺らぎによって宇宙の起源が発生したのかどうか、議論されている。それに対して私は、ごく小さな兆候に注目し、そうしたかすかな兆候がどのように私たちの人生を創造していくかを、「沈黙の力」の観点からとらえ直すを提案したい。

    P13
     そうした微細な経験に焦点を当てることが、非局在的医療となることを示していきたい。

    P17
     私はすべての動作や身体症状が、「実際の」日常的現象に先立つ、ごく症の、きわめて微細な「想像(界)的な」経験にまでさかのぼれることを見いだした。ある意味、症状(そして、人生のすべての出来事)は、微細なシグナル、すなわち沈黙の力として感じることのできる虚時間に始まるのである。

    P26
     非相対論的なニュートン物理学(古い物理学)では、物質は空間における弁別可能な実体(部分や粒子の固まり)として捉えられている。それに対して量子力学や最新の科学では、物質はよりエーテル的なもの、すなわち、かつて科学者たちが、宇宙の空っぽの空間を満たしていると推測していたいわく言い難いもの、と見なされている。もちろん今日、アインシュタインの相対性理論によって、私たちは実体としてのエーテルが存在しないことを知っている。そのかわり、私たちは量子真空場のような現象を知ることになった。物質それ自体はもはや何らかの大きな固まりではない。それは不可視の空間におけるエーテルのような波動なのである。第1章では、そうした波動が単なる抽象的理論ではなく、感じることのできる「傾向性」より一般的に言えば「意図を持った場」であることについて示唆しておいた。
     量子物理学の数式で記述される傾向性は、合意的現実とドリーミングの世界(現実)とをつなぐ象徴である。この数式は、抽象的な性質を備えたメタファーであると同時に、人生においてある方向へと私たちを駆り立てるドリーミングの力のメタファーでもある。

    P39
     深まった意識状態において、沈黙の力は症状と関連している可能性のある創造的な衝動として顕現する。

    P42
    ・症状はそれ自身の薬である。

    P51
     簡潔に言えば、量子物理学は宇宙の自己反射的な傾向に基づいている。宇宙はそれ自身を反射する。量子波動、傾向性、沈黙の力は日常世界を創造しながら自らを反射する。あなたはこのプロセスが自分の心に起こっていることに気づくことができる。私たちが何かに注意を向ける場合、多くの人は自分の意志でそうしていると思っている。しかし、内省や瞑想の訓練を積めば、物事のほうが最初に「あなたの肩を叩く」ことを発見するだろう。

    P75
     自覚の訓練は、他のいろいろな能力を訓練することににている。

    <エクササイズ>
    焦点を当てる
    手を動かして、ドリームランドでそれを表現する
    症状の「エッセンス」を取り出す
    そのエッセンスに返信し、なりきる
    物語を作る
    日常に落とす

    P88
     量子力学は確固たるこたえを持たないが、量子論によれば、物質的な粒子は無から、すなわち真空から、いわゆるゼロポイントエネルギーの状態から「突然、出現」したという。仏教も同じように考えているが、その状態を「空」とよんでいる。(略)
     「夜に溶け込み」、闇の中を自在に動き回るシャーマンの「力」を得るために、周囲を感じるようにしろとドン・ファンは弟子たちに教えている。この感覚は非局在的な内的関連や、あるいは八歳で盲目になったジャック・リュセイランのいう、観察する側と観察される側をつなぐ生命の絆の経験に類似している。

    P94
     未知なる他者を周縁化すればするほど、私たちはさらにその他者をおそれるようになる。あらゆる不安は、無視された自分自身の一部や外的世界と結びついている。

    P127
     私たち一人一人は、相対的に独立した数多くの下位宇宙を持つある種の宇宙である。

    P128
     そうした歌(アボリジニーのいうところのソングライン)ーその瞬間に感じる音ーはすべて、一生を通してその人を導くガイドとなる。

    P131
     ソングラインは人生に関する公式あるいは法則のようなものといえる。(略)ソングラインは生命の振動を伝える。それは私たちの存在全体の「背後」に広がる宇宙の量子波動から運ばれてきた「先導(パイロット)する情報」と言える。

    エクササイズ
    焦点を当てる
    手を動かして、それを表現する
    音にする
    メッセージを受け取る(かね付き男んど)
    一オクターブあげるorさげる
    両方の音を聞く
    合体する
    その音を身体に吹き入れる
    その「音風呂」にくりかえいしはいる

    P140
     日常的意識が虹の身体(レインボーボディ)の多様なイメージや音のスペクトルとコヒーレント(整合状態)になるとき、あなたは最高の気分になる。
     (略)この地図(微細な感覚と身体感覚の交差する場所?)は、内的パターンに対する自覚と相似的関係にある。世界と上手にやっていくために使っている地図が特定の区域を無視するならば、そうした区域は最終的に反乱を起こしてあなたの注目を引くことになる。地図が不完全ならば、身体があなたにそれを知らせようとする。(略)もっとコヒーレントになること。そうした音を日常生活に持ち込み、日常生活をもっと豊かで、もっとおもしろくするために。

    <エクササイズ>
    やっかいな人物のの超空間
    呼吸
    準備
    「この症状の意味は?」
    過去悩ませた人物について考える
    その人物の周囲やオーラについて考え、絵にする
    「なにがいちばんやっかいなのか?」
    このエネルギーを人生の他の場面で感じたことは?
    それを手を使って表現する
    そして、それはどこにいちする?(左肩の肩胛骨)
    そのエネルギーのエッセンスに入る。
    エッセンスを表現する
    そのエッセンスが日常に入り込むとどうなるか?
    そのエッセンスと自身をつなぐ第三者を「X」としてイメージする。
    そのXに最初の人物はどう反応するか?
    体験を振り返る

    <エクササイズ>
    幼い頃の夢
    思い出せる一番古い記憶を思い出す
    二つの単純なイメージをスケッチする
    それらは母親or父親の家系に関連している?
    自分の身体の輪郭をスケッチ。それぞれどこに対応しているかを感じる。
    子供時代の夢をワークする。もっともやっかいな夢人形(ドリームフィギュア)はどっちだろうか?
    イメージを演じる
    エッセンスを取り出す
    エッセンスから自分の夢や体験をみてみる
    そのエッセンスをたっぷり堪能した後、それがいまなににより妨げられているかを感じる
    新しい物語を作る

    P222
     エッセンス、沈黙の力の視点からすれば、あなたの個人神話は部分的にさまざまな夢人物としてドリームランドに、そして遺伝子として物理身体(肉体)に表されている。(略)それらすべてが合わさって、一つの輝き、すなわち個人神話となり、そのエッセンスが沈黙の力である。

    <しへきのエッセンス>
    リラックスし、しへきについて考え「この傾向の背後にあるもっとも深い満たされていない願望は何だろう」と考える。
    渇望を探求する
    渇望している対象や人物を想像・創造する。
    それにはいりエッセンスを感じる
    それがそれほど劇的になる前は何だったかを想像する
    そのエッセンスから新しいイメージを作り直す
    その世界で満たされた感覚を探求する、
    日常との両方を尊重する

    P252
     しへきは一面的なアイデンティティと結びついている。あなたはあなたが渇望している物質に備わっているのと同じ力など自分にはない、となぜか思いこんでいる。しかし言うまでもなく、あなたはその力を持っているのである。だが、その力を受けいれるかわりに、それを無意識のうちに物質へと明け渡しているのだ。(略)が、あなたとあなたがしへきしている物質(あるいは対象、行動)は実は一つであり、さらにいいことに、両者は同じエッセンスを共有している。エッセンスはあなたの一面的な性質や物質の一面性へと展開していく以前の場である。したがって、そのどちらでもない。そのエッセンスは二元性や執着を越えている。それは物や人に縛られていない。
     渇望は老化プロセスを悪化させる。それは多次元的な力の略奪者である。

    P256
     基本的な考え方は、あなたと、あなたがひきつけられ、また、はねつけられていると感じるものとの間に、飛び交う下層粒子のような何かがあるということだ。そうした諸粒子はドリームランドのざわめきであり、通常は日常的意識から無視されている。このざわめきの力に触れると、しへきから自由になるだけでなく、日常生活が魔法に変容する場合がある。

    P278
     レインボーメディスンの介入はすべて、量子的な世界と関連する多様な次元や微細なシグナルへの自覚を必要とする。(略)
     本性では、自覚の強さが活力の強さと関連することを論じていく。自覚を高めると、利用可能なエネルギーが増大する感覚がもたらされる。

    <エクササイズ>
     あなたの生活の中で秩序を必要としているkれど、ないがしろにされている領域を見落とさないようにしてください。

    クォンタムマインド
    ニック・ハーバート エレメンタルマインド
    フレッドアランウルフ 量子の謎を解く
    アミット・ゴースワミ 自己意識を持つ宇宙

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    2018年12月22日
  • 身体症状に〈宇宙の声〉を聴く―癒しのプロセスワーク

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    ミンデルは、もともとは物理学を専攻していて、スイスでユング派のセラピストになったのだが、近年、物理学にちょっと回帰しつつあるらしい。

    ということで、読んでみたのだが、多分、そんなことが書いてあるんだろうなー、というような内容で、特段の驚きはない。

    つまり、量子力学の観察者の問題とか、エヴェレットの多世界解釈、デヴィド・ボームの隠れた変数理論、超ひも理論を踏まえたマルチバースみたいな世界観。そして、それとタオイズムや仏教なども絡みつつ、いつものミンデル・ワールドが繰り広げられる。

    いわゆるニュー・サイエンスっぽい世界ですね。

    うーん、この人、どの本読んでも、あんまり変らないね。語りのアプローチが物理学だったり、シャーマニズムであったり、するだけで。

    と書きつつ、個人的には、この物理学から説明するミンデルは、結構、分かりやすかったな。自分も量子力学とか、超ひも理論とか、宇宙論とか、かなり読んでいるので。

    お約束のエクササイズも、ちょっとやってもいいかなと思えるものもあった。

    今回は、音楽というか、音を使ったエクササイズであるところが、面白い気がする。

    あと、これまでのミンデルだと、微細な身体感覚を増幅していく感じであったが、この本では、沈黙とか、一旦、増幅したものを沈めていくという感じもあって、なんとなくそんなにエクセントリックではないかな、みたいな気がした。

    ついでに、私の好きな十牛図をミンデル的に解釈したところも、なるほど感は高かった。

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    2017年04月30日
  • 痛みと身体の心理学(新潮選書)

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    POPとう言葉を知って初めて読んだ本。
    目をそむけている事や、認めたくない事を、認識することの重要性が理解できた。意識/ドリームボディ、陰/陽、場、全てはバランスが大切で、何層にもなる自分(身体)それぞれに、耳を傾けて了得して生きていくことが出来たら、生まれてきた意味があるなと思った。あと、魂、瞑想、霊性など普通にスピリチュアルな言葉がでくる事に驚いた。
    面白かった。別の本も読んでみようと思った。

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    2015年01月31日
  • 痛みと身体の心理学(新潮選書)

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    諸富先生が尊敬しているという藤見先生の本。プロセス指向心理学の本で、心理学の中では前衛的な内容だと思う。特別な概念や言葉が多くて、全部は分からなかったけど、興味はある。機会があれば藤見先生のワークに参加するとかして、もっと勉強して、理解できるようになりたいなぁと思った。

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    2013年11月06日
  • 痛みと身体の心理学(新潮選書)

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    プロセス指向心理学(POP)への、平易ですぐれた入門書である。私はプロセス指向心理学の創始者であるミンデルの着眼と、心理療法として方法、そしてその世界観に強く引かれ、共感する。この本でもその魅力が十二分に伝わる。しかもこの本は、痛みや症状から始まり、人間関係、死のプロセスを生きるコーマ・ワーク、 社会的・政治的問題を扱うワールド・ワークまで、プロセス指向心理学の幅広い領域を偏らずに紹介し、ミンデルの方法と世界観が、ミンデルや著者が扱った事例を織り交ぜながら、たいへん分かりやすく語られている。

    プロセス指向心理学の基本的な考え方を確認しよう。ミンデルは、身体と夢とを同じ本流から流れ出た支流と考えて、その「つながり」、「関係性」を注意深く見ていく。体の症状も夢と同じように無意識の創造的な発現である。夢に意味があるように身体に起こっていることにも恐らく意味がある。それは単に悪いものではない。夢=身体(ドリームボディ)における夢と身体との関係には、原因も結果もない。夢と身体には鏡を介在したような相互に反映しあう関係があるだけだという。 夢と身体症状は、お互いに分身であり、夢のイメージも、身体の症状も根元は同じと考え、その共通の根元を夢と身体の一体になった「ドリームボディ」と名づけた。

    そしてドリームボディは、心と身体の中間にある「第三の存在」といえる。これをサトル・ボディ(霊妙体、微細身)と呼んでもよい。つまり、物、肉としての身体とは異なる「もう一つの身体」ともいえる。そしてこの高次の実在の次元において、心身は究極的に一如である。それは心と身体の中間に位置すると同時に高次元(あるいは深い次元)において両者を超えて、統合する存在である。この「第三の存在」をユング派では「魂」と呼ぶ。

    このように、心と身体、夢や身体症状が、心身やドリームボディさらには魂のファクターであるなら、症状や夢は単に否定的なもの、病理的なもの、わけのわからないものではなく、そういった「高次元の存在」に至る、糸口あるいはチャンネル (通路)と捉えなおすことができるとPOPは考える。

    本書には、かんたんに取り組むことのできるセルフ・ワークが、1から13まで挿入されている。これを試みるだけでも、POPの考え方がかなり実感できるかもしれない。ひとつ例を挙げよう。 たとえばこんなワークがある。

    現在患っている身体症状などに気持ちを向ける。現在とくになければ過去に患い治ったものでもよい。その部位をていねいにじっくりと感じる。身体の感覚を保持したまま何かのイメージが浮かんでくるまで待つ。意識状態がふんだんより深まると、イメージが現れやすくなる。身体症状から浮上したイメージ、思い出された夢が、ドリームボディあるいは、その現れであるという。

    現れてきたドリームボディを、自分とは異なる命、意志、自律性をもった他者存在と仮定して、それが身体症状や病、身体感覚、夢、イメージという形を通して表現している意味や目的を、想像してみるのだ。 症状は夢と同様、私たちの生き方に訴えかけるメッセージとして出現するのだ。病 気や身体症状などのマイナスと把握されやすいものに隠されたメッセージ・知恵を 見て、それを自覚的に生きることによって全体性が回復されるというというのが、 POPの捉え方である。

    ワークの実際においては、見落とされがちな「起こりつつあること」がそのプロセスを全うできるようサポートする。そのプロセスに十分に自覚して関われば、症状や対人関係、身体感覚や動作などとの関係が深まり、統合され、症状が役割を終えて消失することも起こるという。

    夢、すなわちドリームボディは、夜眠っているときだけではなく、病や身体症状、さらに他者(との関係)のなかにも何らかの形で、常に介在している。現実の中に はいつも夢が流れていて、それは自らの表現する媒体を探しているのかもしれない。 私たちは、現実に生きながら、同時に夢の世界に足を踏み入れているのだという。

    これはまるで文学的な表現のようでありながら、POPの背景となる真実を語ろうとしている。こうした考え方にミンデルの奥深さとなんともいえない魅力がある。 「深さの次元」が、たえず私たちの周囲の現実にその表現を求めて立ち現れている、という捉え方は、私たちの心を揺さぶる不思議な魅力をもっている。そして、気づこうとする意志と注意力さえ持っていれば、それは確かな真実として実感されるのだ。

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    2010年07月25日
  • 痛みと身体の心理学(新潮選書)

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    心理学というよりも神秘学。体も心も目に見えないなにかによって外部と密につながっているのだということを教えてくれる。

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    2009年10月04日
  • 痛みと身体の心理学(新潮選書)

    Posted by ブクログ

    アーノルド・ミンデルによって創始されたプロセス指向心理学の立場から、身体と心を一体のものとしてとらえる「ドリームボディ」の概念に基づいて、身体と心の両面に渡る悩みに向きあう方法を説いた本です。

    プロセス指向心理学は、ユング心理学やトランスパーソナル心理学に近く、従来の科学の枠組みには収まらないような内容をもっています。本書では、秘教的な語り方を抑えて、具体的な事例を引きながらプロセス指向心理学に馴染みのない読者でも比較的抵抗を感じることなくその内容を理解できるような解説がなされているように思います。

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    2017年12月23日
  • 身体症状に〈宇宙の声〉を聴く―癒しのプロセスワーク

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    プロセス指向心理学は、チューリヒのユング研究所でセラピーを行っていたユング派の分析家であるアーノルド・ミンデルが創始したセラピーの技法ですが、新たな世界観が自分の中に広がるかも。

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    2009年10月04日