武田砂鉄の作品一覧
「武田砂鉄」の「現代用語の基礎知識 2026」「「いきり」の構造」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「武田砂鉄」の「現代用語の基礎知識 2026」「「いきり」の構造」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
現代社会に蔓延るマチズモに糾弾した本著。
私自身、男性として生を受け男性として生きてきたが、ホモソーシャルを内心では嫌っているのに、ホモソーシャルに馴染もうとした過去があった。今は当時の言動や行動を反省しており、自分を客観視して内省を繰り返している次第だが、まだまだ私の見識の浅さや視野の狭さに気づかされる本だった。
七章の「会話に参加させろ」における会話の主導権を男性が握り、女性がそれに従わざるを得ない問題や、十章の「寿司は男のもの?」における寿司屋での、こちらも男性が主導権を握るような立ち居振る舞いの問題は、私自身気づかなかった視点だったので、勉強になった。
ほか、部活における女子マネージャ
Posted by ブクログ
P.10
母 福を呼ぶ ハンター的な感じ?福がないとは言えないような。
父 福を逃さない →守護者、家を守る的な価値観が見て取れるような。
P.22
犯行理由を探索することと、
その免罪をすることは全く別。
P.39
不均衡なテコの上で中立に立つと、不均衡なまま。
P.53 鉄道会社の痴漢防止への取り組まない問題。
P.69 下駄を履かされ続ける男たち
P.71 慣例、便宜で続けられる格差
P.80両論併記による無効化、優位性の維持。歴史修正などと同じだな。
P.88AI技術が進んでより加速されるジェンダーバイアスの強化
P104立小便は男のプライド?そうなのか?
P126性
Posted by ブクログ
仕事で毎日忙しく、また会社の中での不満や組織体制に対する疑念を抱く生活をしていると、広く政治や世論のおかしさを面倒がって完全にスルーしてきた1、2年だった。忙しさや周りへの不満は個人的な理由でしかなく、たぶん政治にも何ら期待は持てておらず、興味もやはりなく見向きもしていなかった自分の態度の悪さからくる成れの果てだと思っている。そこで本書を読むとわざと自分で靄をかけて見ないようにしていたことをバンバンと当てられる感覚に陥る。そしてよくぞそこまで咀嚼し文章にしてくれたことよと爽快感を感じ、スッキリする。全然世の中は良くなる気配がないけれど、作者のような思考の持ち主がちょうどずつ増殖すれば、いつか壁
Posted by ブクログ
この本の電子書籍が手に入って、なんとなく斜め読みしてみた。
辞書のようなもの、、と思っていたら、違った。
まず、文章を書いている人がすごい。
著 / 小泉悠/上脇博之/武田砂鉄/塚田穂高/五野井郁夫/水無田気流/小嶋華津子/塩田祐子/小林美穂子/山本章子/鶴岡路人/立山良司/鈴木エイト/森山至貴/やくみつる/生島淳/常見陽平/ほか
そうそうたるメンバーが、テーマごとに世相を切っていた。読み応えある文章。
続いて、2024に流行った言葉の解説が続く。
今は亡き森永卓郎さんも「貯蓄から投資」は危険な政策 と厳しく語っている。
全体的に反政府的。
最近言われるところの「右翼」が好まない言葉