毎日の言葉

毎日の言葉

649円 (税込)

3pt

3.6

普段遣いの言葉の成り立ちや変遷を、豊富な知識と多くの方言を引き合いに出しながら語る。「なんにでも『お』を付ける風習」「二言目にはスミマセンという」など、今でも興味深く役立つ内容。

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毎日の言葉 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    200ページ足らずの薄い本ではあるが物足りなさは感じない。

    本書では、いただきます、ありがとう、すみません、などのような、あまり深く意味を考えず習慣的に使ってしまいがちな言葉の成り立ちや元来の意味について、各地に残っている膨大な数の方言を手掛かりに考察している。

    結論の出し方はやや感覚的であいま

    0
    2015年01月05日

    Posted by ブクログ

    この本に収められた文章は、どれも「言葉」をめぐる民俗学的検証である。だから見ようによっては、言語学がなすべきだったかもしれない仕事を、民俗学者柳田国男が博識を注入して、独特の視点でやってしまっているという奇妙さが感じられる。
    たとえば「ありがとう」「もったいない」といった、極めて日常的な言葉をとりあ

    0
    2013年03月23日

    Posted by ブクログ

    言語にまつわる書籍ははじめてで、新しい知識ばかり。女性向けに書かれていることもありとても取り組みやすい一冊ではないかしら。
    巷ではサヨウナラについてその言い方の美しさをまことしやかに語られているが、その誤りに気づかせてくれる。(あいさつの言葉)

    また頻用するドウモアリガトウやモウシワケゴザイマセン

    0
    2021年01月02日

    Posted by ブクログ

    何より感動したのは解説における柳田の言葉である。

    1.よく知った言葉を使うこと
    2.(主観的ではあるが)美しい音の言葉を使うこと
    3.言葉を選択して使う心構え、習慣

    これらは全て「思うことが言える、意志を強く述べることが出来る」ことを目的としている。
    少年は些末な表現を避け、数ある表現の中で何を

    0
    2014年03月01日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    言葉の語源。
    結構詳しいほうじゃないかと自負していた。
    けれども、一般的に言われる語源のさらに先、そこから説明されると、もういちいち新鮮でたまらない。

    「挨拶」というのは近世の漢語で、もともとそんな言葉のなかった頃は「言葉をかける」「声をかける」という行為を挨拶としていた。
    「挨拶」という言葉とと

    0
    2019年12月17日

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