あらすじ
「勉強」が気になっているすべての人へ!
勉強ができるようになるためには、変身が必要だ。
勉強とは、かつての自分を失うことである。
深い勉強とは、恐るべき変身に身を投じることであり、
それは恐るべき快楽に身を浸すことである。
そして何か新しい生き方を求めるときが、
勉強に取り組む最高のチャンスとなる。
日本の思想界をリードする気鋭の哲学者が、
独学で勉強するための方法論を追究した本格的勉強論!
文庫本書き下ろしの「補章」が加わった完全版。
解説・佐藤優
※この電子書籍は2017年4月に文藝春秋より刊行された単行本を基にした増補文庫版を底本としています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
過去の自分を振り返ることができました。何度も丁寧に言葉を説明してくれて、さらに文章の構成もたびたびまとめてくれていて、でも説明されればされるほど連想が進んで本から離れて…なので思いの外読み終えるまでに時間がかかりました。このような普遍的かつ説明力のある作品ですが、しっかりと文献を明示し著者のアイデアがどの部分かわかるようにしてあります。哲学をもう少し知りたくなりましたし、私は私で自分の言葉で書いていこうと思いました。
Posted by ブクログ
深く勉強するとは、その場のノリに悪くなることである。
アイロニー(ツッコミ)によって常識を疑い、ユーモア(ボケ)によってものの見方を変える。
その無限に続く探究を終わらせるのは、自らの京楽的なこだわりである。
自分で書いているこの文章も誰にも伝わらない浮いた表現だと思いますが、本書で言われている言語に敏感になることの大事さがわかった。
出来事から距離をとって自己目的的に振る舞うことが文学やダンス、音楽、絵画などの芸術だけでなく、ビジネスにも通用する考え方だという視点は目から鱗。
めっちゃ賢い人の本は、読むのに骨が折れますがめっちゃ面白いです。
Posted by ブクログ
哲学というものについて、これまでなんとなく興味はあったけど哲学書を読むというところには至らなかった。
これは哲学書なのか、と言われたらどうなのかはわからないが、哲学者が書いた本なのできっとそうなのだろう。
千葉雅也さんを知ったのは坂口恭平さんとの対談をyoutubeで見てから。何度も書籍は書店で見かけていたが、難しそうだと敬遠していた。
この本で語られる、「勉強とは自己破壊である」という事について、深く納得させられた。
自分も数年前に断酒をし、たくさん本を読むようになった。
それによって、今まとは明らかに違う自分になっていった。そして、それに伴う寂しさがあった。
これについてモヤモヤしていたが、物凄くシンプルに「ノリ」が変わったからだと言われて腑に落ちた。
勉強し、新たな知識を得ることで今までの自分が破壊され、新たなノリが自分の中で生まれ、今まで乗っていたものにノレなくなる。
こんなにもシンプルな事が深く深く解説されていた。
これを機に他の哲学書を読んだり哲学史について学び始めた。
また自分の中の「ノリ」が更新されているのを実感している。
Posted by ブクログ
『勉強の哲学』は、勉強とは自己破壊である、それは、周りの環境から強いられた価値観によって固まってしまった自分を破壊して新たな自分になろうという自分の作り直しです。ものの見方が狭かった、好き嫌いも硬直的で融通が利かない自分を壊して、もっといろいろなものを肯定的に面白がれるようになる、世界をより面白がれるよう言語それ自体として操作する意識を高める。言語の「道具的使用」から「玩具的使用」へ。言葉をおもちゃのように操作し、自分のあり方の多様な可能性を、環境の求めから離れて自由に考えられることが勉強の方向である。
Posted by ブクログ
家で読書していると小さな世界で一日を終えてしまうことに忌避感を覚える。
しかし、実際は違う。言語を通して世界を旅し、次元を飛び越え感情を上下左右に揺さぶり、現実よりも強い刺激を受ける。ある意味で第二の世界とも言える。これはつまり、小さな世界にいながらもより大きな世界を光の速度を越えて旅しているとも言える。
この本では実際に言語の世界と現実世界を二分して捉えることが勉強のスタートであることを示唆している。そして読書がその助けになるとも。
読書に迷っている方がいればぜひこの一冊を手にとって頂きたい。
Posted by ブクログ
勉強に対する新しい考え方を学べた。勉強を進めていくことは、ノリが悪くなることだという。勉強を進めていくにつれて、人と話が合わなくなることは当然で、じゃあその問題とどう向き合い、乗り越えていけばいいかまで書かれている。
まず、勉強を深める根本の考え方として、「言語それ自体」のあり方を考え直す、つまり言語を決められた用法"道具的"としてではなく、言葉遊びのように言語を"玩具的"に使用する考え方が必要である。言葉の捉え方としてこういう発想はなかったので今後意識していきたい。
勉強の進め方として、「アイロニー」と「ユーモア」という言葉を用いて説明している。アイロニー=ツッコミとは、根拠を疑い、真理を追求することにつながる。一方で、ユーモア=ボケは見方を変えること。
①アイロニーの姿勢を基本として、②ユーモアへの転回、③享楽的こだわりを通して「仮固定」し、享楽的こだわりは勉強を通して変化していく。この3点が勉強を深めていく上で重要になる。確かにアイロニーを突き詰めると終わりがなくなることは想像に容易いので、いろんな見方をしつつ、自分のこだわりを大事にすることなのかなと思った。
勉強の始め方・方法としては、とてもわかりやすく具体的に書かれていて良かった。勉強は始めるとキリがないのでいかに有限化するかがカギである。読書のメモの取り方まで書かれていて実践的な内容であった。
〈印象に残った点〉
「自分の状況は、大きな構造問題のなかにあり、自分一人の問題ではない、というメタな認識をもつことが、勉強を深めるのに必須である。p.127」という考え方はとても大事だと思った。最近観たドラマで、「パーソナルイズポリティカル=個人的なことは政治的なこと」を思い出した。確かにその通りかもしれない。自分の認知できること、考えられることは、他者から影響を受けたものである。世間で取り上げられるような社会的・政治的な問題は、構造的な問題であり、それはみんなが抱えている問題であり、それを個人の状況に合わせてパーソナライズして、個人の悩みになっている。
これらの悩みや不安から少しでも解放されるためには、この本に記載されているような勉強を深めていくことが不可欠であると感じた。ただニュースを追うだけのような、表面的な勉強では逆効果である。自分の興味関心のある分野ごとに、深く勉強して、理解を深め、自分なりに考えなければ不安からは解放されない。まあ要するに、自分のこだわりを知り、その分野ごとに楽しみながら考え続けていきたい。
Posted by ブクログ
「勉強とは“変身”である」。この一言が、本書全体を貫くキーワードだと感じました。
読んでいて特に印象に残ったのは、「脱ノリ」という概念です。いまの自分がなんとなく慣れ親しんでいる感覚や思考の“ノリ”から意識的にズレること。これが学びの本質だという視点にはハッとさせられました。
私自身、ビジネスでも趣味でも「自分の成長ってどうやって実感できるんだろう?」と感じることがありますが、千葉さんはその疑問に対して「今の自分の文脈を壊すこと」「ノれないことを受け入れること」こそが勉強なのだ、と応えてくれている気がしました。
また、「小説的に世界を捉える」という視点も面白かったです。論理だけでなく、感情や物語で理解しようとすることが、自分の思考に厚みを与える——これはまさに、言葉にできない違和感も学びの対象にするという、アンチ言語偏重的な姿勢ともつながります。
そして何よりこの本は、「勉強=役に立つ情報を得ること」という常識を軽やかに裏切ってきます。むしろ、わからないことをわからないままにしておく勇気や、“自分の快適なノリ”を一度外してみることにこそ価値がある。そんなスタンスが、自分の中に新しい風を吹き込んでくれました。
Posted by ブクログ
最初は全然勉強とは程遠くて何を言っているのかさっぱり分からなかった。
けれど構造理解をすると途端に、言語自体が曖昧なことに気付かされる。言葉の輪郭を疑う。
言葉の威力を半分に抑えて広げる、粘土をこねて創るような作業が勉強には含まれる。
ランキングにのっているビジネス書を読む前に、一読する価値はある。
Posted by ブクログ
読み応えある
理解するのに時間がかかって読むのも時間がかかる
けど、頭動かした!という感じ
曖昧に思ってたことを言語化してくれるからとてもスッキリする
勉強するってことにキリはないが、有限にすること
研究者も全部分かってない
読書も細部まで分かってないってことに安心
自分はバカだなとずっと思ってたから
そしてやはり自分は純文学が好きだなというのも再確認
売れてるエンタメ的なものはあまり好きじゃないかも
映画でいいかなって思う
時間使うからな
あー面白かった
Posted by ブクログ
何のための勉強か?自由になる為である。
絶対的な決断をせずに、
常にメタ視点でアイロニー(ツッコミ)とユーモア(ボケ)で比較し続ける。
その場の環境コードの奴隷となり生きてきたが、
年々、アイロニーの大剣をぶん回すことでその環境コードに違和感をもたすことはできていたが、違和感をもつだだった。
ユーモアで横線で広げて仮固定そして、比較。の繰り返しか
笑い飯を頭の中に召喚させよう
Posted by ブクログ
享楽的な自分にバランスを取らせる。ダンスをするように、そのものを楽しむ。自己目的的に。
純文学のように状況に身を置き、多義的な視点を持つ。
今回も欲望年表を作ることに欲望してしまった。
Posted by ブクログ
収入を上げる、役職を上げるための勉強にしっくりきていなかった自分にはとても興味深いものでした。
特に、勉強のデメリット、自己破壊の途上で一時的に気持ち悪くなるという過程は誰しもが通るというのは印象的でした。
勉強を継続していくことの大切さ、中断と再考の重要性が書いてあったので、今後も続けていきたいと感じました。
Posted by ブクログ
だいぶ前に一度読んだことがあったが、千葉雅也という人の考え方を知りたくなって改めて読み直してみた。「勉強することはノリが悪くなることである」ということから始まる主張は爽快感がありとても面白く、自分が好きな考え方。私はちゃんとノリが悪くなれているだろうか?環境で浮くことを楽しむ、そんな生き方が肯定されるようで清々しい。そう、キモくなるぐらいの勉強はとても楽しいのである。
Posted by ブクログ
どこまでを区切りとして勉強をどうやって広げるのか深ぼるのか、どの様な情報を勉強のインプットとして扱うべきか、なぜ気がついたら沼にハマっているのか、読書の仕方など「勉強」をすることについて深ぼる一冊。
自分がよく具体と抽象について細谷功さんの著書をよく読むのも信頼しているところがあるからだと認識。
きっと次は「制作の哲学」が出版されるのではないかと思う。
Posted by ブクログ
この本を選んだ理由
それは、「勉強の哲学とは何か?」と問われたとき、私にはきちんと答える自信がなかったからだ。
だからこそ、「あっ、これは自分の知らないことが知れるかもしれない」という期待を込めて、この本を手に取った。
読んでみて印象に残ったのは、「バカになる」ため、つまり“脳汁ダダ漏れ”の状態をつくるために必要なことについて、筆者が語っていた点だ。
それは、いわゆる安定した雰囲気や価値観、暗黙の了解といったものを破壊し、その場から“浮く”ことが必要だという主張だった。
そうすることで発想が豊かになり、さまざまな方向に矢印を向けられるようになり、結果として「勉強=成長」を実現できるのだという。
ただし、筆者はその“浮いた状態”にもブレーキをかけつつ、うまく制御していくことの重要性も同時に説いていた。
Posted by ブクログ
千葉雅也先生を大学で知り挑戦。勉強する上での重要なことを哲学的な事象を踏まえながら解説されていて非常に分かりやすかった。自由な時間が増えた今だからこそ先生が言われていた事を行動に起こしてみようと思った。
Posted by ブクログ
なんとなく手にとって読み始めた本。
自分が勉強の仕方がわからず、直面していた問題がこの本の中に書いてあった。
マクロ的にも、ミクロ的にも「勉強」というものが哲学(説明)されている。
私が個人的に腑に落ちたのは、そもそも言語は生きてきた環境などによって意味が変化しやすい。言語の不透明性に気づき、言語をわざと操作する意識をもつようになることこそがどんな勉強にも共通する一般に重要なこと、ということ。
そして「玩具的な言語使用」こそが勉強の根本だということ。その上で、「言語のアマ・モードとプロ・モード」を使いこなしながら勉強すると自他の区別ができてより勉強がおもしろくなる。
本の感想をここに書くにしても、言語偏重をうまく利用して自分なりに文学するのも、来たるべきバカになるための勉強だと思った。
この本は勉強におけるバイブルになりそうなので、もっと本を繰り返し咀嚼して味を深くしていきたい。
Posted by ブクログ
勉強とはこれまでの自分の自己破壊である。
私たちは常に環境に依存して、個性でさえも他者依存的なものである。
勉強とは依存していた環境のノリから、新たな環境のノリに入ることである。
環境のノリから自由になるためには、アイロニー(深掘り)とユーモア(目移り)が有効。アイロニーは、根拠を疑うこと。ユーモアは見方を変えること。アイロニーはやりすぎると機能停止に陥るので、適度なところで中断しユーモアへ折り返すことで自分の感覚を拡張する。これがまさに自己破壊。
…………
一見が難しそうだが、何か新しいことを学ぶと、そこで出会った言葉や考え方に最初違和感を持つが、それが馴染んでくるともとの感覚に戻れなくなるというのは感覚としても理解できる。
特に印象に残ったところは、何を学ぶか見極めようと、自分の興味関心を深堀りしすぎても答えは決して出ない。その途中でもういいやと考えることを放棄(決断)することは決してしてはいけない。放棄するのではなく、適度なところで中断し、目移りすることで自分の感覚を拡張させる。
また、勉強するにあたって信頼すべき他者は、勉強を続けている他者。(どこか決断主義的に決断しているような語りは勉強の足場にすべきではない)
これは非常に納得。
Posted by ブクログ
2025年3月31日、高円寺・サンカクヤマにあった。会場調査のため高円寺降りた日。
400円で購入、4冊目/4冊。サンカクヤマで合計4冊、計1,050円支払い(現金)。この日は高円寺で古本合計7冊購入し支出合計1,650円だった。
最初から透明のビニールフィルムのブックカバーが被せた状態で販売されていて、とても綺麗な状態。
Posted by ブクログ
中学の頃は小説なんて全然読めなかったんです。
でも勉強(受験用の)は結構やっていたと思います。
どっか私立の受験に落ちて受験勉強=勉強って思い込んでいた自分の価値観がめちゃくちゃに崩れたんですよ。
それ以来、自分を俯瞰するってことがクセになったような気がします。
この辺から小説を読めるようになってきて、何回も読んだ漫画をもう一回読み返しても違った楽しみ方ができるようになってきたんです。
何が言いたいかって?
こっからこの方が言う勉強ができるようになってきたと思うんです(できてはいない)。きっとこれがいったんの自己破壊だったと思うんです。
アイロニーとユーモアを繰り返すことを意識的にするようになったような気がする。
うーむ。ただそれだけというわけではない。
勉強をしていったんノリが悪くなる。このノリというのがここでは私の中学時代です。ここで昔の自分が破壊されていたっていうことを認識しないまま新しいノリを手にしてしまったのが高校時代の私だったんです。
だからこないだ成人式で中学生の友達と久々に会ったときに勉強による自己破壊をここで認識してしまったんですよ。ここの自己破壊は勉強によるものです。
なんせ中学でめちゃくちゃ仲良かった友達に「お前レスポンス遅くなったな」って言われましたからね。
つまり何が言いたいかって言うととてつもなく心に響いてしまったっていうことなんです。
何の話したかったか忘れました。感想ですね。ここで書くのは。
とにかく私が意識的にしていたことを励まされたような気がして、私が無意識でやってしまっていたようなことを言葉にされてぶん殴られたような気持ちになって反省したっていうことです。
あまりにも自己と向き合ってしまったせいで、自分ってなんだったっけな状態になってしまったんです。
どうにかして言葉にしたい。
サークルノリが嫌いな理由も言葉にできたんです。
きっと本文的に言うなら、比較を続けていない人だったから(これも主観だ、浮いた状態でノリを続けている人って可能性も大いにある)信用できないんだと思います。
言葉にしたい。クソ、もっと勉強頑張る。
小説を読むときにこれまでの自分の実感に引き付けて読もうとしてはいけないって本文で言ってたんだ。これめちゃくちゃ刺さってしまった。勉強は自己破壊ってことを意識しておけば、自分の価値観では受け入れ難いことを意識的に取り入れようとできるはずなんですよね。反省です。自分が苦手としていることに改めて向き合ってみようと思います。
それでいうと勉強としてサークルに行くって手もありますね。うーんでもきつい。要検討。
とにかくアイロニーによる価値の宙吊りとユーモアによる価値観の並列化を意識的にやってみようと思いますね。今までは何となくでやっていたような気がするから。
まず手始めにいつも書いてる日記は最初にいったん起こった出来事をそのまま書いてみるようにする。自分の感情とか考えとかはその後に入れてみようかな。簡単なことからやってみようと思うね。
それこそ果てなんてないわけですから。
この方の何とか伝えようとしてくれる感じには非常に好感が持てました。
Posted by ブクログ
千葉さんの本は気になっていたけど難しそうなイメージ。Eテレの番組で「勉強したくないときに読む本」の一冊に取り上げられているのを見て、初めて読む気になれた。
読んで正解!勉強に対する着眼点がかなり独特で、なのに物凄い説得力。
深く勉強するとノリが悪くなる、や、勉強とは獲得ではないこと、中断しても勉強として成り立つなどなど。
忘れたくない勉強との向き合い方をたくさん教えていただき、好きな文に付箋貼りまくりでした。
Posted by ブクログ
・入門書と専門書の間位、と仰られているこの本。正直、自分がどの程度この本を理解できているかというと…あんまり、なのでは?と思っている。
・読みながら思い出したのは、よく芸術家やアスリートの間でたまに聞く言説。「基本を徹底的に学び、いざ本番には、それを忘れる(のが良い)」でもここで書かれているのは、ちょっとそれとは違うと思う。
・とは言いつつ。千葉さんの本は何か読みたくなるんだよな〜。自分の関心にちょうどヒットするようなテーマなんだろうな(専門書じゃなく、一般書の方ですが)
Posted by ブクログ
難しい単語はないのに読むのに時間がかかった。完全に理解するのは難しい本だった(著者もそれでいいと言っているが)。
基本的に人との会話環境をベースに単語・考え方が説明されていくため、勉強の仕方というより言語への向き合い方?について書かれた本のような気がした。
Memo
・勉強とは新しい単語・考え方に出会いその器官なき言葉でブロックのように遊ぶこと(言語偏重?)から始まる
・アイロニー(つっこみ)とユーモア(ボケ)を繰り返してその分野の視野を広げて結論を求めず比較し続ける姿勢が大事
••••••••••••••••••••••••
星5:周りに全部読んで欲しい、4:家に置いておきたい、3:周りに一部or要約版を読んで欲しい、 2:読むのは一回でよい
•••••••••••••••••••••••••
Posted by ブクログ
アイロニーとユーモアは深化と進化に対応するかと感じた。いずれもどちらか一辺倒ではなく、バランス良く突き進める必要があることを学べた。
この本を読んで、自分は周りの環境に思っていた以上に依存し影響をうけているんだと気づいた
Posted by ブクログ
学びの有効性を、根本から教えてくれるありがたい本。
勉強することで、周囲の人間関係や社会システムのお約束=環境を客観視することができる。複数の環境をサーフィンすることで、より高次の自由な視点が得られる―ということかな。
一方で、世界の真理がついに明かされる!みたいな「最後の勉強」は、ない。絶対的な根拠とか自分探しの勉強はダメ。つまり勉強とは、終わりなき、それ自体を楽しむ運動なんだろうかね。
Posted by ブクログ
原理編は難しく、まさに言葉が拒否反応を起こして浮いているような感覚を味わった。心が折れそうになったが、後半の応用編で一気にわかりやすくなる。あの難しい説明が日常にここまで落とし込めるものなのだなと思う。
とはいえ、自分の経験に引きつけて読むという行為はあまりよくない読み方なのだそうだ。これには驚いたが、納得の説明だった。わからないことをわからないものとしてそのまま読むという感覚を知れて、いい勉強になった。
Posted by ブクログ
読書というものを、いろんな人の考え方を知る機会としている私としては(皆さんもそうかもしれないが)、ひとつの考え方として持っておいても面白いかも?と感じた。
勉強とはいわば「自己破壊」で周りから「浮く」ことから始まるといった話。
ただ、浮いた発言の例えや筋トレをアートと呼んでいるところあたりで頭に?(はてな)が浮かんでしまい、読み進めるのに時間がかかってしまった。
Posted by ブクログ
勉強を哲学的に捉え更に実践の仕方もあり、読み応えがあった。
アイロニー=「根拠を疑う」こと
ユーモア=「見方を変える」こと
この2つが勉強におけるキーワードとなる。
序盤の哲学的な表現の仕方が私にとっては不慣れな為、読みにくさがあったが、身近な表現での具体例により読み進めることができた。
また、実践編では以下の部分が参考になった。
・自分の実感に引きつけないで読む、というのは、あるテクストを「テクスト内在的」に読むことである。それはテクストの構造=設定における概念の機能を捉えることである。
・二頂対立を把握する。普段の生活から、何を読む時でも、反対語に気づくよう心がけるといい。