エッセイの検索結果

非表示の作品があります

  • がんと生ききる 悲観にも楽観にも傾かず
    4.0
    肺がんと診断された。 その直後からいくつもの選択に直面する。まずは何を選択し、何を選択しないで来たのか。 病院の選択、医師の選択、治療法の選択にはじまって、食べもの、代替療法……。 「すること」と、「しないこと」と、ひとつひとつを自分で決めるしかない。 自分から逃れることはできないのだから、悲観にも楽観にも傾かず、とにかく自分が頷ける小径を行く。いまもかけがえのない体験をつづけている。現在、わたしは元気だ。がんであることはわたしの一部でしかないのだから。  少し前に『明るい覚悟』(2020年単行本、2024年朝日文庫)という加齢をめぐる本を書いた。病に向き合うことも「明るい覚悟」のひとつである。 〇「目次」から(一部) ●第1章 ふたつの病院 2023年6月A病院へ/生検失敗/B病院にて 2度目の生検/不信の時/7月、時間はまだある/ドアノブのないドア ひとり家族/血縁を問う――絵本『あおいアヒル』 ●第2章 新しい入院先 C病院 C病院2023年8月/見逃された変化、見逃した違和感/治療法の選択/医師や看護師さんにいつ訊いたらいい?/脱毛とウィッグとロケットと/血縁と結縁  /23年秋来年のスケジュールノートブック/再入院悪寒から、身体と食べもの   ●第3章 放射線治療 思いだすひとびと PS(パフォーマンスステータス)と放射線治療/放射線台上にて 池波正太郎さんの贈りもの/クレヨンハウスのこと/「ケーキおばさん」募集 ●第4章 身体と病と放射線 オレゴン州ポートランドの記憶/身体の「部位」と「全体」/ヒポクラテスへ  /放射線治療室受付にて 父のために選んだ漢方/すれ違い 医師が患者になるとき ●第5章 免疫力を強化する 免疫力をあげる/「ファイトケミカルスープ」/西洋医学と漢方医学/あらためて「医食同源」/『サンタクロースっているんでしょうか』 ●第6章 2度目の春そして夏 2025年4月、2度目の春――再発まで待たなくてはいけないのか?/スーザン・ソンタグ最期の日々/生活の質/シシリー・ソンダースの実践/エリザベス・キューブラー・ロス 5つの段階を辿る/散骨/絵本『ねえ、おぼえてる?』/  『ハーレムの闘う本屋』/母がいた朝、わたしがいる夏 ほんの、一部 あとがき――いま、ここから、明日へ
  • パパイラスの舟 海外ミステリ随想
    4.0
    いまだ見果てぬアメリカ探偵小説という大海を、小鷹信光は如何に航海したか。夫婦探偵小説のパターン分類、フランスのセリノワール叢書から発見したジム・トンプスン、エドガー短編賞受賞作研究、書誌をめぐるジョン・D・マクドナルドとファンの交流、ロス・マクドナルドとリュウ・アーチャーの歪な関係、ハードボイルドにおける“英雄”の死とは――情熱と好奇心の赴くまま舵を切り、書物の海を縦横無尽に渡る読書と調査の記録。日本におけるアメリカ探偵小説受容に絶大な影響を及ぼし、今なお読書の自由さを指し示すコンパスたるエッセイの名著。/【目次】1 ロードマップの羅針盤 ――ミステリと私――/2 天国どころか大時化(しけ)だ! ――夫婦探偵小説について――/3 センチメンタルな夜間航路 ――夫婦探偵小説とクェンティン――/4 ハードボイルド・ジャーニー ――私のハードボイルド小説観――/5 暗黒のフランス航路 ――フランスのセリノワール――/6 船荷はメイド・インUSA ――セリノワールとジム・トンプスン――/7 バルティック海の幻想の船旅 ――短篇小説のたのしみかた――/8 船長の過去が気にかかる ――アメリカのファンジンとJ・D・マクドナルド――/インタールード1 外国作家の書誌のつくりかた/9 ロサンジェルス航海日誌 ――風物誌1――/10 船上のホット・ドッグ ――風物誌2――/11 犬を降して錨を上げて ――風物誌3――/12 空飛ぶ水先案内人 ――ハードボイルド小説のプロトタイプ――/13 あなたにもかかわりのある船旅 ――ロス・マクドナルドと『一瞬の敵』――/14 実存的抒情航路 ――ホレス・マッコイ論――/15 パラノイアックな紙魚 ――ハメット・チェックリスト――/16 サンタバーバラ港へ! ――ロス・マクドナルドの暗い青春――/17 帆走する大商船隊 ――男性雑誌アーゴシーの魅力――/18 女は乗せない輸送船 ――アーゴシーと冒険小説――/インタールード2 辞書を読むたのしさ/19 船頭小唄にひかされて ――マイク・シェーンとブレット・ハリデイ――/20 大波・小波・三角波 ――ニューヨーク生まれの五人の作家――/21 中古帆船暴走中! ――マシスン『激突!』私見――/22 ぼろ船からは鼠が逃げる ――ウェストレイクの身辺調査――/23 艦旗はためくMasthead(マストヘッド) ――献辞の話1――/24 この者、航海中飲酒を禁ず ――献辞の話2――/25 半旗を掲げたゲッタウェイ ――男の意地と花道――/26 娘たちのための最後の航海 ――新しい短篇小説の魅力――/「あとがき」にかえて/小鷹信光の若き日の航海、あるいは刊行五十年目の読書ガイド=小山正
  • 怪奇の文芸、妖美な絵画 ――文豪たちと画家たち
    4.0
    文豪のそばに、名画家あり。 泉鏡花、江戸川乱歩、芥川龍之介……名作を彩った画の秘密とは!? 怪しき文芸と妖しき絵画がそれぞれを高め合った傑作を、怪談文芸評論の第一人者がガイド。 「怪と幽」人気連載の書籍化。書籍化にあたり、フルカラーでお届け! 収録内容 ・はじめに ・泉鏡花と鏑木清方   ・泉鏡花と小村雪岱   ・江戸川乱歩と村山槐多   ・江戸川乱歩と竹中英太郎 ・泉鏡花、岩井志麻子と甲斐荘楠音   ・芥川龍之介 ─―稀代の妖怪絵師   ・皆川博子、岡本綺堂と橘小夢   ・藤牧義夫とウルトラQ   ・水島爾保布と谷崎潤一郎 ・葛飾北斎と『百物語』 ・おわりに 「幻想文学」と建石修志 装画/中川 学
  • 昭和下町暮らし
    4.0
    昭和はよい時代だったのか? 少女の視点から振り返る、昭和30、40年代の東京下町、庶民と家族の生活史。 著者の森まゆみ氏は、地域雑誌「谷中・根津・千駄木」(通称「谷根千」)の編集人として、地域の生活・文化・歴史を掘り起こし、数多くの貴重な証言を記録してきた。 本書では、自らが「語り部」となり、10代までの体験にもとづき、東京下町(主に、居住した文京区動坂下周辺)での生活を回想。 それは、親子関係も含め、戦前から連続する庶民の暮らしの実相を伝える、少女の視点からとらえた記録となった。 『昭和の親が教えてくれたこと』を全面加筆・改稿のうえ改題した。
  • 本の話はどこまでも 青山美智子さんが答える33の質問
    4.0
    『本の話はどこまでも 青山美智子さんが答える33の質問』語り手:青山美智子、聞き手:根津香菜子 『お探し物は図書室まで』『赤と青とエスキース』『月の立つ林で』『リカバリー・カバヒコ』『人魚が逃げた』本屋大賞5年連続ノミネート! 人気作家の熱すぎる本への熱い思い デビューのきっかけ、小説執筆のモットー、装丁へのこだわり、本屋大賞への思い、図書館の思い出、本から得たもの……33の質問を通して浮かび上がる作家・青山美智子。 そして、本好きなら思わずうなずく言葉の数々。 「イマジネーションや想像力は、生物として与えられた武器」 「『好き』をねじまげない。否定しない」 「私は究極のSFを書いていると思っている」 「私の作品と出会ってくれる『あなた』は100年後の人かもしれない」 「本はチームで作るもの」 「『なんかそう思う』という大切な感覚」 「図書館で働いていた経験があったから書けた『お探し物は図書室まで』」 「旅や出張に行くときは、必ず『そのとき本』というのを用意するんです」 「サイン会で私が一番嬉しいのは『仲間に会えた』こと」 「本がなくても死ぬわけじゃないけど、本があったから生きてこられた」 ○語り手 青山美智子(あおやまみちこ) 1970年生まれ、愛知県出身。大学卒業後、シドニーの日系新聞社で記者として勤務。帰国後、出版社で雑誌編集者を経て執筆活動に入る。デビュー作『木曜日にはココアを』で第1回宮崎本大賞を受賞。他に『鎌倉うずまき案内所』『月曜日の抹茶カフェ』など、著書多数。『お探し物は図書室まで』『赤と青とエスキース』『月の立つ林で』『リカバリー・カバヒコ』『人魚が逃げた』の5作が5年連続で本屋大賞にノミネートされている。 ○聞き手 根津香菜子(ねづかなこ) 雑誌編集部のアシスタントや朝日新聞記事の執筆・編集を経て、フリーランサーに。学生時代、入院中に読んだインタビュー記事に胸が震え、ライターを志す。現在は、役者への取材をメインに活動。幼いころから美味しそうな食べものの本を読んでは「これはどんな味がするんだろう?」と想像するのが好きな食いしん坊。 ○著者の言葉 青山美智子「はじめに」 本について話しました。 これは、そんな本です。 本が好きな人と、お茶を飲みながら語り合う。 そのひとときを一冊にまとめていただきました。 実際に、インタビューが行われたのはルノアールの一室でした。 お茶をお代わりしながら、いろんな角度から本のことをずっと考えずっと話し続けるという楽しい時間でした。 だから普段着姿のカジュアルな気持ちが、そのまま文章になっています。 時にテンション高めになっているところもあると思いますが、そこはどうぞ笑って見守ってやってください。(一部抜粋) ○根津香菜子「まえがき」 今回のインタビューは数日にわけて行い、なかにはほぼ半日取材という日もあったのですが、青山さんのお話はどれも興味深く、私にとっては新鮮で、学びと発見ばかりでした。体は疲れているはずなのに、帰り道はいつもどこか楽しい気持ちと温かさに包まれていました。(中略) 私も本に助けられた経験があります。つらい時や悲しいときは、いつもそばに本がありました。「この時、この本との出会いがあったから今の自分がいる」と思える本と出会えたことは、この先の人生を歩んでいく力になると確信しています。 (中略) この本が「作家・青山美智子」の軌跡を知る一端に、そして、青山さんの作品や、広義での「本」への興味を持つきっかけになってもらえたら嬉しいです。 (一部抜粋)
  • 光と糸
    4.0
    世界は、なぜこれほど暴力的で、同時に、なぜこれほど美しいのか? 著者自身が構成を編み上げた、ノーベル文学賞受賞後初の作品がついに刊行。光へ向かう生命の力への大いなる祈り。 「最初から最後まで光のある本にしたかった」 ――ハン・ガン 「人間性の陽溜まりと血溜まりと。その二つが常に隣り合っていて、どちらかへ行こうとしたらもう一つも絶対に通らなくてはいけない。ハン・ガンの小説にはそんなところがある」 ――斎藤真理子 ノーベル文学賞受賞記念講演「光と糸」全文、創作についてのエッセイ、5編の詩、光を求めて枝葉を伸ばす植物をめぐる庭の日記、そして著者自身による写真を、著者自らが編んだ、ハン・ガン自身によるハン・ガン。 過去が現在を助けることはできるか? 死者が生者を救うことはできるのか? ――本文より ***** 目 次 光と糸 いちばん暗い夜にも 本が出たあと 小さな茶碗 コートと私 北向きの部屋 (苦痛に関する瞑想) 声(たち) とても小さな雪のひとひら 北向きの庭 庭の日記 もっと生き抜いたあとで 訳者あとがき *****
  • 何もしないでいるよりも 今日一日からはじめよう
    4.0
    40歳を目前に、公務員を退職しフリーランスに。 仕事も暮らしも不安は尽きないけれど心地よさを大切に、日々を丁寧に味わいたい ひとり暮らしを楽しむ、生活の工夫やインテリアの発信が同世代の働く女性の共感を集める、人気インスタグラマーが綴る40歳を迎えた現在の、仕事、気持ち、暮らしの変化etc.…。 「自分じゃなきゃできないことに、もっとこだわって生きてみたい」 そんな思いから、16年勤めた消防士の仕事を辞めてフリーランスに転身。 ときに、不安やモヤモヤに悩まされるなかで、前を向いて過ごすために実践している考え方や日々の過ごし方のヒントを紹介します。
  • ことばの道草 ――言語学者の回想と探求
    4.0
    日本における社会言語学の泰斗が来し方を振り返り、人生と研究に思いをめぐらせるエッセイ集。幼い日の思い出から語り起こし、言語学を志すに至った経緯、なぜソ連研究やモンゴル研究、さらにはクレオール研究までを志すようになったのか、そのいきさつを綴る。数多くの道草をやり過ごして先を急いできた言語学者が、こころに残るそれらを思い起こし書きとめた断章のつらなりから、領域を横断する知の世界が見えてくる。 【目次】まえがき──この本を書くわけ/I 幼き日々の残照/II モンゴル研究からシベリアへ/III ドイツからフィンランドへ/IV 道草の数かず/V クレオール語研究の初しごと/VI 抵抗する言語──ウクライナ問題と言語学/VII ノモンハンのたたかい──モンゴルの存立/あとがき
  • 温泉放浪記
    4.0
    子どもの頃からの温泉好きで、風情ある温泉場、大事な宿や人との一期一会の思い出は数知れず。北海道から九州まで――東の横綱・鳴子温泉郷、西の横綱・大分の温泉はもちろん、じつは書かずにとっておきたかった宿、千人風呂での大失敗も……。おいしいものや文学・歴史方面にも寄り道する気まま旅。どうぞご一緒に。
  • オカダのジショ
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 俳優としてのみならず、配信中の話題作、Netflixシリーズ『イクサガミ』では主演・プロデューサー・アクションプランナーを務めるなど躍進を続けている岡田准一が、2015年1月から2025年6月まで雑誌「anan」で連載していた「オカダのジショ」を書籍化。 辞書形式で挙げられた様々な単語をきっかけに、岡田准一がその時々に考えていること・大事にしていることを綴ってきた「オカダのジショ」は、読めば“10年分のオカダの頭の中”を覗き見ることができる内容になっている。仕事、芝居、クリエイティブ、身体、日々の暮らしについてーー。自分と向き合い、あらゆる事柄をマイペースに追求し続けるオカダのことばには、読む人それぞれの共感と発見があるはず。 さらに、書籍だけの企画として、大先輩・親友・メンバーなど大切な人との思い出の品や、愛してやまないアートなど、現在のオカダを形作る貴重な私物も特別公開。 30代から40代へ。丁寧に日々を積み重ねてたどりついた、岡田准一の現在(いま)を収めた1冊。 【岡田准一メッセージ】 2014年に、「オカダのはなし」という23歳から32歳までの僕の姿を収めた本を出版し、ありがたいことにたくさんの方に読んでいただきました。そしてこの度、仕事からプライベートまで、僕が日頃考えていること・大事にしていることを2015年から10年にわたってお伝えしてきたananの連載が、1冊の本になります。俳優として役を演じている時とは違い、この連載は僕自身のことを立体的に見てもらうことができる特別な場所でした。「オカダのジショ」というタイトル通り、“岡田准一とは、こういう人間だ”という等身大の自分が反映された、僕の指標となる1冊になっています。
  • しょぼくれおかたづけ
    4.0
    THE W2024女王に輝いたにぼしいわし・伽説いわしによるエッセイ。 高校生の頃から漫才の舞台に立ち始め、一度は芸人の道を諦めて就職するも、フリーの芸人として戻り、ひたすら大阪でライブ主催をし板の上に立ち続けたコンビのブレインが綴るのは、「芸人」らしからぬ「しょぼくれ」の記憶たち。 TVや舞台でのキラキラとは真逆の、人間らしい鬱々とした悩みを、漫才師として多くのネタをつくり続けてきたいわし独自の言語感覚で執筆した本作は、THE W2024を制覇して「たくさんの夢を叶えた1年」というきらめいた文脈の中で語るにはあまりにも、立ち行かないどこかの「私たち」の日々と似ていて、少し不思議で、そしてとても優しい。 現在Webザテレビジョンにて隔週連載中のエッセイに加え、過去に自身で執筆したものをセレクトして収録、さらに新規書き下ろしも多数収録。 カバーイラストは人気イラストレーター・原田ちあきによる、過去と現在の「伽説いわし」を描き下ろし! ――私のしょぼくれは、ダサくて、キショくて、だるくて、愛おしいものばかりだ。 とにかく読んでもらいたい。伽説いわしはいま、きっといちばん芸人らしくない芸人で、そしてどこまでも芸人くさい芸人だ。
  • 私たちはどう老いるか
    値引きあり
    4.0
    人気雑草博士が綴る、植物に学ぶ賢い老い方。 年を取っても前向きに生きなければならないと言われる。 そうだろうか? 仕事をこなすのは嫌いではなかった。 さまざまな目標を設定しては、そこに向かって頑張った。 が、達成しても、目の前に現れるのは、ただ次の目標だけだった。 それが私の人生前半のことである。 しかし、ふと後半戦に差し掛かったとき、私はその先に、ゴールがないことがわかった。 (「まえがき」より) 静岡大学で雑草学研究室を主宰しながら植物や生き物の本を書き続けてきた著者が、 それらの生きざまや死にざまを見て学んだ、人生後半の大事なこと。 しっかりと年を取り、しっかりと次のステージを迎え、実らせるーーそして 美しい風景をゆっくり見るための、静かで賢い老い方とは? もう競争のリングから降りて、評価と勝ち負けにこだわらない、 そんな“人生後半の坂道”を豊かにくだろうとする人に贈る、雑草博士からのメッセージ。
  • 眠れないあなたに
    値引きあり
    4.0
    おだやかな心で眠るために役立つコツ44! 日本人の約5人に1人が不眠に悩んでいる現在、人気エッセイスト松浦弥太郎さんがあなたに贈る、心を休ませて眠るためのコツ44。 「読んでから夜が怖くなくりました」との声多数のベストセラーが、待望の文庫化! 「この本は、日々、眠れないことで悩んだり苦しんだりしている多くのみなさんに、ぼくが気づいたよく眠るために役に立つ、ちょっとした考え方や意識、その方法などをまとめた一冊です。いわば、よく眠るための処方箋のような。そう、『ものは考えよう』。この一言からはじめてください」 (はじめにより) 《目次より》 コンプレックスはプラスにしよう ルーティンをつくろう 新しい習慣を試す 生きているといろいろある 苦しみはしあわせのためにある 考えることから逃げない まだ大丈夫、は禁物 「眠れること=善いこと」を疑う 孤独よりつらいのは孤立 ほか すぐに実践できるコツ44をわかりやすくまとめたエッセイ。 これを読むだけで今日から安眠がつかめます。 ※この作品は過去に単行本として配信されていた『眠れないあなたに おだやかな心をつくる処方箋』 の文庫版となります。
  • 脱力、台湾式。 24年暮らして学んだ、ゆるく楽しく、幸せな生き方
    値引きあり
    4.0
    台湾の出版社から出した『奇怪ねー 一個日本女生眼中的台湾』が台湾でベストセラーに。人気コーディネーター・青木由香さんの最新エッセイ。 台湾に暮らして約24年。最初はマッサージに魅せられ、次はお茶に取りつかれ、次第に台湾の人々に夢中に。24年の間に、台湾で結婚式を行い、台湾で出産、子育て、お店のオープン、会社設立と、何から何まで体験した青木由香さん。台湾に暮らし、台湾人の考え方に慣れると、日本に比べてとても合理的で生きやすいことに気が付いたそうです。 本書はそんな青木さんが24年間で経験したことを軸に、台湾人のやさしさや賢さの秘密がわかる1冊。 もちろんコーディネーター青木さんとして、台湾で訪ねてほしいエリアについても触れています。台湾旅行のお供にも、再度行きたくなった人にもおすすめです。
  • 反知性主義者の肖像
    4.0
    〈本書は、単行本『コロナ後の世界』(2021年 文藝春秋刊)を文庫化にあたり改題したものです。〉 「生きている気」がしなくなる国で 陰謀論、他者への悪意、排外主義……社会の病毒をえぐり再生への道筋を示す処方箋。文庫化企画として森本あんりさんとの対談を掲載。 なぜ日本は”生きている気”がしない国になったのか。「自分は正義を執行している」と信じる人は時にとてつもなく残酷になれる。尖った言葉が蔓延する社会で「親切」であることの意味を問う言葉の処方箋。『コロナ後の世界』を改題し、文庫化特別企画として『反知性主義』『不寛容論』の著者、森本あんりさんとの対談を収録。 単行本 『コロナ後の世界』2021年12月 文藝春秋刊 文庫版 2025年12月 文春文庫刊 ※文庫化にあたり改題 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • フランスの変わらないもの、変わっていくもの
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 旅の向こう側にあるフランスの日常へ 街角の風景、食文化、おしゃれ、子育て、老後までーー 古いものへの敬意とときめきを大切にして、自分の感性に合うものを選び、暮らしを楽しむ。 著者が25年暮らす中で感じる 「変わらないもの」「変わっていくもの」をたくさんの写真とともに紹介。文化や価値観の根っこが見えてくる一冊。 【目次】 Chapitre1 街の風景 1パリの街並み 2通りの名前 3メトロ 4建物の使い方 5曜日の感覚 6ゴミと街の清掃 7お店での買い物 8天気 9乗り物 10お金 Chapitre2 食文化 11食事の習慣 12家庭料理 13マルシェ 14カフェ 15カフェのメニュー  16レストラン 17レストランのメニュー 18ブランジュリー・パティスリー 19軽食 20おやつ 21お弁当 Chapitre3 おしゃれと美容 22ファッション 23靴 24帽子 25メイク 26スキンケア 27お風呂 28ヘアケア Chapitre4 住まいと暮らし 29家とインテリア 30アパルトマン 31ホームパーティ 32パリと地方 33子育て 34赤ちゃんの名付け 35ペット Chapitre5  コミュニケーション 36挨拶と言葉遣い 37ビズ 38パートナーシップ 39フランス語 Chapitre6 カルチャーとライフスタイル 40映画館 41美術館・博物館 42バカンス 43音楽 44お笑い 45文房具 46蚤の市 47日本の文化 48クリスマス Chapitre7 人々の価値観 49エコへの取り組み 50省エネ・節約 51流行 52学校 53勉強と受験 54運動 55女性 56衛生観念 57仕事 58老後 59美意識 【著者について】 トリコロル・パリ 荻野雅代・桜井道子 フランス在住約25年の日本人ふたり組(荻野雅代・桜井道子)が2010年に立ち上げたパリとフランスの情報サイト。サイトやSNSを通じて、おすすめブティックやレストラン、イベントなどの観光情報はもちろん、フランスのニュース、パリの天気を毎日の服装で伝える「お天気カレンダー」など、独自の目線でフランスの素顔を届けている。著書に『フランスの小さくて温かな暮らし 365日』『明日、パリを歩くなら』(自由国民社)、『ぎゅっと旅するパリ 暮らすように過ごすパリ』(世界文化社)、そのほか語学書や訳書、雑誌などでの連載も多数。
  • すてきなあなたに 朝のミルクティー
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1969年より始まった、『暮しの手帖』の連載エッセイ「すてきなあなたに」。創業者の大橋鎭子が考案した‟黄色いページ”は、今なお多くの方々に愛されつづけています。書籍刊行からちょうど50年を迎えた今年、2013年以降に掲載したものから選りすぐり、新たに2冊の愛蔵版を作りました。第1集『すてきなあなたに 朝のミルクティー』では、「朝のミルクティー」「猫と梅の木」「コンサートの夜」ほか、全134編を収録しています。暮らしのささやかな喜びを、どうぞお楽しみください。
  • 出戻りて、奈良。~シカ県民やりなおし日記~
    4.0
    海なし・美味いものなし・宿泊されない県と自虐せし奈良の民よ、立ち上がれ! 地元愛炸裂☆局地的冒険コミックエッセイ。 マスコットキャラ界の風雲児、あの「せんとくん」への直撃取材編も描き下ろしにて収録! もう、「鹿と大仏の県だろ?」とは言わせねえ。世界よ、これが奈良だ。――卑屈な奈良県民bot・あをにまる氏 【内容】 十数年ぶりに地元で暮らすことになった漫画家を待っていたのは、なーんもないのどかな奈良盆地・・・・・・では全くなかった!! ぶっとんだ伝統行事の数々、鹿たちの「夜の顔」、巨大モールの出現、サッカーJリーグ「奈良クラブ」やご当地アイドルの「ご当地推し活」事情、意外なグルメなど、修学旅行では行けないディープな奈良探訪記。 大仏さまの「お身拭い」、「若草山の山焼き」、奇祭「砂かけ祭」、正倉院展などの有名行事や、猿沢池、春日大社などの観光スポットも、めんま先生独自のゆかいな視点でご紹介。奈良旅行のお供にもぴったりな1冊です。
  • わたしのおでかけ準備 Get Ready With Me【単行本版】
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 朝の支度には、その人の「好き」が詰まっている。 著者、編集者、デザイナー、印刷営業、書店員、そして読者—— 本をつくる人たちの朝のひととき。 すこし不器用だけど、まっすぐな6人の「朝の準備」を描いた オムニバス形式のオールカラーイラストコミック。 朝ごはんのこだわり、二度寝との戦い、通勤前のルーティン…… 誰の毎日にもある、ささやかな始まりの時間を、 やさしいタッチと温かなまなざしで切り取ります。 ページをめくるたび、誰かの暮らしの温度が伝わってくる。 あなたの手元にある本のページをめくるのが、すこし楽しみになる1冊です。 もくじ 森本結菜 イラストレーターの朝 斉藤彩希 編集者の朝 橘美怜 デザイナーの朝 宮本千夏 印刷営業の朝 松田麻衣 書店員の朝 佐々木楓 読者の朝 発売日と6人 あとがき
  • めめSHEやつら 賢くて愚かな私たちを補完する、彼女たちの物語
    4.0
    「自分の痛みと似たような痛みがどこかの誰かの物語の中に潜んでいることに心強くなって、荒々しい現実が生きるに値するもののような気がしてくる、ああいう瞬間を生きたいといつも思っている。それは私たちの生きざまを、効率よくはしないかもしれないけれど、どこかで少し豊かにする」(「おわりに」より)。 小説、漫画、映画、ドラマ、etc――。数多の物語に登場する女性たちの姿から、迷路のような女の人生をサバイブするヒントを探る『ダ・ヴィンチ』の人気連載がついに書籍化。 新井すみこの連載イラストもフルカラーで収録。
  • 老後ひとり、暮らしています。
    4.0
    【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 老後を軽やかに羽ばたく76歳からの辛口アドバイスが全世代を勇気づける必読の書。将来への不安と焦りが消える痛快エッセイ。 子供二人は立派に巣立ち、2年前には夫を亡くして寂しい老後……と思いきや、ひとりがこんなに気楽で楽しいなんて。体調、お金、外見の老化、孤独。待ち受ける人生の不安におののくことなかれ。老後を軽やかに羽ばたく76歳からの厳しくも的確なアドバイスが全世代を勇気づける必読の書。将来への不安と焦りが消える痛快エッセイ。 著・文・その他:イ・オクソン 1948年、晋州生まれ。3年間の教師生活を経て、夫の仕事で釜山へ移住し専業主婦に。『女ふたり、暮らしています。』の著者キム・ハナの母。読書が好きで、雨の日、家族がみんな通勤通学する中、家にいられるのがとても好きだったため、専業主婦は性に合っていた(とはいえ、専業主婦も楽な仕事ではない)。娘に勧められて書いた本書は、ピリリと辛口な文章が話題となり、発売からわずか3ヶ月で10刷を突破。各種ランキングを席巻し、76歳の一般主婦にもかかわらずネット書店のブックオブザイヤーを獲得するなど注目を集める。 翻訳:清水知佐子 和歌山生まれ。大阪外国語大学朝鮮語学科卒業。読売新聞記者などを経て翻訳に携わる。訳書に、キム・ハナ/フェン・ソヌ『女ふたり、暮らしています。』、キム・ハナ『話すことを話す』『アイデアがあふれ出す不思議な12の対話』、イ・スラ『29歳、今日から私が家長です。』、クァク・ミンジ『私の「結婚」について勝手に語らないでください』、朴景利『完全版 土地』、イ・ギホ『原州通信』、呉貞姫『幼年の庭』、タブロ『BLONOTE』などがある。シン・ソンミ『真夜中のちいさなようせい』で第69回産経児童出版文化賞翻訳作品賞受賞。
  • 九十一歳、銀座きもの語り
    4.0
    創業200年。銀座の呉服屋で、きものの仕事に携わり70年、店主となって30年。90歳を過ぎても毎日、きもので店に立ち続けた。手仕事の美しい染織品、東南アジアから中東各国の古裂。美術家の祖父と父、家族で切り盛りした小さな店。きものとともに生きた日々を語る。 ※P88の 円地文子 コラムは電子版には掲載しておりません。
  • シェルパ斉藤の還暦ヒッチハイク
    4.0
    紀行作家でありバックパッカーでもある著者が、35年以上にわたって続けてきたヒッチハイクの旅を紹介する一冊。 数多くの旅のなかでも著者が還暦を過ぎてからのヒッチハイク旅をとりあげ、そのユニークでドラマチックな旅紀行を掲載。さらに、快適なヒッチハイク旅をするためのノウハウも公開している。旅の醍醐味はヒッチハイクにある、と語る著者による、旅の本質を知るための指南書でもある。
  • 君はなぜ北極を歩かないのか
    4.0
    アウトドア初心者だった参加者たちが、自然の厳しさの中で自分自身と対峙し、心技体ともに成長していく姿が描かれる。同時に、著者自身も自らの冒険人生を振り返りながら自己との対話を深め、冒険とは何か、挑戦とは何か──といった論考を重ねていく。 臨場感のある描写と硬質な筆致によって読み応えのある冒険紀行になっているとともに、著者がこれまで修得した冒険の知識や技術を惜しげもなく書き記した、画期的な冒険読本ともいえる一冊である。
  • ラジオな日々 何者でもない若者が何者かになろうとする物語
    4.0
    放送作家・藤井青銅氏が、自身の新人時代を描く自伝的小説。先輩ディレクターにしごかれ、アイドルたちと仕事をし、アニメ特番で盛り上がった80年代。「ラジオ放送100年」の今年(2025年)、待望の文庫化。解説 原田ひ香 【著者】藤井青銅(ふじい・せいどう) 1955年、山口県生まれ。「第一回星新一ショートショートコンテスト」に入選。以降、作家兼脚本家・放送作家になり、「夜のドラマハウス」「オールナイトニッポン・スペシャル」「NHKFM青春アドベンチャー」「FMシアター」など、書いたラジオドラマは数百本。オードリー・若林の才能にいち早く注目、ラジオに起用した。 【本文より】 小型の重機がガガガ…と進んでいるのを見て、驚いた。 私は野球場特有のゆるく湾曲した廊下を通って、センター奥のフェンスにある出入り口からグランドに入ったところ。 東京ドームいっぱいに五万三千人もの観客を集めて開催した巨大番組イベントが、いま終わったばかりだ。グランド全体がアリーナ席になっていた。すでに観客が去り、整然と並んだ何千ものパイプ椅子が片付けられつつある中、あちこちで何台かの小型重機が作業を始めていたのだ。 仕事がら、イベントや公開番組が終わった直後の風景は何度も見ている。観客が帰るとすぐに、大道具や照明や音響のステージ設営チーム、収録スタッフたちがものすごい勢いで撤収作業を始めるのだ。さっきまで出演者が立っていた豪華なステージの一部を、バリバリベリベリと音をたてて容赦なく壊し、剥がしていく。 「さあさあ、夢を見せている時間はもう終わりだ」 と言っているようだ。 祭りが終わったあとの名残惜しさと、明日もまた別の夢を作るんだからいつまでも余韻に浸ってるわけにはいかないという職人意識が入り混じったこの光景が、私は嫌いじゃない。 (さすがに巨大な東京ドームだと、それが重機の出番になるのか) と驚いたのだ。 フォークリフトのような重機は数台、グランドのあちこちを動いていた。 センター奥からだとはるか遠くに見える一塁側客席前グランドには、二十人ばかりのヘルメット姿の作業員集団が整列していた。リーダーが号令をかけ、これから人力でなんらかの撤収作業をするようだ。三塁側にもそういう一団がいて、こちらは全員で声を出しながら現場まで駆け足で移動中。まるで軍隊かなにかのようだ。巨大な野球場を使うと、イベントの撤収作業もこういう規模になるのか…という感慨があった。 見上げると一階、二階、三階、さっきまで満員の観客がいた客席はすでにほぼ無人。あちこちでスタッフが動き、片づけをしている。 二〇二四年二月十八日。「オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム」。たかが(とあえて言う)いちラジオ番組のイベントとしては大それた催しだ。分不相応と言ってもいいかもしれない。成功に終わってよかった。 これほどの大きな規模になると、番組作家の一人にすぎない私の役割などたいしたことはない。この日のステージは、出演者、演出陣、作家陣、映像チーム、音楽チーム、舞台チーム、運営陣…、そして当日の観客と、現場には来れなかったが全国でライブ配信を見た人たち(合計で十五万六千人)、さらにそれもできなかったがいつも番組を聞いていたリスナーたち…、が一緒になって作り上げたのだ。 この光景は、今日一日でいきなり出来上がったわけではない。「オードリーのオールナイトニッポン」という番組スタートから十五年という歳月の延長線上にある、一番新しい一日の出来事なのだ。 そして私個人について言えば、四十五年という歳月の延長線上にある一番新しい一日の出来事だ。 その四十五年前は…… 【目次】 プロローグ 1 場違いの日々 黒眼鏡の男にビビる/星新一がくれた縁/夜のドラマハウス/サバイバル制度/ラジオドラマってどうやって書くのか?/はじめてのドラマ脚本/ボツ! 2 振り子の日々 二足のわらじ/ラジオ素人/「あのぅ……、ギャラは?」/憧れの喫茶店/秋の気配/文化放送のテスト/ぎこちない会話/二十四歳だった 3 ドラマの日々 ドラマ作法/通り過ぎる夜に/ヒポクラテスたち/江夏の時間/ドラマ三昧 4 アイドルの日々 松田聖子/「あれ? この声は」/喫茶店めぐり/秘密兵器・三分割ノート/星新一語録/アイドル黄金時代 5 特番の日々 時代の空気/「さあ、何やろうか?」/大きな×/生放送スタート/職人たちと卵たち/憶えておくこと/嫉妬/ヤマト・ガンダム・ナウシカ/深夜の六本木で/マイケル・ジャクソン出世太閤記 6 始まりの終わり 突然の終了/そしてドラマハウスも/節操のない誘いに乗る/ゴミの山・宝の山 エンディング 文庫版のためのエピローグ
  • 作曲という名の戦場
    4.0
    声優・内田雄馬さん推薦!! 「戦友の人生を辿る一冊です。作曲家の今を知りたい方にも読んでほしい!」 1位以外は、全員敗者――。 世にも過酷な職業・作曲家の 驚きの日常と内情、そして仕事論、作曲術など、 そこに辿り着くまでのバク多発な波乱万丈の半生記。 AKB48、STU48、なにわ男子、日向坂46、ClariSらをはじめ、声優の内田彩、内田雄馬、小倉唯、鬼頭明里、千葉翔也、アニメ「テニスの王子様」「アイカツ!」、ゲーム「THE IDOLM@STER」「刀剣乱舞ONLINE」など……多彩なジャンルで唯一無二のメロディを提供し続ける、作曲家・小野貴光の真実。
  • 竹富島に移住して見つけた人生で大切なこと
    4.0
    65歳、島に家を建てて、暮らしはじめました 伝統家屋の家に住むということ、祭り、食、人々との交わり。 光と祈りあふれる島での日々を綴った八重山日記 著者は勤めていた大学を定年前に退職し竹富島に移住、赤瓦で平屋造りという伝統家屋の家を建て、65歳にして初めての一人暮らしを始めます。 人口330人、娯楽施設はもちろん、買い物ができる店もない「不便」な島。ですが、年間25もの祭事・行事がある島での暮らしは、つねに神様とともにあり、島の人たちとの深い人間関係にも守られています。 伝統家屋の家に暮らすということ、祭り、食、人々との交わり……。島で暮らすことの喜びとともに目覚め、喜びのうちに眠りに就く、移住最初の1年を綴りました。写真多数。
  • すべてのことはメッセージ 小説ユーミン
    4.0
    日本最大の女性ポップスター、 松任谷由実=ユーミンの原点を描く ノンフィクション・ノベル 煌めく才能は、いかにして世に出たか 荒井由実デビューまでの軌跡 八王子の裕福な呉服店に生まれ、ピアノに触れ、清元を学び、 ミッション系の女子校生活を謳歌。 高度経済成長期の東京を自在に回遊し、才能を開花させ、 シンガーソングライターとして10代でデビューを飾った荒井由実。 のちに日本最大の女性ポップスター、松任谷由実=ユーミンとなる 煌めく才能は、いかにして世に出たか。 その原点と軌跡をノンフィクション・ノベルとして描き出す。 ◆松任谷由実さんから寄せられたメッセージ これはノンフィクションというより、ルポルタージュに近いかもしれない。 山内マリコさんの獰猛な取材力とインタビューに、記憶のボタンが次々とクリックされ、 私は幼少期を、青春を、サーフィンしまくった。目眩く楽しかった。 これは多くの人たちが好きなサクセスストーリーの真逆だから、全くシンパシーが得られなかったとしても仕方ない。 正に、”事実は小説よりも奇なり”。 ひとりの特異な少女が、50s、60s、そして70sの、 東京カルチャーとカウンターカルチャーに彩られ、特異なまま大人になってゆくお話。 山内さんの大いなる好奇心が、私自身もすっかり忘れていた愛を、思い出させてくれた。 こんな機会を与えていただけて、本当に良かったと思う。 つくづく私は、”ユーミン”以外のものにはなれなかったのだなあと、 覚悟とも諦めともつかない幸せな気持ちで、この小説を読み終えた。
  • 自閉症の僕が、今も跳びはねる理由
    4.0
    特有の感性、制御できない行動、パニックとこだわり、支援について。Q&A方式で自閉症者の内面を綴るベストセラーシリーズの第三弾。「文字盤ポインティング」によるコミュニケーション方法を初公開。実物見本付!
  • ナモナキ生活はつづく
    4.0
    世界のどこかで今日も洗濯機をまわしながら野菜を刻み、鍋で煮込むあいだにあわただしく掃除機をかけ、自分や家族の生活を整えているあなたへ贈るエッセイ集。 「エネルギッシュ敏子」――やる気が出ない時に召喚するイマジナリー家政婦さんの活躍。 「かなしいポイ活」――心にたまる負の感情(=負ポイント)の解消法を考える。 「とれたてのピチピチ」――お酒を飲まない生活を続けてみたら、意外な発見があって・・・・・・。 「わしゃ気にせんよ」――忙しい毎日と片付かない部屋を解決した、ある方法とは? 「みちみち」――なにも得られない。気づきも学びもない。そんな時間の大切さについて。 ほか多数収録。 時にじんわり、時に愉快に心を解きほぐしてくれる、大人気小説家初のエッセイ集誕生! ◆著者プロフィール 寺地はるな(てらち・はるな) 1977年佐賀県生まれ、大阪府在住。2014年『ビオレタ』でポプラ社小説新人賞を受賞しデビュー。2021年『水を縫う』で河合隼雄物語賞受賞。2023年『川のほとりに立つ者は』で本屋大賞9位入賞。2024年『ほたるいしマジカルランド』で大阪ほんま本大賞受賞。『こまどりたちが歌うなら』『いつか月夜』『雫』『そういえば最近』『リボンちゃん』など著書多数。
  • いくつもの武蔵野へ 郊外の記憶と物語
    4.0
    昔も今も江戸=東京を生かしてきたのは,西側に広がる武蔵野の土,水,人――多くは他の地から来た移民やその子孫――であった.その表象は時代ごとに移ろい,武蔵野はすでに・つねに発見されるべきものとしてある.幼き日の原風景を遡り,文学やアニメ等から武蔵野をめぐる知の鉱脈を掘り起こす.土地に根差すことなき民俗学の試み.

    試し読み

    フォロー
  • 煌めくポリフォニー わたしの母語たち
    4.0
    1巻2,420円 (税込)
    台湾で生まれ,日本で育った作家が,複数の言語のはざまに立ち,「正しい」「普通の」日本語を揺さぶりながら,言語の豊かさを紡ぎ出す.李良枝,呉濁流など,「国の周縁」で創作をしてきた先人たちの言葉に導かれ,日本語と向き合ってきた自身の軌跡をたどる.散文や講演録,創作を収めた,ポリフォニックな1冊.

    試し読み

    フォロー
  • 言語化するための小説思考
    4.0
    1巻1,144円 (税込)
    その文章、「自分のため」に書いていませんか? 「伝える」ではない、「伝わる」言葉を、文章を生み出すために、小説家はいつも何を考えているのかーー? 『ゲームの王国』『地図と拳』『君のクイズ』『火星の女王』 祝デビュー10周年! 時代を席巻する直木賞作家・小川哲が、「執筆時の思考の過程(=企業秘密)」をおしみなく開陳! どうやって自分の脳内にあるものを言語化するかを言語化した、目からウロコの思考術! ☆☆☆小説の改稿をめぐる短編「エデンの東」も収録☆☆☆ 小説ーーそれは、作者と読者のコミュニケーション。 誰が読むのかを理解すること。相手があなたのことを知らないという前提に立つこと。 抽象化と個別化、情報の順番、「どこに連れていくか」を明らかにする……etc. 小説家が実践する、「技術」ではない、「考え方」の解体新書。 この本を読んだからといって、「小説の書き方」がわかるわけではない。小説家が小説について考えてきたことを人生にどう活かすか、あなた自身で見つけてくれれば言うことはない。ーー小川 哲
  • あのときマカロンさえ買わなければ
    4.0
    頑張るほど空回りして、それでも愛おしい、この人生。都会的で悲観的、不器用でまっすぐな40の瞬間。『明け方の若者たち』『わたしたちは、海』の著者、待望の初エッセイ集。『ベスト・エッセイ2024』に選出された“「行けたら行く」で、本当に行く人”収録。
  • もの思う葦(新潮文庫)
    4.0
    自殺未遂、麻薬中毒、血みどろの苦闘のなかで『晩年』と並行して書かれた『もの思う葦』から、死を賭して文壇大家に捨て身の抗議を行うために『人間失格』と並行して書かれた『如是我聞』まで。太宰治の創作活動の全期間にわたって、天稟の文学的才能と人間的やさしさをきらめかせているアフォリズム、エッセイ『走ラヌ名馬』『かくめい』『酒ぎらい』『川端康成へ』など49編を収録。(解説・奥野健男)
  • 煙太郎
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    芸歴22年、煙のあとに残ったもの 喫煙所で考えたこと、笑いにならなかった日々のこと、愛すべき仲間とのかけがえのない時間のこと…… 静かに燃え続けた実力派ツッコミ芸人による初のフォトエッセイ
  • 万感のおもい
    4.0
    確かな人生の手触りに涙がにじむエッセイ集 笑いあり、涙ありの絶品エッセイ46篇を収録! 「万」エッセイの文庫最新刊。 日々に溢れるたくさんの色 大学生活をおくった京都のこと 生まれ育った大阪のこと これまで読んできた本 対談で出会ったあの人の話 大切な人との別れ 直木賞受賞までの道のり 作家として過ごす毎日のこと…… 出会った人と話し、季節の移ろいを目の当たりにし、日常の中で起きる新鮮な出来事が、たくさんの記憶を色鮮やかに呼び起こす。 ――今日も私は「しあわせな気持ち」を求め、仏頂面で執筆中である。 万城目節全開! ユーモアたっぷり、でもときに切ない。 日常の「面白い」を鋭く切り取った、確かな人生の手触りに満ちる名エッセイ。 直木賞受賞までの道のりを描いた「待ち会戦記」、「直木賞賞金の使い道」、陸上競技選手・田中希実さんと会った日のこと、そしてクイズ番組出演の記録の4篇の名作を新たに収録! 単行本 2022年5月 夏葉社刊 文庫版 2025年10月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • ヒゲのガハクごはん帖
    4.0
    画家・山口晃の日常を妻が綴り、それに夫が絵で応える。 山口晃夫妻、初の合作による「食の絵日記」エッセイを書籍化! 人気画家・山口晃のエッセイ漫画『すゞしろ日記』に登場する、「カミさん」こと妻の梅村由美。丸顔で肝が据わっていて、「むはは」と笑い食欲旺盛。夫目線から理不尽の権化のごとく(?)描かれてきた彼女が、ついに筆を執った――! 自宅で、行きつけの店で、旅先で、場所を選ばず発揮される「ガハク」こと山口晃の「食」に対するこだわり。そんな夫との日々を妻目線から綴る文章に、たっぷりの挿画でガハクが応酬する、ウェブメディア「MON ONCLE」の人気連載『ヒゲのガハクごはん帖』を、このたび単行本化。二人の食体験を文と絵の両方から絵巻物のように楽しめる、新感覚のエッセイ本となっています。 収録した17のエピソードは、結婚生活初期の衝撃の料理や現在に至る定番メニュー、チョコやケーキといったおやつ事情、出張制作時のお弁当日記、さらにはヴェネチア、バレンシア、ニューヨークといった海外での体験など、場所もテーマも多種多様。 連載時より大幅な加筆を経て、実に7割超のページが挿画入りという豪華な1冊です。さらに、出張制作時に仕上げた作品1点をカラーで収録! 【著者略歴】 梅村由美 (うめむら・ゆみ) 1968年生まれ、神奈川県出身。1991年東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。2002年に画家・山口晃と入籍。コンテンポラリーアートを扱う複数のギャラリーにて約30年間勤務の後、山口のマネジメントに専念し、その活動をサポートする。仕事柄、アートフェアや展覧会などで国内外の出張が多かったこともあり、インドア派のわりには旅行好き。好きな食べ物はすしとそば。2022年よりウェブメディア「MON ONCLE」にて連載中の本作が執筆デビュー。 山口晃(やまぐち・あきら) 1969年東京都生まれ、群馬県桐生市で育つ。1996年東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修士課程修了。伝統的な日本絵画の様式を踏まえ、西洋の画材で描く作風で知られる。都市鳥瞰図などの絵画のほか、立体、インスタレーションなども手がける。2023年の東京・アーティゾン美術館における「ジャム・セッション 石橋財団コレクション×山口晃 ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン」をはじめとする個展や国内外での作品展示多数。著書に『ヘンな日本美術史』(祥伝社、第12回小林秀雄賞受賞)、エッセイ漫画『すゞしろ日記』(羽鳥書店)、漫画作品『趣都』(講談社)などがある。
  • しばけるもんならしばきたい
    4.0
    見取り図・盛山晋太郎さんの初エッセイです。反町隆史に憧れ、モテたいと嘆き、M-1優勝を夢見て、タクシーの運転手と口喧嘩……。コンプレックスまみれ、でも誰よりもかっこつけな男・盛山晋太郎が、上京前夜から現在に至るまでの約5年間、休むことなく綴り続けた魂のエッセイ50篇を収録。彼の底の底までほじくり出した記録です。 【盛山晋太郎さんコメント】 人知れず幻冬舎さんで執筆させて頂いていた「エッセイ」がとうとう書籍化となります!約5年も連載させてもらっていたのに、未だに「エッセイ」とは何か分かっておりません。是非、盛山の「エッセイ」をお読みください。
  • H・P・ラヴクラフト 世界と人生に抗って
    4.0
    小説・漫画・映像・ゲームへ大いなる影響を与え続ける架空の神話大系「クトゥルフ神話」。その創造者であるホラー作家ラヴクラフトの生涯と作品を、『服従』『滅ぼす』など数々の問題作を放つ《世界一センセーショナルな作家》ウエルベックが熱烈な偏愛で語る、衝撃のデビュー作! ◎スティーヴン・キング序文「ラヴクラフトの枕」収録 ◎解説=柳下毅一郎 ○本文より “人は人生を愛しているときには読書はしない。それに、映画館にだってほとんど行かない。何と言われようとも、芸術の世界への入り口は多かれ少なかれ、人生に「少しばかりうんざりしている」人たちのために用意されているのである。“ “人生に倦み疲れた心にとって、ラヴクラフトを読むことが逆説的な慰めとなるのがなぜなのかはよくわかる。実際、どんな理由であれ人生のあらゆる様態にたいして本物の嫌悪を抱くにいたったすべての人に、ラヴクラフトを読むよう勧めることができる。” ○目次 序文 ラヴクラフトの枕(スティーヴン・キング) はじめに 第一部 もう一つの世界 儀礼としての文学 第二部 攻撃の技術 晴れやかな自殺のように物語を始めよ 臆することなく人生に大いなる否(ノン)を宣告せよ そのとき、大伽藍の偉容が見えるだろう そしてあなたの五感、いわく言い難い錯乱のベクトルは 完全な狂気の図式を描きだすだろう それは時間の名づけ難い構造のなかに迷い込むだろう 第三部 ホロコースト 反伝記 ニューヨークの衝撃 人種的憎悪 わたしたちはハワード・フィリップス・ラヴクラフトから魂を生贄にするすべをいかに学ぶことができるのか 世界と人生に抗って 読書案内 訳者あとがき 解説 人間嫌いの文学史(柳下毅一郎)
  • 見仏記 三十三年後の約束
    値引きあり
    4.0
    33年越しの冗談が、本当になった。 仏友ふたり、あの日の約束をたずさえて――。 小学生時代から仏像に取り憑かれ、スクラップブックまで作っていたみうらじゅん。 1992年、仏友・いとうせいこうを巻き込んで始まった見仏記シリーズは、気づけばあれから33年――。 「33年後の3月3日、3時33分に三十三間堂の前で会いましょう」――そんな冗談のような約束が、ついに現実となる。 滋賀は長浜から関東、東海を巡り、そして約束の地、三十三間堂へ。二人が今回出会うのは、一癖も二癖もある仏像たち。 再会する仏像、新たな人との出会い。すべては仏縁に導かれて。 仏友ふたりの見仏旅、ここにひとつの到達点! シリーズ33年分の笑いと感動をあなたに。
  • 鉄道車掌トラブル日誌
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    人気交通系YouTuberが初めて明かす知られざる車掌のお仕事 「マイ腕時計は禁止」 「音鉄との共同作業!?」 「踏切の棒を折ってください」 進むワンマン化、消えつつある車掌の最後の記録? 「初めて窓から顔を出したときの衝撃」 「次の駅は草が伸びてるから気を付けて」 「車掌が寝坊したらどうなる?」 トラブルは一期一会! (「はじめに」より抜粋)  初対面の人に「車掌をしています」と自己紹介すると、たいていは「えっ、社長ですか?」と聞き間違えられる。車掌という存在自体は知っていたとしても、「車掌って何をするんですか?」と聞かれることも多い。  ――  車掌は本来、「列車防護要員」として緊急時に列車を止める任務がある。また、日々さまざまなトラブルに対応する必要があり、ときには破損した踏切の遮断棒を折って事務所に持ち帰るという対応をしたこともある。  この本を通じて、知名度が低い仕事である車掌について少しでも知ってもらえれば嬉しい。せめて、車掌を社長と聞き間違えずに「ああ、車掌ね。知ってるよ。最後部に乗っよね」と思ってもらえることが増えれば本望だ。  ――  乗務員室の最後尾にいて、何をしているかわからない謎に包まれた職業、車掌。  この本を読み終えるころには、多くの謎が解き明かされ、車掌について知っている人も知らない人も、車掌への見方が変わっていることだろう。 はじめに 1章 どうすれば車掌になれるの? 車掌になるまでの流れ 2章 知られざる車掌。いったい何者? 3章 車掌にまつわる疑問あれこれ 4章 トラブル発生! そのとき車掌は? 5章 車掌からのステップアップ おわりに コラム
  • 三國、燃え尽きるまで厨房に立つ
    4.0
    37年間ほぼ満席だった「オテル・ドゥ・ミクニ」をたたみ、 70歳にしてたった8席の店をオープンする 僕の人生はまだこれから。 フレンチの巨匠が「ミクニ」でやってきたこと、やれなかったこと 今を遡ること40年前、三國清三が30歳でオープンした「オテル・ドゥ・ミクニ」。 一度は潰れる寸前までいくものの、一億総グルメブームの波に乗り、予約の取れない人気店に。 バブル崩壊、リーマンショック、東日本大震災、コロナ禍など、数々の困難を乗り越え、 37年間ほぼ満席だった奇跡の名店。 三國は料理人として、経営者として、「ミクニ」をどう育て、グループを大きくしてきたのか。 激動の昭和、平成、令和を超えた、正面突破の生きざまに迫る渾身の自伝。 「オテル・ドゥ・ミクニ」は2022年末に惜しまれながら閉店−−−。 同じ場所に2025年9月、カウンター8席だけの店「三國」がオープンする。 ここは71歳の三國が、ひとりで切り盛りする店。 いよいよ人生第二章。「僕は、来世でやろうとしたことを今世でやることにした」。 【目次】 プロローグ 決意 1982年 フランス料理修業からの帰国 第1章 創生 1985年 四ッ谷に「オテル・ドゥ・ミクニ」開店 第2章 飛躍 1994年~ 新生「ミクニ」で時代の風にのる 第3章 挑戦 1996年~ ミクニグループ多店舗化始まる 第4章 試練 2003~2011年 経営の危機をどう乗り越えたか 第5章  勲章 2007~2015年 まさか星なし?!ミシュランとの決別 第6章 進化 2020年~ 最大の危機、コロナ禍で新たな決意をした
  • 父、正史 母、孝子 日本ミステリの巨匠・横溝正史と家族、仲間、そして末娘
    値引きあり
    4.0
    日本ミステリの巨匠、横溝正史。江戸川乱歩、野村胡堂、山田風太郎ら昭和の文豪、編集者たちとの交流から、家族と過ごした貴重なお正月まで、 横溝正史の末娘である野本瑠美さんが、懐かしい思い出とともにつづります。知られざる横溝の「素顔」に迫ることができる貴重な回顧録です。
  • ことばで愛し、ことばでたたかう 日本文学の宝石箱
    4.0
    自分の心に正直に生きるのが,今よりずっと大変だった明治・大正・昭和時代.文学のことばは鋭く優しく壁をこわし,生きづらさを飛びこえました.与謝野晶子,森鴎外&茉莉,泉鏡花,永井荷風――手紙がSNSに変わっても,ことばで考え,思いを伝える私たちに,レトロで新しいことばの宝石が,きっとパワーを与えてくれます.

    試し読み

    フォロー
  • 台所が教えてくれたこと
    4.0
    NHK「あさイチ」わたしの台所物語シリーズ出演中! 数々の台所を取材してきた著者が料理のいろはを綴るエッセイ集
  • 今は子育て三時間目
    4.0
    2025年小川未明文学賞大賞受賞!  いま注目の作家による、3人の子どもたちとその周りで起こる楽しくて、切なくて、なつかしくて、うれしいあれこれ…。 ちょっと大変な疾患の子もいるけれど、ふつうの日常をみずみずしい筆致でつづります。
  • 明日のわたしを守る 99の言葉
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    なにげなく日記に書き留めた言葉が、 時間を超えて、わたしのことを助けてくれる。 ◇ ◇ ◇ わたしが社会人の仲間入りをして、3年が経つ頃のこと。 仕事に疲弊し、身の回りの清潔を保つ余裕もなく、 毎晩バッテリーの切れたロボットのように眠る。 そんな日々が続いていることに、なんだか悲しくなった。 好きだった美味しいごはんも、キラキラと輝く海も、嬉しさを感じなくなっていた。 それでも平然と、明日がやって来るのが怖かった。 SNSに載せられた友人の楽しそうな笑顔を見て、羨ましくて涙が出た。 わたしも幸せになりたいと思っていただけなのに、一体どこで間違えたのだろうか。 - - - - - 不安な心に寄り添ってくれたのは、趣味で書いていた日記でした。 弱さも、怖さも、ちいさな希望も、そのすべてを打ち明けられる唯一の味方でした。 曖昧だった感情を丁寧に言葉にしていくと、 ぼんやりしていた“自分”という人間の輪郭が少しずつ見えてくる。 残した軌跡は、わたしがちゃんと生きているということを教えてくれたのです。 そうして書き留めてきた記録のなかから、 特に大切にしている99個の言葉を選び、この本にまとめました。 日常での気づきや、わたしの人生に深く影響を与えた言葉を、 当時の心のままに綴っています。 迷ったとき、立ち止まりたくなったとき、勇気がほしいとき、 わたしを支えてくれた言葉たちが、あなたにも力をくれるでしょう。 (『はじめに』より) ◇ ◇ ◇ ままならない生活のなかで日記に綴った 書籍で出会った美しい言葉や、その日の瑞々しい心境。 生き苦しいすべての人の明日のための、お守りとなるエッセイ集。
  • 死んでいるのに、おしゃべりしている!
    4.0
    “だって、川柳に出会わなければわたしはとっくにこの世にいなかったのだから。” 東京のいわゆる「恵まれた」家庭に「女性として」生まれ、教育にたくさんのお金を費やされたのに、期待どおり「東大」に行けず、望まれた「バリキャリ」にもなれなかったわたし。人間関係もうまく築けず生活は破綻。ノンバイナリーかつアロマンティックだけど、そこに帰属意識も見出せない。心を殺して自罰的にしか生きてこられなかったわたしは、「私たちはモノじゃない、人間だ」「悪いのはあなたじゃない」というまっとうな言葉に、自分が救われることを許せなかった。 そんなわたしを助けてくれたのが、川柳だった。 “わたしの心には「自分が悪い」という考えが無限に湧き出る大きな穴が空いていて、これを直接手当てすることは難しい。一方、身体にはすぐに限界がくる。虚弱な身体を頼りなく思うこともあったけれど、身体は常に心の問題を「手当てができるかたち」にしようとがんばってくれていたのだ。/川柳も、わたしを「無限」や「永遠」の世界から救い出してくれた。「症状」と言うと語弊があるが、川柳も目に見えるし、有限だ。川柳はわたしが初めて手に入れた身体だった。” 川柳しながら経験する世界は、アナーキーで自由だ。本書は、自分には〈人間をうまくやれない〉と思わされてきた者たちに贈るエッセイ集であり、極私的な回復記でもある。 業界最注目の川柳人による、初のエッセイ集。
  • ひとまず上出来
    4.0
    生きることって永遠の微調整! ベストじゃなくても、ひとまず上出来ならOK! 令和を生きるネオ中年の私たちにジャストサイズな、元気が湧き出るエッセイ集。文庫版ボーナストラックもあるよ! いいことも悪いことにも、私たちは慣れてしまうし、忘れてしまう。人間の順応性の高さに簡単します。だからこそ。ちょっとベターを目指したくはある。 ベストじゃなくても、ひとまず上出来。そうやってこれからも生きていきたいと思います。(文庫版あとがきより) 単行本 2021年12月 文藝春秋刊 文庫版 2025年9月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • 50歳の棚卸し
    4.0
    その赤裸々な自己開示に共感の嵐!  ミドル女性向けNo.1WEBマガジン『ミモレ』で大反響を呼んだエッセイ連載が、大幅な書き下ろしを加えて待望の書籍化。 50 歳までひた走ってきたフリーアナウンサーが、これまでの人生を棚卸ししてみたら。 自分のせいで番組終了、ヤバすぎる元カレ、心が乾き切った40代での婚活、壮絶な不妊治療……。 辛い経験にも愛しい思い出にも真正面から向き合って見えてきたのは、“自分にとっての本当の幸せ”。 「私は不幸でもない、ひとりでもない、失敗してもいない。 私はもう、大丈夫だった」 人生後半を心豊かに、軽やかに生きるヒントが満載!  前向きなユーモア溢れる筆致で綴った、著者16年ぶりのエッセイ集。 【住吉美紀 Miki Sumiyoshi】 フリーアナウンサー/文筆家。紅白の総合司会も務めた元NHKアナウンサー。平日朝の帯番組、TOKYO FM『Blue Ocean』の人気パーソナリティ。 【目次】 第1章 ライフワークを棚卸し 第2章 恋愛と結婚を棚卸し 第3章 子のない人生を棚卸し 第4章 いろんな「家族」を棚卸し 第5章 棚卸しで見えてきた、今とこれから
  • 心 日本の内面生活の暗示と影響
    4.0
    わが国をおとずれた外国人の中で,ハーンほど日本を理解し,また愛した人はないだろう.『骨董』や『怪談』の淋しい美しさにもまして,この『心』はわれわれが,うかつに見逃している身のまわりのことから,思いがけない深遠な思索のいとぐちを教えてくれる.小説,随筆,論文の要素が渾然一体となっているハーンの代表作.

    試し読み

    フォロー
  • 愛をまとって美しく生きる オードリー・ヘップバーンの言葉
    4.0
    ――女優になることも結婚することも出来るとは思っていませんでした それでも、愛だけは信じていました―― 世界中の人々を今なお魅了し続ける「永遠の妖精」、オードリー・ヘップバーン。 けれど、その美しさの裏側には、深い孤独と愛への渇望、容姿へのコンプレックスをかかえ、自信が持てない日々がありました。 この本は、そんなオードリーの“愛”にまつわる言葉を集めた一冊です。 恋愛のこと、家族のこと、パートナーとの距離感、そして自分自身との向き合い方――。 誰かを好きになるたびに、傷つくのがこわい。 誰かを信じたいのに、自分を信じられないとき。 そんなとき、彼女のまっすぐな言葉は、「それでも愛していいんだよ」と、そっと教えてくれます。 ※電子書籍版は一部未収録の写真がございます。 【目次】 はじめに 第一章 愛されたい 第二章 愛を追いかけて 第三章 愛に溺れない 第四章 愛を疑う 第五章 愛を諦めない 第六章 愛は惜しみなく注ぐ おわりに
  • 誰でも、みんな知っている
    4.0
    終わらない戦争、ネット上での止まない誹謗中傷にデマ拡散――人間はいったい何をしているのか。もはや期待できるのはAIだけなのか。混迷の時代を生き抜く思考のヒントが詰まった著者渾身の最新コラム!サンデー毎日「これは、アレだな」書籍化第4弾!
  • マグロはおもしろい 美味のひみつ、生き様のなぞ
    4.0
    さかなクンも目からウロコ 『マグロの感動がギュッとつまった1冊! ハッピーでギョざいます!!』 クロマグロ、キハダにメバチ。まだまだあります、マグロは全8種。日本人によく似た生真面目な性格、熱い血潮、母性愛。切り身としてしか知らなかった謎多き魚の、ほれぼれする生き様まで網羅した本邦初のマグロ学術エッセイ。巻末に著者とさかなクンによるマグロをめぐる爆笑対談つき!<文庫書下ろし>
  • 歌う言葉 考える音 ――世界で一番かわいい哲学的音楽論
    4.0
    東大哲学科出身 “世界で一番かわいい曲をつくる”異色の音楽家 注目の初エッセー ★FRUITS ZIPPER『わたしの一番かわいいところ』SNS 30億回再生 ★FRUITS ZIPPER『NEW KAWAII』(第66回日本レコード大賞優秀作品賞) バイラルヒット連発で注目を集めている現役の作詞作曲家である著者が、 「現代の歌詞、音楽のつくられ方」について書き下ろしたエッセー。 「良い歌詞とは何か?」「ヒット曲のためのタイトル作成法」「言葉の集め方」といったテーマを、 哲学の知識などを援用しながらユニークに考察し、音楽にまつわる「思考実験」としても楽しめる内容です。 アカデミックな知識に裏付けられた言葉とアイデアにまつわる思索は、 ミュージシャン志望のみならず、企画職や言葉をナリワイとする人たちにとっても大いに参考になります。 〈本書のテーマ〉 01 作詞家という仕事 02 歌詞の書き方 03 良い歌詞とは何か 04「歌詞の意味がわからない」の意味がわからない 05 個性について 06 歌詞と哲学 07 音楽と数学 08 歌詞は共感 09 アイドル 10 タイトル 11 言葉の情報収集 12 大考察時代に寄せて 13 AIと音楽 14 音楽教育について
  • 欲しがりません勝つまでは
    4.0
    現在も読者に、そして後進の書き手に多大な影響を与え続ける作家・田辺聖子。彼女の少女時代は、戦争の時代だった。女学校で先輩に憧れ、物語の世界に遊び、空想を膨らませ創作する、その生活に忍び寄る戦争の影。自らの作家としての原点となる日々と反戦の思いをみずみずしく描く傑作エッセイを復刊。
  • 人生を変える幕末志士たちの言葉
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    幕末、列強諸国の双牙に立ち向かい、国家存亡の危機に立ちあがったのが「志士」と呼ばれる下級武士でした。 この国を守り、民を守り抜くために身命を賭した志士たち。 坂本竜馬、高杉晋作、桂小五郎、吉田松陰、西郷隆盛、岩崎弥太郎など、大志を持った志士たちの行動に裏付けられた言葉は、今でも人の肺腑をえぐります。 志とは何か。愛する者を守り抜くとはどういうことか。自己の人生観を問い直す一書です。

    試し読み

    フォロー
  • 倖田的ビューティ
    4.0
    42歳。キレイは褒めて伸ばす! ありのままの自分を抱きしめて、ポジティブ思考になれる一冊 デビューから25年。第一線を走り続ける倖田來未さん。そのカッコ良さと健康的な美しさは、ますます磨かれ続けています。しかし、デビュー当時は骨格が太かったり、ふっくらしやすい体質、自分に似合うメイクがわからなかったりしてコンプレックスだらけだったそう。様々な美容法を試し、自分と向き合い続けた結果、転機が訪れたのは38歳ごろ。徐々に「引き算の思考法で素の美しさを活かし、際立たせる」方向にシフトし「今の自分が一番好き」と思えるように。 本書では、その「スキンケア」「ボディケア」「メイク法」など40代を迎えた彼女がいま実践している美容法を全て公開。さらに、「美しくなるためにはメンタルもとても大事」と語る倖田さん。ありのままの自分を大切にして、周囲の人を愛しステキな関係を築ける!自分をHAPPYで満たすティップスが詰まった一冊です。 ●倖田來未が実際に使っている、愛用アイテムを大公開! ●ナチュラルも、クールも、いまの倖田來未の魅力溢れる撮り下ろしショット満載 はじめに:倖田來未42歳。今この瞬間が、人生で一番最高!と思える、美容と幸せメンタルの秘訣 PART1:倖田的ボディ ・糖質は気にするけど脂質はOK ・嫌いなパーツはあえて見せる ・太った痩せたは体重より見た目で判断 PART2:倖田的スキン ・美肌は腸のお手入れから ・むくみをなかったことにする、朝のルーティン ・肌荒れしたら寝具を疑ってみるべし ・すっぴんにも自信を持てるようになった秘密 PART3:倖田的メイクアップ&パーツ ・最近は“ピンクメイク”に夢中なワケ ・黄みよりファンデで肌の赤みを打ち消す ・ハンドケアはスキンケアの流れで充分 PART4:倖田的ビューティ&ポジティブマインド ・なんでも全力!失敗しても自分で納得できる ・まずは1個でも自分を肯定することから ・自分の人生を裸眼で見てみて ・明るい言葉で家族を送り出す ・寝ることは大事! ・小さなサプライズとハッピーで生活を満たす and more... (内容は変更になる場合があります)
  • をとめよ素晴らしき人生を得よ 女人短歌のレジスタンス
    4.0
    注目を集めたウェブ連載に、 書き下ろしを加えた待望の書籍化。 語られてこなかった女性歌人たちのレジスタンスを、 現代によみがえらせる。 『はつなつみずうみ分光器』の著者が挑む、 女たちの群像伝記エッセイ。  * * * 「きちんと目を向けさえすれば、ちゃんとわかることなのだった。  彼女たちの存在も、彼女たちの歌の価値も。」  ――本書「はじめに」より 1949年、女性だけの短歌結社「女人短歌会」と歌誌「女人短歌」が誕生した。 戦後短歌において独自の場を築き、数多くの才能を送り出してきたにもかかわらず、 彼女たちの活動は十分に顧みられてこなかった。 短歌をはじめ、さまざまな表現領域に光を当ててきた著者が、 男性優位の世界に抗いながら独創的な歌を詠みつづけた女性たちの姿と作品、 知られざるシスターフッドの軌跡を、 時を越えて鮮やかに描き出す。 「この本を読むあなたたちへ。  彼女たちの声も歌も、  おそらく未来のあなたたちに捧げられている。  絡みあった複雑な旋律を、  どうか、耳を澄まして聴いてほしい。」 巻末には、登場する女性歌人たちの作品から著者が選出し、 一首評を加えた精選120首のアンソロジーを収録。 【著者略歴】 瀬戸夏子〈せと・なつこ〉 1985年、石川県生まれ。歌人、批評家。著書に、歌集『そのなかに心臓をつくって住みなさい』(現代短歌社)『かわいい海とかわいくない海 end.』(書肆侃侃房)、評論集 『現実のクリストファー・ロビン 瀬戸夏子ノート2009-2017』(書肆子午線)、歌集ガイド『はつなつみずうみ分光器 after 2000 現代短歌クロニクル』(左右社)など。
  • わたしの美しい戦場
    4.0
    美しい色。美しい香り。時間をかけ心を尽くして旬を集めることは、わたしの生活そのものだ――。知らない土地に古民家を買って宿のオーナーシェフとなり、各地から訪れる人をもてなすようになった著者。春はふきのとうを摘み、竹の子を掘る。夏は草を刈って桃をかじる。秋は柿を干して鹿肉を焼き、冬は薪を割って柚子を蒸す。12か月の味わい深い物語。
  • ラーメンと瞑想
    4.0
    「都市にはラーメンを食べて死ぬ自由があり、瞑想するための場所がある。」 ラーメンとは獣の世界との接続である。 そこには欲望を直接的に満たすために存在する事物との具体的なコミュニケーションだけが存在する。 瞑想とは神の世界との接続である。 それは精神を研ぎ澄まし、抽象的なレベルで認識をアップデートする神聖な時間となる。 そしてこの二つの世界を往復することで、僕たちは人間を超える・・・・・・。 ラーメン富士丸、しんぱち食堂、PARIYA AOYAMA、武蔵野アブラ學会、大船軒、CHATTY CHATTY、はま寿司、ひまわり、とん太、松石、野方ホープ――作者の愛する飲食店での食と思索の日々を描いた12の記録。笑えて、考えさせられて、そしてお腹が空く。小説のような、エッセイのような、そして批評のような一冊。
  • お許しいただければ 続イギリス・コラム傑作選
    4.0
    「毎朝二〇年間も髭を剃っていれば,誰だって何かを学ぶことになる」(リンド).隣人の騒音問題や犬派・猫派論争から当時の世界情勢まで,誰にとっても身近な出来事をユーモアたっぷりに語る,ガードナー,ルーカス,リンド,ミルンの名エッセイ.約一世紀前の作ながら,その人間性への鋭い洞察は今なお大いに共感を呼ぶ.

    試し読み

    フォロー
  • 私の音楽談義
    4.0
    「音楽というものは、生活のなかにとり入れるものではなく、生活のなかからひきだすものです。」――やわらかい語り口による、クラシック音楽への誘い。 ・芥川也寸志生誕100年記念企画。 ・ロングセラー『音楽の基礎』と並ぶ、クラシック音楽入門書。 ・本書は、楽譜をいっさい用いず、日本人とクラシック音楽の接し方を、平易かつユーモラスに解く。「談義」というに相応しい筆致。 ・「リズム」「旋律」「ハーモニー」など、音楽入門としてのツボは押さえつつも、時折「脱線」する内容が、もうひとつの読みどころ。 ・軽妙な文体とエピソード、喩えの面白さなど、現代音楽作曲家である著者の人柄が垣間見える。エッセイとしての妙味。 〈解説〉片山杜秀
  • ジェーン・バーキンと娘たち
    4.0
    ジェーン・バーキンをめぐる、日本初の評伝的エッセイ エルメスの高級鞄で有名な「バーキン」が誕生したのは育児のためだったという逸話はよく知られているが、その親子関係の実際のところについてははたしてどうだろう。 ジェーン・バーキン(1946-2023)には三人の娘がいる。末娘ルー・ドワイヨン(1982-)は映画監督のジャック・ドワイヨンを、次女シャルロット・ゲンズブール(1971-)はセルジュ・ゲンズブールを、そして長女ケイト・バリー(1967-2013) は作曲家のジョン・バリーを父親に持つ。そして、その子育てにおいては、世界中に愛をささやいた「かっこいい女」の魂の叫びが幾つも秘められていた──。 本書は、彼女たちと40年来の親交がある著者による、ジェーン・バーキンをめぐる日本初の評伝的エッセイ。 ジェーンの少女時代からの恋愛、仕事、結婚、慈善活動……ありのままに生きる母親は、三人の娘と、どのような愛を育んできたか? 親日家の故人を哀悼しつつ、母娘の真実を描く、祈りが聞こえる「家族の肖像」。プライベートフォトをはじめ、音声や動画を視聴できるQRコードも多数収録。年譜付。ジェーンの葬儀を追体験するエピローグには胸を打たれるだろう。 [目次] ジェーン・バーキン  バーキンという家系  ジェーンの誕生  ジェーンの少女時代  ケイトの誕生  セルジュ・ゲンズブールとの出会い  ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ  シャルロットの誕生  ルーの誕生  ヴェルヌイユ通りの家  ラ・トゥール通りの隠れ家  不倫の熱愛の果て  最後のアマン  最期の五日間 長女 ケイト・バリー 次女 シャルロット・ゲンズブール 末娘 ルー・ドワイヨン エピローグ あとがき 参考資料/年譜/図版一覧
  • 私と街たち(ほぼ自伝)
    4.0
    今だからこそ語れる子ども時代、デビュー当時、そして父の死――。東京の「街」に重なる記憶をめぐる自伝的エッセイ集。書き下ろし「二度と行けない場所たちへ」を新たに収録。
  • 歴史の活力
    4.0
    混迷の時代のビジネスパーソン必読! 中国歴史小説の第一人者である著者が、組織のリーダーを人相、言葉など様々な観点から分析した貴重な一冊。 解説は吉川晃司さん。 単行本 1992年2月 海越出版社刊「会社人間上昇学」 文庫版 1996年4月 文春文庫刊 文庫新装版 2025年7月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫新装版を底本としています。
  • エレベーターのボタンを全部押さないでください
    4.0
    いつも広い世界を見せてくれるノンフィクション作家・川内有緒、初のエッセイ集。 『パリでメシを食う。』でデビューし、『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』で「Yahoo!News|本屋大賞ノンフィクション本大賞」を受賞した川内有緒が、連載していた日経新聞、雑誌「ひととき」など、さまざまな媒体に寄稿したエッセイをセレクトして収録。メキシコの走る民族、飼っていた2匹の個性的な猫、大反響を巻き起こした「荒れた海で愛を叫ぶ」・・・・・・。海外での驚くべき旅や出会い、日常に潜む冒険、死生観などを綴り、読者を新しい場所へ誘う。ユーモラスで味わい深い文章に、温かな感情が湧き上がる。なぜか一歩を踏み出したくなる川内有緒ならではの一冊。 川内さんは丸腰で荒海に飛び込んでいって、宝物のような出会いをつかみ取ってくる。この本そのものが、冒険で、旅なのだ。――岸本佐知子(翻訳家) 並外れた行動力と筆致。見たことない球をぶんぶん投げてくる。――こだま(作家・エッセイスト)
  • そこに工場があるかぎり
    4.0
    作家小川洋子氏による、おとなの工場見学エッセイ。あのベストセラー『科学の扉をノックする』の工場版ともいえる本です。精密な穴開け加工を行う工場、お菓子の製造過程を見せる施設、競技用ボートを手作業で作り上げる造船所、多人数用ベビーカーや介護用品を自社一貫生産する企業、ガラス管の加工を手掛ける工房、そして鉛筆の製造における工夫と精神を紹介。幼いころから変わらぬ小川さんの好奇心と工場愛がじわじわ心にしみて、今、日本のものづくりに携わる人々と、繊細で正確な数々の製品のこと、あなたもきっと、とても愛おしく思うようになるでしょう!
  • 迷走ソーシャルワーカーのラプソディ――どんなときでも、「いいんじゃない?」と僕は言う
    4.0
    商社営業、写真家、植木職人。脈絡のない転職を繰り返した後に、渡米。帰国後は日本初のスクールソーシャルワーカーとなり、そして大学教授に。 迷い人の大先輩・山下英三郎が「どこへ向かうか途方に暮れている人たち」に贈る、救いの迷走エッセイ。
  • わるい食べもの
    4.0
    1~4巻1,386~1,760円 (税込)
    幼少期をアフリカで過ごし、デビュー作『魚神(いおがみ)』が小説すばる新人賞と泉鏡花文学賞をダブル受賞。『男ともだち』でも高い評価を得るなど文芸界の最前線を駆ける作家が、「食」をテーマに幼少期の記憶から創作の裏側、世の常識への疑問まで多彩につづる初のエッセイ集。「いい食べもの」情報が氾濫する今だからこそ、「わるい」を追求することで食の奥深さを味わい、ひいては生き方そのものを問う意欲作。紙の書籍にはモノクロ掲載の人気イラストレーター・北澤平祐氏による挿画も、電子版には全てカラーで収録。
  • 犬と厄年
    4.0
    一人と一匹で、どこまでも行ける。 30歳を過ぎて迎えた厄年、家族コンプレックス、大人の友達関係、書くこととAV、かけがえのない愛犬との暮らし……。 日常に小さな光をともす、待望の最新エッセイ集! 仕事がうまくいかなかった日、やるせない気持ちでひたひたになっている日、ソファで茫然としながら「つれえ~」とぼやく私のそばにきた彼女(イッヌ様)は、お尻を私の身体にくっつけて、ポゥ、と鳴いてくれる。腹を撫でているうちに彼女のあたたかいお腹の温もりが手に移ってきて、胸に湧いていた苦しさがじっくりと溶けていくように癒えてくる。彼女の存在と自分の人生が、ゆるやかに同期されていく。(本文より)
  • 山影の町から
    4.0
    アスファルトの世界を離れ、わたしは秩父へ移り住むことにした――庭と植物、自然と文学が絡み合う土地で、真摯に生きるための「ことば」を探す。練達の仏文学者による清冽なエッセイ集。  *   *   * 秩父の自然を綴るなかに、深い霧のような知の涼気が渡る。清しく果敢な精神のかたち。 ――小池昌代 風や水のゆらめきを気配で感じとる耳には、歴史の奥に消された声さえ聞こえる。 ――くぼたのぞみ    *   *   * ・窓から風に乗って流れ込んだ常山木の、爽やかで甘い濃厚な匂いに導かれて(「常山木」)。 ・生命の表と裏を引き受ける誠実さの方へ(「巣箱の内外」)。 ・経済活動からはこぼれ落ちる、豊かな交換の倫理(「ふきのとう」)。 ・外来種という呼称がはらむ排外主義の芽と、植物がみせる「明日の風景」(「葛を探す」)。 ・宮沢賢治が見上げた秩父の空(「野ばら、川岸、青空」)。 ・鮮やかで深い青紫の花と、家の記憶について(「サルビア・ガラニチカ」)。 ・切り捨てられた人間と動物がともにある世界へ(「車輪の下」)。 ・都市優位の世界観を解きほぐす作家たち(「田園へ」)。 ・見知らぬ女性からの言葉が届く場所で、わたしは届くはずのない文章を待っている(「消される声」)。 ・空の無限、星の振動、微かに吹く風は、わたしたちに語りかける(「風の音」)。 ……ほか珠玉のエッセイ、三十篇
  • 30歳になってもお互い独身だったら結婚しようか
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    人はなぜ、「約束」をすると思いますか?付き合っていないのに、別れた気がした夜がある。あの夜を知るすべての人へ――◆「恋」が生まれる条件◆何者かになった人◆誤解したまま幸せになる◆風邪と恋は似ている◆好きを語る◆既婚男性の魅力と不倫のしくみ◆8年の愛と半年の恋◆仕事は人を変えるか◆自分を守るためのささやかな知恵◆僕たちはいつでも別れることができる“人間関係って流動的で、いつかは離れていくし、また戻ってくることもあるし、「ずっとこの関係を維持しよう。ずっと仲良くしよう」って思うことが実はそうとう難しいです。”恋人、同棲、別れ、性格、セックス、不倫、嫉妬――バーカウンターに零れた本音を拾い集め、恋愛や結婚、人間関係の真実を静かに見つめた71篇のエッセイ。

    試し読み

    フォロー
  • にゃるらが壁に向かって話してる
    4.0
    【書籍化】NEEDY GIRL OVERDOSE作者・にゃるら、内臓までさらけ出すエッセイ集 *  *  *  *  *   にゃるらをご存知ですか? 沖縄にいる。Twitterにいる。 中野ブロードウェイにいる。 インターネットの暗い森にいる。 この世と虚構と電脳の交差する至るところにいる。 配信者育成ゲーム『NEEDY GIRL OVERDOSE』を生み時代に先鞭をつけ、 小説『蜘蛛』では、何者かになりたい少女が破滅に向かって突き進む姿を描ききった。 ゲームのこと、過去のこと、散歩のこと、孤独のこと。 にゃるらが綴ったひとりごとのようなエッセイ、ついに書籍化。 *  *  *  *  *   ※本書はWEBサイト「tree」で連載した同名エッセイを書籍化したものです。
  • 林家まる子の カレーなる一族
    4.0
    いつも笑顔、いつも元気なまるちゃんが、元気な本を書きました!――著者・林家まる子は〝聖子ちゃん〟に憧れ、アイドルを目指して芸能界入りし、今は司会、レポーター、そして漫才師とマルチに活躍中です。一人娘と共にCDデビューも果たしました。 両親は初代・林家三平一門で環境漫才・防犯漫才で親しまれた林家ライス・カレー子。弟は太神楽曲芸師の翁家勝丸。本書は、昭和・平成・令和にわたり、三世代の芸能一家が織りなす、笑いあり涙ありの波瀾万丈のファミリーヒストリーです。 「人を幸せにできる人が本当に幸せな人」――この本を読めば、人生が楽しくなること間違いなし!
  • 運を引き寄せる成功の極意
    4.0
    先行きが不安、不透明な時代には、人間が本来持っているものや「感覚」の重要性が問われているのではないか、という危機意識が本書の根幹。感覚を研ぎ澄まし、麻雀の道を切り拓いてきた著者は、「運と勘を支配する」ことで生き抜いてきた。そうやってたどり着いた「本当の強さ」について、本書で初めて語る。
  • トランプ・ディールで日本復活!
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    トランプ独裁を活用せよ! この歴史的大転換を逃すな! 元・内閣官房参与にして、日本経済の表裏を知り尽くす著者による8つの緊急提言。渡瀬裕哉氏(早稲田大学公共政策研究所招聘研究員)対談収録!
  • 本のなかの少女たち
    4.0
    子供の頃からの読書体験で、心から共感できる少女の少なさを強く感じていた。しかしま時に納得できる「少女」に出会える喜びもあった―― そう回想する著者・津島佑子自身、自らが「少女」だったと確信を持ってはいないのだ。 「少女」とはいったい誰のことなのか? どのように描かれた「少女」なら実在感を感じられるのか? 自らの作品で「少女」に愛着を抱いて描いてきた作家が、「本のなかの少女 たち」を追ってみることを心に決め、「少女」そのものをテーマに新鮮な切り口で古今の名作を再び繙く。 再読を経て得られた新たな発見、洞察、感動を綴った、誰もが楽しめる読書エッセイ。
  • 達者じゃなくても
    4.0
    アイナ初のフォトエッセイ! 幸福と孤独の30年の軌跡を、本人の文章と構成、写真で表現。 2023年6月に、惜しまれながらも解散した”楽器を持たないパンクバンド”『BiSH』。ソロ活動を本格化したアイナ・ジ・エンドは、圧倒的な表現力で、見る者、聞く者への感情を揺るがし続ける。まさに令和のディーバであるアイナが、このたび初のフォトエッセイを上梓! 仲間への想い、ソロになってから抱いた覚悟、ダンスへの目覚め、初めての恋、大人になってわかったこと……何者でもなかった一人の少女時代から、アイナ・ジ・エンドを名乗り出したあとの歩みを惜しみなく綴っている。 文章・構成は本人によるもので、写真も本人の撮りおろしを多数収録した本作は、まるで1つのアルバムを聴くような、愛しさや切なさが滲み出た1冊。
  • ツッコミのお作法 ちょっとだけ話しやすくなる50のやり方
    4.0
    人を笑顔に出来る確率がほんのり上がる、新しいコミュニケーションの育み方! ///////テレビプロデューサー佐久間宣行推薦!/////// ツッコミってこんなに役立つのか!? 人間関係に疲れた時、この本を読むと気が楽になります……。
  • ドグラ・まくら
    4.0
    高座でまくらを話すように、人気落語家が69のお題に応えて、日々のよしなしごとをつづったエッセイ第4弾。家族や弟子とのやりとり、楽屋や旅先での話、好きすぎるホワイト餃子のことなど、思わずクスリ、ニヤリ。一之輔ならではの“文笑芸”をご堪能あれ。
  • 遠慮深いうたた寝
    4.0
    どのエッセイも結局は文学のない世界では生きられないことを告白している――日々の出来事、思い出など、温かな眼で日常を掬い取り、物語の向こう側を描く、作家の素顔が垣間見られる極上エッセイ集。 作家の日常が垣間見られる、10年ぶりの文庫エッセイ集! どのエッセイも結局は 文学のない世界では生きられない ことを告白している――小川洋子 日々の出来事、思い出、創作、手芸、ミュージカル…… 温かな眼で日常を掬い取り、物語の向こう側を描く。 2012年から現在まで続く「神戸新聞」好評連載エッセイ「遠慮深いうたた寝」を中心に、約10年間に発表されたエッセイの中から厳選し、「手芸と始球式」「物語の向こう側」「読書と本と」の4章で構成する珠玉のエッセイ集。 *美しい装幀も話題! 九谷焼による陶板画・上出惠悟/デザイン・名久井直子 単行本 第55回造本装幀コンクール・日本書籍出版協会理事長賞受賞。 著者より 「本書を編むことは、文学が自分の生活、人生をどれほど大事な部分で支えているか再認識する作業でもありました。題材はさまざま異なっていても、どのエッセイも結局は文学のない世界では生きられない、ということを告白しています。実際には味わえない体験、自分とは異なる誰か、この世にはいない死者、そういうものたちへの想像力が、現実の私の救いとなってくれているのです」(「あとがき」より)
  • 今日、地球人をやめる。 「日常」が面白い「物語」になる15の裏ワザ
    4.0
    難易度高すぎのこの地球を “ピョン”と脱出しませんか 「まるで重力から解放されたような軽さを感じられる」 「全てをゆるされてる感じになる」 「この世界に本当はルールなどない。 もっと自分であっていいんだとぶっ飛んだ感覚になる」 などの5次元ライブ体験で人気の宇宙人ラッパー・オズワルドと、 『あした死ぬかもよ?』『名言セラピー』で知られる ベストセラー作家であり、銀河の執事ひすいこたろうが 異色のタッグを組んで、あなたを新宇宙へ誘う「覚醒の書」! 新しい人生を創造していく覚悟はできていますか? 幸せよりも、運よりも、 もっと大事なことがあることに気づいてください。 それは自分を生き切ること。 自分を主人公として、自分の物語を生きることです。 物語は、幸せを超えるからです。 もう「幸せになりたい」と思わないで大丈夫。 自分の人生を取り戻す時間です。 古い自分とは今日でお別れ。 僕らは地球に遊びに来た、人生プレイヤー。 「Player」って直訳すると「遊ぶ人」。 あなたは、自分しか体験できない、 「あなたという物語」をプレイしに来たんです。 地球ルールという重い重力からあなたを解放し、新しい宇宙へ連れ出します。 今日は地球人をやめるのに最高の日です。 あなたを本の中で、お待ちしています。
  • 文庫からはじまる 「解説」的読書案内
    4.0
    洪水のように押し寄せる新刊の荒波を乗り越えて,残された時間で,なにを読むべきか? 迷ったときには文庫に帰れ! 二百冊に垂んとする文庫解説を物してきた「解説の達人」が厳選して贈る,恰好の読書案内.未読であれ再読あれ,損はなし.読むぞ愉しき.決して古びることのない読書の世界が,いま文庫からはじまる.

    試し読み

    フォロー
  • 星になっても
    4.0
    最期に交わした会話、柩に供えたアップルパイ、死後に読んだ父の手記……そうやって、父の死について書いていくうちに起きた心境の変化は、私の、あるいは、私の哲学の核心に触れるものだった。 哲学者の著者が、父の死をきっかけに書き綴った、喪失と回復の道のりを優しくたどるエッセイ。 「どうしてじいじは死んじゃったの?」 息子の問いに、私はうまく答えることができなかった。 大切な人を亡くしたとき、私たちはどうやってそれを受け止めたらいいんだろう? 【装丁・装画】鈴木千佳子
  • ハチミツ色の日々
    4.0
    ~アマチュアのOL養蜂家が自宅でミツバチと過ごす四季を綴る~ 近年、養蜂ミツバチが突然大量に消えるという現象が起きたり、町興しの一環として銀座のビルの屋上でミツバチを飼う「銀座ミツバチ プロジェクト」が話題になるなど、「ミツバチ」が大きなトピックに。本書はアマチュアのOLが、趣味で始めた養蜂生活を綴った、普段は ミツバチに接することが少ない一般の人々を対象としたエッセイです。養蜂を通して知ったミツバチの性質・生態(蜂のダンス、分蜂、ユニーク な捕獲方法など)やハチミツの意外な色や味を紹介するとともに、養蜂の楽しさ、難しさ、面白さを移ろう四季の情景とともに女性視点で伝え ます。 著者/竹中奈津子 プロフィール 茨城県在住のOL。養蜂を始めた父と一緒に、ミツバチと戯れる日々を過ごすことに。現在は西洋ミツバチ、日本ミツバチを共に1箱ずつ所有している。 養蜂生活を記録したブログ「竹中家のミツバチ日記」も好評。
  • 巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある
    4.0
    ノスタルジーと、可笑しみと。 池袋、飯能、日本橋、所沢、諏訪、田園調布、高知、恐山、湯河原……。 自分の中の記憶を、街単位で遡る。そこから掘り起こされる、懐かしいだけでは片付かない、景色と感情。 気鋭のエッセイスト、最新書き下ろし。 『好きな食べ物がみつからない』が話題の、最注目のエッセイスト・古賀及子最新書き下ろしエッセイ。 幼い頃からの「土地と思い出」を辿ってみたら、土地土地、時代時代で、切ない! でもなんだか可笑しいエピソードが横溢! 【目次より】 下丸子、二分間、知らない人を大声でほめてけなす 日本橋、来年も買ってやるからな 元加治、真昼の暴走族 所沢店、売れ!私たちの福袋 田無、夏、恋人の家でひとりでエヴァンゲリオンを観た 諏訪、祖父と間欠泉 田園調布、知らない人の家でまずい水を飲む 恐山、会えないイタコと工藤パン 小岩、知らない街が、どんどん私の街になる 盛岡、北上川を走って越えて、母と私とソフトクリーム 曙橋、看護師の格好で登った木をさがす 大森、もう会うこともないだろうけどさ 他
  • 饒舌な名画たち 西洋絵画を読み解く11の視点
    4.0
    ティツィアーノ、フェルメール、ボッティチェリ、カラヴァッジョ、ゴヤ、ボス、ベラスケスetc. 西洋絵画のポイントを知れば、名画鑑賞はさらに楽しめる。神話、キリスト教、聖母、女神、ファム・ファタル、寓意、魔女、メメント・モリなど、絵の中に散りばめられたヒントとその背景をもとに、美術研究を重ねる芥川賞作家が解説。以下、章タイトル。 第1章 聖母とマグダラのマリアの描かれ方~キリストの時間の中にいた聖なる人たち 第2章 絵画空間に置かれた「自分」~寄進者の肖像 第3章 都市風景が見せる街の肖像~画家たちが記録した都市の姿 第4章 絵の中で主役となるもの~物語を包む風景 第5章 失われるもの、移ろうものたちの表現者~舞台装置としての小道具 第6章 害悪の象徴として作られた魔女~キリスト教的価値観から外れた存在 第7章 古代の女神が見つめる先にあるもの~理想美と教訓をもたらす多面性 第8章 ファム・ファタル(宿命の女)と呼ばれた女たち~愛がもたらす破滅の運命 第9章 絵画の中の夜~夜がどのように生まれ、どう描かれてきたか 第10章 画家の目としての鏡~アントニオ・タブッキの短編と奇妙な写真 第11章 カンヴァスをはさんで画家が対話する肖像~移ろう姿を切り取って
  • アァルトの椅子と小さな家
    4.0
    コルビュジェの建てた家を訪ねてスイスへ。モダンなデザインのテキスタイルや家具を探しに北欧へ。家庭的な雰囲気の、フランスの田舎町にあるホテルへ──思わず真似したくなる、旅に出たくなる一冊。
  • 早起きのブレックファースト
    4.0
    一日をすっきりとスタートさせるための朝食、そのテーブルをひき立てる銀のポットやガラスの器、シンプルで気のきいたレシピ──毎日のはじまりを極上の時間に変えるイラスト&フォトエッセイの名著。
  • 映画じゃないんだから、うまくいかなくても大丈夫。
    4.0
    「枠からはみだして、自分の人生を手に入れる」「自分のフィールドで自分の正義をまっとうする」「愛を知ることは、痛みを知ることでもある」――ラブコメ映画をこよなく愛するふたりが、おすすめの映画を語るなかで、人生で大切なものが見えてくる!「明日もがんばろう」と前向きな気持ちになる対談集。巻末にラブコメ映画カタログを掲載。
  • 落雷と祝福 「好き」に生かされる短歌とエッセイ
    4.0
    歌人が愛する様々なものをテーマに、連歌とエッセイをつづる。短歌を作りたい人のための「“好き”で短歌を作るには」も収録。テーマ:ちいかわ/A子さんの恋人/ゴールデンカムイ/女の園の星/PUIPUIモルカー/犬/酒/短歌……他。
  • うまれることば、しぬことば
    4.0
    「婚活」を皮切りに始まった◯活ブームと人生模様。「陰キャ」と「根暗」の絶妙な違いから見えてくる時代の変化。ネット用語の「映え」と、紫式部や清少納言も使っていた「映え」の共通点。日本社会において黒船的な役割を果たした「セクハラ」・・・・・・。言葉の生死の現場から見えてくる、日本人の性(さが)とは? 「ことば」にまつわるモヤモヤの原因に迫る、ポリコレ時代の日本語論。古典や近代の日本女性の歩みなどに精通した著者が、言葉の変遷をたどり、その栄枯盛衰をじっくり考察。日本人の意識、社会的背景を掘り下げるエッセイ!
  • ひとりになること
    4.0
    夫と離れて「ひとり」になった三浦瑠麗による6年ぶりのエッセイ
  • 田村セツコの私らしく生きるコツ 楽しくないのは自分のセイ
    完結
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 昭和・平成・令和とイラストレーターとして時代を牽引し、87歳の現在も現役で活躍する田村セツコさんが、幸せに生きる術を伝授。 人気を博した『すてきなおばあさんのスタイルブック』と『おちゃめな老後』(ともにWAVE出版)を合冊し、この2冊のために描きおろしたイラストもすべて掲載。 加筆修正だけでなく、巻頭には撮りおろしスナップをはじめ、愛猫や友人との時間、コラージュ作品など、現在の近況報告も加えました。 文字もより大きくし、全ページカラーで著者の挿絵とともにエッセイをお届け。 年を重ねても、おしゃれに楽しく。「やりたいことには、とことん挑戦する」。 あなたの毎日がきっと楽しくなる、自分らしく生きる秘訣が詰まった1冊です。
  • ごぞんじ 開高健と翻訳者との往復書簡177通
    値引きあり
    4.0
    開高健が翻訳者に明かしていた著作への思い。 『輝ける闇』や『オーパ!』などで知られる開高健は、『夏の闇』などを翻訳したセシリア瀬川氏と、翻訳にまつわる質問と回答などで頻繁に手紙を交わしていた。  内容は語句の説明や日米の言い回しの違いなどが中心だったが、次第にプライベートな部分にまで及び、開高は著作にかける思いや思うように書けない悩み、趣味のこと、病気のことなどまでありのままに瀬川氏に打ち明けていた。  これまで知られていなかった開高文学の真実と開高健の素顔を、177通の往復書簡を通じて明らかにする。
  • 作家の黒歴史 デビュー前の日記たち
    4.0
    自分の黒歴史、ここまで弔えますか? 一度は滅却したブログ、mixi、日記を掘り起こし、過去の尖りまくった「自分」と出会いなおすことで見えてきたものとは――? 「宮内さん、そんなに見せちゃっていいんですか?!」担当編集も驚愕! 作家・宮内悠介が赤面必至(!?)で挑んだ、著者初にして最高にソウルフルでファニーな自己批評エッセイにして弔いの鎮魂歌! ――もちろん、いま現在も恥ずかしくて間違っていることは疑いない。 作家・宮内悠介が誕生する十年以上前。 誰に向けてでもなく、一人虚空に吼えるように書き連ねた大量の日記、詩、散文の数々。 思想強めに自己を開陳、息を吸うように政治の話をし、プログラマとして働きながら本当に作家になれるのか怯え、終わった恋を引きずり、呪われたアパートに住みながら、深夜に街を徘徊したあの頃――。 ダークサイドに追いやった過去の自分と対峙した先、聞こえてきたのは、どこまでも「純」な生命の息吹だった!
  • ふたり暮らしの「女性」史
    4.0
    彼女たちの涙の意味が、ふとわかる瞬間がある。 明治・大正・昭和――およそ100年前、結婚ではないパートナーシップを選びとった女性たちがいた。 残された数少ない資料と貴重な証言を手がかりに、その知られざる歩みをたどる。 ******************** 脚本家・吉田恵里香さん推薦! 女が「普通」の道から外れると、なぜか事細かな理由や背景を求められる。 誰かが縛った「普通」ではなく、人生の選択肢や彩りは自分で決めるべきだ。 この本には自らの道を進んできた愛と傷の歴史が詰まっている。 ******************** 「「女性」を歴史に残すこと、歴史のなかの生活が軽視されがちなこの社会で、ふたり暮らしを実践した人たちの、消えそうな足跡をたどってみたい。」 【目次】 序章 ふたりだけの部屋で生きる 第1章 語られなかったふたり暮らし――人見絹枝と藤村蝶 第2章 帝国日本とふたり暮らし――飛行士たち 第3章 主従関係とふたり暮らし――五代藍子と徳本うめ 第4章 語り継がれるふたり暮らし――斎藤すみと"芳江" 【装画】 大塚文香 【装幀】 脇田あすか+關根彩
  • 58歳、旅の湯かげん いいかげん
    4.0
    『西園寺さんは家事をしない』『ホタルノヒカリ』etc.大人気漫画家が教える50代からの旅の楽しみ方 ドラマ化して話題となった『西園寺さんは家事をしない』『ホタルノヒカリ』など数々のヒット作を手がけた漫画家・ひうらさとるさんは、自他ともに認める旅行好き。 家事や育児がひと段落し、「旅行に行きたい!」と思ったときに、つい二の足を踏んでしまいがちな同年代に向けて、旅を楽しむためのヒントや実践している工夫を教えます。若い頃の体力頼みの旅とは違う、大人世代ならではの「疲れない」、豊かな旅の楽しみ方が満載。旅先に持って行くグッズやファッションアイテムの紹介、ひうらさんが暮らす兵庫県城崎温泉のミニガイドも収録しています。 ※この電子版はカラー表示できる端末でご覧下さい。

最近チェックした作品からのおすすめ