心にナイフをしのばせて

心にナイフをしのばせて

作者名 :
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作品内容

神戸で「酒鬼薔薇」事件が起こったのが1997年。その28年前、そっくりな事件が東京近郊であった。同級生を殺し、その首を切断した加害者は、当時15歳の少年。息子の死から40年近く経ったいまも、被害者家族は事件を重く引きずっている。歳月は、遺族を癒さないのだ。一方、犯人の父は、約束の賠償金をほとんど払わぬまま死亡。犯人は“立派に更生”し、なんと弁護士として成功をおさめていた。被害者家族に光を当て、司法を大きく動かした、執念のルポルタージュ。

ジャンル
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
ページ数
321ページ
電子版発売日
2011年03月11日
紙の本の発売
2009年04月
コンテンツ形式
EPUB

「心にナイフをしのばせて」のユーザーレビュー

ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年05月17日

犯罪被害者を保護する団体が解散したと聞いた。
この本は、犯罪の被害に遭われた方と
残されたご家族や関係のあった人たちの
その後の生活や心の穴がえがかれています。

加害者も被害者も人間で、それぞれに
生きてきた背景があって
ある時に罪が生まれます。それを裁くのも人間。

人を殺すということを、簡単に...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年01月06日

2018年初読み。
現実はお話よりも奇なりとはまさにこれ。
残された家族、妹さんとお父さんがすい臓がんに侵されたところは涙涙。
お母さんのもろさと、お父さんも妹さんも怒りやその他の感情のぶつけどころがないために、もし、日本にも被害者家族の心のケアが国から手当されていれば全然心と体の在りようが違ったの...続きを読む

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Posted by ブクログ 2015年03月10日

先日、川崎市で起きた中学生殺人事件の犯人は18歳の少年。彼は少年法によってプライバシーを保護され、国家による無償教育を受けて、数年後に社会復帰する。そして、どんな償いをしたのか、どのように復帰するのかは、社会にも被害者遺族にも明らかにされることがない。

少年による凶悪犯罪が起こるたび、日本の少年法...続きを読む

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Posted by ブクログ 2014年11月25日

足を踏んだ方は忘れることはある
しかし
足を踏まれた方は決して忘れられない
ましてや
ひとつしかない「命」である場合
その 苦しみ 痛み は
想像を絶するものがあるだろう

一度きりしかない「生命」
を 理不尽な「死」
それも「殺人」という形で
奪われてしまった遺族に
ここまで 寄り添って
書き上げ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2012年01月29日

川崎での事件。
近所での事件だったのに知らなかった。
加害者のその後は、読んでいて非常に憤りを感じる。
殺人に関して、少年法なんて不要。

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