作品一覧

  • 『北の国から』黒板五郎の言葉
    値引きあり
    4.6
    金なんか望むな。倖せだけを見ろ。 そして謙虚に、つつましく生きろ。 我々が生きるべき“座標軸”を示した奇跡のドラマ『北の国から』放送40周年記念。 田中邦衛氏演じる黒板五郎が過ごした20年の日々を、名場面と名セリフで追体験する1冊。 「夜になったら眠るンです」 「人には上下の格なンてない。職業にも格なンてない」 「人を許せないなンて傲慢だよな」 「男が弱音をな――はくもンじゃないがな」 「疲れたらいつでも帰ってこい 息がつまったらいつでも帰ってこい」 「男にはだれだって、何といわれたって、戦わなきゃならん時がある」 「お前の汚れは石鹼で落ちる。けど石鹼で落ちない汚れってもンもある」 黒板五郎は決して饒舌ではない。むしろ無口な男だ。しかし、五郎が発する言葉だけでなく、度々の沈黙の奥にも、語り尽くせない喜び、悲しみ、悔しさ、そして愛情が溢れている。そこに込められた、家族と周囲の人たちに対する熱い気持ちは普遍的なものであり、古びることはない。(「おわりに」より) 1981年10月にスタートして82年3月末に全24話で放送を終えた『北の国から』と、83年~2002年に放送された8本のスペシャル全話からピックアップした、現代人に響く黒板五郎の名セリフ。
  • テレビの教科書 ビジネス構造から制作現場まで
    4.0
    1巻770円 (税込)
    現代人はテレビの情報により思考し、行動するようになった。だからこそ、テレビの危うさも指摘されてきた。視聴率主義、やらせ、偏向報道などである。いまや、情報を鵜呑みにするだけではない、賢い視聴者が求められている。80年代以降、盛んと呼びかけられてきた「メディア・リテラシー」という視点である。本書は、その「メディア・リテラシー」の概念をベースに、テレビの歴史、CM、ドキュメンタリーの作られ方、映像の仕掛けなどをわかりやすく解説する。さらに、制作現場を深く知る著者は、作り手からテレビの構造を解剖。学生たちに「ドキュメント『町』~渋谷篇~」の番組づくりという体験的ワークショップの事例を紹介。企画・構成・取材・撮影・演出がどのようになされているかが見えてくる。その本質を知れば、テレビの見方がガラリと変わる。教育の場で、さらにマスコミ志望の学生に最適のメディア・リテラシー入門。
  • 倉本聰の言葉―ドラマの中の名言―(新潮新書)
    4.0
    「同情ってやつは男には――つらいんだよ」「威張っているのは親の権利です」「人生は、アップで見れば悲劇だが、ロングショットでは喜劇である」「金なんか望むな。倖せだけを見ろ」「子どもがまだ食ってる途中でしょうが!!」――『前略おふくろ様』、『北の国から』、『やすらぎの郷』など幾多の傑作を送り出した巨匠・倉本聰の全ドラマ作品から、愛弟子が精選した四百に及ぶ名ゼリフ。初の名言集。
  • ドラマへの遺言(新潮新書)
    3.5
    「やすらぎの郷」、「北の国から」、「前略おふくろ様」……テレビドラマ界に数々の金字塔を打ち立てた巨人、脚本家・倉本聰が83歳で書き上げた最新作「やすらぎの刻~道」まですべてを語り尽くす。大河ドラマ降板の真相は? あの大物俳優たちとの関係は? テレビ局内の生々しいエピソード、骨太なドラマ論、人生観――愛弟子だからこそ聞き出せた破天荒な15の「遺言」。

ユーザーレビュー

  • 『北の国から』黒板五郎の言葉

    Posted by ブクログ

    ドラマをリアルタイムで観ていた人にとっては
    涙が止まらない一冊です。

    当時、ほとんど一回しか観ていないはずなのに
    なぜあんなに鮮明に色々なシーンを思い浮かべ
    ることができるのでしょうか。

    同じ時代を生きることができた人は本当に幸せ
    であったと思います。

    本当に本当に黒板家が隣人や、親戚のように感
    じているのですから。

    そして何と倉本聰氏は「北の国から2021版」の
    脚本をこの時点で書き上げたことを綴っていま
    す。

    映像化されることを願ってやまないです。

    0
    2022年07月15日
  • 『北の国から』黒板五郎の言葉

    Posted by ブクログ

    ドラマを見ていた頃にタイムスリップ。私以上に一生懸命見ていた母の姿が浮かんできました。
    倉本聡さんが対談番組でご自身の少年時代の経験がこの作品を書かせた、父親は最高のものをくれたと言われていました。経済的には恵まれなかったけど、お金では買えない宝物をくれたとも。親子関係とはそういうものかもしれませんね。
    ドラマの1シーン1シーンが蘇ってきました。

    0
    2022年02月21日
  • 『北の国から』黒板五郎の言葉

    Posted by ブクログ

    タイトルから名言集を想像していたが違っていた。どちらかと言えば名場面集。
    読み込む前にパラパラめくってみたが、巻頭と巻末に編者の解説がある以外、本編はスカスカな印象を受けた。
    ひたすらセリフのやり取りだけで、シーンが変わるところで2行程度の注釈が入るだけ。
    それがずっと続く。
    ただ、その間が良いんだな。少しづつドラマの場面を思い出していく。
    五郎さんは自分の父と、自分は純たちと同世代。妹一人も一緒。
    読み進めながらドラマを思い出すと共に自分らの人生を追って重ねてしまう。
    同時代を生きた者だからこそ共感できる部分がある。
    不覚にも泣いてしまった。
    ファンにはたまらない一冊。ぜひ読んでほしい。

    0
    2021年11月04日
  • 倉本聰の言葉―ドラマの中の名言―(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    「北の国から」の脚本家として名高い
    倉本聰氏の本です。

    60年近くの間に膨大な数量のドラマの
    脚本を世に送り出しています。

    「北の国から」を例に出すまでもなく、
    出演者が語るセリフは、まさしく倉本
    氏自身の考え、思い、世相、生き方が
    込められていると言っていいです。

    「北の国から」から40年。それから
    倉本氏が言ってきていることは全く古
    びていないのです。

    ドラマを通じでそんな日本のあるべき
    姿を考え直す一冊です。

    0
    2021年07月15日
  • テレビの教科書 ビジネス構造から制作現場まで

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    日本でテレビ放送が始まり50年。
    現代人はテレビの情報により思考し、行動するようになった。
    だからこそ、テレビの危うさも指摘されてきた。
    視聴率主義、やらせ、偏向報道などである。
    いまや、情報を鵜呑みにするだけではない、賢い視聴者が求められている。
    そのために本書では、制作現場を深く知る著者が、テレビの歴史、CM、ドキュメンタリーの作られ方、映像の仕掛けなどを解説。
    その本質を知ればテレビの見方がガラリと変わる。
    家庭で、教育の場で、さらにマスコミ志望の学生に最適のメディア・リテラシー入門。

    [ 目次 ]
    第1部 基礎編―テレビ・メディアを知る(「テレビ・リテラシー」とは? テ

    0
    2010年06月02日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!