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Posted by ブクログ
カツセマサヒコさんの文章が好きで、意外にも初エッセイ集とのこと。面白くないわけがない。
くすっと笑わせてくれるのに、本質を突いていて、まさに涙あり、笑いありの一冊。
文章が柔らかくて、包んでくれる、優しい一冊。
"私は、ずっと待っていたのだと思った。
蜘蛛の糸のように、地獄から救ってくれる手が自分に伸びてくることを、待っていた。待つことは、自ら飛び込む勇気のない人間にできる、唯一の行動だった。"
"そうやって、全部、何かのせいにして、自分を棚に上げてみてほしいと思った。その棚も、できれば、かんたんには手が届かないくらい、とびきり高い棚を用意してあげてほしい。それで、あるとき、その棚に登って周りを見回したとき、想像していたよりも世界は悪くなかったと気付いたりしたらいい。"
"インターネットに書けないことがあるから、人は会う。エッセイにすら書けないことがあるから、人は飲む。"
"「好き」は「楽しい」とか「嬉しい」に近いと思う。そして「楽しい」や「嬉しい」は、生きる意味を考える隙間をなくさせるくらい、心を満たしてくれる。"
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