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世界を制覇したラップミュージック、社会を映す鏡としてのマーベル映画、ネットフリックスの革命……政治や社会情勢とも呼応しながら、遥かな高みへと達した2010年代のポップ・カルチャー。その進化と変容、時代精神を総括する。日本の文化受容に警鐘を鳴らし、来る2020年代を展望する、過激で濃厚なポップ・カルチャー論。
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Posted by ブクログ
自分が好きな物のほとんどを総括してくれた本です。 対談形式のやり取りで出てくる横文字の羅列はほとんど意味がわかりませんが言いたいことは本当によくわかる! 特にMCUとDC映画の勝敗の分かれ目に関しては激しく同意する次第。 タナソーのどっかいけ好かねえ感じが好きなのですが、今回も炸裂しまくってます。 ...続きを読む宇野さんはくるりの本の人だったんだーと読みながら気づかされました。 手元に置いておいてふとした時に読み返したくなる時代の批評書です。
2010年代のポップカルチャーを総ざらいできる名著。日本のガラパゴスオリコンだと、世界の流行りを点で捉えてしまう。ナラティブがキー。ブレイキングバッド・MCUしかり、世界線を拡大させていくか。
「興味深いことは全てメインストリームで起きている」ということを理解しているのとしていないのでは、世界の理解の深さのレベルがまるで違う。 ポップカルチャーの世界で、どれだけ我々が内向化していたのかを知ることで、他の分野や業界の状況を推し量ることができる。
まずは、自分があまりにも2010年代のポップカルチャーについていっていなかったということにショックを受け、読みながら「くそー、わかんねー」と辛くなり。。 でも、調べながら、聴きながら(アップルミュージックに感謝)読み進める楽しさに、熱心なスヌーザー読者だった頃を思い出す。お二人が純粋に、この楽しかっ...続きを読むたディケイド(横文字多かった)を共有したい!というのが伝わってくる。 と共に、アートの話だけしていたいけれどそれでは現状の「ハイコンテクスト」なポップカルチャーへの理解は深まらないのだとも。 ポリコレ、ブラックライブスマター、METOO、トランプ政権、そして気候変動など、ありとあらゆる文脈が、スピード感と連続性を持って線で語られる。 (まさか、大菩薩峠まで出てくるとは) NHKの100分deナショナリズムの回で、大澤真幸さんが「歴史を知ることが未来に繋がる」みたいな話をしていて、タナソーも同じような話をしてた。教養、知ろうとすること、意識すること。 読みながら、ドレイクとかグライムスとか色々ダウンロードしたんだが、ストロークスの新曲カッコいいなーって、結局好きな感じっていうのは、、んー、なかなか変わらない変われない。MCUなんて一作も見た事無くて。 メインストリームで起きていることを知ると、今がわかるという文脈なら、興味も湧くし楽しめそう。そういう気持ちになれたのもこの本のおかげ。間口が広がった感。それにしても膨大なコンテンツ、お二人はいつ寝てるんだろうなとも思いました!
田中宗一郎さんと宇野維正さんが対談しながら、2010年代のポップカルチャーを縦横無尽に駆け抜ていきます。 『Breaking Bad』がブルース・スプリングスティーンの『The River』の現代版だ、という指摘はなるほどな、と感心しました。 Netflixは映画界と競争しようとしているわけじゃない...続きを読む、という視点は目から鱗。
2010年を生きているものとして、とても面白かった。 政治的な問題とポップカルチャーの結びつきという視点でこれからの物事を見ようと思えた。
今更読んだけどおもしろかった。ポップカルチャーはアーティストの手によって作られるクリエイティブであると同時に、政治・経済・産業・文化の変化の影響を受けずにはいられない社会の写し鏡であるってことがよくわかる。
2010年代に起きたポップ・カルチャーの目まぐるしい現象に対する背景とコンテクストを語り尽くす凄本。僕自身は音楽に偏った10年を過ごしたので映画や海外テレビシリーズを猛追するきっかけになりそうだ。本を読んだ後に読者がどう行動するか、ここからどんな出会いやコミュニティが生まれるか、生んでいけるかで完成...続きを読むする本かなと思った。
ひと言で言えば、田中宗一郎がこの10年サボってた仕事を宇野維正が手綱を握りケツを叩きながら吐き出させた本。 なので宇野さんえらい。 個別の作品(音楽でも映画でもドラマでも)について総括するにはタイミングが早すぎるとは思うものの、日本で定額配信の普及が遅れた背景や、本書で言及されている各作品の背景を...続きを読む知ることができるのはとても有用。
#2010s 90年代後半から、「buzz」、00年代は「snoozer(どちらかというとタナソウより、加藤亮太くんが好きだったんだけど)」に心酔してた人間としては、まさに自分のためのギフトかと勝手に思ってしまうほど、ど真ん中。タナソウの社会状況のアナロジーの紐解きや、新書の著者らしい宇野さんの業界...続きを読む解説とサウスやガソリン車への溢れるエモーション。個人的にはまさに2人の影響から2016年以降トラップやGoT、MCUにどっぷりハマってたので、大項目的には過去の言及を反芻するものではあったけど、それでもこれだけのボリューム、トピックがこの判型、装丁でまとまってるのは大満足。 それにしても、二人称でブルーなトーンで書かれたタナソウの後書き。まさに「すべてのこんがらがったベッドルームのために」じゃないですか。しばらく本書の余韻から2010sを追体験する活動が続く予感。。
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