碓井広義のレビュー一覧

  • 『北の国から』黒板五郎の言葉

    Posted by ブクログ

    ドラマをリアルタイムで観ていた人にとっては
    涙が止まらない一冊です。

    当時、ほとんど一回しか観ていないはずなのに
    なぜあんなに鮮明に色々なシーンを思い浮かべ
    ることができるのでしょうか。

    同じ時代を生きることができた人は本当に幸せ
    であったと思います。

    本当に本当に黒板家が隣人や、親戚のように感
    じているのですから。

    そして何と倉本聰氏は「北の国から2021版」の
    脚本をこの時点で書き上げたことを綴っていま
    す。

    映像化されることを願ってやまないです。

    0
    2022年07月15日
  • 『北の国から』黒板五郎の言葉

    Posted by ブクログ

    ドラマを見ていた頃にタイムスリップ。私以上に一生懸命見ていた母の姿が浮かんできました。
    倉本聡さんが対談番組でご自身の少年時代の経験がこの作品を書かせた、父親は最高のものをくれたと言われていました。経済的には恵まれなかったけど、お金では買えない宝物をくれたとも。親子関係とはそういうものかもしれませんね。
    ドラマの1シーン1シーンが蘇ってきました。

    0
    2022年02月21日
  • 『北の国から』黒板五郎の言葉

    Posted by ブクログ

    タイトルから名言集を想像していたが違っていた。どちらかと言えば名場面集。
    読み込む前にパラパラめくってみたが、巻頭と巻末に編者の解説がある以外、本編はスカスカな印象を受けた。
    ひたすらセリフのやり取りだけで、シーンが変わるところで2行程度の注釈が入るだけ。
    それがずっと続く。
    ただ、その間が良いんだな。少しづつドラマの場面を思い出していく。
    五郎さんは自分の父と、自分は純たちと同世代。妹一人も一緒。
    読み進めながらドラマを思い出すと共に自分らの人生を追って重ねてしまう。
    同時代を生きた者だからこそ共感できる部分がある。
    不覚にも泣いてしまった。
    ファンにはたまらない一冊。ぜひ読んでほしい。

    0
    2021年11月04日
  • 倉本聰の言葉―ドラマの中の名言―(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    「北の国から」の脚本家として名高い
    倉本聰氏の本です。

    60年近くの間に膨大な数量のドラマの
    脚本を世に送り出しています。

    「北の国から」を例に出すまでもなく、
    出演者が語るセリフは、まさしく倉本
    氏自身の考え、思い、世相、生き方が
    込められていると言っていいです。

    「北の国から」から40年。それから
    倉本氏が言ってきていることは全く古
    びていないのです。

    ドラマを通じでそんな日本のあるべき
    姿を考え直す一冊です。

    0
    2021年07月15日
  • テレビの教科書 ビジネス構造から制作現場まで

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    日本でテレビ放送が始まり50年。
    現代人はテレビの情報により思考し、行動するようになった。
    だからこそ、テレビの危うさも指摘されてきた。
    視聴率主義、やらせ、偏向報道などである。
    いまや、情報を鵜呑みにするだけではない、賢い視聴者が求められている。
    そのために本書では、制作現場を深く知る著者が、テレビの歴史、CM、ドキュメンタリーの作られ方、映像の仕掛けなどを解説。
    その本質を知ればテレビの見方がガラリと変わる。
    家庭で、教育の場で、さらにマスコミ志望の学生に最適のメディア・リテラシー入門。

    [ 目次 ]
    第1部 基礎編―テレビ・メディアを知る(「テレビ・リテラシー」とは? テ

    0
    2010年06月02日
  • 『北の国から』黒板五郎の言葉

    Posted by ブクログ

    北の国からを全部見た訳では無い。
    大学の授業で所々見ただけ。

    それでも、北の国からを見て良かったと思えたし、
    そのおかげで考え方の幅も広がった気がする。

    この本に載っていない場面もあるし言葉や表情、音楽など全てがあるわけじゃないけど、文字で伝わることも確実にある。

    1番お気に入りは「石鹸で落ちる汚れもあるけど、石鹸で落ちない汚れもある」のとこかなー

    0
    2022年07月27日
  • 『北の国から』黒板五郎の言葉

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    わたしが純と歳が近いせいか、どうしてもこどもの想いで当時の映像は観ていました。この本はわたしが親になったせいか、はじめて父親の五郎の立場で考えることができました。
    一番印象的だったのは、純が東京でだれかに危害を与えてしまったことを五郎に伝えるシーン。泥の付いたお札は五郎の血と汗と涙の結晶であり、そんじょそこらのお札とは訳が違う。そのお札を取られたからとは言わなかった純は、知らないあいだに五郎の愛が伝わっていたと思われるシーンです。五郎は理由は聞かなかったが、こんなにも人を愛し愛され、本当の意味で人間らしく生きている姿がここにあるように思われました。高級な住宅、高級な車、贅沢な食事をどんなに手に

    0
    2022年02月24日
  • ドラマへの遺言(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    代表作である「北の国から」は見たことがないのですが、倉本さんのドラマや映画は気になっていました。この本を読んで、倉本さんのドラマ制作への気概、セリフへのこだわり等々、その桁外れた情熱には大いに感化されます。80歳を越えても全く衰えないバイタリティは素晴らしいです。

    0
    2019年08月17日
  • ドラマへの遺言(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    倉本聰ほど伝説?や話題の多い脚本家も珍しい。
    思い浮かぶものを羅列しても「国民的ドラマの大ヒットメーカー」「NHK大河ドラマの降板」「富良野への移住」「台本の一字一句にも拘り修正を許さない」「キャスティングに口を出す」「80歳を超えてからのシルバータイムドラマの創出(やすらぎの郷)」・・・等々

    その倉本聰へ碓井広義が行った計9回のインタビューを纏めたものが本著である。
    インタビューなので読みやすく、倉本聰の考え方やそれぞれのドラマの舞台裏など面白い話がわんさかと詰め込まれており、その時代その時代に果敢にチャレンジしてドラマの可能性を広げてきたことが分かる。

    具体例を挙げると、2017年

    0
    2019年03月25日
  • テレビの教科書 ビジネス構造から制作現場まで

    Posted by ブクログ

    このお方はメディアコムの先生だったようで、今はいないけど いついたんだろうね。

    ゼミで輪読した本と内容が似ていたので結構見たことのある内容だった。



    メディア・リテラシーとは って確か入所試験でも出てた気がしたけど、

    出てなかったかな・・・・。

    忘れた。

    自分が情報を批判的に受け入れるだけじゃなくって 自分も情報を発信する力もメディアリテラシーに含まれてるって書いてあったのが初耳でした。



    メディアリテラシーのある人間にぜひともなりたいものです。

    0
    2009年10月04日
  • ドラマへの遺言(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    脚本家・倉本聰を師匠と請う元・テレビマンの碓井氏によるインタビュー対談の形式で、倉本聰の歩みと数々の作品や関係者たちとの交流を振り返る。

    実名入りで「あの役者は失敗だった」とか「あのプロデューサーのやり方が気に入らなかった」などズバズバと本音で語られている。倉本氏は大御所になって、とか「歳を取ったからもう怖いものなし」でもなく、元から自分の創りたいものに強いこだわりを持っていた人のようだ。それは作品の内容にも表れている。一見穏やかな空気が流れていても、社会に対して常に問題提起というか疑問を投げかけている。

    本書は「シルバータイムドラマ」と話題になった「やすらぎの郷」の放送後、その続編の放送

    0
    2024年11月17日
  • ドラマへの遺言(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    成功作だけではなく、失敗作もしっかりと言える所が倉本センセらしいです。そして、やっぱりショーケンに「やすらぎの刻」出てに欲しかったなぁと思います。

    0
    2019年08月31日
  • テレビの教科書 ビジネス構造から制作現場まで

    Posted by ブクログ

    個人的な興味からドキュメンタリーのテーマを設定し、リサーチを重ねて一本の作品にしていくまで。
    なんかうちらのやってるFWに通じるものがあった。

    0
    2009年10月04日