晴天の迷いクジラ(新潮文庫)

晴天の迷いクジラ(新潮文庫)

小説・文芸
737円 (税込)

3pt

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デザイン会社に勤める由人は、失恋と激務でうつを発症した。社長の野乃花は、潰れゆく会社とともに人生を終わらせる決意をした。死を選ぶ前にと、湾に迷い込んだクジラを見に南の半島へ向かった二人は、道中、女子高生の正子を拾う。母との関係で心を壊した彼女もまた、生きることを止めようとしていた――。苛烈な生と、その果ての希望を鮮やかに描き出す長編。山田風太郎賞受賞作。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    晴天の迷いクジラ(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    582430
  • 電子版発売日
    :
    2019年01月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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晴天の迷いクジラ(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    デザイン会社で働く由人、デザイン会社社長の野々花、高校生の正子。心を擦り減らした3人が出会い、内海に迷いこんだクジラを見に行く旅の話。

    ものすごく悲劇的なことが起こるわけではないものの、3者それぞれに日々ジワジワと生きる活力を奪われていくような生活を送っています。そんななかたまたま旅をすることになった3人の距離感は読んでいて心地よく癒されました。

    0
    2026年10月11日

    Posted by ブクログ

    人生は生きていくには辛くて、悲しくて、でもそれでも生きて行く。
    正子、由人、野乃花、そして大海に戻ったクジラ、がんばれ。

    0
    2026年09月14日

    Posted by ブクログ

    読み応えが凄まじく、3人の人生や、クジラや町の人との関わりを読んでいる間、退屈する暇は一瞬もなかった。
    一人一人の人生の問題はかなり深刻だけれど、不思議と全員の苦悩に共感できる部分があり、現実離れした雰囲気はなく、悶え苦しむリアルな質感に驚かされた。
    何でもっと早く読まなかったのかと後悔するほど、私の人生の中でも大切な1冊になった。

    0
    2026年06月26日

    Posted by ブクログ

    深い絶望を抱えた3人にとって、人生は暗闇でしかなかっただろう。
    読んでいて、重く、とにかく辛い。
    それでも続きを読まずにいられない。

    結末は決してハッピーエンドではないけれど、小さな光がたしかに灯る。

    窪美澄さんの、ハッピーエンドではないけれど、小さな希望を光らせる結末の描き方がとても好き。

    0
    2026年02月24日

    Posted by ブクログ

    手を止めることなく読み進めた。
    感動しました。
    由人も野乃花も正子も壮絶で、苦しかった,,,,。
    特に野乃花の章と正子の章は涙止まりませんでした。
    彼女たちがどうかこの先、強く逞しく生きていってほしいと思ったし、辛い時に手を差し伸べてくれる人は必ずいるという事をすごく感じた。

    0
    2025年05月06日

    Posted by ブクログ

    自分ではどうしようもない不幸な境遇の三人。湾に迷い込んだ、死を待つクジラのようにもがいて生きている。一緒にクジラを観に行かなければ、それぞれ死んでいたかも知れない。
    窪美澄さん作品は究極を迫ってくる。

    0
    2024年08月17日

    購入済み

    迷える者、含む私

    いくら頑張ってもかなわないこともある。
    都会でも田舎でもそれぞれに苦しみがある。
    クジラもたとえ海に戻っても
    生き延びられるかはわからない。
    人間も遅かれ早かれ死ぬともいえる。

    でも、たとえ死がすぐそこに近づいていても
    別の生き物でも、
    見知らぬ人でも
    誰かが少しでも自分がいることを
    ほんとに少しでも認めてくれたり
    ちょっとでも意義を感じてくれたら
    しのげる。
    誰かに自分を否定されても
    また誰かが自分の何らかの面の
    良さに気づいてくれることもあって
    しのげることがある。

    人間は弱くて正しくないから
    自分や他人を不幸にするけれど
    そのくせ、また自分や他人を求めたり
    気にしたりする。

    それに
    その肩に乗っているとも思える
    すでに死んでしまったり
    別れてしまった人たちを感じながら
    自分たちの弱さに
    本当に怒りを覚えて
    生きている者の役割を
    思い出したりする。

    短絡的な性や生の描写には
    そんなに馬鹿ではないとも思うが
    といっても自分もそんなに正しくない、
    違った種類の似た効果の失策を
    したりされたりしている
    とも思えるから
    この迷える人たちと
    自分は同じ面を持っていると
    思う。
    迷える者、含む私、だ。

    #切ない #タメになる

    0
    2022年04月29日

    Posted by ブクログ

    リアルな絶望さを書くと同時にいのちのたしかさを表現する窪さんの作品が大好きだ。

    なんでもいいからとにかく生き続けよう。
    母親になる覚悟が随所に散りばめられていて今の自分にとても刺さる。

    【なーんにも我慢することはなか。やりたいことをすればよか。そのために生まれてきたんだよ】

    【母親っていうのはつくづく心配することが仕事なんだなあ】

    【絶対死ぬな。生きてるだけでいいんだ。】

    0
    2026年05月05日

    Posted by ブクログ

    後半、どんどん引き込まれていった。
    みんなみんな苦しくて、切なくて、優しい。
    それでも、来年の夏休みには、また偽3人家族で
    おばあちゃんの家を訪ねて行ってほしい。

    0
    2026年03月02日

    Posted by ブクログ

    三者がそれぞれ過酷な人生を歩み偶然にも一緒に海岸に迷い込んだ鯨を見に行く重たい物語。本当に重たく普通に生きていくことの難しさを知った。

    0
    2025年11月13日

晴天の迷いクジラ(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    晴天の迷いクジラ(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    582430
  • 電子版発売日
    :
    2019年01月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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