勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版

勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版

770円 (税込)

3pt

「勉強」が気になっているすべての人へ!

勉強ができるようになるためには、変身が必要だ。
勉強とは、かつての自分を失うことである。

深い勉強とは、恐るべき変身に身を投じることであり、
それは恐るべき快楽に身を浸すことである。
そして何か新しい生き方を求めるときが、
勉強に取り組む最高のチャンスとなる。

日本の思想界をリードする気鋭の哲学者が、
独学で勉強するための方法論を追究した本格的勉強論!
文庫本書き下ろしの「補章」が加わった完全版。

解説・佐藤優

※この電子書籍は2017年4月に文藝春秋より刊行された単行本を基にした増補文庫版を底本としています。

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勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    家で読書していると小さな世界で一日を終えてしまうことに忌避感を覚える。
    しかし、実際は違う。言語を通して世界を旅し、次元を飛び越え感情を上下左右に揺さぶり、現実よりも強い刺激を受ける。ある意味で第二の世界とも言える。これはつまり、小さな世界にいながらもより大きな世界を光の速度を越えて旅しているとも言

    0
    2025年07月27日

    Posted by ブクログ

    勉強に対する新しい考え方を学べた。勉強を進めていくことは、ノリが悪くなることだという。勉強を進めていくにつれて、人と話が合わなくなることは当然で、じゃあその問題とどう向き合い、乗り越えていけばいいかまで書かれている。

    まず、勉強を深める根本の考え方として、「言語それ自体」のあり方を考え直す、つまり

    0
    2025年04月16日

    Posted by ブクログ

    「勉強とは“変身”である」。この一言が、本書全体を貫くキーワードだと感じました。
    読んでいて特に印象に残ったのは、「脱ノリ」という概念です。いまの自分がなんとなく慣れ親しんでいる感覚や思考の“ノリ”から意識的にズレること。これが学びの本質だという視点にはハッとさせられました。

    私自身、ビジネスでも

    0
    2025年04月09日

    Posted by ブクログ

    最初は全然勉強とは程遠くて何を言っているのかさっぱり分からなかった。
    けれど構造理解をすると途端に、言語自体が曖昧なことに気付かされる。言葉の輪郭を疑う。

    言葉の威力を半分に抑えて広げる、粘土をこねて創るような作業が勉強には含まれる。

    ランキングにのっているビジネス書を読む前に、一読する価値はあ

    0
    2025年04月04日

    Posted by ブクログ

    本書を完全に理解できたとはいえないものの、勉強がもたらす本質的な変化を順序立てて論じてあり、勉強の意義を新たな視点で認識できた。

    0
    2025年02月16日

    Posted by ブクログ

    勉強の仕方と正しい取り組み方。
    共感する部分がたくさんあったし、新たな気付きも多々あり、とても有意義な内容であった。
    勉強するとノリが変わることや、勉強の方向性であるアイロニーとユーモアの話など、なるほど!と感激した。その部分はじっくりと読み返したい。
    そして「ダンスとして物事を見る」という観点も非

    0
    2025年02月02日

    Posted by ブクログ

    こう言ってはなんだが、この本に書かれていることは恐らくさほど目新しいことではない。それでも紛れもなく読む価値のある本、そして青二才が言うのもなんだが「もっと若いうちに読んでおけばよかった本」の一冊だ。

    前半の原理編の内容は、非常にざっくりと意訳すれば「人は変化する過程で、一時的に浮ついた状態に(=

    0
    2025年01月11日

    Posted by ブクログ

    ごくごく親しい友人間で今までやってきたことを肯定されたような、行為を上手く言語化されたような、そんな感覚を持つ。

    文学系の学生界隈では、定義を定めたり根元に立ち返りたくなったりすることが多くてこれは結構皆そうなんじゃないかなと思うが、凡例を出しまくって更にその凡例をあげつらって話を広げていくので「

    0
    2024年12月21日

    Posted by ブクログ

    著者は頭のいい人なのだなと感心しながら読んだ。勉強を、アイロニーとユーモアによって周りのノリから距離を取ることと位置付けている。勉強の可能性を広げるために、ワークとして年表を作ってみたいと思った。自分を客観的に見つめて、自分に必要なものを見極め、深めながら広げる感じ。まずは読書で自分を感じてみたいと

    0
    2024年11月26日

    Posted by ブクログ

    以前、電子書籍で読んだときは何だかあんまり文章が頭に入ってこなくて、そのまま途中で投げちゃった本。
    今回『センスの哲学』が出て、それに合わせて哲学3部作と呼ばれる『勉強の哲学』『現代思想入門』そして『センスの哲学』を合わせて読んでみるかと思い、再度、今度はデータではなくフィジカルで読んでみた。
    そし

    0
    2024年11月05日

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