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Posted by ブクログ 2024年03月19日
ありのままの台所を訪ね歩き、取材したルポルタージュ。10年たった今回のテーマは、喪失と再生。簡単ではないテーマ。
雑誌に載っているようなおしゃれなキッチンとは違う、素のままの台所。写真と共に語られた、その台所の持ち主の生活。リアルだからこそ、心に響いた。「何もを失わずに生きている人などいない。みな...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月26日
NHK「あさイチ」でこの本を知って、読みたいと思った。
「台所」を舞台に一般の人、プロの料理人など、さまざまな人の人生の一部を「喪失と再生」というテーマで書かれている。
一人一人のお話は短い章でまとめられているが、少しの写真と大平さんの文章で、心にぐいぐいと詰め寄ってくる。
読みながら、何度も泣いて...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月29日
実は朝日新聞デジタルマガジンを、書籍化される前に隅々まで読んだことがあります。
食を大事にしている身としては、連載の企画時点で四つ星。
台所を糸口に始まる住みて手の物語の第三弾は、喪失と再生がテーマ。
ライターさんのインタビュー能力高し。
ヘビーなテーマに対して綺麗にまとまっていて、難産だったことが...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月17日
なんでもない普通の人たちが食事をつくる「台所」を中心に、そこで食事を作り、暮らす人々を取材しているシリーズ。
今回はそこに「喪失と再生」というテーマを設けている。死別や離婚など様々だが、長く生きる事で何も失ってなどいない人はいない。皆が何かを失い、その喪失感と向き合いながら台所で食事を作っている。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月05日
前作よりもそれぞれのエピソードに一瞬戸惑い、少し戻って再度読むことが重なりました。
まえがきで今回のテーマが「喪失と再生」であると明かされてはいたものの、大切な人を亡くして間もない方、成人を迎える事で親との縁を断てることを待っている方などのお話が、台所や料理の話とリンクすることで、より生々しさを帯び...続きを読む
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