【感想・ネタバレ】人生フルーツサンド~自分のきげんのつくろいかたのレビュー

あらすじ

著者NHKあさイチ出演で大反響!
今、もっとも注目される書き手のどこを読んでも心に沁みる最新エッセイ集!
自分をなだめる方法を知っている人は強い。
記念日じゃない日こそ切。フルーツサンドのようにいろいろつまった作品。

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Posted by ブクログ

私の大好きな本。どうしてだろう?真逆な性格だろうと思うけど、こうやって小さなことを書き留めてくれることを読むのは楽しい。

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2025年09月20日

Posted by ブクログ

この本の、おしゃれの話に共感!

おしゃれしようという気持ちが、おしゃれを作る。
その心持ちで、年を重ねても
ファッションを楽しみたいと改めて思った。

装画とタイトルに惹かれて購入したエッセイ。
先を行く先輩の背中を見て学べるのは、
なんてありがたいことか。

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2025年01月21日

Posted by ブクログ

素敵な本に出会ってしまった!!

朝日新聞デジタルの『東京の台所』が好きで、以前から大平さんの書く文章が好きだったが、著作を読むのははじめて。

『はじめに』のご挨拶にあるように、きらきらした色とりどりのフルーツがぎゅうっと入っているようなフルーツサンドを思わせるエッセイがぎゅうっとつまっているエッセイ集。フルーツサンドの入れ子状態。大平さんご自身もきらきらした魅力的な方なのだろうと想像する。


ウキウキホロリしながら読み進めた。今後も何度も読み返してフルーツサンドを味わいたい。

今回好きだなと思ったものを抜粋。(選びきれずたくさんになっちゃった!)
きっと読み返すたび、その時の私の状態で好きなものが変わるだろうなと思う。その変化も楽しみ。
「おかんの空き瓶菟集の謎」
「あのときの空もきっと」
「朝七時のいなり寿司」
「玄関の涙」
「自分のきげんのとりかた」
「琉球ガラス工房にて」
「だいだい色のあの子」
「最後のギフト」
「「グースカ」。四文字の安らぎ」
「夏のあと、深呼吸ひとつ」

今気づきました。朝日新聞デジタルの大平さんのお写真ではだいだい色のお洋服をお召しですね。とてもお似合いです。

2023/4/23

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2024年04月23日

Posted by ブクログ

たまたま見かけて読んだけど、はっとなるようなことが多くて心が澄んだ気がする。
絶賛こそだて真っ最中でバタバタしがちな私には、人生の先輩として参考にしたいことがたくさんあった。
中でも、「流れる時間の質で、日々の充実度は変わる。」は本当にそうだなって思った。毎日ずっと生き急いでる感じがずっとあって全てなくすのは無理だとしても子供のため自分のためにも一日のうち少しでもゆったり過ごす時間を持ちたいなと思った。

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2025年11月17日

Posted by ブクログ

暮らしや旅、育児、ファッションのことなど 著者の目線で 丁寧に描かれる。

サクサク読めるのに刺さるキーワードが多い。大平さんのエッセイはやっぱり他の人とは 一味異なり心に刺さる。

特に印象に残ったのは 、子供はたとえインスタントラーメンでも笑っている親と 囲める食卓が好きだ
ものではない 流れる時間の質で日々に充実度は変わる

健康やルールを気にしすぎると見えなくなることは少なくない

日々カリカリしがちな 自分にとって、定期的に見て振り返りたいと思わされるフレーズだった。

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2025年04月07日

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失敗を恐れて保守的になるより、自分を信じて大きな一歩を。(頁18)

家事とは、果てしなく知恵を使う作業。ともに暮らす人の気持ちを想像する行為である。(頁26)

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2025年03月24日

Posted by ブクログ

大平さんの静かだけれども優しい目線を持っている文章が好きで幾つかの著書を読んでいる。本作はエッセイ集、暮らしや子育て、旅など複数のテーマごとに章がまとめられている。特に印象に残ったのは子育ての章である。今目の前の子供と向き合うことに必死だったけれど肩の力を抜いていいのだと背中を押してもらえた。もうすぐ第二子が生まれる。4人家族になるとまたさらに慌ただしい毎日になるのだろう。そんな時にこの本を思い出して、少しリラックスをしてまた前を向きたいと思う。
いつまでも本棚に置いておきたい一冊でした。装丁もとても可愛いです。

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2025年01月17日

Posted by ブクログ

大平一枝さんの本「東京の台所」シリーズが好き。
NHKのあさイチでも定期的に特集されている。
同じ台所を定期的な取材するため「あ、この人… 」という変化も感じる。台所から始まる人間定点観察本だと思っている。

その著作のエッセイ本。
あとがき、最後に「縁」という言葉で締めくくられている。
著者の取材に対する、色んなことを詰め込んだ一文字だな、と読み終える。

(引用)カフェラテ・ホイップ問答より
「でも、これからもホイップをのせるかのせないか迷い続ける自分でいたいと思う。迷わなくなったら、元女子として、大切ないろんな気持ちを忘れてしまいそうな気がする。
…••••なんて、これ、ホイップをのせてしまった言い訳です。」

この感じ、わかる。
迷いたくないけれど迷う。
はっきりさせたいけれどできないんです。
ホイップを追加するしないで、一瞬で体型なんて変わることないのに。そこ、悩んでしまう。
でもそこに何かあるんじゃないか、と良い年齢になっても置いておきたい部分。

抗いたい。何かに。

そういえば本のタイトル
ホイップクリームたっぷりの「人生フルーツサンド」でした。
やはり、悩ましい。

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2024年07月27日

Posted by ブクログ

2024/02/11リクエスト 3
著者のことは「東京の台所」から大好きです。
この本の大きなテーマ、自分のきげんをとること。私にとっては難しい。
育児に関しての章
[がんばりを引退]
にどきっとした。育児ではないけど、自分自身がやり過ぎ、がんばり過ぎで、自滅するパターンを何度も繰り返している。頑張ることが美徳、当り前の世代だったから、それから抜け出せない。
できるけど、頑張らないスタンスに持っていきたいと思う。それが引退につながるのかも。

友だちはそんなに多くなくていい
これも響きます。
それと、どの文章もタイトルが素晴らしいと思う。センスが良くてひきこまれる。
いい読書時間をいただけました。

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2024年04月21日

Posted by ブクログ

大平一枝さんが色んなところに書いたものを集めた本。
私の会社は人数が少なくほぼ男性、ママ友は同年代か年下、出身は遠方で転職で上京したため学生の頃の友人が近くにいるわけでもなく、働く母のロールモデルがいません。
大平さんの『新米母は各駅停車でだんだん本物の母になっていく』を読んで、思い詰めなくていいんだと肩の力が抜けて以来、勝手に心の中で頼りにさせてもらっています。
今作でも色んなエピソードの中に洞察力、包括力を感じました。
大平さんは人を掘り下げることが多いけど、大平さんが取材対象のものも読みたい。

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2024年04月14日

Posted by ブクログ

建築家の津端夫妻が主人公の「人生フルーツ」という映画が好きで、なんだかタイトルがそっくりだなと思って本屋で手に取ったら過去に津端夫妻への取材経験がある人のエッセイだった。即購入。
子育てを終えた人生の先輩の何気ない暮らしのエッセイなので読み心地が良い。装丁も可愛らしいので手元に置いておきたくなる本。

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2025年09月10日

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