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抗がん剤を使わなかった夫 ~すい臓がんと歩んだ最期の日記~
2022年5月、夫・叶井俊太郎の「顔や体が黄色くなる」ことから始まった、私たち家族と「すい臓がん」の記録。 いまの日本において、「抗がん剤を打たない」という選択はとても少ないなか、叶井は抗がん剤を一切からだに投与することなく1年9カ月を生きた。 くらたまは言う。「自分の命や人生の在り方を決めるのは本来自分自身のはず。でも日本では一旦がんを発症すると自分の死に方、生き方が全部医者に丸投げになってしまうケースがほとんど。そうじゃない生き方ができること、何をして何をしないか自分で決めてもいいことに気付いて欲しくて筆をとりました。 〝自分で選べる〟って当たり前のことを、知らないままの人が多いんです」。 〝がんの王様〟とされるすい臓がんにかかりながら、抗がん剤治療を受けなかった夫は、どのように生きたのか…… まだどこにもそんな例がとりあげられていないなか、確固たる意志を貫いた生き様を、貴重すぎる家族の記録を、妻である倉田真由美が、自分の言葉で綴った640日間。 -
傷と雨傘
半径5m。言葉がもたらす小さな奇跡の連鎖。 カツセマサヒコが贈る、極上ショートストーリー ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「しんどい人生の中にある『捨てたもんじゃない』と思える瞬間」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー あなたの人生を振り返ったとき「人生捨てたもんじゃないなぁ」と感じた瞬間は、 いつ、誰に、どんな言葉をかけられたとき? 何気なく耳を傾けていたラジオから、そんな呼びかけがあったとしたら…… 本書は、まるでラジオに投稿された十人十色のエピソードを紹介するように、 ありふれた日常に起こる小さな奇跡の瞬間を切り取り、 家族、友人、パートナー、同僚、コンビニ店員、タクシードライバー、SNS投稿者…… 心が沈んだあの瞬間を救い出してくれた誰かの「言葉」を主役にした 全34編、全員が主人公の連鎖する物語。 -
紙呪
呪物コレクター、そして人気怪談師としてTBSテレビ「クレイジージャーニー」で活躍する 田中俊行が書き下ろした実話怪談集。 怪異を起こす本、呪われた絵、泣き声が聞こえる写真、 いわくつきの手紙、お札でグルグル巻きにされた骨……など 著者が蒐集した「紙の呪物の怪談」を収録。 呪われた紙がもたらす禍々しい怪談の世界を味わってください。 【主な内容】 ・骨董屋の主人が入手したお札が貼られた骨。お札をはがすと意外なものが現れる ・「飾ってはいけない」と言われる呪われた絵。著者が引き取った夜、ある夢を見る ・話題になったのは平凡なカレンダーだった。しかし実はある写真にその理由があり… ・古い呪術書を買ってみたところ、夜に不思議な人物が現れる ・骨董屋の主人に譲られたのは門外不出の写真。夜に写真から泣き声が聞こえるという 他 【目次】 紙が怖い 呪術書 呪いの絵 紙に包まれた曰く物 青い目の人形 頭骨とお札 ティッシュ 黒龍 ブリタニカの英語教材 お香の匂い 台本と体育館教室 地獄絵図 謎のお札 一冊だけ 折符 祖父の絵 カレンダー 隠された紙 心理学の本 卒業アルバム 旅館の掛け軸 旅先のノート 古本屋の話 紙が重い 星に光る薔薇の痣 赤い紙 紙の神様 紙と黒い影 死体写真と封筒 書肆ゲンシシャ 血の桶で頭を洗う女 カルテと診察券 まん丸のカチカチ 読まれない手紙 -
へたな旅
情報があふれかえる今だから、 せめて旅くらいはアナログがいい。 ふらり各駅電車で出かけ、街の銭湯でさっぱりしたら、気楽な酒場で一杯やる──。 還暦を迎えた人気画家が愛好する「酒・食・風呂」の悦楽を、滋味ゆたかにつづる、しぶい旅の味わい方。 ********** 雑誌や書籍、映画『かもめ食堂』のイラストでもお馴染みの人気画家、牧野伊三夫さん。 今年還暦を迎えた画人は、老若男女から愛される風流な趣味人であり、無類の酒、食、銭湯の愛好者としても知られる。そんな牧野さんが手ほどきするちいさな旅の醍醐味。 ********** 【目次】 旅 すきな旅 出発の日 時刻表 ふらり、甲府まで 松本を想う きゅうりと、なすは、ともだちです かわりゆく富山の街で 金沢の、椅子ががくがくするホテル 土井ヶ浜のバンガローで壁画をたのまれる 避暑地と湯治場 ふたつの雲仙 小濱鉄道跡をあるく 霧島連山のふもと えびの駅の、田の神さぁ おうだーメイド 作家が長逗留した宿を訪ねて 憧れの缶詰 湯町窯の画家を訪ねる マダガスカルの麦わら帽子 たべもの、あれこれ 料理のこと 思い出の味 食パンのハンバーガー だらだら鍋 アサリは、もういないのか 立ち売りの駅弁当 郷里、北九州の味 日田のきこりめし、いかだすし 鰊みがき弁当 うまかったラーメン。そして中華そば 懐かしのマルタイラーメン 直角のコハダ 三つのお店のこと 池波正太郎ゆかりの上野、浅草を歩く お酒と銭湯 酒場を探して ある日の立石、赤羽 大黒屋のこと 銀座のバーのサンドウィッチ 「牧野めじろ園」と高円寺の街 甲府でのんで、絵を描く 中原蒼二さんのこと お風呂のこと 天ケ瀬温泉の災害支援について 甲府の温泉銭湯 あとがき ********** -
戻れないけど、生きるのだ 男らしさのゆくえ
ひとりの青年が、とまどい、ゆらぎ、つまずきながら、夫になり、父になる成長物語。その率直さに胸を衝かれる。男性が本書から学ぶことは多いだろう。——上野千鶴子 このひとの書くものはブレない。それはたぶん、自分の立ち位置と付与された力を厳しすぎるくらいに点検することを忘れないからだ。——信田さよ子 フェミニズムから受け取った重たい宿題。これからの〈俺たち〉へ。 男らしさや男性性にまつわる当事者研究として各メディアで話題となった『さよなら、俺たち』に続く最新ジェンダー・エッセイ集。ジェンダーの先にある人間の生き方、幸福を探求する。 人生の価値は、人生の豊かさは、どれだけ何かに心を揺さぶられたかでおそらく決まる。ジェンダーとは生き方や在り方に直結する問題で、私たちの言動や感受性のOS(オペレーション・システム)として機能しているものだ。そこに変化を加えようとすれば、当然ながらいろんなところがギリギリ軋む。そのストレスや不快感はバカにならず、反動的なエネルギーが生じたって不思議ではない。だからこそ思う。俺たちは頭で考えてるだけでは変われない。そのためには何かに圧倒され、言葉を失い、放心状態になるような体験を重ねることが重要で、内省も責任も、ケアも覚悟も、抵抗も希望も、きっとそういう時間から生まれるはずだ。もちろん本やドラマだけじゃない。恋愛にも、子育てにも、仕事にも、旅にも、生活にも、友達とのお茶にも、そんな感動は宿っている。「昔のほうがよかった」「ずいぶん息苦しい時代になった」「あの頃に帰りたい」って気持ちは誰の中にもあると思うけど、進んでしまった時間を、変化してしまったものを、元に戻すことはもうできない。それでも毎日は続くし、何かに心を震わせながら生きていくことは全然できる。さよならした時間に戻ることはできないけれど、男らしさの危機が叫ばれるこの時代を、俺たちはこれからも生きるのだ。 (「戻れないけど、生きるのだ」) 1 〈男〉とフェミニズム──シスターフッドの外側で 2 我は、おじさん──男性優位社会と中年世代の責任 3 被害と加害と恥と傷──泣いてる〈俺〉を抱きしめて 4 平成から遠く離れて──生産性の呪いと自己責任社会 5 家父長制への抵抗──結婚と家族、ジェンダーの呪縛 6 これからの〈俺たち〉へ──beingの肯定 -
すごい短歌部
あなたの短歌に胸を撃ち抜かれる準備はできている。人気歌人の思考回路を明かし、投稿者と腕を磨きあう。 全く新しい短歌エッセイ 入部希望殺到の好評連載、「群像短歌部」待望の単行本化! 選歌+講評+競作による すごい一首の解体新書 短歌の詠み/読みの補助線を引く 短歌部発足にあたって 1.テーマを決めて短歌を募集。僕もみなさんと同じテーマで短歌をつくります。 2.採用歌のなにが「すごい」のかを言語化します。 3.僕の短歌の発想→推敲→完成までを詳細に記録します。 4.選者として、プレーヤーとして、腕を磨きながら投稿の場を楽しみます。 -
わからなくても近くにいてよ
穂村弘氏推薦! 「生きることに慣れないことの天才を感じました。 魂に永遠の初心者マークが貼られてるみたい。 でも、だからこそ、一瞬一瞬、ものすごく生きている。 『せいいっぱいの悪口』で圧倒的存在感を示した気鋭の作家の3冊目となるエッセイ集。 12篇のエッセイと1年間の日記で構成。なんでもない日常を繊細に丁寧に時に乱暴に切り取ってみせる、 読めば読むほど深い味わいのある清新な文章をお楽しみください。 【著者紹介】堀 静香(ほり・しずか)1989年神奈川県生まれ。山口県在住。 上智大学文学部哲学科卒業。歌人、エッセイスト。「かばん」所属。 現在は私立の中高一貫校で非常勤講師として国語を教えている。 著書にエッセイ集『せいいっぱいの悪口』『がっこうはじごく』(共に百万年書房)、 歌集に『みじかい曲』(左右社)がある。第50回現代歌人集会賞受賞。 -
記憶を食む
気鋭の文筆家・僕のマリが挑む、 「食」と「記憶」を繋げる珠玉のエッセイ。 思い出すことのかたわらにはいつも、食べものがあった。 大切な記憶も、ちょっとした記憶も、食むように紡いでいく。 noteの好評連載に書き下ろしを加えて待望の書籍化 全編書き下ろしの「自炊ときどき外食日記」も収録 長い間忘れていたことを突然思い出すと、狂おしい気持ちになる。 頭のなかで突風が吹いたような、満潮の海が荒れるような、 スノードームをひっくり返したような、 そんな風に全身の細胞が泡立つのを感じる。 頭で覚えていないようなことでも、 匂いや音で急に記憶の蓋がこじ開けられることもある。 忘れて、思い出して、また忘れて、そんなふうにあと何十年も 自分の内面と向き合っていくことになるのだ。 (本文より) もくじ ⅰ チーズケーキの端っこ 朝食のピザトースト 真夜中の炭水化物 りんごを剝いたら 直樹の焼きうどん いつかマックで 退屈とコーラ 自炊ときどき外食日記 1 ⅱ 祖母と梅、メロンに焼肉、初夏の風 苺の効力 幻とコンソメスープ 先生となんこつ 社食の日替わり キッチンで缶ビール 炙ったホタルイカ 自炊ときどき外食日記 2 ⅲ サンタの砂糖菓子 考えるチョコチップクッキー 穏やかなフルーツサンド 不安と釜玉 酢シャンプーの女 食わず嫌い 明日のパン あとがき -
私の最後の羊が死んだ
前代未聞の「羊飼い作家」誕生秘話エッセイ。 最初の一頭を飼ってから、最後の一頭の出荷を見届けるまで 「羊飼い一代記」を綴った傑作エッセイ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「お仕事は何を?」 「羊飼いです」 「……え?」 という、なんとなく微妙なやりとりを重ねてきたのは、ひとえに日本人は羊飼いという職業に馴染みが薄いせいであるのかもしれない。 (本文より) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 酪農家の娘として生まれたからこそ、その過酷さは身にしみており、大学卒業後も農業に関わるつもりはなかった。 だが大学時代に教授宅で催されたバーベキューで出逢ってしまったのだ、美味しい羊肉と――。 「自分でも生産してみたい」との思いから一念発起しニュージーランド実習へ。 さまざまな縁にも助けられながら、勉強を重ね、日々実直に羊を育て、出荷し、羊飼いとして収入を得られるようになった。やがてお得意先のレストランシェフに「河崎さんとこの肉はお客さんに出すのが勿体ないほど美味しい」と言われるまでに。 順調に回り始めた羊飼い生活を、それでもなぜやめる決断をしたか、そしていかにして小説を書き始めたのか。「小説家前夜」の日々を綴る。 -
ニューヨーク精神科医の人間図書館
「かれらにはわからないさ。 それがどんな気分かなんて」 「誰にでも起こりうることよ」 「結局、“意志”の問題じゃないんですか?」 人種的マイノリティ、統合失調症患者、 ホームレス、トランスジェンダー…… アジア系移民のニューヨーク精神科医として 出会った患者たちの、要約できない人生の断片。 【内容】 デンマークから始まった「人間図書館(Human Library)」では、利用者は「本」ではなく貸し出された「人」と30分程度会話をすることができる。民族的マイノリティ、エイズ患者、移民、統合失調症患者、ホームレス、トランスジェンダー、失業者など、さまざまな人が貴重な時間を貸し出してくれるおかげで、この図書館は維持される。他人に向けられたスティグマ(負の烙印)や偏見を解消し、共存の意味を考え直そうという意図で始まったこのプロジェクトは、いまでは世界80数カ国で進められているという。 大学で心理学を勉強したのち、自殺予防に寄与したいと思い精神科医に転向した著者にとって、この初となる著作は、まさに「人間図書館の書庫の片隅の物語」だ。本編には、メイヨークリニックとニューヨーク大学の研修医を経て、イェール大学で依存症精神科専任医課程を終えるまでに出会った、さまざまな患者が登場する。人種も性別も年齢も職業もジェンダー・アイデンティティも異なるが、共通するのは皆、社会的に脆弱な立場にあるということだ。 “人間図書館で人と人がお互いを知り、触れ合う過程は、精神科医と患者との面接に非常によく似ている。人生において、自分とまったく違う世界を生きている人と会話するようなことがどれだけあるだろうか。(…)私は人間図書館のように、私の患者と他の人の橋渡しをするような本なら、世に出すに値するのではないかと考えるようになった。” ――はしがき 差別、偏見、スティグマを乗り越え、共に生きる一歩を踏み出すために。子どもから大人まで、幅広くお薦めしたいエッセイ集。 -
エモい言葉の日常
「エモい」の正体に迫った 誰も知らない蒼井ブルーの原点。 ★推薦多数! オキシトシン。ずっとオキシトシン。 心がにゅっと柔和になる~ ―新しい学校のリーダーズ・MIZYU むねがキューンと…何気ないこの日々が愛おしく感じます。 幸せな気持ちで満たされすぎました。 ―在原みゆ紀 「エモい」とは、なんなのでしょうか? この胸が揺れ動く、甘酸っぱくて、ほろ苦くて、なんだか懐かしい気持ちになる、この気持ちは、いったいなんなのでしょうか。 おそらく誰も定義はできません。 それは、指紋や虹彩のように人によってまったく違う形や色をしているからです。 それゆえ「エモい」には再現性がありません。だれかやなにかをまねたとしても、同じ「エモい」を起こすことはできません。 蒼井ブルー氏は、SNSで、著書で、これまで幾度となく「エモい」と共感の嵐を呼んできました。 彼の言葉はどのようにして生まれたのか? 「エモい」言葉が誕生した裏側に初めて迫ります。 ―蒼井ブルー撮り下ろし 32枚の写真を添えて。 ■本書の目次 ・はじめに ・Chapter1 恋をするということ ―チョコはもらった瞬間がいちばん甘い。 ・Chapter2 隣にだれかがいるということ ―人を思う歌が染みるのはだれかを本気で思ったことがあるから。 ・Chapter3 生きるということ ―夜ふかしが楽しいのは今日が終わらないから。 ・おわりに -
吉田豪の喋る!!道場破り プロレスラーガチンコインタビュー集
月刊誌『BUBKA』に掲載された人気連載がついに一冊の本になりました! プロインタビュアー吉田豪による超大物プロレスラーのインタビュー集。プロレスが最もアツかった時代を闘いぬいたレスラーの壮絶なエピソードが満載! 雑誌掲載時よりも大幅に加筆した決定版です。巻末には著者による取材秘話も収録。「プロレス者」もそうでない者も、読めば心にガツンと響く濃厚格闘人生譚!! 【出演レスラー】 天龍源一郎「俺みたいな生き方、するモンじゃないよ」/武藤敬司「いま、あえて言うプロレスLOVE」/蝶野正洋「レスラーはリング上の職人です」藤波辰爾「どんなに怒っても、お腹はすくんだよね」/ドン荒川「冗談で試合はできない。いつも真剣勝負(笑)」/藤原喜明「ナメられたら終わり。ジャンケンでも負けるな」/山崎一夫「常識人? う~ん、どうなんですかねぇ」船木誠勝「一回壊さないと新しいものは作れない」/鈴木みのる「ガキが簡単に『ガチで』って言うとイラつくんです」/宮戸優光「プロレスというものは強さが一番ですから」/鈴木健「他団体とはガチンコでやるのが絶対正しい」/菊田早苗 「プロレス界のスターになりたかった」/大仁田厚「引退試合は電流爆破って決めてんだ」/ミスター・ポーゴ「怖いものはお化け。好きな映画は『ゴースト』」/マサ斎藤「いつだってGo for broke」 -
本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む~走れメロス・一房の葡萄・杜子春・本棚
【100万人が沸いたスゴい読書!!!!】 名作3作+『変な家』大ヒット・雨穴「本棚」特別寄稿! SNSで話題沸騰の「オモコロ」大人気シリーズを書籍化! 「読書の常識が変わる……。これは全く新しい本の読み方です」――雨穴氏 「ついに日本一おもしろく『走れメロス』を読む人間が現れた」――ダ・ヴィンチ・恐山氏 「生まれて一度も読書をしたことがない男が本を読んだら、一体どうなるんだろう」 そんな素朴な疑問がきっかけで生まれた「本を読んだことがない32歳が初めて『走れメロス』を読む日」というオモコロ記事。 1人の男が人生で初めて本を読む。ただそれだけの記事が爆発的に拡散され、100万人の目に留まる大ヒット記事に……! この本でしか味わえない、不思議な読書体験をぜひお楽しみください! -
もう一度、泳ぐ。
池江璃花子、初めての著書――。 日本記録を更新し続け、2020年の東京五輪を目指していた18歳の池江璃花子は、予期せぬ病に侵され、突如としてその道は不透明となった。 しかし、不屈の精神で復活。10カ月後に退院すると、2020年3月、406日ぶりにプールに帰ってきた。 その時彼女が掲げた目標は、4年後のパリ五輪に出場すること。 本書は、その4年の間、彼女が記し続けた心の内である。 人々の目には、順調に回復しているように映っていたかもしれないが、決してそうではなかった。実際は、”18歳の池江璃花子“を超えられないことに苦しみ、涙を流し続ける日々だった。 今年3月に見事パリ五輪出場を決めたが、歩みは一歩一歩だったこと、彼女が何と闘っていたのかが手に取るようにわかる手記である。 巻頭32Pは4年間をカラー写真で振り返る。 特別収録:池江璃花子×羽生結弦対談「ただ勝利のために」 池江璃花子(いけえ・りかこ) 2000年7月4日、東京都生まれ。身長171cm。横浜ゴム所属。 3歳で水泳を始める。14歳の時、日本選手権の50mバタフライで優勝。高校1年生の時にリオ五輪に日本人最多となる7種目で出場。100mバタフライで5位入賞した。17年の日本選手権では女子史上初なる5冠に輝く。18年アジア大会で日本人初となる6冠を達成し、大会MVPに選ばれた。19年2月、白血病と診断され療養に入る。同年12月に退院し、20年8月に競技会に復帰した。21年に東京五輪に女子400mメドレーリレーで出場。23年日本大学を卒業。個人種目11個とリレー種目6個、計17種目の日本記録を保持している。 -
フェミニスト、ゲームやってる
ゲームをつくり、プレイし、プレイし損なう。そのすべてがフェミニズムの実践たりうると教えてくれる。 ──三木那由他(哲学者) ■ようこそ、私たちのパーティーへ。 「ゲームはフェミニズム的にもホットなメディアになっている」フェミニストで歴史研究者、パンセクシュアルで車いすユーザーの書き手が、フェミニズムとクィアの実践の場となっているビデオゲームの世界の面白さを伝える、画期的なエッセイ! 「トラウマを語ったり、現実の世界の問題を考えたり、そうした行為を少しだけ遠く、少しだけコントロールできる状態でやっていく。ゲームのそんな機能に私は助けられてきた。そこでは自分にとってつらい問題を、距離をとりつつ思考することができる。この本も、誰かにとってそんな役割を持つことができたら、そしてそんなゲームを、フェミニズムを広めることができたら、そんなふうに考えながら今、書いている」(「おわりに」より) ―POINT― ◇『ラスト・オブ・アス パート2』や『エーペックスレジェンズ』、『アサシン クリード オデッセイ』、そして『スプラトゥーン3』といった大作タイトルを、フェミニズムの視点からプレイ・評論しており、従来のビデオゲーム評論には無かった新たな観点を提示。 ◇『ゴーンホーム』や『アンパッキング』といったインディーゲームを多数取り扱い、それらの作品がいかにクィアやフェミニズムといったテーマに描いているかを描き出す。 ◇『ポケットモンスター』『ドラゴンクエストⅥ』『ファイナルファンタジーⅥ』『MOTHER2』といった日本発の大型タイトルについても振り返る。 ◇コラムでは障がい、都市、コミュニティ、能力主義などのテーマによって『Horizon Zero Dawn』から『ストリートファイター6』までさまざまなゲームを横断的に描き出す。 ◇プレイに際してのアドバイスや購入方法を明記。さらにフェミニストに向けたゲーム作りガイドも収録! 【目次】 はじめに なぜフェミニスト、ゲームやってる Ⅰ あの有名なゲーム #01 かくして私は収奪と救出に失敗する──「ピクミン4」、やってみた #02 多様なキャラクター表象が見せるものと見せないもの──「スプラトゥーン3」「オーバーウォッチ」「エーペックスレジェンズ」、やってみた #03 大作ゲームの女性表象とクィア表象の良さと歪みを体感する──「アサシン クリード オデッセイ」、やってみた 【コラム】語られるレイシズム・語られないセクシズム Ⅱ クィアが活躍するゲーム #04 クィアがオプションじゃない恋愛ゲーム!──「ボーイフレンド・ダンジョン Boyfriend Dungeon」、やってみた #05 ゲームの難しさがマイクロアグレッションを表現する?──「セフォニー Sephonie」、やってみた #06 選べない環境と自分自身のはざまで──「ラスト・オブ・アス パート2」、やってみた 【コラム】ボーイズクラブとしてのゲームコミュニティ Ⅲ マイノリティの日常を感じるゲーム #07 トランスジェンダーの日常と過去と未来を描く──「テル・ミー・ホワイ Tell Me Why」、やってみた #08 バイセクシュアルの表象とモノの方を向くお引越しゲーム──「アンパッキング」、やってみた #09 トランスジェンダー男性同士の交流──「ペイトンの術後訪問記 Peyton’s Post-Op Visits」、やってみた #10 卒業間近のノンバイナリーの学生たちの卒業前夜──「ノーロンガーホーム No Longer Home」、やってみた 【コラム】ゲームと能力主義 Ⅳ 80-90年代を描くゲーム #11 90年代のZineとレズビアンの反抗物語 ──「ゴーンホーム Gone Home」、やってみた #12 クィアなミドルエイジ女性の過去・現在・未来 ──「レイク Lake」、やってみた #13 記録を消しながら記憶をたどるトランスジェンダー女性の旅 ──「イフ・ファウンド… If Found…」、やってみた 【コラム】ゲームと障がい Ⅴ 歴史を想像するゲーム #14 台湾の戦後と恐怖を再訪するホラーゲーム ──「返校-Detention-」、やってみた #15 哀悼と歴史の可能性を考える ──「シベリア:ザ・ワールド・ビフォー Syberia: The World Before」、やってみた #16 男らしさに呪われる運動家たちの殺人事件 ──「ディスコ エリジウム Disco Elysium」、やってみた #17 社会運動の理想と抵抗のあいだに ──「スパイダーマン:マイルズ・モラレス」、やってみた 【コラム】オープンワールドと都市の遊歩者 Ⅵ ファンタジー世界を旅するゲーム #18 ヘイターと戦うレズビアンでトランスなロードムービー ──「ゲット・イン・ザ・カー・ルーザー Get In The Car, Loser! 」、やってみた #19 過去と未来を作り変えられる魔女になってどうする? ──「コズミックホイール・ホイール・シスターフッド The Cosmic Wheel Sisterhood」、やってみた #20 かつて私は、あのゲームの余白にフェミニズムやクィアを投影していた ──「ドラゴンクエストⅥ」「ファイナルファンタジーⅥ」「MOTHER2」、やってみた 【コラム】フェミニストのためのゲーム作りガイド おわりに フェミニストたち、ゲームやっていく 参考文献 さらにゲームを知るための文献リスト フェミニストのためのゲームリスト -
ここじゃない世界に行きたかった
SNSで大反響! 多様性の時代の新エッセイ集 29歳で移り住んだニューヨーク。 言葉も、これまで培ったスキルも通じない日々。 そんな中、大切な人たちと繋がらせてくれたのは 心の底にしまい込んでいた自らの美意識だった。 「本音をインターネットに置いておいて、本当に良かった」―― 世界の諸問題への視点、生活への美意識。 総フォロワー数15万人超のSNSで、独自の視点が信頼と感動を呼ぶ 文章を発信し続ける著者のデビュー作。 noteで大反響を呼んだエッセイに書き下ろし6編を加えた 新世代エッセイ集。 解説・谷川嘉浩(哲学者)。 ※この電子書籍は2021年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
スクリーンが待っている
劇場にはかからない“現場”の物語。 「ニヤニヤ、クスクス。これ、立派な映画作りの教則本です」役所広司 シカゴ国際映画祭観客賞・最優秀演技賞〈役所広司〉ほか、国内外の映画賞で高く評価された『すばらしき世界』は、佐木隆三によるノンフィクション・ノベル『身分帳』を原案に、西川美和監督が初めて原作ものの映画化に挑んだ作品だ。 本書は、原案小説との出会いから、取材と脚本の執筆、撮影から編集など、五年にわたる制作の日々を、監督自ら赤裸々に綴るエッセイ集である。 原案小説との出会い、公的機関による婚活パーティーへの潜入、長く仕事をともにしたスタッフとの別れ、刑務所での対話、『身分帳』のモデルとなった人物の足跡を辿る旅、スタッフが集う撮影前の緊張感、コロナによる編集作業の中断、出演者への思い──一本の映画の企画が立ち上がり、それが完成するまでの過程が監督の思いとともに仔細に描かれ、映画業界を目指す人や映画ファンはもちろん、多くの人に読まれるべき一冊だ。 幼い頃の記憶や街角の風景などのエッセイや、『すばらしき世界』に登場する人物の過去を描いた小説「蕎麦屋ケンちゃん失踪事件」も収録する。 文庫化にあたり、映像業界の変化に鑑み、単行本刊行後の状況を加筆するだけでなく、その後発表された三本のエッセイと、「あとがき」というには内容もボリュームも読み応え抜群の書き下ろしの文章を加えた。まさに、増補決定版! ※この作品は単行本版『スクリーンが待っている』として配信されていた作品の文庫本版です。 -
観光地ぶらり
行列に並んで観る絶景も悪くないが、そこで生活する人々の呼吸を聞き、その土地と対話する姿勢に感動を覚えた。——又吉直樹 話題作『ドライブイン探訪』の著者が、各地の「観光地」を巡り、日本の近代の歩んできた足跡をたどる傑作ノンフィクション・エッセイ。旅とは、生活とは、歴史とは、世界とは、生きることとは。 絶景のなかに、何を見るか。 わたしたちの目は、絶景を見慣れている。どんなに美しい景色でも、1時間、2時間と見惚れることは稀で、しばらく眺めたあと、写真を撮って立ち去る場合がほとんどだ。わたしたちは、ちゃんと景色を見つめられているだろうか? 絶景を前に立ち止まり、目を凝らすことで、見えてくる姿がある。じっと耳を澄ますことで、聴こえてくる声がある。そんな偶然の出会いに、「ささやかな未知」が詰まっている。ここではないどこかに、わたしとは違う人生を生きている誰かがいる。そんな誰かを想像することは、世界に触れようとすることであり、それこそが「観光」なのではないかと、僕は思う。(「あとがき」より) -
みなさんのおかげです 木梨憲武自伝
喜劇王が初めて明かす「とんねるず」の真実。 木梨憲武が還暦を期に書き下ろした本格自叙伝! 祖師谷・木梨サイクルの幼少期。 全国制覇を目指した帝京高校サッカー部。 新宿中央公園でのネタ合わせ。 駆け上ったテレビのスターダム。 テレビバラエティの栄枯盛衰。 愛妻・安田成美。 「みなさんのおかげでした」伝説の最終回の裏側。 そして、盟友・石橋貴明との本当の関係。 エンタテイメントを取り巻く時代の劇的な移り変わりを、彼は何を武器にして、どう生き抜いてきたか。 喜劇王の知られざる歓喜と苦悩がいま明かされる。 ~~~ 俺たちをおもしろがってくれて、40代、50代、60代と一緒に年齢を重ねてきた「とんねるず」世代にも、感謝や恩返しがしたい。そういう人たちの中には、このところの暗くて冷え込んだ世の中の影響で気分的に落ち込んだり、長年勤めた会社で定年を迎えたりして、人生の次なるステップを見つけられずに、迷子になっている人も少なくないんじゃないかな。そんな人たちに、俺という人間を知ってもらい、そして、もしそこに人生の後半戦を生きる「ヒント」みたいなものがあるとするならば、参考にしてくれたらうれしいと思う。(「プロローグ」より) ~~~ -
ほんまつ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 デビュー20周年記念! 初の著書! 松岡茉優が大切なひとたちと紡ぐバラエティBOOK。 Contents ・エッセイ7編 ・Mayu Matsuoka by Taiga Nakano ──仲野太賀が撮り下ろす松岡茉優 ・Fashion Shooting ・三谷幸喜、是枝裕和と話す ・リリー・フランキーと新しいサインを考える ・伊藤沙莉と松岡茉優のチャットルーム ・漫画家・板垣巴留と同世代トーク 漫画寄稿by板垣巴留 ・松岡茉優への質問AtoZ ─本書に登場したコラボレーターのほか、芸能界の友人やクリエイター陣、本書に携わったスタッフ、プライベートでの友人やいつも現場で一緒になるヘアメイクスタッフなど全26名から募った質問に、松岡茉優が答えます ・番外編 松岡茉優の裏側――前代未聞?! 本人不在の“お身内6人”座談会 -
こう考えると、うまくいく。~脳化社会の歩き方~
“現代社会を快適に生きる答え”は、20年以上年前に出ていた! 「脳の世紀」といわれる21世紀社会の正しい生き方とは? 20年以上に行われた養老孟司氏の講演録だが、 それは現代を予見している内容であった! 本書は、20年以上も前に行われた養老孟司氏の講演録をまとめたもの。 「意識は、なぜあるのか?」「 人間は死んだら『モノ』なのか?『ヒト』なのか?」「人間は『人工身体』と『自然身体』の二つのからだを持っている」「 人工(脳)と自然(身体)との釣り合いこそ重要である」「 人間は、意識だけでできているわけではない」「『男』と『女』という言葉ができたとき、性の連続が断ち切られた」「人間は、自分ができることの説明ができない」「 子どもを育てるとは『手入れ』をすること」「『ああすれば、こうなる』だけになった現代社会」という9講演を収録している。 -
続 窓ぎわのトットちゃん
国民的ベストセラー、42年ぶり、待望の続編! 国内で800万部、全世界で2500万部を突破した『窓ぎわのトットちゃん』。 世界中で愛されている、あのトットちゃんが帰ってくる! 泣いたり、笑ったり……トットの青春記。 【本書の内容】 ・東京大空襲の数日後、青森を目指して、ひとり夜行列車に乗ったトットを待ち受けていた試練とは? ・「おめえのジンジョッコ、描いてみろ」。疎開先の学校で、みんなとなかよくなりたいトットが、考えついた方法とは? ・「咲くはわが身のつとめなり」の言葉を胸に、トットが通った女学校や音楽学校の思い出は、映画、オペラ、ラーメン、それから? ・「そのままでいいんです」。NHKの専属女優になりたての、トットが救われた一言とは? ・アルバムからお借りした写真や、いわさきちひろさんの絵もたっぷり。 【黒柳徹子さんからのメッセージ】 私は、どう考えても『窓ぎわのトットちゃん』よりおもしろいことは書けない、と思っていました。私の人生でトモエ学園時代ほど、毎日が楽しいことはなかったから。だけど、私のようなものの「それから」を知りたいと思ってくださる方が多いのなら、書いてみようかなと、だんだん思うようになったのです。よし!と思うまで、なんと42年もかかってしまったけど、書きはじめると、笑っちゃうこと、泣いちゃうこと、それから戦争のことも次々に思い出されて……。 -
ウェルビーイング的思考100〜生きづらさを、自分流でととのえる〜
本書で紹介するのは、各界で活躍するクリエイターや学者、専門家など、21名のインタビューで語られた100のウェルビーイング的思考です。 彼らには、自分だけのものさしで世の中をとらえ、みずからを励まし、“自分で自分を幸せにしている”という共通点がありました。なにが幸せかを決めるのは彼ら自身であって、ほかの誰でもないのです。わたしたちは、彼らのそんな前向きな考え方を「ウェルビーイング的思考」と呼ぶことにしました。 その考え方は、日々のなかで、さまざまな生きづらさを感じて乱れた心をととのえる処方箋ともいえるでしょう。たったひとつでもいいので、100のウェルビーイング的思考の中から気になったものがあれば、ぜひ暮らしのなかに取り入れてみてください。 《コンテンツの紹介》 角田光代/五味太郎/石川善樹/遠山正道/甲斐みのり/小山薫堂/安藤優子/為末大/坂本美雨/ウー・ウェン/野村友里/小国士朗/東村アキコ/藤井 恵/水野仁輔/森岡督行/青江覚峰/川上浩司/林 久仁則/星野概念/前野隆司 ※定価、ページ表記は紙版のものです。一部記事 写真付録は電子版に掲載しない場合があります。 -
屋上とライフル
インパルス・板倉俊之、 5年分の澱を絞り出した 初のエッセイ集! noteから生まれた 渾身の一冊! 書き下ろしを加え ついに書籍化!! 全国の書店員さんから たくさんのコメントが届いています! ◎「最高に面白いです。 喫茶店の隅でゲラゲラ笑って読みました。」 芳林堂書店高田馬場店 山本善之さん ◎「笑いと癒しを同時にもらえる感じ。 寝る前に一話ずつ読むのもいいなあと思います。」 丸善ラゾーナ川崎店 山田佳世子さん ◎「めっちゃ笑いました!! これは他の人がいる所 では読めないです! めっちゃ好きな文章です! もう、どストライク!! 一気にファンになりました!」 喜久屋書店イオンモール大和郡山店 山田純子さん 日常生活で起きるさまざまな物事を 機知とユーモアに富んだ文章で書き綴った、 板倉俊之、初のエッセイ集!! 5年近くの歳月を費やし、 心の澱を絞り出すように 綴られたこだわりのネタの数々。 涼を感じる軽快な文章が 心地よく、一気に読める! 夏休みの読書にぴったりの一冊。 -
家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択
自分の面倒を自分でみる これがほんとうの お金に頼らない生き方 今の私の目標は、最後まで幸せに生きること、 すなわち死ぬまで家事をやり続ける、自分で自分の面倒をみて生きていくことだ。 そのためには身の丈にあった暮らしをすればいい。 歳をとり体が動かなくなったら、食べるものも、着る物も、住まいも、持ち物も、どんどん小さくしていくだけ。 そう考えたら安心だ。 だって増やすことは難しくとも、減らすことなら誰だって実現可能だから。 デフレ・インフレ・不況災害・老後もなんのその 一人一家事の提案。それで全員が確実に救われる! 人生100年時代のまさかの出口戦略 ………… 目次 はじめに 家事なんてなくなればいい? 1 私が手にしたラク家事生活 私のラク家事メモ①手ぬぐい一本あれば 2 あなたの家事がラクにならない本当の理由 ・その1 「便利」をやめる 私のラク家事メモ②「洗わない」という究極の選択 ・その2 人生の可能性を広げない 私のラク家事メモ③いきなり一汁一菜はムリな方へのアドバイス ・その3 家事の分担をやめましょう 私のラク家事メモ④ゼロから料理を始めるあなたへのアドバイス 3 家事こそは最大の投資である理由 私のラク家事メモ⑤生ゴミ堆肥で「一石五鳥」を体感する 4 老後と家事の深い関係 5 老後を救う「ラク家事」 私のラク家事メモ⑥私の「お手伝いさん」たち 6 モノの整理が天王山 7 実録・人はどこまでモノを減らせるか その1 怒涛のイメージ作り編 私のラク家事メモ⑦マジで錆びついていた五感 8 実録・人はどこまでものを減らせるか その2 怒涛の実践編 ・洗面所まわり編 ・洋服編 ・台所編 私のラク家事メモ⑧結局最後は宅配弁当? 9 死ぬまで家事 おわりに 総理、家事してますか?(ラク家事えみ子、政治経済を語る) -
親父と猫 定年後に待っていた猫ライフ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 SNSや各メディアで話題! 70歳、定年退職。 そんな親父が子猫を拾ってきた。 仕事人間だった親父の人生を変えたのは、1匹の子猫―― ふたりの出会いからをつづったフォトエッセイ。 仕事一筋で無骨な親父さんが救った小さな命。 黒猫るるはかけがえのない幸福を運んでくれました。 人生を豊かに生きる家族の微笑ましい日常が綴られております。 ――藤 あや子(歌手) るるちゃんのクリクリお目々に映る 優しく 切なく 愛しく 温かな 家族のハーモニー。 ご家族の営みに癒しほぐされている一人です。 ――朴ろ美(声優/女優) ***************** この春、父が定年退職を迎える―― 仕事一筋でこれといった趣味もなかった父が 定年後どうなってしまうのか、ひそかに心配していた僕。 だが定年を目前にしたある日、父は1匹の子猫と出会う。 その子猫との出会いが、父の人生を大きく変えることに……。 想像もしていなかった、笑顔あふれる父親のセカンドライフを 息子である著者がつづったフォトエッセイ。 “親父”と“るる”――ふたりの出会いから現在に至るまでの ゆるやかで優しい日々を、写真とともに。 ***************** 親父とるるの出会い方自体は、 一般的にそこまで珍しいものじゃないかもしれない。 ただ、定年間際にるると出会ったことは、 親父にとって奇跡のような出来事だったんじゃないかと思う。(本文より) ■目次 はじめに 親父とるるの出会い 親父、母の猛反対に遭う 子猫、病院へ行く 子猫に名前がついた! 親父に懐くるる ついにその日がやってきた ~親父の定年の日~ るると始まった猫ライフ るるはおてんば真っ盛り! 妹とるる るるが親父を看病!? オリンピックはるると一緒に るるに負ける親父 るる、握手を覚える!? 親父、若返る 母の用意したハロウィン るるの初めてのクリスマス お正月、家族が集まった! 誕生日もひな祭りも盛大に! 最近の親父とるる おわりに -
牧子、還暦過ぎてチューボーに入る
15 年前、重篤な病に倒れ臨死体験までした著者が、食生活全般を見直し、 自らおうちごはんを作るようになるまでを描いた同名単行本を文庫化──! 生きることは、食べること───。 エンディングノートより、レシピノートを書こう! 2008 年暮れ、雪の舞う岩手県盛岡市で、急性の動脈疾患と心臓病に襲われ、 13 時間に及ぶ緊急手術を終えて、意識不明の状態が2 週間も続き、 「死ぬのが普通という重篤な状況だった」という内館牧子さん。 その後、奇跡的に生還し、医師からは日頃の食生活の大切さを噛んで含めるように諭されたという。 “食は命” と知った内館さんの食生活は一変! それまでの外食・美食三昧の日々から、自ら包丁を握り、だしをひき、ベランダで野菜やハーブを育て、おうちごはんを楽しむ毎日を送るように──。 そんな経験をもとに本書に紡がれた「体が喜ぶおうちごはんのありがたさ」 「病気を寄せつけない食べ方」等の内容は、 家庭料理の大切さや、食に対する考え方を見つめ直すきっかけとなるに違いありません。 巻末には「ばあば」こと料理研究家の鈴木登紀子さんとの対談を掲載し、 文庫版だけの特別企画として、NHK『きょうの料理』や『一汁一菜でよいという提案』の著書でおなじみの 料理研究家・土井善晴氏との対談も収録!! 【本書内容】 第一章 “食は命”と知る 「一本の点滴より一口のスプーン」 身にしみた「医食同源」 今、改めて「食べることは生きること」 「外ごはん愛」の女たち おいしく豊かな水だし生活 牧子、還暦過ぎて油を考える 第二章 一回でも多く、楽しく食べたい 独りごはんに慣れるコツ 野菜はベランダで摘み、テーブルへ 残り物を「お洒落めし」に変身させよう 和食器の「見立て」にハマる あんみつは和風スイーツ? ごはん党も脱帽! 今どきのパン事情 節分に鬼もあきれるこの裏技 第三章 おいしさを増幅する“懐かしさ” これまでの人生で、一番おいしかったもの 「男の料理」は非日常 初がつお 食べた時から初夏が始まる 泣けるほどおいしい飲み物があった お弁当、詰めるはおかずか愛情か? 神は家族の膳に宿る 第四章 料理嫌いの“おすすめレシピ” おいしくなる「ほんのひと手間」 ピンチを救った魔法の小びん 健気(けなげ)な母がよみがえる昭和の献立 春だけの宝石を味わい尽くす 飲める人にも飲めない人にも、おいしい秋 「能書き」は鍋の隠し味 第五章 “元気で長生き”のために、何食べる? 「重い女」脱出法とは? ―前編― 「重い女」脱出法とは? ―後編― シニアよ、やっぱり肉食を ただ一生懸命に作り続ける 対談1 料理研究家 鈴木登紀子さん 対談2 料理研究家 土井善晴さん -
3歳語辞典
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【序文より】 4歳になった息子へ おめでとう。お風呂あがりに見たきみの背中はこんなにも小さいのになんだかとても頼もしくて涙があふれてしまったよ。なんだろう。この感情は。よくわからないけれど、どんどん大きくなっていく3歳のきみがよく使っていた不思議な言葉たちをここにまとめておく。いつか忘れてしまわないように。 父より ―― 日常の中で息子が使っていた不思議な言葉たちを父がエピソードとともに記録。クスリと笑えてちょっぴり泣ける。写真には残らない "子どもの言葉" に着目した、新しいかたちのエッセイ。 -
自分の薬をつくる
誰にも言えない悩みは、みんなで話そう。 坂口医院0円診察室、開院します。 「悩み」に対して強力な効果があり、 心と体に変化が起きる「自分でつくる薬」とは? これは戯曲? エッセイ? 自己啓発? 鬼才坂口恭平、ついに医師になる。 あっという間に読めて、不思議と勇気づけられる! 2019年に実際に行われたワークショップを誌上体験。 「いのっちの電話」では、なぜ電話をかけた人たちが楽になり、 元気になれるのか。いったい何がそこで起こっているのか。 その秘密とは。全部教えます。 ▼こんな方にぜひ読んでほしい! ・漠然とした不安がある ・やりたいことが見つからない ・やめられないことがある ・仕事がつらい ・人間関係で悩んでいる ・何をやってもうまくいかない ・誰とも理解しあえない ・話相手がいない ・人生に絶望している ・好奇心がない ・日々に関心がなくなった ・悩みで頭がいっぱいになっている ・何かやってみたいんだけど一歩が踏み出せない ・書きたいけど書けない作家 ・作りたいけど作れない創作家 ・アイディアが枯れてしまったプランナー ▼コロナ禍が蔓延している現代日本に向けて、 「非日常につける薬――あとがきにかえて」 も書き下ろし掲載。 【目次】 0:「自分の薬をつくる」ワークショップのための準備 1:オリエンテーション (1)はじめに (2)薬=日課 (3)しおり (4)自分の薬をつくる――実例:私の場合 (5)つくるということ (6)みんなアウトプットの方法を知らない 2:ワークショップ「診察」 ▼企画書を書くという薬 ▼「否定する力」の使い方 ▼相談してみる ▼将来の夢は今すぐ叶えてみる ▼職業の枠を取っ払っていく ▼気持ちを深く汲み取れるのは特殊能力 ▼やりたくないことをしない ▼声になっていなかったものを声にする ▼個人の悩み、なんてものはない ▼研究する ▼健康の証 ▼適当なアウトプット ▼アウトプットについて、もう少し ▼自分にダメ出しをするということ ▼「自閉」という方法 ▼書けないとき、つくれないとき ▼聞いてくれるひと、見てくれるひと まとめ――私たちにとって最良の「薬」とは 非日常につける薬――あとがきにかえて -
6カ国転校生 ナージャの発見(集英社インターナショナル)
6つの国4つの言葉で学ぶとどうなる? 机の並べ方、筆記用具、テスト、ランチ……世界の教室はこんなに違った! 「ふつう」がひっくり返り、世界の見え方が変わる。ソ連(当時)に生まれ、両親の転勤で世界6カ国(ロシア、日本、イギリス、フランス、アメリカ、カナダ)に転校。 各国の地元校で教育を受けた著者ナージャの希有な経験を楽しく追体験! それぞれの国での体験&発見を切り口に、「当たり前」「ふつう」「常識」を問い直す。教育も、自分らしさも、正解なんてない、違いがあるだけ。子どもが変われば、ベストは変わる。時代が変われば、ベストは変わる。目的が変われば、ベストは変わる。ふつうの子も、つまらない子も、変な子もいない。そのことを見つけた、ナージャの世界転校ストーリー! -
都会を出て田舎で0円生活はじめました
「ノブナカなんなん?」「真相報道 バンキシャ! 」などで話題の“自給自足家族"、初めての著書! 青森県某所---この北の大地に、自給自足で暮らす家族がいます。 家は廃材で建て、野菜類は畑で栽培! ガス、水道、電気の契約もなし! お金はほとんど使わない! にわかには信じられないような生活のリアルを描いたエッセイです。 現代で自給自足ってどうやるの!? お金はどうしてんのさ? などなど、気になることはたくさんありますが、その生活の仕方は本書の中に書かれています。 たとえば、「田舎のルンバは、ニワトリ」「突然来る、知らんオッサン」「動くソーラーパネル」「自然は最高の先生。自給自足的な子育て」など、その日常をユーモアあふれる文章で紹介。 もちろん、文明の利器に一切たよらないわけではなく、パソコンやタブレットだって使い、朝は挽きたてのコーヒーを味わうといったハイブリッドな自給自足生活です。 読み進めていくうちに、そもそも何でこんな生活を選んだの? という夫婦の原点もわかってきます。 何より魅力的なのは、「節約節約! 」とか「しんどい! 」といった息苦しさがまったくなく、毎日を、一瞬一瞬を生き生きとされている家族の様子です。 まずは試し読みいただいて、「ピン! 」と来た方には、ぜひ一読いただきたい1冊。 日常がハッと変わるような気づきと勇気がもらえる本になっています。 -
言葉の展望台
いま、あなたとの会話で起きたことは、いったい何だろう? マンスプレイニング、コミュニケーション的暴力、会話の引き出し、言語的なポリティクス、アイデンティティと一人称、人々をつなげる言葉、誠実な謝罪と不誠実な謝罪……。難しくて切実で面白い「言葉とコミュニケーション」を、「哲学」と「私」のあいだのリアルな言葉で綴るエッセイ。 【目次】 プロローグ コミュニケーション的暴力としての、意味の占有 そういうわけなので、呼ばなくても構いません ちょっとした言葉に透けて見えるもの 張り紙の駆け引き、そしてマンスプレイニング 言葉の空白地帯 すだちかレモンか 哲学と私のあいだで 会話の引き出し 「私」のいない言葉 心にない言葉 大きな傘の下で会いましょう 謝罪の懐疑論 ブラックホールと扉 -
くだらないものがわたしたちを救ってくれる
科学の営みを支える皆様へ。 苦しみも楽しみも、ぜんぶ書きました。 ああ、今日も推し(線虫)が尊い。 ■あらすじ 前世で何の罪を犯したせいかは知らないが、科学者になるのが夢だった。そんなわたしは現在、くだらないもの扱いされがちな「かわいいチビっ子線虫」を研究している。長時間労働、低賃金、就職難にあえぎながら、他人の論文に打ちのめされたり励まされたり、潤沢な資金に支えられた欧米の環境をうらやましく思ったりと、正直つらいことも多い。それでもやめないのはなぜか? 楽しいからだ。だから本書では、科学する日常とともに楽しさも伝えたい。(研究にお金が必要なことを知ってもらうためにも!)いざ、顕微鏡の中の小さな宇宙へ。 ■人気SF作家も推薦! 本書を読むと、科学にどっぷり浸かって太古の生命の起源に想像をめぐらせていた幼い日々を思い出す。疾病と老化を克服するのも重要だが、私はキム・ジュンのように人間の知の世界を少しずつ広げていく科学者の話をもっと読んでみたい。くだらないものたちをのぞき込みながら、「こんなものがどうして重要なの?」と尋ねる人たちに、夜を徹して線虫の話を語り聞かせる科学者たちの話を。本書はまさにそんな話が詰まっている。実験室の混乱と活気にあふれた日常と、研究の楽しみと苦しみが生き生きと描かれ、何より科学に対する愛情がページごとに満ちあふれている。 ――キム・チョヨプ氏(『わたしたちが光の速さで進めないなら』著者) ■もくじ プロローグ 科学という旅 1 こんなにも美しく、くだらないものたち 2 科学する心 3 わが愛しき突然変異 4 科学研究の喜びと悲しみ エピローグ 科学者として生き残ること 感謝のことば 日本の読者の皆さんへ -
ウチらメンタル衛生きちんと守ってかないと普通に土還りそう
15万部突破のベストセラー『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』。 あの衝撃から丸3年、完全新作エッセイが満を持して誕生。 SNSとか全部嘘だし、今すぐやめたいし、でもやっぱ好き(矛盾)。 いろいろありすぎるこの世の中で呼吸するには、他人との距離感とか、自分との距離感とか、 いらないものを手放してくとか、自分で自分をTakingケアしてかなきゃいけないっぽい。 棺桶までまだまだ続くランウェイの途中、 悟り始めたkemioが辿り着いた、新たな「セルフケア」哲学がここに! <収録予定内容> 1章 たぶん人間みんな最終的にマウント取るの好き I think そう 2章 世界って広くね? 人間ってマジでいっぱいいるね 3章 心と体のBluetooth 4章 ウチらにはウチらの生きる今がある -
人生はごちそう――自分の身に起こることはすべて栄養ね!
【黒柳徹子さん推薦】 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~ セッちゃんって最高! 絵のセンス! 洋服のセンス! 脳のセンス! 何歳かわかんない! ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~ 84歳の今もなお、現役イラストレーターとしてご活躍の田村セツコさんの最新エッセイ! 「苦いもののあとに食べたものは甘く感じるように、辛味や苦味、渋味、酸味はとっても大切! それは人生でも同じことよ。 嬉しいことも、イヤなことも、ぜ~んぶ自分の栄養になるの! いろいろな味の"経験"ができる人生はごちそうなのね!」 本書では、 いつまでも楽しくおちゃめに毎日を過ごすための 考え方や生き方などを素敵なフレーズと共にご紹介します。 ・アラ探しは老ける タカラ探しは若返る ・人生の作者でありモデルである ・いつでも、どこでも、普段着のまま ・2人のマリーちゃん 悲しみと喜びは代わりばんこにやってくる ・歌いたくない時こそ歌いましょう♪ など まるでおしゃべりしているようなエッセイ♪ オリジナルイラストも掲載!! ■目次 ・まえがき 人生はおいしいごちそう。捨てるところがありません。 ・第1章 甘味★いつでも、どこでも、普段着のまま ・第2章 酸味★幸せのかけらを探して ・第3章 塩味★肩の力を抜いて、さあ歌いましょう ・第4章 辛味★泣きたいときこそSmileね ・第5章 渋味★どんなことも素晴らしいと思えるようになるの ・第6章 旨味★人は皆、老いていくもの ・セツコの本棚 ・あとがき ■著者 田村セツコ(たむら・せつこ) イラストレーター エッセイスト 1938年、東京生まれ。高校卒業後、銀行OLを経て、画家・松本かつぢ氏の紹介でイラストの道へ。 1960年代に少女漫画雑誌『りぼん』(集英社)や『なかよし』(講談社)、『マーガレット』(集英社)、『少女クラブ』(講談社)の表紙や“おしゃれページ"で活躍。 1970年代には全国十数社と契約を結び、文具や小物などの“セツコ・グッズ"で一世を風靡。 1980年以降、ポプラ社の名作童話の挿絵や詩作、エッセイも手がける。 現在はコラージュ技法を使った立体作品「こもりびと」シリーズなどの作品を精力的に製作し、年に数回、個展を開催。 講演会、トークショーなどで多くの方に元気を与え続けている。 『おちゃめ力宣言します! 』(河出書房新社)、『あなたにあえてよかった』(興陽館)など、著書多数。 -
日本語の技術 私の文章作法
文章術は泥棒に学べ!? ロングセラー『論文の書き方』の姉妹篇。 実践に役立つ文章修業の本道を説く、社会学者・ジャーナリストとしても活躍した著者による体験的文章指南。 日本語を知り、よい文章を書くための34の方法。 (以下、本文より) その中の或る文字、或る言葉、或る文章を大変に好きだと思い、反対に、その中の或る文字、或る言葉、或る文章を非常に厭だと感じるような人、そういう人は、立派な文章が書ける素質のある人だろうと思います。 実際に、その人の文章と瓜二つのような文章を何篇も書いてみることです。これが文章修業の本道で、それ以外に道はありません。一にも真似、二にも真似、三にも真似です。 * 締切という時間的限定、枚数という空間的限定、この二つの限定が曖昧なのが研究室の特色で、それと反対に、この二つの限定が厳格なのがジャーナリズムの約束です。 文章を修業するのには、自分で締切と枚数とを厳重に定めて、これを自分に課するという方法をお勧めしたいように思うのです。 * 文章というのは一種の建築物だと考えています。大きな論文はビルディングのようなもの、小さな文章は交番のようなもので、文章が建築物であるならば、それを作るのには、どうしても、設計図がなければなりません。 正確な設計図を用意せずに、文章を書き始めたら、論旨不明の文章が出来上るのは全く当然のことです。 -
言葉の花束 困難を乗り切るための“自分育て”
イランで生まれ、養子縁組した養母と日本へやってきたのは8歳のとき。 外国人母子家庭として暮らし、差別も貧困もいじめも経験し、一時は絶望し、ギリギリ自死から逃れたことも。 今の輝かしい姿から想像できないような苦難とどう向き合ってきたのか? 腐らずに、自分を前向きに育ててこれた背景には何があるのか? さまざまな困難を切り抜けてきたからこそ、今、「弱っている人々に、同じ気持ちで寄り添える」。 体験を語りながら、「アナタの力になりたい」と紡いで、言葉の花束にして捧げる。 【14の花束の内容】 *家族の縁に恵まれなかったアナタへ ■Bouquet 01「誰かの瞳に映った私」が、私の孤独を癒やす *親子なのに気を遣ってしまうアナタへ ■Bouquet 02 衝突は本音を出す良い機会 *死にたくなってしまいそうなアナタへ ■Bouquet 03 やっと見せた「親の弱気」に私は救われた *いじめられているアナタへ ■Bouquet 04 頑張らなくて良い勇気 *愛の注ぎ方に戸惑う親御さんへ ■Bouquet 05 大丈夫、そこに存在しているだけで良い *大きな愛の偉大なアナタへ ■Bouquet 06 縁あっての親子、来世もきっと *親代わりのお仕事の皆様へ ■Bouquet 07「相手」でなく「愛手」に *世界を旅して出会ったアナタへ ■Bouquet 08 難民の難は難しい民ではない *多様性の過渡期に立つ人々へ ■Bouquet 09 心には、国籍も国境も関係ない *私の「心の花壇」より ■Bouquet 10 母の教え *ウィズ コロナを生きていくこれからの私たちへ ■Bouquet 11 サヘル流 新しい行動様式 *病気と闘うアナタと家族へ ■Bouquet 12 共に生きるということは共に歩むということ *適職に迷っているアナタへ ■Bouquet 13 先輩たちからのエール *世の中のシステムからこぼれた気がするアナタへ ■Bouquet 14 あきらめなければ誰かは見てくれている -
読書会の教室
みんなで読むと こんなに楽しい! 大ブームの読書会。だけど、参加する勇気がない? 主催したい。でも、何をすればよいかわからない? 大丈夫! 話題の書店〈双子のライオン堂〉が教える 手とり足とりの決定版ガイドブック! 読書会に興味をもつ人のための決定版ガイドブック。 参加・開催・運営に関する実践的なノウハウに加えて、 有名読書会の主催者へのインタビュー、 実際の読書会の様子を書き起こしたドキュメント、 読書の達人との座談会など、 読書会の楽しみ方を全方位的にガイドします。 目次 はじめに 第1章 読書会とは? 「読書会」とは一体なんでしょうか? 読書会は本が主役 第2章 読書会にはどんな種類がある? 読書会にもいろいろある 選書方法による分類 開催形式による分類 ちょっと変わった読書会のアイデア コラム はじめての海外文学(谷澤茜) 第3章 読書会に参加するには? 読書会との出会い方・探し方 行くまでの準備 当日の朝の楽しい過ごし方 本の感想ってどうやって話せばいいの? 読書会が終わったあとに コラム ビブリオバトルとは他人に本を探してもらうことである(岡野裕行) 第4章 読書会を開催・運営するには? 読書会の作り方 読書会の運営のポイント コラム ビブリオバトル必勝法(安村正也) ◇なぜ読書会を開くのか?──主催者に聞く! 猫町倶楽部(山本多津也さん) GACCOH(太田陽博さん、うきくささん、倉津拓也さん、しょうへいさん、谷川嘉浩さん) 八戸ブックセンター(音喜多信嗣さん、熊澤直子さん) ◇読書会では何が起きているか?──紙上の読書会 課題本方式 カフカ『変身』 持ち込み方式 「変な本」 ◇読書と読書会について本気出して考えてみた 自由な議論とは何か――読書会から考える(倉津拓也さん、しょうへいさん、谷川嘉浩さん) 語り合うことの楽しみ、本をめぐる冒険(長瀬海さん、倉本さおりさん) 付録 必携・読書会ノート──コピーして活用しよう おわりに -
ここに来るまで忘れてた。
(コンテンツより) 友を失い、恋が残った[渋谷] スターロードに行きつけが欲しかった[阿佐ヶ谷] 夜行バスが爆発しそうだった[名古屋] 合コンのハシゴで背筋が凍った[五反田] ピザ屋のバイトで嘘を重ねた[西五軒町] マックでいいんじゃね?と上司は言った[溜池山王] 警官に変質者と間違えられた[下落合] 大垣は絶対に自分の非を認めなかった[徳島] ラジオに出るときに酒を飲んで怒られた[木場] ラジオに出るときに酒を飲んで怒られた[木場] 俺たちは「東京の人になった」。ただそれだけでうれしかった[高田馬場]/他、全37話 ◎プロフィール◎ 吉田靖直(よしだ・やすなお) バンド「トリプルファイヤー」のボーカル。1987年4月9日、香川県生まれ。音楽活動のほか、映画やドラマ、舞台、大喜利イベントなどにも出演。また雑誌や各種WEBサイトで執筆活動をおこなっている。2021年2月には初の著書『持ってこなかった男』(双葉社)を刊行。 -
心と響き合う読書案内
2007年7月、TOKYO FMでスタートした未来に残したい文学遺産を紹介するラジオ番組『Panasonic Melodious Library』。パーソナリティをつとめるのは、『博士の愛した数式』『猫を抱いて象と泳ぐ』など独特の美しい物語世界をつくりだしてきた、作家の小川洋子さん。小川さんは「この番組は文学的な喜びの共有の場になってくれるのではないだろうか」と考え、出演を決心されました。本書は、このラジオ番組の一年分の放送をもとに再構成したものです。人間が虫になることより、さらに不気味な不条理を描いている『変身』(カフカ)、言葉ではできないことを言葉で書いた『風の歌を聴け』(村上春樹)、生産性のない、無目的な旅が持つ自由を綴る『阿房列車』(内田百けん)、「自分のために詠まれたのでは」と思える歌が必ずある『万葉集』など、計52作を紹介。若い人にとっては最高の文学入門、「本の虫」を自認する方にとっては、新たな発見が必ずある作品論です。 -
まとまらない言葉を生きる
誰の人生も要約させない。あなたのも、わたしのも。 ■推薦 「生きた心地」を求めていいんだ。 「ダメだ」の言葉に抗っていいんだ。 誰でも。言葉で。 ――望月優大(「ニッポン複雑紀行」編集長) 強くて安全な言葉を使えば、 簡単に見落とすことができる。 だけど取り零された隙間に、 誰かが、自分が、いなかったか? ――はらだ有彩(『日本のヤバい女の子』著者) ■内容 偉い人が「責任」逃れをするために、「敵」を作り上げて憂さを晴らすために、誰かを「黙らせる」ために言葉が使われるようになったこの世界で、凝り固まった価値観を解きほぐし、肺の奥まで呼吸しやすくしてくれるような……そんな「言葉」との出会いは、まだ可能だろうか? 本書は、マイノリティの自己表現をテーマに研究を続ける文学者が、いま生きづらさを感じているあなたに、そして自らに向けて綴った、18のエッセイである。 障害者運動や反差別闘争の歴史の中で培われてきた「一言にまとまらない魅力をもった言葉たち」と「発言者たちの人生」をひとつひとつ紹介していくことを通して、この社会で今、何が壊されつつあるのか、人間としての尊厳をどのように守っていけるのかを考えていく。 ■目次 まえがき 「言葉の壊れ」を悔しがる 第1話 正常に「狂う」こと 第2話 励ますことを諦めない 第3話 「希待」という態度 第4話 「負の感情」の処理費用 第5話 「地域」で生きたいわけじゃない 第6話 「相模原事件」が壊したもの 第7話 「お国の役」に立たなかった人 第8話 責任には「層」がある 第9話 「ムード」に消される声 第10話 一線を守る言葉 第11話 「心の病」の「そもそも論」 第12話 「生きた心地」が削られる 第13話 「生きるに遠慮が要るものか」 第14話 「黙らせ合い」の連鎖を断つ 第15話 「評価されようと思うなよ」 第16話 「川の字に寝るって言うんだね」 第17話 言葉が「文学」になるとき 終話 言葉に救われる、ということ あとがき まとまらないを愛おしむ ■装画・挿絵 榎本紗香(しょうぶ学園) -
縁もゆかりもあったのだ
第34回講談社エッセイ賞受賞作家こだま 場所と記憶をめぐる、笑いと涙の紀行エッセイ 「俺はたった今刑務所から出てきたんだ」 私たちは「えっ」と発したまま固まった。刑務所と監獄博物館のある街特有の冗談だろうか。膝の上に載せた「かにめし」に手を付けられずにいた。(中略) 別れ際、おじさんが「これやるよ、餞別だ」と言って渡してきたものを広げてみた。それは首元や袖口の伸びきったスウェットの上下だった。 第34回講談社エッセイ賞受賞のエッセイストこだま、待望の新作は自身初となる紀行エッセイ。 どの場所でも期待を裏切らない出来事が起こり、そして見事に巻き込まれていくこだま。笑いあり、涙あり、そしてドラマチックな展開に驚く内容も。 網走、夕張、京都などにとどまらず、病院や引っ越し、移動中のタクシーなど「自分と縁のあった場所」について全20篇を収録。 -
創作講座 料理を作るように小説を書こう
「このアイデアを使ってどんな話を作ろうか」と構想を練るのは、「この食材はどう料理すれば美味しくなるか」と考えること。ジャンルを越境して40年以上エンタテイメントの第一線で活躍する作家・山本弘が、自らの体験をもとに幅広く、丁寧に小説の作法を紹介する実践的創作講座、待望の書籍化。作家志望者はもとより、すでにデビューした人も必読の書。/【目次】はじめに 美味しい小説を書きたい人のために/小説を書きはじめる前に/アイデアは道ばたの草/穴を埋めれば宝が見つかる/キャラクターはレイヤーで考える/文章の師匠を見つけよう/駄作から学ぼう/あとがき/解説=芦部拓 -
図書館の外は嵐 穂村弘の読書日記
カーテンの向こうは、激しい雨と風と稲妻。 でも、平気。 だって、私はここにいる。 ――穂村弘の心を捉えて離さない本たち。 「週刊文春」の好評連載「私の読書日記」3年間分を書籍化。 エッセイや評論、絵本や翻訳など幅広く活躍している、歌人・穂村弘が、 絵本、歌集や句集、名作文学に、ミステリ、SF、漫画…… 幅広いジャンルから選ばれた本を丁寧に読み解きます。 【本書で紹介される本たち】 登場人物が三人のミステリー、『ポーの一族』の四十年ぶりの新作、原民喜の童話、ひと夏の物語、ブローティガンが東京を描いた詩集、『おなみだぽいぽい』という絵本、ひめゆり学徒たちの声、「クラムボン」の仲間たち、『交通事故で頭を強打したらどうなるか?』、異形のライフハック、百年前のディストピアSF、大島弓子の単行本未収録作品…… -
カレー沢薫のワクワク人生相談
漫画のみならず、鋭い切り口でコラムも大人気のカレー沢薫が混迷する2020年末におくる「できればムカつかずに生きる」ための人生相談!! 「パワハラ」「セクハラ」「独身・無職・容姿いじり」「SNSでの幸せアピール」など対人関係の不満から、「BLの隠し方」「推しが尊すぎる件」「四十代からの終活」など趣味と生活の不安までスカッと解決、クスッと笑える神回答満載!! Q.イライラ解消法のベストアンサーを授けてください!! Q.何事も断れない私はどうしたらいいでしょうか? Q.子供を産まなくて本当に良いのか不安です Q.DB(ドスケベブック)の隠し方を教えてください!! ……ほか全37本の人生相談と神回答を収録!! -
ウチら棺桶まで永遠のランウェイ
5刷15万部突破! kemio独自のリズミカルな語彙が脳に雪崩れ込む話題書『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』が待望の文庫化。 NYへの引っ越し、日々変わりゆく世界で今感じること……新規の書き下ろしエッセイと撮り下ろし写真を新たに収録! 毎日が「口から文化祭」状態! SNSやYouTubeの発信にとどまらず、歌手、モデルとしても活躍。 独自のボキャブラリーや、「意外に深い」名言で若者の支持を集めるkemioによる待望のエッセイです! もともとポジティブだったわけじゃない。物心がつく前に両親が亡くなって、「当たり前」なんてわからないし、 クラスでは「変な人」扱いされて、無視されたこともあった。 芸能界に憧れたけど、オーディションには落ち続けて、自信をなくしたことも数えきれないほど。 だけど人生は環境じゃなくて、すべてやり方次第。自分でカスタムした武器で、この世の中を生き抜いていく! 人間関係や将来、恋愛・・・・・・目の前のあなたの悩みを、新機軸に吹き飛ばせる令和のバイブル。 1章―私の、私だけの人生 引かれたレールを走るだけなんてガラケーちっくじゃね? 2章―人間関係わんこそば 私を泣かせる相手に恨みはないの、強くしてくれてありがとうなの 3章―恋なんて、、 一生 #出口の見えないカンバセーション だわ 4章―ウチら棺桶まで永遠のランウェイ 知恵とか勇気とかなんでもいいから、自分でカスタムした武器で世界を壊してこ +後日談エッセイ7篇+文庫版あとがきを収録。 NYでの生活、最近の恋愛事情、コロナ禍に思うこと……今のkemioが1冊に。 -
地方選 無風王国の「変人」を追う
『無敗の男』で政治家と永田町を描き尽くしたライターが全国7町村の首長選の現場、土地の風土、そこに映る「にんげん」の本質までを描き出す―― マグロと原発の町、「飛び地」の村、60年も無投票が続く島…… “選挙を旅する”異色ノンフィクション。 コンビニ店員、国際派テレビマン、サーファー漁師、発明家は、 【再選率84.2%】の壁になぜ挑んだのか? 「改革幻想に囚われ、国政政党の合従連衡に明け暮れた平成政治とは異なる令和の政治がこれから始まるとするならば、その主人公は地べたの暮らしに疎くなった永田町の住民ではなく、土の香りがする地方の首長の中から生まれるであろう」(「プロローグ」より) 愛なき“勝ち組の政治”を打ち破るのは、田舎の荒野でもがく「変わり者」だ! 【目次】*小見出しは一部 プロローグ コロナ以後の「ニュースの主人公」 2020年は地方政治再評価の出発点 「安倍一強」が逆なでした地方のプライド 第1章 えふりこぎ(青森県大間町長選) 原発マネーが漁師町を変えた 「選挙は親戚の数で決まる」 第2章 コンビニ店員の逆襲(北海道中札内村長選) 毎日の接客が選挙運動になった 最後は鈴木宗男が持っていった 第3章 風にとまどう神代の小島(大分県姫島村長選) 竹下登が駆け寄ってくる 61年ぶりの選挙は島を変えた 第4章 ドンの5日間戦争(愛媛県松野町長選) 「老人ホームに入れなくなるよ」 第5章 国道ファースト主義(和歌山県北山村長選) 村民の9割が二階俊博を支持 第6章 仏頂面と波乗り男(北海道えりも町長選) 「私が東京と話をつけようか」 第7章 嘘つきと呼ばれて(佐賀県上峰町長選) 「原口一博」という後ろ盾 エピローグ 英雄探しよりも「機能する変人」の発掘を
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