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気鋭のライターが、不安だらけの現代を問う!
新聞、テレビ、ラジオ、書籍、雑誌、SNSなどから、著者の心の網にかかった言葉を拾い上げ、その裏に隠れた本質に根気よく迫る『暮しの手帖』の人気連載が、充実の一冊になりました。2016~2022年上半期分に大幅に加筆し、書き下ろしコラムや総論を収録。
人々が発する言葉の意味や、そこに映る「今」を見つめます。
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Posted by ブクログ
雑誌「暮しの手帖」で2016年から続く連載を1冊にまとめたもの。
あとがきにもあるように、ここ数年は戦争・感染症・元首相の銃撃など大きな出来事が続いたが、著者はあくまで日常の暮らしの中にアンテナを張り言葉を拾い集める。
これだけまとまった量の文章があると、著者が言葉に求めているもの、正確にいえば言葉を発する人間に求めるものが浮き彫りになっているように感じられる。
それは決して「言葉遣いの巧みさ」などではなく、「言葉の根っこにある誠実さ」ではないかと思う。
著者がその言葉に誠実さを認めれば、5歳の子供が電話相談で投げ掛ける質問さえ面白さと驚きと共に拾い上げるし、不誠実な言葉で責任を逃れ問題をうやむやにしようとする権力者はまっすぐに批判する。
Posted by ブクログ
人の言葉をあれこれつっこんで考えることは
一歩間違えば揚げ足取りになったりもしそうですが
それを恐れずに言えば、
人の言葉の使い方には、その人の思想が表れる。
2018年、東京電力の原発再開宣言の際の
東電ホールディングス社長記者会見での言葉
「二度と事故を起こさないような
技術を作れる事業者になれると信じて」
この言葉には、二度と事故を起こさないという自信は存在しない。
やりながら模索しようという言葉だ。
だから軽く聞き流してはいけないのだと思う。
言葉を発した側の真意、受け取り方の可能性、一面的に受け取らない受け取る側の思慮。
この本はそれらの大切さを教えてくれる。
思い込みの強い、我が家の娘ちゃんにいつかぜひ読んでほしい一冊。
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