田中克彦の一覧

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作品一覧

2019/09/26更新

ユーザーレビュー

  • ことばと国家
    言葉には話し言葉と書き言葉があります。
    歴史的に見て、勿論話し言葉先にありました。
    多くの人びとが文字によって自分の思うことを伝えはじめたのは本当に近年のことであります。
    医学博士・野口英世の母は使い慣れない文字で外国にいる息子に、
    すべてひらがなで、「はやくきてくたされ」と3度も繰り返しす一通の手...続きを読む
  • ことばと国家
    社会言語学というのか、とても面白くて理解が浅いながらもサクサクっと読んでしまった。古い本だけどおれ的には中身は古くない。
    母語と母国語の違い、アルザスの最後の授業の話、ラテン語が「たえず変化することによって、新しい歴史的状況に適応していおうとすることばの性質に反して、文法とは、真の意味におけることば...続きを読む
  • 漢字が日本語をほろぼす
    私は漢字が大和言葉を歪めていると前から思っていましたが、思っていたことそのもののタイトルの本が出て驚きました。

    漢字は大和言葉を歪めているだけでなく、権力階級や知識階級による知識の独占をもたらし、大人と子供の言葉が分かれたことで、大人と子供が知識を共有する妨げになってしまっているということがよくわ...続きを読む
  • ことばと国家
    20年以上前に書かれた言語の国家政策に関する名著。文章が非常に分かりやすく、説得力に富んでいる。
    現代にも非常に重要な示唆を与えてくれる。言語がいかに政治と分かちがたいものか。
    (2015.9)
  • ことばと国家
    痛快な文体で国家とことばの関わりについて述べた本。「国語」の始まりは日本の西欧化と密接な関わりがあること、方言滅ぼし教育の存在があったことなど、日本の中央集権的国家語統制の確立の道具としての国語の存在という視点を学ぶことができた。現在の標準語を特に違和感なく使用している自分の普段の生活をあらためて振...続きを読む