大平一枝の作品一覧

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作品一覧

2024/04/04更新

ユーザーレビュー

  • それでも食べて生きてゆく 東京の台所
    ありのままの台所を訪ね歩き、取材したルポルタージュ。10年たった今回のテーマは、喪失と再生。簡単ではないテーマ。

    雑誌に載っているようなおしゃれなキッチンとは違う、素のままの台所。写真と共に語られた、その台所の持ち主の生活。リアルだからこそ、心に響いた。「何もを失わずに生きている人などいない。みな...続きを読む
  • 注文に時間がかかるカフェ たとえば「あ行」が苦手な君に
    私は吃音者です。だからこそ、書中の若者たちが訴える苦悩や願望に、共感の叫びが絶えなかった。

    取材をした 大平さんの、注カフェ店員の若者たちへの寄り添い方がやさしい。
    老婆心ながら、 などと言っているが、それは本心からとっさの言動なのだろう。

    注カフェを発起させた奥村さんもとてつもない大きなモチ...続きを読む
  • それでも食べて生きてゆく 東京の台所
    NHK「あさイチ」でこの本を知って、読みたいと思った。
    「台所」を舞台に一般の人、プロの料理人など、さまざまな人の人生の一部を「喪失と再生」というテーマで書かれている。
    一人一人のお話は短い章でまとめられているが、少しの写真と大平さんの文章で、心にぐいぐいと詰め寄ってくる。
    読みながら、何度も泣いて...続きを読む
  • それでも食べて生きてゆく 東京の台所
    実は朝日新聞デジタルマガジンを、書籍化される前に隅々まで読んだことがあります。
    食を大事にしている身としては、連載の企画時点で四つ星。
    台所を糸口に始まる住みて手の物語の第三弾は、喪失と再生がテーマ。
    ライターさんのインタビュー能力高し。
    ヘビーなテーマに対して綺麗にまとまっていて、難産だったことが...続きを読む
  • 注文に時間がかかるカフェ たとえば「あ行」が苦手な君に
    本書は"吃音"をもつ言葉が流暢に話せないカフェ「注文に時間がかかるカフェ」の非当事者視点で書かれたルポです。

    当事者ではない視点から語られる話は吃音を知らない、名前だけは知っているという方にとって伝わりやすい内容かと思います。
    純粋な若者の夢を見つめる気持ち、私達が何気なく話している言葉の重みが詰...続きを読む

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