手のひらの京(新潮文庫)
  • 値引き

手のひらの京(新潮文庫)

539円 (税込)
377円 (税込) 12月14日まで

1pt

京都に生まれ育った奥沢家の三姉妹。長女の綾香はのんびり屋だが、結婚に焦りを感じるお年頃。負けず嫌いの次女、羽依は、入社したばかりの会社で恋愛ざたといけず撃退に忙しい。そして大学院に通う三女の凜は、家族には内緒で新天地を夢見ていた。春の柔らかな空、祇園祭の宵、大文字焼きの経の声、紅葉の山々、夜の嵐山に降る雪。三姉妹の揺れる思いを、京の四季が包みこむ、愛おしい物語。(解説・佐久間文子)

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

手のひらの京(新潮文庫) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    女三姉妹。本当にバラバラな性格の3人。姉妹の理想型ともいえる、くっつきすぎず、でも何かあれば絶対に助けてくれる力強いつながり。

    一番きょうかんできたのは、母の主婦定年宣言!退職金も欲しいくらい。

    0
    2025年10月11日

    Posted by ブクログ

    作者の文章の巧さに驚いた。京都を描く筆が実に見事である。解説に綿矢版『細雪』とあるが、たしかにそれも納得できる。特に四季の風景描写においては京都に住んだことのある人なら、実感をもってイメージできるだろう。京都が舞台だからこそ紡げる物語がある。

    0
    2025年08月10日

    Posted by ブクログ

    京都を舞台にそれぞれの人生を生きる三姉妹が中心の物語。
    就職や結婚で上京した経験のある人。
    京都に生まれ育った人。
    恋愛や結婚について思い悩む人。
    人生のハイライトに心当たりがある人は思うところがあるだろう。
    川端康成「古都」に通ずる愛おしさ。

    0
    2025年01月12日

    Posted by ブクログ

    とても好き。
    綿矢りささん、こう言う作品も書くんだね。
    三姉妹それぞれ個性的でみんな良い。愛らしくてかわいい。

    0
    2024年10月07日

    Posted by ブクログ

    今まで読んだ綿矢りさ作品の中でいちばんのお気に入りになった。京都という土地の四季の描写と共に感情の移ろいが描かれているからか、綿矢作品の中では比較的穏やかな作品だなとも感じた。波のように荒ぶる感情の「お腹いっぱい!」感がないので個人的にはとても好みだし、もう一度繰り返して読みたいとも思った。

    綿矢

    0
    2024年02月26日

    Posted by ブクログ

    大学時代を過ごした京都の地名があちこちに出てきて懐かしい気持ちになった。京都に漠然とした憧れを抱き続けている自分にぴったりの本だと思って読み始めたが、あの場所で育ってきた人とは"京都"に対する感じ方が違うんだろうな。
    3姉妹の会話に癒されたし壁にぶつかってもがくそれぞれの気持ちに

    0
    2024年01月23日

    Posted by ブクログ

    面白かった。三者の視点で描かれているため飽きずに最後まで楽しめた。
    三姉妹がバラバラの性格だからこそ「この子の視点では、そういう考え方をするのか」と3人から人生を教えてもらった気分。

    0
    2023年12月21日

    Posted by ブクログ

    京都で生まれ育った似てない三姉妹のお話。
    長女・綾香の恋愛模様が可愛いし、次女・羽依は自分を持ってる強い女でかっこいいし、三女・凜の選ぶ道がとても気になったし、京都の四季の移り変わりを感じてじーんときた素敵なお話でした。
    自分も京都で生まれ育ったので、わかるわ〜ってなる箇所が多くて楽しかった。綿矢先

    0
    2025年11月20日

    Posted by ブクログ

    京都で暮らす三姉妹の物語。それぞれに問題や悩みを抱えていて、どう展開していくのか気になりつつ、京都の美しさが際立ってすごく良かった。『細雪』が読みたくなりました。

    0
    2025年05月10日

    Posted by ブクログ

    綿矢りささんといえば毒っ気の強い本を書かれる印象だったので、穏やかな日常を切り取った内容に驚いたが読み進めやすい一冊だった。京都で暮らすようになって時間も経ったので情景も思い浮かびやすく、こんな風に作家さんなら目を止めて表現できるんやなというのも感嘆した。自分が凛と同じような生き方をしてるので、彼女

    0
    2024年09月15日

手のひらの京(新潮文庫) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

綿矢りさ のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す