夜行秘密

夜行秘密

792円 (税込)

3pt

脚本家を夢見て劇団に所属する岩崎凜と、居場所を失った高校生・松田英治。映像作家のトップランナーである宮部あきらと、その熱狂的なファンの富永早苗。そしてSNSから突如ブレイクしたバンド・ブルーガールと、彼らが引き金となる「ある事件」。別々の道を歩んでいたはずの人生が交差するとき、数奇な運命が動き出す――。迷い、悩み、嫉妬し、決断をしては傷つき合う、激情なる恋と世界に隠された理不尽を描いた群像劇。『明け方の若者たち』で鮮烈な小説家デビューを飾った著者の第二作。川谷絵音との文庫版対談を収録。《解説・柴 那典》

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夜行秘密 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    カツセマサヒコさんの本はこれが一番好き。鬱になるって言われてるけどこの本にはお気に入りになれる文章がいくつかある。それを集めて私は星を作るとおもう。

    1
    2024年08月30日

    Posted by ブクログ

    最近よく聞くindigo la Endのアルバムが元になってたの全然知らなくてびっくり

    読み始めは微妙かと思ったけど、登場人物それぞれに主人公並みのストーリーがあって最終的な満足度はかなり高かった。というか主人公決まってないし

    読み返したいけど、少し時間を置いてからじゃないと。

    0
    2025年04月29日

    Posted by ブクログ

    登場人物が全員幸せになれなくて鬱展開ではあったけど、自分に取って殺したいほど憎い人は誰かにとっての大切な人であることが訴えられてきた。

    0
    2024年11月17日

    Posted by ブクログ

    独りだと思っていても、自分は独りじゃないのかもしれないと思った。
    誰かの心に絶対残ってる!とかそういうのじゃなくて、気づかないところで誰かの人生を動かしてる、みたいな

    丁寧な文章と描写ですごくのめりこんだ

    たくさん本を読んだつもりなのにこんな感想しか書けなくて悔しい

    0
    2024年09月19日

    Posted by ブクログ

    みんな生きるのが下手っぴだなって
    自分を見てるみたいだなって思った
    もっと上手に涼しい顔して生きたいよねみんな
    幸せってなんなんだろって考えさせられる作品だった

    0
    2025年06月16日

    Posted by ブクログ

    カツセマサヒコさん著「夜行秘密」
    タイトルに惹かれ購読してみることに。
    自分にとって初読みの作家さん。読む前に調べてみたらバンド「ゲスの極み乙女」の音楽アルバムを小説化した作品との事。
    企画としてなのか?なんか壮大なのか斬新なのかちょっと理解できなかったがこういう音楽と小説の融合的な類いの小説は30

    0
    2025年02月27日

    Posted by ブクログ

    人物の視点が頻繁に変わるので、だんだんと人物たちのつながりや関係性が見えてきて面白かった。
    最後のたたみかけた展開がとても良かった。『夜行秘密』というアルバムとリンクしているらしく、その楽曲も含めてまた読み返したい。

    0
    2025年01月11日

    Posted by ブクログ

    ヒリヒリと痛さを感じた。
    誰が幸せなのだろうか…と考えてしまうほど、誰も幸せではない気がした。

    脚本家を夢見て劇団に所属しながらバイトする岩崎凛とバンド・ブルーガールの音色がつきあいだしてから始まり、ライトな恋愛かと思っていたら…。

    映像作家の宮部あきらと彼のファンの富永早苗の恋愛感情のない関係

    0
    2024年12月12日

    Posted by ブクログ

    いくつもの後悔を抱えたまま、それでも前へ進んでいくしかない·····まさにその通りだと思った。あの時こうしていれば、人はそれぞれ色んな想いを抱え生きている·····苦しいなかにも小さな幸せが見い出せればいいけれど、誰もが、何とかもがきながら生きているんだなと。

    0
    2024年10月09日

    Posted by ブクログ

    誰しもが、誰かしら人に愛されて憎まれて後悔しながら生活をしているのかもな…。
    楽曲とタイアップしているからか、現実的なようで非現実的な世界観が独特だった。みんなが主人公だから、一つ一つの物語が少し重たくて、さらさらとは読めなかったけど…indigoのアルバムを聴いて見たいと思ったし、文学と音楽の融合

    0
    2025年04月10日

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