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2030年、若者は恋愛も結婚もせず、ひとりで生きていくことを望んだ――国が立ち上げた結婚・出産支援制度「アカガミ」に志願したミツキは、そこで恋愛や性の歓びを知り、新しい家族を得たのだが……。
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Posted by ブクログ
国が設立したマッチングシステム『アカガミ』に志願したミツキ。近未来のSF的要素もあるディストピア小説。ミツキとサツキの心暖まる関係からラストの結末まで一気読みの面白さ!大好きな作品になった。 #窪美澄
惹き込まれた。ミステリーみたい。現代の若者の考え方や生き方、現代社会に警鐘を鳴らしているように読み取れる作品。 好きだ。ラストがあいまいだけれど、読者に委ねられる感じが好きだ。 不穏な空気が流れるあたりからがたまらない。
読んだ直後は現実離れした感じと薄気味悪さを感じて評価は3点位だったけど、コロナも合まって叫ばれる少子化と恋愛離れにこの物語が頭から離れない。 時間をかけてじっくり熟成出来る物語です。 どうか今の感想を持ち続けて未来にも読んでみて欲しい。
(2024年2月8日の感想。テスト期間真っ只中、駅の待合室にて。) 英語圏文学演習のレポートのために急遽買って読んだ本。 「性」から離れて「生」からも離れる若者。国が用意するお見合いシステム。「アカガミ」に「志願」する「勇気ある者」。使われる言葉は胡散臭いのにそれに全然気づけなかった。どこか他人事で...続きを読むはない気がして、たかがフィクションだと一蹴できなくて。 私は万年片思い女なので家族以外の人と手を繋いだことすらない、喪女予備軍。「性」からは確実に離れていると感じる。気持ち悪い。人間も動物なんだなって強制的に感じて、とにかく気持ち悪い。私だって親のそういう行為の末に生まれたわけだけど、時々ゾッとする。本当にとにかく気持ち悪い。経験がないから感じるのかもしれないけど、やっぱり気持ち悪い。 村田沙耶香も割と性行為がタブー視される世界描きがちだよね。だから好きなんだと思う。 面白いなって思ったのは、ミツキがサツキの存在を重しだと感じるところ。朝井リョウ『正欲』にも書いてあったの、相手の存在が私をこの世にとどめる重石のように感じるって。私もいつか誰かの存在を重石のように感じたい。じゃないと多分ふらっと死んじゃう気がする。もういっか〜とか言って。 ミツキとサツキが互いに寄り添っていく過程、個と個だったのが少しずつ混じりあっていくのはいいなぁと思った。私だって別に好きでひとりでいるわけじゃなくて、いやひとりでいるのが好きなんだけど、それでも好きだと思う人と付き合えたらと夢みたことはある。だけど毎回片思いのまま、実らない恋心をそっとしまうのです。いつか実るといいなと思いながら、捨てずに大事に抱える恋心、いつか、いつか、捨てなくてよかったと思えますように。
あなたは、『国が立ち上げたシステム「アカガミ」』に参加したいと思いますか? (*˙ᵕ˙*)え? 突如家に届く赤色の紙。先の大戦において、戦場へと召集される際に赤い紙を用いて印刷されたものが届けられたことから”赤紙”と呼ばれていた…私は実物を見たことはもちろんありませんが、あくまで知識としてその...続きを読むように認識しています。ネット上で確認できる写真を見れば見るほどに、どこか血を連想させるその生々しい姿には拒絶反応が呼び起こされもします。 数多の人たちがこの一枚の紙によって戦場へと送り出され、命を落としていった歴史。改めて”赤紙”という言葉が持つ重さを考えてもしまいます。戦争末期には”根こそぎ動員”などと呼ばれるほど多くの人々が動員されたというその現実。この言葉が二度と歴史の表舞台に現れることのない未来をどこまでも祈るのみです。 さてここに、「アカガミ」という、先の大戦の”赤紙”を強く連想させる言葉を書名に冠した作品があります。過去ではなく、近未来を舞台に描かれるこの作品。戦争ではなく、『恋愛』というものに光が当てられるこの作品。そしてそれは、『子宮の機能を使わなかった人間は狂っていくしかない』という衝撃的な言葉の先に待つ未来世界を見る物語です。 『店に来ない?』と、ログから送られてきた『たった一行のメール』を見て、『彼女とはもう一カ月以上会っていない』、『一時間だけと決めて、メールを返す』のは主人公のミツキ。店のある渋谷へとやってきたミツキは、『スクランブル交差点の赤信号で』立ち止まり、かつて見た『一九九〇年代の画像』を思い起こします。『今も変わらず存在しているこの空間に当時と違う点があるとすれば、ここには十代はおろか、二十代の若者の姿がほとんどないことだろう』と思うミツキ。店に着いたミツキに、『来るのは相変わらず三十歳以上の男ばかり』、『彼らの性欲は衰えることを知らないの。それに比べて二〇〇〇年世代はほとんど来ないわね。たまに来ても、私のなかで放出するやつなんてほとんどいない』と語るログは、『もはや、この街で二〇〇〇年以降生まれと出会うのは、ジャングルで希少動物と出会うのと同じ確率ね』とも語ります。『異性のことを考えるなんて昔は若い世代の特権だったのに、いまや年寄りの趣味でしかない』と続けるログに、『あのハガキが来たわ』とミツキが呟きます。それに目を見開くログ。 『私は二〇〇五年に東京で生まれた』というミツキが高校に入学した『二〇二〇年』、『一人の生物学者がひっそりと発表した論文がネット上を賑わせ』ました。『二〇〇〇年以降に生まれた若者の寿命は四十歳までもたないかもしれない』というその内容に『五十年後には日本は老人だらけの国になる』と盛り上がりを見せるも『若年層の自殺数増加の話題に取って代わられ』ました。『未来への不安…ネットによる弊害、放射性物質による影響』が叫ばれる中、ミツキの周囲でも『同級生が三人自殺』します。不安をかき消すために薬の情報を求める中に辿り着いた『渋谷のとある店』で死に損なって出会ったログ。そんなログと繰り返し会うようになったミツキは、ある日、彼女がノートパソコンで開いたページを見せられます。『アカガミ?アカガミって?』と訊くミツキに、『ここでならミツキは若い男に会える』、『昔の言葉で言うとお見合いみたいなものよ、わかる?』と返すログ。『ここに応募すれば恋ができるの?』と訊くミツキに、『参加資格は限られているの』と条件を説明する中、言われるがままに『名前、住所、生年月日…』と個人情報を入力していくミツキ。そんな一ヵ月後にハガキが届きました。介護施設で働くミツキは『教習所に行く期間は一週間』という内容を伝え休暇を申請します。当初は良い顔をしなかった施設長でしたが『アカガミ』という言葉を伝えた途端、『よく志願したわ』と頬を紅潮させ有給は認められました。 『本当はすごく怖いの』と話すミツキに『最終的な目的は家族を作るためのもの…結婚も、出産もせずに、このままだったら、この国はいずれ滅びるわ。アカガミは、そのために国が考えた制度よ』と話すログは、『子宮は子どもを産むためにあると思うわ。その機能を使わなかった人間はね、狂っていくしかない…』と続けます。 場面は変わり、『教習所』へとやってきたミツキはさまざまな検査に続いて『番う』ということにを学んでいきます。『セックスのことを「まぐわい」という言葉で呼』ぶ教官。そして、教習終了後、用意された施設へと移るミツキ。『性格や生活習慣などを考慮し、最適の相手を選ぶ』という『アカガミ』の『マッチング』により選ばれたパートナーを部屋で待つミツキ。やがて、『ふいにドアが開く音がし』ますが、『迎える勇気がない』ミツキは寝たふりをします。そして、現れた男性に…。『アカガミ』のシステムに応募した先に、マッチングされた男性・サツキと生活を共にしていくミツキの姿が描かれていきます。 “若者が恋愛も結婚もしなくなり、国はお見合い制度「アカガミ」を立ち上げた。ミツキはアカガミを通じて恋愛や性を知るのだが…”と、一見しただけでは”チョットナニイッテルカワカラナイ”内容紹介が妙な引っかかりを感じさせます。恐らく引っかかる点は”若者が恋愛も結婚もしなくなり”と断定口調で語られる部分と、『アカガミ』という怪しげな言葉にあると思います。では、順に見ていきましょう。 まずは、”若者が恋愛も結婚もしなくなり”という点です。確かに結婚する若者が減ってきているということは事実です。ただ、恋愛となると少なくともここまで断定できるものでもないと思います。はい、この疑問はこの作品が描く時代にあります。 ・『自殺は、二〇一五年頃より低年齢層を中心にゆっくりと増加』 ・『東京オリンピックが開催された二〇二〇年の年末を境に、急上昇を見せ始めている』 ・『二〇二三年になると、政府は医師や教育者や思想家、社会学者などによる「若者の自殺を抑止するための特別委員会」を組織』 そんな風に記述される文章は何だか変です。そもそも『二〇二〇年』に『東京オリンピック』は開催されませんでしたし、『二〇二三年』に『特別委員会』は存在していません。はい、この作品は「文藝」の2015年冬号に発表された作品であり、翌2016年4月に単行本として刊行されているのです。つまり、この作品は、近未来をある意味予測する中に執筆された作品になります。この作品の舞台は2030年ですので、作者の窪美澄さんは執筆時から15年以上も未来を予測されたことになります。数多の小説には”タイムスリップ”という方法を用いて時間を超えていく作品がありますが、この作品のように”タイムスリップ”という如何にもSFな方法を用いずにサラッと未来世界を描いていく作品があります。せっかくですので、同様な作品を挙げておきましょう。 ● “タイムスリップなし”で、さりげなく未来を描く作品 ・山本文緒さん「落花流水」:『町と都心を結ぶリニアモーターカーの路線が建設中』という2027年を描く(1999年刊) ・一穂ミチさん「きょうの日はさようなら」:『最高気温30度超えの日が下手すると十月まで続く』という2025年を描く(2015年刊) ・森絵都さん「カザアナ」:『いじめの問題って今はないんだよね』、『はい。学校もセンサーだらけですぐにバレます』という2040年を描く(2019年刊) ・瀬尾まいこさん「私たちの世代は」: コロナ禍が過去のものとなり『マスク世代』という言葉が登場する2035年を描く(2023年刊) いかがでしょうか?”タイムスリップ”とは縁のなさそうな作家さんの名前が並びます。そして、この作品の作者である窪美澄さんも”タイムスリップ”という雰囲気感が全くない作家さんです。そんな作品にさりげなく描かれていく未来世界ですが、上記した作品にも二つのタイプがあることがわかります。森さんの作品が代表格ですが、極端に変化した未来が描かれていくものです。森さんの「カザアナ」を読まれたことのある方は、これが未来の地球?という思いを持たれたと思います。そして、それはこの窪さんの作品にも言えることです。そこに描かれていくのは上記で少し触れた通り、衝撃的な勢いで増えていく若者の自殺者数です。 ・『自殺者数はいまだ前年比で数万人ずつ増加している』 ・『心療内科や精神科に通う若者は四百万人を超えている。若者の総数に対しおよそ四人に一人の計算』 その結果、 『この国の人口は、四十代以上の人間の比率が十年前と比べて飛躍的に増えている』 そんな状況が生まれているのです。この作品が発表されたのは上記した通り2015年のことです。舞台となる2030年までの時間を考えるとすでに半分を超えたところまで来ており、幸いにもこの作品に描かれている未来は来ないようにも思います。しかし、油断は禁物です。未来はいつでも予想外に訪れるものだからです。 そして、そんな未来世界に『国が立ち上げたシステム』が『アカガミ』です。次にこちらを見てみましょう。窪さんの描かれる未来世界における恋愛事情はこんな風に語られます。 『異性のことを考えるなんて昔は若い世代の特権だったのに、いまや年寄りの趣味でしかない』 これは衝撃以外の何ものでもないでしょう。性行為をする、結婚をする、子供を作る…そういった話に至る前にそもそも『異性のことを考える』こと自体が若者にはないというその現実。そんな若者たちの現状が作品冒頭に視点が移る謎の人物であるログによってこんな風にも語られています。 『彼らの世代で結婚することはほとんどなく、ましてや子どもを産んだ者に出会ったことはない。「恋愛」という言葉を投げかけても多くは拒否反応を示し、その表情からは恋愛感情すら理解していない様子だ』。 これは衝撃です。ただ、2030年というあまりに近未来の話と考えると流石に違和感があります。もう少し先の未来、50年とか70年とか、そのくらいの方が設定としては良かったのではないか?とも感じます。しかし、そのようにしてしまうと完全にSFになってしまい読む方の感覚も他人事になってしまいます。一方で少子高齢化は今そこにある危機であり、このことを他人事と思う方もいらっしゃらないと思います。この作品では、漠然と未来を不安視もする私たちに極端な設定の物語が話題として投げかける、そのような位置づけで書かれた作品なのだと思います。では、お待ちかね、そんな状況下において『国が立ち上げたシステム「アカガミ」』について見てみましょう。とは言いつつも全てを明かすことはネタバレそのものですのであくまで前半に語られる概略だけにします。 ● 『アカガミ』とは? ・『最終的な目的は家族を作るためのもの』 ・『参加資格』は、『国に直接推薦された人か』、『身分が保証されている人とつながっていなければだめ』 ・参加にあたっては一週間の『教習』を受ける。『恋愛に、結婚に、家庭生活を成立させるために多くの時間を割』いた講義を受ける。 ・『セックスのことを「まぐわい」という言葉で呼』ぶ ・『教習』終了後は、『東京の西部…かつてニュータウンと呼ばれていた場所』へと移り、『マッチング』で選ばれた男女で生活を始める。 ・『マッチング』は『性格や生活習慣などを考慮し、最適の相手』が選ばれるが『相性が合わなければそこで番いを解消することもできる』 いかがでしょうか?この作品の舞台は異世界でもなく日本です。2024年の今からほんの6年先にこのような強烈な未来が訪れるとはどうしても考えられない一方で、読み進めれば読み進めるほどに、そのような意味での違和感が遠ざかっていくのを感じます。それ以上に、この『アカガミ』の先に何があるのか?ミツキにどのような未来が待っているのかに関心が集約されていくのです。 そんな風に思う原因がこの作品に満ちる孤独感です。主要な登場人物は、ミツキと『マッチング』の相手であるサツキ、そして謎の人物として登場するログの三人です。もちろんミツキの母親やミツキの勤務先の施設長なども登場しますが私たちと同じ日本人とはとても思えないよそよそしさが拭えません。そして、それ以外に登場する人物になるともう同じ人間とさえ思えず、まるでアンドロイドのようにさえ感じてしまう遠さです。そんな異世界のような物語の中にあって、読者はすがるようにミツキに感情移入せざるを得ません。そんな物語の中で、ミツキはサツキと心を通わせていきます。『私はそのためにここに来たの。まぐわうために』という『アカガミ』のシステム。しかし、上記した通りこの作品の前提は『異性のことを考える』のは『いまや年寄りの趣味でしかない』という時代です。そんな舞台にあっては男女が同じ部屋で暮らすこと自体違和感を伴うものです。『まぐわう』、その先の結果論である『妊娠』という二人に与えられているはずのミッションの一方で、ベッドとソファに分かれて眠り、手を触れ合わせることにも躊躇する日々を送るミツキとサツキ。一方で、ミツキはログが語った言葉が頭から離れなくなります。 『子宮は子どもを産むためにあると思うわ。その機能を使わなかった人間はね、狂っていくしかない』 物語は、そんな二人が『アカガミ』のシステムに守られながら日々を過ごしていく姿が描かれていきます。そして、その先に待つ結末。日本人にとって別の意味を連想せずにはいられない『アカガミ』という言葉が暗示もする結末。そのまさかの結末に近未来を舞台にされた窪さんの選択の絶妙さを強く感じました。 『もしかしたら、自分は今、サツキの性器を見て興奮しているのかもしれない ー これがログの言う性欲なのだろうか』 『自然に異性を求めるという情動が決定的に欠落』した若者たちに光を当てるこの作品。そこには、『国が立ち上げたシステム「アカガミ」』により選ばれた相手と『まぐわう』ことになるミツキの姿が描かれていました。あまりの近未来に違和感が湧き上がるこの作品。そんな物語を読めば読むほどに『アカガミ』というシステムが、その言葉が持つ潜在的な恐怖感と一体となって読者に迫ってくるのを感じるこの作品。 緊張感の解けないその結末に、『アカガミ』という言葉がどこまでも不気味に響く、そんな作品でした。
読み進めるにつれて、これは何かとんでもないことが起きるのでは…とハラハラした! ラストの衝撃といったら… やっぱり窪美澄先生の作品は好きだ
こんなにいい待遇でどんな結末が待っているのだろうと怖さを感じながら読んでいたら、驚愕のラストだった。 アカガミの子にならなくてよかったとサツキと同じように安心した。
2030年の日本でお見合いシステム「アカガミ」のお話でした 選ばれた二人が団地で暮らし、まぐわい、子を産み 子を育てる 食住を用意されていて良さそうと思ったが・・・ これはちょっと続編もありそうな予感も
生にも性にも興味を失った若者たちが蔓延る日本で 国が設立したお見合いシステム"アカガミ" 各々の理由で"志願"し出会ったミツキとサツキが 初恋をする描写が微笑ましい気持ちになりつつも そこはディストピア小説で、 生が貴重になったからこそ、はみ出す事に容赦が無い...続きを読む 不穏な世界感。 産婦人科に勤める知人曰く、割とよくある事らしいので、 それくらい許してよ…と思うところもあるけど、 それが許されなかったからこその結末で、 他の方のレビュー通り、オチからの終幕が早すぎて 物足りなさはあるものの、オチ自体は好き。 なぜ"アカガミ"で、なぜ"志願"なのだろうと思っていたけど その名の通り、そういう事なのかな。 アカガミ的な志願は嫌だけど、現代もこれくらい手厚くしてくれたら少子化は解決しそうだし、政府のAI婚活でジワジワ現実味のある話になりつつある気もする…
生殖管理ディストピア〜いや、見方によってはユートピアか?と思いながら読んでたらラストがマジでディストピアで慄いた。そっちか。 * 多くの若者が恋愛を知らず、性を知らず、生そのものに対する興味を失ったまま生きている2030年、日本。 国が設立したお見合いシステム「アカガミ」に志願した主人公、ミツキ...続きを読む。 パートナーに選ばれたサツキとの暮らしを通じて、恋愛や性を知り、やがて家族を得る。 途中の恋愛描写がほのぼのきゅんとしすぎていて普通に和んだし、アカガミのサポートが手厚すぎてやっぱりユートピアでは、と思ったりした。 ラストは希望だけれど、絶望だなあ
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