やめるときも、すこやかなるときも

やめるときも、すこやかなるときも

770円 (税込)

3pt

大切な人の死を忘れられない男と、恋の仕方を知らない女。欠けた心を抱えたふたりが出会い、お互いを知らないまま、少しずつ歩み寄っていく道のり。変化し続ける人生のなかで、他者と共に生きることの温かみに触れる長編小説。

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やめるときも、すこやかなるときも のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    過去のことに囚われて、ある時期に声が出なくなる壱晴と家族に囚われている桜子2人がひょんなことから出会う恋愛小説といえば、簡単になってしまうがそれ以上の感動があった
    1人で傷ついたことを抱えるよりも2人で抱えて支え合って生きていくというメッセージに感じた
    哲先生も壱晴のことを息子同然に考えていてほんと

    0
    2025年05月15日

    Posted by ブクログ

    (2023年4月14日、読み終わったのはバス停のベンチ)

     壱晴が、余命幾ばくもない哲先生のもとを訪れるようになった場面から、看取った場面、桜子の家に行く場面、そしてその家での出来事、ずっと涙が止まらなかった。切実さが、必死さが、眩しくて切なくて。人の命はいつか消えるからこそ眩しい。
     人の感情を

    0
    2024年12月16日

    Posted by ブクログ

    訳アリの過去を持つ男性と結婚できない所謂重い女性の話。あるあるっちゃあるあるな設定だけど、どんどん読むスピードが加速していった。

    お互いに好かれていくスピード感にはちょっと違和感があったけど、ハッピーエンドで良かった。

    0
    2024年09月16日

    Posted by ブクログ

    ガラスのようなデリケートな関係がとても新鮮で美しい。二人にはゆっくり幸せになってほしい。
    間をあけて再読を繰り返してる1冊です。

    0
    2024年01月28日

    Posted by ブクログ

    一気に引き込まれた小説。桜子のようにゆっくり物事を進めることは私にはできないが、幸せになるだろうことが分かったときはウルッときてしまった。

    0
    2024年01月14日

    Posted by ブクログ

    かなりの人間不信な自分でも、一人の人とじっくり向き合いたいなぁと思わせるストーリーだった。各々の心理状況や生活環境の描写から二人の関係性を間接的に投影していく文章展開が心にしみた。

    0
    2025年07月09日

    Posted by ブクログ

    桜子のように、これから恋人になろうとしてる人から思い過去を長く聞かされたら誰でも混乱するだろうが、壱晴が前に進むためには誰かの存在が必要だった…というどこか冷たい恋愛小説。最後は胸が暖かくなります。

    0
    2025年05月06日

    Posted by ブクログ

     最後には澄み切った空気を感じながら読み終えた。まだ著者の作品は数冊しか読んでいませんが、失礼ながら営みの情景をストレートに描く運びが潔くて読みやすい表現に好感を抱いて選定させて頂いた。
     今回は最初の数行で期待通りと思ったものの、その後の展開はストレートに恋を描かれていた。互いの衝動、迷い、羞恥を

    0
    2025年04月20日

    Posted by ブクログ

    「やめるときも、 すこやかなるときも」
    タイトルに惹かれました。この言葉、良く結婚式で耳にしますよね。タイトルが全部ひらがなというのも優しさやあたたかみ、幸せそうな物語の匂いがして手に取りました。
     窪美澄さん、初めて読んだけど良かった!特に女性のというより桜子の描写、妄想が、いじらしかったり、勇ま

    0
    2025年04月16日

    Posted by ブクログ

    「全部話してから始めたい」
    なんのために?
    過去の、自分を支配してる気持ちを整理したい?
    始まらないかもしれないのに?

    だけど気持ちの整理は誰かに言われることでもなく、期日を決めることでもなくちゃんと自分自身と向き合って乗り越えなくちゃいけないからね

    純愛小説とあるけれど一番の純愛は哲先生じゃな

    0
    2025年01月18日

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