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Posted by ブクログ
少し前に、Twitterのフォロワーさんの影響で読んだ本。
とても印象深かった1冊。折りに触れて読み返したい。
育児は当事者として子どもとの距離が近いうちは大変に思えるけれど、こういうエッセイの目を通してとらえると途端に素敵に思えるから不思議だ。
日常をどんなふうに切り取るか、楽しかったことだけではなく苦労したことも、どのような言葉で表現するか。
振り返るきっかけにもなった。
子どもの成長はこの1年間でさえあっというまだった。言葉にしていったり、記録していかないと流れるように日々が過ぎてしまう。
もちろんそうやって過ぎる日々も愛おしいのだけど。私もその時々の気持ちを残すことを大切にしていきたいと思う。
Posted by ブクログ
「母業23年つれづれ日記」とある。
大平さん、30歳で母になりフリーランスの共働き。
P112
〈子供が幾つになろうと、子育てはジェットコースターのように上がったり下がったり忙しいものだということだけ、最近わかったところである〉
いつまでもグラグラと不安定なのは親も子も同じだと思う。
子育てに正解なんて無いのだから。
(と感じるのは私だけだろうか)
P199
「運動会で、まさかの失敗」
息子さんの中学校での出来事。
運動会が延期になったことを知らないで送り出してしまう。
怒り心頭、帰宅した息子さんの独り言は
〈ばばあ、ゆるさん〉だった。
でも大平さんは強気。
読んでいて、これは少々強引な親離れ子離れだと感じたが
独立した息子さんの成長ぶりを拝見すると
何とも微笑ましいエピソードとして伝わってくる。
手元に置き、何度も読み返したくなる一冊。
Posted by ブクログ
ちょっとクサいタイトルではある。しかも「本物の母」って何だろうってつっこみたくもある。母は母、本物も偽物もないだろうし、本物の母が経験を重ねた末になるもののようなこのタイトルはいかがなものか。
それはさておき、著者・大平さんのブログ(らしきもの)を愛読してたぶん10年近くになると思う。折々に家族との様子を垣間見てクスッと笑ったり爆笑したりしんみりしたりじんわり温かくなってきた。そんな大平母子の23年分をまとめて読めるお得な本。
下北沢住まいで自分はライター、夫は映画プロデューサーなんてカッコよさそうなんだけど、そんなことなくて生活どっぷりって感じのエピソードに、同じような共働きの家の子として育った自分は懐かしいような思いになる。
著者も無頼なダメ母のように自分を書いていたりするけれど、そういうダメさも含めていいお母さんであり、いい家族なんだろうな。真っ当って感じがする。
親をやっていると自分のことを二の次にしてやらなければいけないことも多々あるけれど、そんな不自由で幸せな時間はほんのひとときのこと。そんな大変だけど得難い幸せの尊さがふつふつと伝わってくる。
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