あらすじ
現代人はテレビの情報により思考し、行動するようになった。だからこそ、テレビの危うさも指摘されてきた。視聴率主義、やらせ、偏向報道などである。いまや、情報を鵜呑みにするだけではない、賢い視聴者が求められている。80年代以降、盛んと呼びかけられてきた「メディア・リテラシー」という視点である。本書は、その「メディア・リテラシー」の概念をベースに、テレビの歴史、CM、ドキュメンタリーの作られ方、映像の仕掛けなどをわかりやすく解説する。さらに、制作現場を深く知る著者は、作り手からテレビの構造を解剖。学生たちに「ドキュメント『町』~渋谷篇~」の番組づくりという体験的ワークショップの事例を紹介。企画・構成・取材・撮影・演出がどのようになされているかが見えてくる。その本質を知れば、テレビの見方がガラリと変わる。教育の場で、さらにマスコミ志望の学生に最適のメディア・リテラシー入門。
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
日本でテレビ放送が始まり50年。
現代人はテレビの情報により思考し、行動するようになった。
だからこそ、テレビの危うさも指摘されてきた。
視聴率主義、やらせ、偏向報道などである。
いまや、情報を鵜呑みにするだけではない、賢い視聴者が求められている。
そのために本書では、制作現場を深く知る著者が、テレビの歴史、CM、ドキュメンタリーの作られ方、映像の仕掛けなどを解説。
その本質を知ればテレビの見方がガラリと変わる。
家庭で、教育の場で、さらにマスコミ志望の学生に最適のメディア・リテラシー入門。
[ 目次 ]
第1部 基礎編―テレビ・メディアを知る(「テレビ・リテラシー」とは? テレビは何を映してきたか テレビのビジネス構造 視聴率は魔物か)
第2部 実践編―テレビ番組を作る(「ドキュメンタリー」を制作する(企画・構成 取材・撮影 演出 編集・仕上げ) テレビ・リテラシーのための体験的ワークショップ)
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
このお方はメディアコムの先生だったようで、今はいないけど いついたんだろうね。
ゼミで輪読した本と内容が似ていたので結構見たことのある内容だった。
メディア・リテラシーとは って確か入所試験でも出てた気がしたけど、
出てなかったかな・・・・。
忘れた。
自分が情報を批判的に受け入れるだけじゃなくって 自分も情報を発信する力もメディアリテラシーに含まれてるって書いてあったのが初耳でした。
メディアリテラシーのある人間にぜひともなりたいものです。