心を病んだらいけないの?―うつ病社会の処方箋―(新潮選書)
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心を病んだらいけないの?―うつ病社会の処方箋―(新潮選書)

1,595円 (税込)
1,116円 (税込) 5月2日まで

5pt

友達はいないといけないのか。家族はそんなに大事なのか。働かないと負け組なのか。話し下手はダメなのか。「ひきこもり」を専門とする精神科医と、「重度のうつ」をくぐり抜けた歴史学者が、心が楽になる人間関係とコミュニケーションのあり方を提案する。

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心を病んだらいけないの?―うつ病社会の処方箋―(新潮選書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年01月27日

    「発達障害バブル」の今、この本を読んで、頭の中を整理できてよかったです。他者と違うのは当たり前。違うことを認め合い、共存するために、対話を。同意はできなくても、共感はできる。全ての人が、同じ地平で、同じく尊重される社会になるように、まずは私の心を耕せました。文学の力も信じます。

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    Posted by ブクログ 2021年12月20日

    タイトルにある通り「うつ病患者の処方箋」ではなく「うつ病社会の処方箋」。人間価値を語る上でキーワードは「統合性」と語られる本書と、人間は個々が微妙に異なる出来上がりをしていても所詮部分の集合でしか見られていない上に、ほぼ全ての部分とその統合の仕方も外部的な要因(遺伝・環境・進化心理学)だけで決まって...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年12月16日

    うつ病社会の処方箋、とあるが現代日本の問題点について精神科医とうつを経験した学者の視点から論理的な対談。マイルドヤンキーへの違和感、日本人の同調圧力など、日常感じる違和感を言葉で表現されていて、そう、そう、そういうことなんです!と共感する箇所が多かった。ぜひオススメです。

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    Posted by ブクログ 2021年09月03日

    自分が適応障害なのでタイトルに惹かれて読んでみました、、が処方箋的な内容ではなかったです。

    むしろ色んなシーンで起こる心の問題が、なんで起こってしまうのか社会構造や歴史、人間の特性など色んな角度から語られて説明されている、解説書という感じでした。

    1年かけた対談をまとめたものらしいのですが、お二...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年04月12日

    「うつ病社会の処方箋」とあるように、病気との関わり方というよりは、現代日本における、精神疾患、障害などの位置づけについて考えさせられる一冊。大変良い本です。

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    Posted by ブクログ 2020年08月02日

    ひきこもりからポストモダン、ラカンを語り、現在はオープンダイアログを実践されている斎藤環氏と歴史学者の與那覇潤氏の対談本。與那覇氏は双極性障害で入院し、その体験を書籍にもしている人。何かの雑誌で対談を続けた物を編集したものかと思ったが、いわゆる語りおろしを加筆修正したもの。両者とも指向性が似ているの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年10月30日

    躁鬱病の当事者の與那覇潤先生(元県立大准教授)と精神科医の対談


    ■第8章 辞めたら人生終わりなの? p215

    斎藤
    ・SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)による改善率は80%と高いが、寛解率は40%しかない
    ・成人の患者にとってのSSRIは、良くも悪くも一貫して「軽い薬」症状を緩和して...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年03月06日

    精神科医エッセイみたいな軽いものかなと思って読み始めたら、今の時代が抱える問題をしっかり考える対談でした。
    與那覇さんは、病気をされて、歴史性よりも今を生きるということを身を持って感じられたようです。
    人をみるとき、今を大切にしつつ、今までのことも大切にしたいと思う今日この頃です。

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    Posted by ブクログ 2021年10月03日

    対談であるからこその、面白さと受け入れやすさがあったのかな、と思う。大学、大学院なんて承認ビジネスと同じようなものでもはや意味はないという與那覇氏に対して、「いや、そこまで自虐的にならなくても」と斎藤氏が苦笑して応じるような、ね。與那覇氏の発言はなるほどとうなずきながら進んでいると、いつのまにかちょ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月30日

    分かりやすい本ではあるけれど、一度ではなかなか理解しずらく所々戻って読み返しました。1日経ってから読むと理解出来たり。たくさんの事が詰まっているので、サラッと読むのは勿体ないです。

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