宙色のハレルヤ

宙色のハレルヤ

1,800円 (税込)

9pt

たとえままならずとも。あたたかな恋の旋律

人を好きになること。その人のなかに飛びこんでいくこと。
あんな怖いことをよくやったね自分。

「好きだ」と言ってくれる男性と結婚するも、少しずつすれ違っていく心に気づかないふりをして生活を続けようとする「私」に、海辺の別荘で出会った隣人の画家を忘れられない「私」……。

恋に落ち、人を愛することに決まったかたちなどない。
目の前の気持ちに、ただ必死に追いつこうとする人々の姿を描いた6編の短編を収録。

一筋縄ではいかない、珠玉の恋愛小説集。

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宙色のハレルヤ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    一番最初の「海鳴り遠くに」では心をどんどん解放していく登場人物をみて、ずっと蓋をして無視してきた自分の気持ちが剥き出しにされていくような怖さと、それでも続きが知りたい気持ちとが混ざり合って何度も本を閉じては心を落ち着かせながら読んだ。
    今、恋をしていないけれど次そういう人に出会ったときは止まれないか

    0
    2025年12月17日

    Posted by ブクログ

    あんまり恋愛モノは読まないし、短編は好きではないけど、これは6編全てとても面白かった!
    短編だけど物足りなさもなく、長編を読んだかのような読後感。キラキラしているだけじゃない恋愛モノは好き(笑)

    0
    2025年12月05日

    Posted by ブクログ

    窪美澄さん、2作目。
    前回読んだ「給水塔から見た虹は」と比べて、
    ずいぶん大人なテイストだったが、とても良かったし、好みの文章だった。

    短編の1つ1つ、サラッと読めるがどれも濃厚で、長編を読んだかのような満足感があった。
    切ない愛や苦しい愛など、胸が締めつけられる場面も多かったが、それでも、やはり

    0
    2025年10月31日

    Posted by ブクログ

    キュンとなったりギュッとなったりドキドキしたり何か1冊で自分も恋に落ちたような気分になりました。
    恋愛の形とかさまざまだけど、美澄さんの小説は温かさをいつも感じるから好きです。
    これも恋かな。

    0
    2025年10月24日

    Posted by ブクログ

    あなたは、初めてのデートの翌日、彼女からこんなことを言われたらどうするでしょうか?

     『ごめんね…私、○○君が好きなのかどうかわからなくなっちゃった』

    『公園で待ち合わせをし、二人でスワンボートを漕』ぐといういかにもなデートの光景。『二人でクレープを食べて、ちょっと背伸びをして、喫茶店で高いコー

    0
    2025年10月11日

    Posted by ブクログ

    様々な形の短編恋愛小説6編。
    世代もジェンダーも飛び越えて描かれる窪美澄さんらしい世界。恋愛って本当に色々なんだなと思った。
    人を好きになることって、こんなに切なく苦しくて、ままならないものだったっけと遠い目になってしまった。決してハッピーな話ではないのに、それでもキラキラしていて…恋愛って悪くない

    0
    2025年12月12日

    Posted by ブクログ

    人を好きになることに生きづらさを抱える人々の物語。
    人を好きになれば、本当は幸せな気持ちになるはずなのに、理解されにくい気持ちが先立って、苦しんでしまう人々。
    短編集ではあるが、どれも読後かいい。窪ん自身が、主人公に優しく寄り添っている。

    0
    2025年12月07日

    Posted by ブクログ

    ずっと好きでいられる人と出会う事は、稀な事なのだろうか。沢山恋愛をして、失敗をして、本当に好きな人を見付けないとね!

    0
    2025年12月07日

    Posted by ブクログ

    いまいちうまくいかない恋愛をテーマとした短編集。長い人生の中で、人は時に深く出会い、とあるタイミングでフェイドアウトしていく。ハッピーではないけれど、胸に手を当てれば近しいことはきっとあったはず。窪美澄さんらしい作品ばかりで、いずれもとても良かった。
    中でも、常連店の"足がきれい"

    0
    2025年11月27日

    Posted by ブクログ

    恋愛絡みの短編集。結婚まで考えていた人との再会の話は悲しかったなぁ。ここまでの偶然はなかなかないにしろ、再会するって、やっぱり苦しい。


    0
    2025年11月12日

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