宙色のハレルヤ

宙色のハレルヤ

1,800円 (税込)

9pt

たとえままならずとも。あたたかな恋の旋律

人を好きになること。その人のなかに飛びこんでいくこと。
あんな怖いことをよくやったね自分。

「好きだ」と言ってくれる男性と結婚するも、少しずつすれ違っていく心に気づかないふりをして生活を続けようとする「私」に、海辺の別荘で出会った隣人の画家を忘れられない「私」……。

恋に落ち、人を愛することに決まったかたちなどない。
目の前の気持ちに、ただ必死に追いつこうとする人々の姿を描いた6編の短編を収録。

一筋縄ではいかない、珠玉の恋愛小説集。

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宙色のハレルヤ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    窪美澄さん、2作目。
    前回読んだ「給水塔から見た虹は」と比べて、
    ずいぶん大人なテイストだったが、とても良かったし、好みの文章だった。

    短編の1つ1つ、サラッと読めるがどれも濃厚で、長編を読んだかのような満足感があった。
    切ない愛や苦しい愛など、胸が締めつけられる場面も多かったが、それでも、やはり

    0
    2025年10月31日

    Posted by ブクログ

    キュンとなったりギュッとなったりドキドキしたり何か1冊で自分も恋に落ちたような気分になりました。
    恋愛の形とかさまざまだけど、美澄さんの小説は温かさをいつも感じるから好きです。
    これも恋かな。

    0
    2025年10月24日

    Posted by ブクログ

    あなたは、初めてのデートの翌日、彼女からこんなことを言われたらどうするでしょうか?

     『ごめんね…私、○○君が好きなのかどうかわからなくなっちゃった』

    『公園で待ち合わせをし、二人でスワンボートを漕』ぐといういかにもなデートの光景。『二人でクレープを食べて、ちょっと背伸びをして、喫茶店で高いコー

    0
    2025年10月11日

    Posted by ブクログ

    いまいちうまくいかない恋愛をテーマとした短編集。長い人生の中で、人は時に深く出会い、とあるタイミングでフェイドアウトしていく。ハッピーではないけれど、胸に手を当てれば近しいことはきっとあったはず。窪美澄さんらしい作品ばかりで、いずれもとても良かった。
    中でも、常連店の"足がきれい"

    0
    2025年11月27日

    Posted by ブクログ

    恋愛絡みの短編集。結婚まで考えていた人との再会の話は悲しかったなぁ。ここまでの偶然はなかなかないにしろ、再会するって、やっぱり苦しい。


    0
    2025年11月12日

    Posted by ブクログ

    後味少し苦味の残る短篇集。

    居酒屋の女性の店員が気になって、町で偶然出会って…と現実味のない感じで関係性が進展していく話が印象に残った。
    もはや最初から出会い自体が仕組まれていたのだろうか?「中野さん」は一体何がしたいのか?「中野さん」の夫は、彼女のこの奇行を受け入れているようだがそれでいいのか?

    0
    2025年11月10日

    Posted by ブクログ

    窪美澄さんの読み手を引き込む描写で、それぞれの短編はどれも印象深かったです。装画は、タイトルを上手く表現されていると思いました。

    好きになる人は人それぞれでいいと思うのですが、相手があってのことです。だから、なかなか上手くいかなくて悩む人はたくさんいると思います。LGBTQという言葉がようやく浸透

    0
    2025年11月01日

    Posted by ブクログ

    「海鳴り遠くに」
    「風は西から」
    「パスピエ」
    「赤くて冷たいゼリーのように」
    「天鵞絨のパライゾ」
    「雪が踊っている」
    恋愛をテーマにした6話収録の独立短編集。

    どの恋も一筋縄ではいかない。
    甘いだけの恋愛小説を求めていない私には窪美澄さんが描くヒリヒリとした表現が刺さる。

    年代も境遇も恋愛対

    0
    2025年10月31日

    Posted by ブクログ

    様々な形の愛や恋やそれとはまた別の何か。
    友愛や性愛および無性愛。
    心の内面の揺らぎや矛盾のようなものを丁寧に掬い取っているような、心のやわらかい部分を生々しくもやさしく描き、感情の微細な震えのようなものを捉えるほどの繊細さを感じた。
    最後の数行で物語がストンと落ちる。
    洗練された数行の気持ち良さは

    0
    2025年10月30日

    Posted by ブクログ

    窪さんはやっぱり長編がよいな。もちろん退屈しないで読めたし、いいなと思ったのもあった。でも、きっと記憶には残らない。何年かしたら読んだことも忘れてしまいそう。よくないとかではなくて、自分には刺さらない話だった。

    0
    2025年11月26日

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