ベトナムの風に吹かれて

ベトナムの風に吹かれて

671円 (税込)

3pt

ベトナムの首都ハノイで働く著者は、認知症になった母を新潟から移住させ新生活を始めた。人間関係の濃い下町の旧市街や、旅先での緑豊かな山々の光景に母は昔の想い出を語る。感動の輪が広がる映画化原作!

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ベトナムの風に吹かれて のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    素晴らしい。認知症も異文化もおんなじだってところ、すごく納得した。読むだに異国での介護は大変だろうなと思いつつ、なぜか笑顔になる。

    0
    2025年08月26日

    Posted by ブクログ

    ものすごいご決断をされたと思う、本当に。

    認知症の方の詳しいことはわからない。
    でも、おそらく…


    いろんな映画や本などの体験談を読んで思うことは、

    認知症の方でも楽しい気持ちは積み重なって心の安定に繋がるし、

    嫌な環境(入院など)にいたり、人から怒られたり否定されてばかりだと、心が不安定に

    0
    2024年02月19日

    Posted by ブクログ

    実話だからびっくり。
    日本語教諭としてベトナムで暮らす著者が配偶者をなくした80代の認知症の母(Baちゃん)を引き取ることになったところから始まります。

    越後の田舎で暮らし、飛行機にすら乗ったことのない高齢のBaちゃん。
    初めての海外で、認知症にとって環境の変化は一般的に、混乱させ、認知症を悪化さ

    0
    2022年05月27日

    Posted by ブクログ

    面白いんじゃないかなと思って読んでみたらやっぱり面白かった。認知症になったお母さんをベトナム在住の著者が引き取って一緒に暮らすノンフィクション。
    認知症の人がベトナムの温かな人々に囲まれて意外やうまくいくという痛快さ。書中でもちょっとしたトラブルや心配事は紹介されているし、本になっているのは最初の1

    0
    2021年06月06日

    Posted by ブクログ

    当時のハノイを思い出しながら読みました。物事の背景には理由がある。言葉より先に行動する。小松さんの生き様に感動し教えられました。「ローバは1日にしてならず」や本の一語一語は同じ認知症の母を持ち母を幸せにしたいと願う息子の道標です。

    0
    2018年04月16日

    Posted by ブクログ

    昭和を感じさせるベトナムならではの良さに十二分に触れられる良書。最後までお母様を看取られて親子共に幸せだったろうと羨ましくなった。
    誰もが歳をとる。どう生きるかは人それぞれだ。

    0
    2025年08月28日

    Posted by ブクログ

    ベトナムの住みやすさや人情をいくつも伝えてくれる。
    まわりの人のことにそこまで気にしない感じ。
    オフィス街の普通の会社でトイレを借りられるとか。
    迷子になっている日本人のおばあさんをセオムがしっかり日航ホテルに送り届けてくれることとか。

    数十年むかしの日本みたい、というベトナムの感じも、年老いた日

    0
    2025年02月19日

    Posted by ブクログ

    ベトナムに行ってきたので読んでみた。
    行ったばかりのハノイの地名が出てきて、情景を想像しながら読めた。
    ベトナムの人は、確かに今の日本人より親切で、親身になって世話をしてくれるかもしれない。
    それでも、娘一人でヘルパーなどに頼らず(そもそもそのような制度がないらしい)異国の地で年老いた母を介護した著

    0
    2019年11月19日

    Posted by ブクログ

    母をこんなに幸せにできるか、私は自信がない。
    そういう状況になってみないと、わからないということもあるけど。
    でも、Baも何だか幸せそうだし、ベトナムという国だから良かったのかも。

    私もついこの前、ハノイに旅行して、ベトナムの田園風景を見て、日本みたいだなーと思って眺めていたから、親近感がわく。

    0
    2015年10月11日

    Posted by ブクログ

    コロナ禍でカンボジアから出国できないまま3年が経過し、旅行したいなと思いながら探していて発見した本。小説と思い手に取ったらエッセイで、しかも先輩(海外在住の年上の日本人女性)の手によるものだった。
    この年齢になると、同性の年上のエッセイはとてもありがたく、近い将来の自分だったらどうするかと考えながら

    0
    2024年11月11日

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