例によって予約はしてあったものの時間がたっていて何の本か覚えていない。
読み始めて、なんで30前後の人の日記に付き合わなくてはいけないのか、と思う。
「恋人」と食事をして、、、なんて書いてあって、違和感を持つ。
「セッション22」「LIFE」「オーバーザサン」に、自分と同じ傾向を感じる。
コ
...続きを読むロナ、五輪等への発言も。痔ろう、肛門周囲膿瘍になったことも!
ある瞬間に、著者が同性愛者であることがわかる。「恋人」のこと。
そしてややあって、著者が男、つまりゲイであることがわかる。
そういうことだったか。
ゲイの立場から社会を見る青年のコラムだったのだ。
同性愛者に厳しすぎる日本社会。
銭湯、トイレ、着替え、、、、犯罪とLGBTを悪意を持って一緒にする政治家たち。
高倉健は愛する女性に看取ってほしくて幼女にした。
愛し合っている同性カップルにはそれすら許されないのだ。
明治時代に作った家庭像に基づいた法律。それが彼ら彼女らを苦しめる。
それをなくしていくのが政治だろうが。
トランスジェンダーが性転換手術をすることに私は違和感を持っていたが、
社会がそうさせてしまうことに最近やっと気づいた。
心と体の性が別だと、生きづらいのだ。
ほんとはメスなど入れたくなくても、そうせざるを得ないのだ。
そういう思いをさせないのが社会だと思うのだが、、、
そんなことを思い起こさせる彼の日記だった。