「この本は簡単なことを書きます」
冒頭の「はじめに」で書かれたこの言葉通り、すぐにでも実践してみようと思える簡単なコツばかりで、親しみやすい。
「コミュ力お化け」の人たちを著者が観察し続けて発見した、ちょっとしたコツを紹介してくれている。著者自身も「コミュ力お化け」だと思うのだが、その印象通り、文章
...続きを読むも読みやすく、読者に寄り添ってくれているのだと感じた。
言いにくい指摘や、「あなたのここが嫌だ」という伝えづらい内容も、すべて「あなたと仲良くなりたいから」だという前提を言った上で伝えるなど、なるほどと感心することばかり。
著者が「繊細さん」だという事実に驚きながらも、私も同じ「繊細さん」だと自覚しているので、より受け入れやすいのかもと思う。
来年は、「コミュニケーション力への苦手意識をなくす」ことを目標に、本書に書かれていることを実践したい。