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Posted by ブクログ
先日、川崎市で起きた中学生殺人事件の犯人は18歳の少年。彼は少年法によってプライバシーを保護され、国家による無償教育を受けて、数年後に社会復帰する。そして、どんな償いをしたのか、どのように復帰するのかは、社会にも被害者遺族にも明らかにされることがない。
少年による凶悪犯罪が起こるたび、日本の少年法が被害者側の救済と加害者の更生に役に立っているのかが議論される。その参考となるのが、1969年に起きた高校生による同級生殺人事件の被害者、加害者側の30年後を追った本書。
結論を言えば、加害者少年から遺族への謝罪はなく、少年の親も金銭的賠償を途中で放棄する。そして、少年は社会復帰し、結婚し、弁護士となる。著者と被害者遺族はその弁護士と連絡をとるが、謝罪の言葉どころか暴言を浴びせられる。
殺人を犯した少年が、「更生」し、弁護士になる。これこそ、まさに少年法の目的を充分に達成したケースなのか。「更生」には罪の意識を持つことは含まれないらしい。
Posted by ブクログ
足を踏んだ方は忘れることはある
しかし
足を踏まれた方は決して忘れられない
ましてや
ひとつしかない「命」である場合
その 苦しみ 痛み は
想像を絶するものがあるだろう
一度きりしかない「生命」
を 理不尽な「死」
それも「殺人」という形で
奪われてしまった遺族に
ここまで 寄り添って
書き上げてくださった
奥野さんに頭が下がる
本当に尊い仕事をされたのだ
と 思う
読み進めているだけで
重くて切なくて
途中で投げ出したくなるけれど
今 私たちが生きている
この世の中に 実際に起きていること
読んだ私ができることは
次の読者に手渡すこと
決して忘れてはならないこと
が ここにある
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