田村淳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
タイトルに興味を持ち、読みました。自分は芸能界やお笑いに興味がなく、著者の田村さんについても、チャラい人くらいのイメージしかありませんでした。でも、本書を読むと、コミュニケーションについて真剣に考え、実践しているんだと思いました。その内容は、最近職場で学んだコーチングの理論そのままでした。田村さんが、コーチングを学んだのか、それとも、実際の人付き合いから学んだのか、わからないけれども、今も芸能界の第一線で活躍しているのは、うなづける気がしたのと同時に、人をみた目だけで判断するのはよくないと反省しました。コミュニケーションについて学びたい人におすすめです。
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Posted by ブクログ
本書の内容はとてもシンプルです。相手が喜んでくれることをやること、そして本当に付き合うべき人と良い人生送るために必要なテクニックは何かです。
お子さんのために書いたとあって、なるほど読みやすすぎる程に読みやすいのですが、それがかえって本書の評価を落としてしまう傾向にあるのが悲しいです。でも、私はこの類いの書籍をぼちぼち読んでますが結構深かったり、他で見たことないことが書かれていると思います。
例えば、質問で5w1hを使い、盛り上がるのは圧倒的に"なぜ"だとか。複数のコミュニティをもつことだとか。スタッカートな返事をするとか。
このあたりは読んだ瞬間に、「あー!あの人だ -
Posted by ブクログ
自分は、子供の頃はとにかく話すのが好きで、おしゃべりという印象を周囲から持たれていたのですが、社会人になり、暫くたった今、周囲からは物静かであまり喋らない人、との印象を持たれることが多くなり、気になって本書を手に取りました。
驚いたのは、あれだけテレビでお喋りな淳さんが、自分では話すのが然程得意ではないと自己評価されており、且つ、メンタルも強くないということ。
話し上手ではなく、メンタルが強くなくとも、相手に寄り添う気持ちと方法を使うことによってコミュニケーションは改善出来ると知り、私も先ずは子供の頃にもっと持っていたであろう好奇心を持って、コミュニケーション力の強化に取り組んでみようと思った -
Posted by ブクログ
家族の死について。山口県下関市彦島で生まれた田村淳の、真面目で温かい家族の本。淳の母は、看護師で、その影響なのか、延命治療は望まないと26年間も聞かされてきたそう。葬儀屋の手配から、やりたいことリストの作成まで、かなり緻密に準備。なかなかできないことだと思う。延命しても、生活を楽しめる状態でないなら、意味がないと思う。長く生きることだけがいいことじゃない。
淳は、遺される側に立ち、人よりも死を身近に感じながら生きてきた人。巻末には、大学の卒論、「遺書の新しい概念のデザインより」が載せられている。遺書なんてと思ってしまうけど、体験した人は気持ちの整理ができたり、周りへの感謝が増したり、1日1 -
Posted by ブクログ
ネタバレロンドンブーツ1号2号の田村淳さんが書いた、母の最期までのお話。辛く悲しいストーリーかと思ったら、淳さんの芸人になるまでの話や結婚に至るまでの話があり、その中でお母さんの話がでてくるので、すごく愛があり感動する話だった。
母の病が見つかり、延命しないと決めていた。その後の潔さが凄すぎる。看護師だったため、延命後の大変さがよくわかっていたのだろう。
『尊厳死求め宣言書』 を書いていた。ここまで書けるなんて、すごい。一度自宅に帰った時にすべての洋服から下着まですべてを片付けていた。最後の断捨離をしたかったのだ。
母からのお手紙。愛があるなと思う。
淳さんの最後のメッセージも泣ける。 -
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