勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版

勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版

小説・文芸
770円 (税込)

3pt

「勉強」が気になっているすべての人へ!

勉強ができるようになるためには、変身が必要だ。
勉強とは、かつての自分を失うことである。

深い勉強とは、恐るべき変身に身を投じることであり、
それは恐るべき快楽に身を浸すことである。
そして何か新しい生き方を求めるときが、
勉強に取り組む最高のチャンスとなる。

日本の思想界をリードする気鋭の哲学者が、
独学で勉強するための方法論を追究した本格的勉強論!
文庫本書き下ろしの「補章」が加わった完全版。

解説・佐藤優

※この電子書籍は2017年4月に文藝春秋より刊行された単行本を基にした増補文庫版を底本としています。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    エッセイ・紀行 / エッセイ
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版
  • タイトルID
    :
    720533
  • ページ数
    :
    256ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年03月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    【初見の印象】
    かの千葉雅也さんの著作。『現代思想入門』を読んで、敢えて白黒ハッキリさせないような姿勢に好感がある。
    「勉強」というテーマは人生で永遠に問われるものだと思う。哲学にしろ、技術にしろ、処世術にしろ、学びたいという思いはある。私にとっての課題は、己の惰性であり、如何に自分のペースで継続をし得るか、この本から学べることを期待している。

    【ちょっと読んだ印象】
    (※「はじめに」「あとがき」を読んで)
    「勉強」とは、端的に「ノリが悪くなること」という。今までの自分(たち)の感覚や価値観とは違うものが到達点としてある。逆に言えば、従来の振る舞いを停止して、立ち止まって考える営みなのである。
    ところで、現代で勉強の手段自体は豊富にある。書籍やインターネットを通じて知に触れる体験はより身近になった。問題は、そのような情報と接する機会が無数にある分、1つひとつに向き合って勉強することが難しいということだ。
    そんな情報の氾濫に飲み込まれ得る環境にあって、本書では勉強の「有限化」というのを掲げる。勉強によって「できないこと」「失うもの」を明確にすることを主眼に置くのだ。そうすることで、勉強によって今までの「ノリ」を離れ、その後新たな「ノリ」を獲得していく。それが本書における勉強の位置づけである。
    勉強を原理的に考えるに当たって、「言語と欲望の問題」というややこしそうなものも扱うらしい。「はじめに」の中で「自己目的的」なノリを目指すというような表現があった。その具体的な内容を本編の中で読み取れればと思う。

    【流し読みした感想】
    (作成中)

    0
    2026年04月25日

    Posted by ブクログ

    過去の自分を振り返ることができました。何度も丁寧に言葉を説明してくれて、さらに文章の構成もたびたびまとめてくれていて、でも説明されればされるほど連想が進んで本から離れて…なので思いの外読み終えるまでに時間がかかりました。このような普遍的かつ説明力のある作品ですが、しっかりと文献を明示し著者のアイデアがどの部分かわかるようにしてあります。哲学をもう少し知りたくなりましたし、私は私で自分の言葉で書いていこうと思いました。

    0
    2026年03月30日

    Posted by ブクログ

    深く勉強するとは、その場のノリに悪くなることである。
    アイロニー(ツッコミ)によって常識を疑い、ユーモア(ボケ)によってものの見方を変える。
    その無限に続く探究を終わらせるのは、自らの京楽的なこだわりである。
    自分で書いているこの文章も誰にも伝わらない浮いた表現だと思いますが、本書で言われている言語に敏感になることの大事さがわかった。
    出来事から距離をとって自己目的的に振る舞うことが文学やダンス、音楽、絵画などの芸術だけでなく、ビジネスにも通用する考え方だという視点は目から鱗。
    めっちゃ賢い人の本は、読むのに骨が折れますがめっちゃ面白いです。

    0
    2026年03月14日

    Posted by ブクログ

    ユーモアとツッコミの話がめちゃくちゃ面白い。現代の哲学者という感じがたまらない。上滑りのユーモアに意識的でありたい

    0
    2026年01月25日

    Posted by ブクログ

    哲学というものについて、これまでなんとなく興味はあったけど哲学書を読むというところには至らなかった。
    これは哲学書なのか、と言われたらどうなのかはわからないが、哲学者が書いた本なのできっとそうなのだろう。
    千葉雅也さんを知ったのは坂口恭平さんとの対談をyoutubeで見てから。何度も書籍は書店で見かけていたが、難しそうだと敬遠していた。
    この本で語られる、「勉強とは自己破壊である」という事について、深く納得させられた。
    自分も数年前に断酒をし、たくさん本を読むようになった。
    それによって、今まとは明らかに違う自分になっていった。そして、それに伴う寂しさがあった。
    これについてモヤモヤしていたが、物凄くシンプルに「ノリ」が変わったからだと言われて腑に落ちた。
    勉強し、新たな知識を得ることで今までの自分が破壊され、新たなノリが自分の中で生まれ、今まで乗っていたものにノレなくなる。
    こんなにもシンプルな事が深く深く解説されていた。
    これを機に他の哲学書を読んだり哲学史について学び始めた。
    また自分の中の「ノリ」が更新されているのを実感している。

    0
    2026年01月03日

    Posted by ブクログ

    『勉強の哲学』は、勉強とは自己破壊である、それは、周りの環境から強いられた価値観によって固まってしまった自分を破壊して新たな自分になろうという自分の作り直しです。ものの見方が狭かった、好き嫌いも硬直的で融通が利かない自分を壊して、もっといろいろなものを肯定的に面白がれるようになる、世界をより面白がれるよう言語それ自体として操作する意識を高める。言語の「道具的使用」から「玩具的使用」へ。言葉をおもちゃのように操作し、自分のあり方の多様な可能性を、環境の求めから離れて自由に考えられることが勉強の方向である。

    0
    2025年12月12日

    Posted by ブクログ

    家で読書していると小さな世界で一日を終えてしまうことに忌避感を覚える。
    しかし、実際は違う。言語を通して世界を旅し、次元を飛び越え感情を上下左右に揺さぶり、現実よりも強い刺激を受ける。ある意味で第二の世界とも言える。これはつまり、小さな世界にいながらもより大きな世界を光の速度を越えて旅しているとも言える。

    この本では実際に言語の世界と現実世界を二分して捉えることが勉強のスタートであることを示唆している。そして読書がその助けになるとも。

    読書に迷っている方がいればぜひこの一冊を手にとって頂きたい。

    0
    2025年07月27日

    購入済み

    読みやすかったです

    難しい言葉もなく内容もすらすら入ってきました。読んでいて心地良かったです。

    0
    2020年03月25日

    Posted by ブクログ

    今までメタ視点って大きな枠組みで本を読んでたけど、これからはもう少し具体的なテーマを持って読書しようと思った。

    ー 絶対的なものを求めず、そして複数の他者の存在を認めなければならない。
    ー 「最後の勉強」をやろうとしてはいけない。

    絶対的な答えを求めず、中途半端なくらいが丁度いい、何事も。

    0
    2026年09月03日

    Posted by ブクログ

    勉強あ=自己破壊を通じて自由になること


    情報過剰の世の中=勉強のユートピア
    立ち止まって考える ことが難しい世の中

    深く勉強しない=周りに合わせて生きる=ノリがいい
    勉強=ノリが悪くなる、新しいノリに返信する

    道具的言語使用
    玩具的言語使用

    現実は言語というVRデバイスを通して解釈される。
    言語自体は非現実的な表現を可能にする=現実のノリから距離を取れる

    第二章

    ノリの潰し方→ずれる、ずらす→
    ボケとツッコミ
    言い換えれば、具体と抽象によるジャンプ

    アイロニー→抽象、意味を問いすぎて足場を失う(ナンセンス)
    ユーモア→具体、風呂敷を広げすぎて意味の飽和

    勉強にはやめ時がない→有限化が必要
    決断か中断か。
    抽象型探究は終わりがない→決断は無根拠に決めつかることにならざるを得ない
    有限化手段としての中断
    比較はしつつも、それをやめる

    0
    2026年07月04日

勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    エッセイ・紀行 / エッセイ
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版
  • タイトルID
    :
    720533
  • ページ数
    :
    256ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年03月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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