魂でもいいから、そばにいて―3・11後の霊体験を聞く―(新潮文庫)

魂でもいいから、そばにいて―3・11後の霊体験を聞く―(新潮文庫)

649円 (税込)

3pt

未曾有の災害で愛する者に突然死なれ、絶望の淵に立たされた人々の心を救ったのは、奇跡としかいいようのない体験だった。布団に入ってきた夫を「抱いてあげればよかった」と悔いる妻。階上の息子の足音を聞く母。死亡届を書いている時に兄からメールを受け取った妹。それは夢だったのか、幻なのか――。再会を願う痛切な声と奇跡を丹念に拾い集めた感動のドキュメンタリー、待望の文庫化。

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魂でもいいから、そばにいて―3・11後の霊体験を聞く―(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最初はタイトルに惹かれて、興味半分の購入でした。

    最初は怖いかなと思ったのですが、読んでいくうちに鳥肌が立ったり、相手に対する愛する思いみたいなので泣いたりとしました。
    私は、被災者ではないので、当時のこともニュースで見たぐらいで詳しくは知らなかったです。
    ただ、この本を読んでみると、体験したこと

    0
    2023年04月01日

    Posted by ブクログ

    東北、宮城県亘理出身の私は自分の中にある「不思議な感覚」に自然に納得出来た。故郷を遠く離れて生きているが、魂レベルでは故郷に常駐しているね。

    0
    2023年01月06日

    Posted by ブクログ

    東日本大震災で家族を失った方の不思議な体験をまとめた話。津波で家族を失った苦しみ、亡くなった方からのメッセージなどから愛を感じて感動する。
    岩田書店の一万円選書で送られてきた本。とてもよかった。
    遠野物語についても本の中で触れられており、読んでみようと思った。

    0
    2022年12月18日

    Posted by ブクログ

    壊れたはずの携帯が光り、メールが送られてくるなどあり得ないと思うのが普通だが、本当にあったのなら信じるしかない。まだまだ世の中には分かっていないことがたくさんあると感じた。

    0
    2022年09月01日

    Posted by ブクログ

    10000円選書本

    幽霊は、たぶんいるんだろうなと漠然と思っている。
    私は理系で科学の子(笑)だけど、世の中に幽霊がいた方が、世界への理解が進む気がするからだ。
    ただ、幽霊が「良いもん」か「悪いもん」かの判断はつけかねている。稲川淳二の世界に出てくる幽霊は、きっと「悪いもん」。人を怖がらせる幽霊な

    1
    2022年09月01日

    Posted by ブクログ

    震災から年月が経ち復興が少し進んでも、生まれ育った街や失ってしまった人は元には戻らない。
    あの日、一緒に逃げられなかった後悔にいまだ苦しむ残された人の夢に現れる今は亡きその人達。
    もう触れる事も話す事も出来ないのに感じる。
    想像でも妄想でも良い。そばにいる。

    0
    2024年03月15日

    Posted by ブクログ

    正直なところ、震災当時は九州に住んでおり、関東の様な余震すら感じられなかった事、さらに10年以上の月日が経過し、記憶からはだいぶ薄れてきていた。勤めていた会社は本社が東京にあったし、同僚の親族や社員自身も数名が行方不明となり、家族も関東に暮らしていたから聴き伝わってくる情報はある程度はあった。しかし

    0
    2023年04月23日

    Posted by ブクログ

    「ナツコ 沖縄密貿易の女王」
    「心にナイフをしのばせて」
    「再生の島」
     …

    数々の名ノンフィクションを世に送りだしてきた
    奥野修司さんが綴られた
    その奥野さんの
    ー3・11後の霊体験を聞く
    だから、
    手に取りました。

    聞き取っておられる
    そのお一人お一人の様子が
    浮かび上がってきます
    その方た

    0
    2023年02月01日

    Posted by ブクログ

    熊本地震の時、今まで生きてきた中で感じた事の無い恐怖を、家族と抱き合って必死に耐えていた時間を思い出した。
    本震後も、電気も水もなく寝床は車。
    余震も頻繁に起きて心も体も限界な中支え合う家族が居たから乗り越えられた。
    本書を読んで、同じ被災者として、本震だけでは終わらない余震の恐怖やいつまで続く

    0
    2022年02月02日

    Posted by ブクログ

    東日本大震災の津波で家族を喪った人々が体験した出来事であり、どこにでもある家族愛の物語であり、困難に向き合おうとする人間のしなやかさを綴った本でもある。
    怪談ではないので恐怖は覚えないが、切なさや愛おしさで目の奥が痛んでくる。

    0
    2021年10月24日

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