作品一覧

  • その対応では会社が傾く―プロが教える危機管理教室―(新潮新書)
    3.0
    情報流出、クレーム、身内の犯罪、デマ――。いざ危機に直面して、取るべき対応をネット検索するのは大間違い。株価や評判が吹き飛んだ失敗事例ばかりだからだ。必要なのは、危機管理の「四つのステップ」と素早い決定だとコンサルタントは語る。「楽観役、悲観役を置いて未来予測」「相手の怒りを吸い取る話術」「社員同士の不倫を見抜くには」「怪文書を読むポイント」――ゼミ形式で学ぶ、組織ディフェンスの〝強化書〟。
  • 地雷を踏むな―大人のための危機突破術―(新潮新書)
    4.3
    「また怒らせてしまった」「信用を失った」「苦手意識が抜けない」――人間関係には数多くの地雷がある。恐ろしいのは、現代社会の地雷は増殖し、動き回る性質も持つことだ。それを避けるための相手との距離の取り方、意見や反論の仕方とは。最悪の事態を避けるための「良い謝罪」とは。警察、弁護士との正しい接し方は。巨大企業から芸能人まで実際の事件の分析も交えながら、危機管理のコンサルタントが突破術を指南する。
  • スキャンダル除染請負人――疑似体験ノベル危機管理
    -
    1巻1,760円 (税込)
    【内容紹介】 企業の危機管理コンサルティングで有名なリスク・ヘッジ社長が初めてのビジネス小説を書いた。すべて実際に使われている手法や実存したリアクションが記述されており、エピソードのリアルさが強烈で、生生しいものばかりである。 「文春砲」さながらの経営者の不倫スキャンダル、企業と原発問題、ストーカー、クレーマー、怪文書、顧客データ流出などなど。 女性危機コンサルタントの魅力も充分に描かれて、楽しみながら学べる内容になっている。【著者紹介】 [著]田中優介(たなか・ゆうすけ) 1987年東京都生まれ。明治大学法学部法律学科を卒業。2010年セイコーウオッチ株式会社入社、お客様相談室、広報部などの危機管理にまつわる部署にて従事した後、2014年退社。 同年株式会社リスク・ヘッジ入社、解説部長、教育事業本部長を経て、現在は代表取締役専務として同社の経営の中枢を担っている [監修]田中辰巳(たなか・たつみ) 1953年愛知県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。1977年アイシン精機(株)入社後、1983年(株)リクルートに転じ、秘書課長、広報課長、総務部次長、業務部長を経て、1994年同社を退社。翌年(株)ノエビア入社、宣伝部長、社長室長を経て1997年同社を退社。 同年(株)リスク・ヘッジを設立。危機管理のコンサルタントとして企業の支援をする傍ら、中央省庁の管理職向けに研修を行う。著書に『企業危機管理実戦論』(文春新書)や『そんな謝罪では会社が危ない』(文春文庫)がある。 【目次】 第一章 不倫未遂の罪 第二章 走る放射能カー 第三章 ストーカーにストーキング 第四章 クレーム対応の自動ブレーキ 第五章 亡霊による危機管理 第六章 企業内ウイルス 第七章 漏れた顧客のリスク 第八章 調書の短所と捜査の操作

ユーザーレビュー

  • 地雷を踏むな―大人のための危機突破術―(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    私自身は、あえて地雷を踏んで、雨降って地固まる、を、実践する派なのですが、当然、超上下関係など、踏まない、いや踏めない地雷も数多く存在します。そんな危機突破術を学ぶことのできる本で、社会人になる前の学生さんにもお勧めです。


    P31 上司には、YES! BUTで臨む。

    P34 モードの違いによる衝突を回避

    P48 「効率性の加減」というギャップ

    現在は昔と比べて様々な手続きやインフラの
    利便性が高くなり、スピードが早く、
    ペーパーレスになっていて、
    ある意味、効率性が美徳のように見られる
    時代になりつつある。

    しかし、この「効率性」も行き過ぎると
    早いだけの「即席」になってしまい、

    0
    2020年01月16日
  • 地雷を踏むな―大人のための危機突破術―(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    著者は危機管理会社を経営している。魚が何か不祥事をしたときどのように謝るかでその後の対応が大きく変わってくる。どのようなセリフを言えばいいのかきちんとアドバイスしてくれる人は必要だなと思った。

    0
    2024年10月02日
  • 地雷を踏むな―大人のための危機突破術―(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    危機管理コンサルタントの著者が説く、「地雷」を踏んだ場合の対処術。

    コンサルタントが絡むような危機管理となると、企業などしか関係ないのかというイメージになる。
    だが、本書は日常的な人間関係でのトラブルも含めた事
    例を解説していく。

    例えばセクハラ、パワハラと感じさせないよう、人間関係をデザインするにはどうしたらいいか。
    借金や離婚を巡って、親しかったはずの人が泥沼の争いに陥るのはなぜか。
    その人がいないところでほめるとよい、などという話も別の本で読んだことがあるが、「好意」や「厚意」が反転するリスクもある行為だというのは、なるほどなあ、と思った。
    あるいは、反社会的勢力に関わってしまった場

    0
    2024年08月31日
  • 地雷を踏むな―大人のための危機突破術―(新潮新書)

    Posted by ブクログ

     地雷を踏んでるなぁとこの間を振り返っていたら、この本があった。さっそく読んだ。この本は、リスクヘッジの実績と経験の上に書かれているので、たくさんの気づきがあり、とても参考になった。確かに、SNSのない時代は、地雷は固定されたところにあったが、今は地雷は至る所にあり、地雷が変化しているという指摘は確かだ。被害者と思っていたら、知らない間に加害者になっているということが、世論によって巻き起こってしまう。怖い世の中なのだ。
     著者の指摘は、人間関係のデザインがいるということを主張している。会社の上司と部下、友人関係、先輩と後輩、家庭の中でのポジション、人間関係の濃淡のなかで、どのような人間関係デザ

    0
    2022年09月09日
  • その対応では会社が傾く―プロが教える危機管理教室―(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    なかなかの良い内容だった

    企業に「感知・解析・解毒・再生」という四つのステップを意識して行動することを提唱
    場当たり的な言動をしてしまわないため

    理論
    感知ー「現場は必ず嘘を言う」「露呈した不具合は氷山の一角」「水平・垂直に事実を調べる」
    解析ー「二つの見えにくい罪がある」「二つのトウソウ本能に留意せよ」「岸の発想を持て」「被害者は社会的な弱者か否か」
    解毒ー「公益を意識して語る」「被害者の気持ちを自ら代弁する」「作用と反作用に留意する」「痛みのバランスをとる」「反省・後悔・懺悔・贖罪」「(被害者は)癒される・腑に落ちる・受け入れる・忘れようとする」「再発防止はフールプルーフとフェイルセー

    0
    2025年08月17日

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