ひとまず上出来

ひとまず上出来

小説・文芸
770円 (税込)

3pt

生きることって永遠の微調整!

ベストじゃなくても、ひとまず上出来ならOK! 令和を生きるネオ中年の私たちにジャストサイズな、元気が湧き出るエッセイ集。文庫版ボーナストラックもあるよ!

いいことも悪いことにも、私たちは慣れてしまうし、忘れてしまう。人間の順応性の高さに簡単します。だからこそ。ちょっとベターを目指したくはある。
ベストじゃなくても、ひとまず上出来。そうやってこれからも生きていきたいと思います。(文庫版あとがきより)

単行本 2021年12月 文藝春秋刊
文庫版 2025年9月 文春文庫刊
この電子書籍は文春文庫版を底本としています。

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ひとまず上出来 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ジェーン・スーさんの紡ぐ言葉にはいつもハッとさせられます。明日を生きるための力、わかる!って感じでした。

    0
    2026年08月29日

    Posted by ブクログ

    ポッドキャスト「となりの雑談」を、愛聴すること数年。深いけれど軽さとパワーのあるスーさんの言葉に、頷いたり、驚かされたりするのが心地よくて、スーさん個人の本を読みたくなった。

    精神的にめためたにやられている時に、掴んだ藁のようなこの一冊は、大声で笑いながら、笑い涙を拭きつつ、膝をバシバシ叩いて読むという、人生で初めての経験をした本になった。

    40代に突入し、情緒が安定している時などほとんどない。この苦しさと鬱陶しさを言葉に表そうとすると、しみったれてしまいそうなのに、重みを残しつつ、軽快に押し出してくれるスーさんに感服。

    ポッドキャストだけでは足りなくなったときにも、音がうるさく聞こえるような疲れている時でも、開けられるのが本の良いところ。

    独身、40-50代の憂う女性、そして、その年代のパートナーの居る男性にも、お勧めしたい一冊。
    でも、スーさんは、元々のパワーがある人だからね!という、付箋をつけて。

    0
    2026年02月06日

    Posted by ブクログ

    とうとうジェーン・スーさんのエッセイに手をつけました
    文章が面白い、楽しい、1人でニヤッとしちゃう
    あー楽しく生きてこーって明るい気持ちになれる、あー楽しかった

    「ジャストサイズを更新せよ
    本当の居心地の良さを見栄や卑下で放棄するのは、もったいないことです。
    下着だけじゃなくさまざまな自分のジャストフィットは常に変化していくもの。」

    「私は何を手放したら、取り返しのつかないことになると思うのだろう。」

    「自分を不幸せなところに置いたままにしない。自分で選択したことの責任を取る。大人の責務って、この二つくらいだものね。」

    「生きることって永遠の微調整。」

    0
    2026年01月30日

    Posted by ブクログ

    2025/09/03予約1
    頑張れないなら「頑張らない」と言い直す。できるできない、ではなくやるやらないに置き換える。
    筋トレはムキムキ、ダイエットのためでなく明日の自分を生きるため。
    いいなあ〜ラジオもポッドキャストも聴いていますが、さすがスーさん。この本は単行本で読んでるけどおまけエッセイがあり嬉しかった。

    0
    2025年09月30日

    Posted by ブクログ

    スー節健在。
    ジェーン・スーのポッドキャスト聴いてるけどエッセイも然り、淀みなく喋るところもハッキリ言うが嫌味のないところも言語化が上手いなぁと思う。面白かった。

    0
    2026年09月21日

    Posted by ブクログ

    鋭い感性 ああ、なるほどと思うコメントが多く、読み飽きない。とりあえず、毎日等身大に頑張っていればよいか、と思えるような気軽に読めて笑える一冊。

    0
    2026年01月12日

    Posted by ブクログ


    『ひとまず上出来』(ジェーン・スー/文春文庫)

    就寝前の30分を、オーディブルでエッセイを聴こうと思い立った。きっと熟睡できるはずだ、と。軽やかで、それでいて芯のある文章なら、頭の中をほどよくほぐしてくれそうな気がしたからだ。選んだのがこれだった。

    残念ながら、寝つきが良すぎた。最初の一話「化粧が写真に写らない」の途中で、ほぼ毎回寝落ちしてしまった。再生位置を確認しては、また同じあたりから聴き直し、また同じあたりで落ちる。そんなことを何度か繰り返した末に、どうにか最後まで辿り着いた。結果として、この本のタイトルそのものが、聴き方の感想になってしまった。

    ジェーン・スーは、四十代の日常を「ネオ中年」と呼び、そこに起きるさまざまな微調整を、軽快に、ときに鋭く書いている。化粧が写真に写らなくなること、下着のサイズが変わっていくこと、「四十代になれば仕事も落ち着く」が幻想だったこと、ふて寝したくなる夜、女友達のありがたさ、推しに救われる瞬間。どれも大きな事件ではない。むしろ、誰にでもありそうな「ちょっとしたずれ」を、丁寧に言葉にしている。

    特に印象に残ったのは、完璧を目指さない姿勢の徹底ぶりだ。ベストではなく「ひとまず上出来」でいい、という宣言は、単なる諦めではない。変化し続ける自分のジャストサイズを、都度更新していくための実践的な知恵のように聞こえる。筋トレしたり、ふて寝したり、失恋したり、よりを戻したりしながら、それでも「今日も歳を重ねる私たちに絶対必要なのは女友達」と言い切るところに、妙な力強さがある。

    Audibleで聴くと、文章のリズムがより際立つ。早水リサのナレーションは、スーの文章の軽さと芯をうまくバランスさせている。短い話が次々と流れてくるので、本来なら寝る前の一話に最適なはずだった。ところが、寝つきが良すぎて最初の一話を何度も中断してしまったのは、皮肉なことにこの本の内容とよく似ている。途中で落ちても、翌日また同じ場所から始めればいい。完璧に聴き通せなくても、ひとまず上出来、というわけだ。

    「ジャストサイズを更新せよ」という言葉は、身体や仕事の変化だけでなく、時間の使い方や自分のペースの作り方にも通じる。無理に頑張りすぎず、でも完全に手放しもせず、微調整を続ける。その姿勢は、歳を重ねるほどに必要になるのかもしれない。

    ベストじゃなくても、ひとまず上出来。就寝前の30分が、結果としてそうなったのだから、それでいい。

    0
    2026年10月16日

    Posted by ブクログ

    自分って駄目だなぁと少し凹んでいる時に読むといいかもしれません。 印象に残ったのは「変えたいなと思ったところを変える工夫をしてもっと自分を好きになるほうがいい。」という文章。 自分のどんなところが好きかも知るほうがいいですよね。

    0
    2025年09月28日

    Posted by ブクログ

    うまいねえ! 私は酒井順子とジェーン・スーの間くらいに生まれているので(やや…だいぶ順子寄りか)、いずれ劣らぬ透徹の批判アイズとリズミカル文章に拍手を送るのみだが、わかる!心酔したくなる!

    0
    2025年09月12日

    Posted by ブクログ

    1月に出た最新エッセイ作では全編通して敏感すぎるフェミニズム主張に付いていけなくて少し距離を取ろうと思っていたけれど、今作は2021年単行本化なこともあり、序盤からこれが私が好きだったジェーンスーさんだと思った。
    日々の出来事を絶妙に毒の効いたワードチョイスで語り笑いに変えてくれるところ、特に先を生きる先輩として前向きにさせてくれるところ。
    最新作のような作風が刺さる読者もいると思うけど、また今作のような作風で書いてくれることを期待。

    0
    2025年09月07日

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