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Posted by ブクログ
最近読んだ小説で1番おもしろかった。
YouTubeの積読チャンネルで『屁理屈と哲学』が紹介されていたとき、「小説は心の延べ床面積を増やすために存在している」という内容があり、飯田さんが「小説は人生の予習」と言ってたのだけど、自分的にこの本はまさにそれを体現するものに感じた。
登場人物に自分と近い境遇の人はいないんだけど、似たような感情や場面に遭遇したことはあって、そのリアルさから登場人物たちの決断すべてが自分事に感じる感覚がある。
indigoのアルバムを本にしたものってことは買った後に知ったけど、単純に小説として楽しめた。
アルバム聴いてみよ
「嘔吐」が繰り返し出てきて、この描写好きなんだなーって思った(笑)
見るのも嫌な字だから1回にしてほしいし、別に嘔吐って表現じゃなくてもいいだろって思っちゃった
Posted by ブクログ
カツセマサヒコさん著「夜行秘密」
タイトルに惹かれ購読してみることに。
自分にとって初読みの作家さん。読む前に調べてみたらバンド「ゲスの極み乙女」の音楽アルバムを小説化した作品との事。
企画としてなのか?なんか壮大なのか斬新なのかちょっと理解できなかったがこういう音楽と小説の融合的な類いの小説は30年以上前に尾崎豊さん本人がやっていたなと思い出す。尾崎豊作品を改めてまた読んでみたいと思った。
物語は音楽の方を聞いていないため面白さが半減しているのかもしれないがそれでも面白かった。ジャンルとしてはラブストーリーに分類されるのかもしれないが自分には少し文学的な感覚も残った。
愛する人の「死」が各所各所でポイントになっており物語が構成されている。登場人物達のその「死」の噛み砕き方が絶妙。
ターニングポイントとして何人かの「死」を絡ませてその後の未来を描くその描き方が面白かった。結末もやはり「死」によってもたらされ、「愛」に対して「死」を対にするような作風で終始描かれておりかなり文学的なニュアンスを強く感じた。
この小説のおおもとの「ゲスの極み乙女」の楽曲を聞いた事のある方はどういう読後感があるのだろうか?
とても興味深いのでこの後調べてみたい。
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