「赤坂憲雄」おすすめ作品一覧

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作品一覧

2015/11/20更新

ユーザーレビュー

  • 3・11から考える「この国のかたち」―東北学を再建する―
    前半の「新章東北学」が素晴らしい。著者はご自分のことを中途半端なフィールドワーカーと言うが、それは専門職だからこそ言いうる。その謙遜、ある意味での沈黙こそが本書を豊穣なものにしている。

    後半は、民俗学がベース。前半との重複も散見される。

    ・そこで見たこと、感じたこと、考えたことを起点にして、これ...続きを読む
  • 東北学/もうひとつの東北
     東北の村々を歩いて見えたもう一つの東北。

     民俗学の巨星、柳田国男は稲作文化の一つの日本をイメージした。しかし、実際の日本はそうでなはく、東北などは稲作以外の作物を中心とした文化があった。
     筆者は昭和中期に村々の老人から話を聞き、その姿をまとめていく。高度経済成長でそういった姿はその頃にはなく...続きを読む
  • 毎日の言葉
    200ページ足らずの薄い本ではあるが物足りなさは感じない。

    本書では、いただきます、ありがとう、すみません、などのような、あまり深く意味を考えず習慣的に使ってしまいがちな言葉の成り立ちや元来の意味について、各地に残っている膨大な数の方言を手掛かりに考察している。

    結論の出し方はやや感覚的であいま...続きを読む
  • 毎日の言葉
    この本に収められた文章は、どれも「言葉」をめぐる民俗学的検証である。だから見ようによっては、言語学がなすべきだったかもしれない仕事を、民俗学者柳田国男が博識を注入して、独特の視点でやってしまっているという奇妙さが感じられる。
    たとえば「ありがとう」「もったいない」といった、極めて日常的な言葉をとりあ...続きを読む
  • 東北学/忘れられた東北
    私も一応、宮城の人間です。過ごした時間はわずかですが間違いなく、東北人です。歴史上、東北という土地がこの国の中心になった時代はありません。これはなにも東北に限った事ではないですが、それでも東北は古代は蝦夷・毛人と呼ばれ蛮族扱い、幕末には賊として討たれ、以降も現在に至るまで「中央」にいいように扱われて...続きを読む