作品一覧

  • 大人の英語発音講座 〈新装復刊〉
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    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★英語の発音は「習ってから慣れよ」。 中高生から中高年世代の方まで、すべての英語学習者のための聴き取り&発音講座 英語の音は聞き流しているだけでは聞き取れないし、うまく発音もできない。 音声の仕組みをしっかり理解してから声に出せば、目からウロコ。大人になってからでもまだ間に合う! 中高生から、もう遅すぎると考えている中高年世代の方まで、すべての英語学習者のための発音&聞き取り講座。 復刊にあたり、無料ダウンロード音声を追加。 *「NHK 生活人新書」(2003年刊)の新装復刊。細部をアップデートし、新たに充実した音声データを付けた。 《音声データ》 ・音声の種類:HPよりダウンロード ・収録時間:17分 ・収録言語:英語 ・収録スピード:ふつう *“ふつう”は natural slow を目安にしています。 〈目次〉 新装復刊によせて 序章 慣れるだけでは聞き取れない、通じない 第1章 つながる音、聞こえない音 第2章 音は化ける 第3章 英語らしさはリズムから 第4章 英語の音、最低限これだけは 第5章 綴り字で発音が分かる 第6章 発音記号が分かれば鬼に金棒! 第7章 ところ変われば音変わる 第8章 何を、どうやって勉強すればいいのか 初版あとがき 付録 英語の子音と母音 著者紹介
  • イタリア暮らし(集英社インターナショナル)
    3.6
    1巻1,782円 (税込)
    イタリアにわたり40年余り。ミラノ、ヴェネツィア、リグリアの港町……。暮らしながら観てきた、半島に生きる人々の日常。コロナ禍でも他人への思いやりを大切にし、いつもの暮らしを守ろうとする姿勢。それは、中世から疫病と戦い、公衆衛生の礎を築いてきた、イタリアの品格なのかもしれない。普通の生活に潜む物語を、ひとつずつ丹念に観て、淡々と伝えていく。イタリアと真摯に向かい合ってきた内田洋子が、2016~2022年、新聞・雑誌・ウェブに寄稿した文章から厳選したエッセイ集。
  • 食べてこそわかるイタリア
    3.8
    1巻660円 (税込)
    美味しい国を食べ尽くす、読み尽くす! 食は、国を現わす。さあ、どうぞ召し上がれ! ――イタリア料理といえば、ご存じパスタにピッツァ。それじゃあ、ポルケッタにポレンタ、チッチョリは? 四季折々、地方ごとに高い独自性をもつイタリア料理。毎日を幸せにしてくれるイタリア流生活レシピ満載のエッセイ。400を超える料理・素材から解きあかす、もっと美味しいイタリア!
  • ウーナ・ミラノ Una Milano
    -
    1巻660円 (税込)
    ミラネーゼ風に遊び尽くすための、現地在住エッセイストのお勧め。ミラノの本当の楽しみ方、満載! ――あこがれの街・ミラノで暮らす人たちみたいに、楽しむ滞在の仕方とは? あらゆるミラノの魅力を、様々な歩き方で、24時間にわたって紹介する、画期的なエッセイ。食や風俗・習慣についてよくわかるコラム、おすすめの散策コースやショップ・リストもついた、「読んで楽しい、まねして楽しい」究極の必携ミラノ案内!

ユーザーレビュー

  • 食べてこそわかるイタリア

    Posted by ブクログ

    内田洋子さんと亡夫シルヴェリオさん共著の、短編小説風エッセイ。高等遊民ぽい伊男性を主人公に、前半12章ではひと月ずつ地方の風土と美味を堪能し、後半12賞の一年で塩、水といったイタリアの食の根幹を成す要素に踏み込む。
    なんでこんな大傑作が絶版なんですか! 
    1997年ごろユーロ加盟前に書かれているから、濃ゆくて熱くてとびきり美味しい、おそらく今では失われたイタリアの食の多様さが存分に描かれ、もうこれをおかずに白飯が食えるくらいの名著だわ。

    0
    2024年02月23日
  • イタリア暮らし(集英社インターナショナル)

    Posted by ブクログ

    今の所今年のベスト1。
    内田洋子さんの長年のイタリア暮らし、街から村へときには洋上で、それぞれに場所を変えての日々をそれぞれを綴った本で読んできたけど、これは新聞やウェブに発表されたその断片的エッセイをまとめたもの。
    初めて知るエピソードもあれば、昔会った人に再会したように感じられる話もあって、しかも一編一編が極上の短編小説のような味わい深さ。
    装丁や用紙の厚さも最適で、読書の楽しみを満喫できた。
    遠く離れた、行ったこともないイタリアの風景や人間味に、なぜこんなに共感できるのでしょう。故郷や同胞を愛する人の気持ちは国を越えて共通だから? またそれを見つけ筆で著す内田さんの技が優れているから? 

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    2023年05月08日
  • イタリア暮らし(集英社インターナショナル)

    Posted by ブクログ

    内田洋子さんの四十年を超えたイタリアの暮らし。
    私も内田洋子さんを長い間追いかけてきた。
    エッセイからイタリアの歴史を知ることもある。

    第1章は
    タイトルは短く単語のみ。
    そこから広がる食と人の物語にため息が出る。

    内田洋子さんのエッセイには常に人がいる。
    ページとページの間から
    喧騒が聞こえ美味しそうな匂いが漂ってくる。
    叶うならば市場で売っているチーズを食べてみたい。

    また、おいしいイタリアを届けてほしい。

    0
    2024年10月01日
  • イタリア暮らし(集英社インターナショナル)

    Posted by ブクログ

    「できるだけ行きにくいところを目指し、知られていない光景を探し出す。今までも、そしてこれからもイタリアを訪れることはないだろう人たちへ、自分が代わりにとびきりの眺めを切り取ってくる。その場にいっしょにいるかのように、音や匂い、木影や日向の温もりを感じてもらえるように伝えよう。そういう報道もあっていいのではないか」(あとがきより抜粋)
    その言葉どおりの本だった。
    イタリアの街角のバールのざわめき、エスプレッソの香りやミラノの冬の寒さ、聖堂の鐘の音、農村の乾いた空気と出来立てのチーズ、干潟の満ち引き、そういう一つ一つが目に浮かぶだけじゃなくて擬似体験したような感覚になった。
    ミラノもヴェネツィアも

    0
    2024年08月17日
  • イタリア暮らし(集英社インターナショナル)

    Posted by ブクログ

    内田洋子さんの本は、上質な絵画を観ているかのよう。

    物語かと思うほど情景や人が美しく、読みながらうっとりする。

    通勤電車ではなく、新宿御苑でレジャーシート引いて、美味しいカフェラテを飲みながら、ゴロゴロしながら読んだらさぞ素敵だったはず。
    秋にぴったり。夏に読んだら夏にぴったり。

    電車のアナウンスやベルでハッと気づいて現実世界に戻ってくると、自分の生活のガヤガヤやセカセカが際立ち、本当に同じ世界の生活の話?と信じがたくなる。

    あとがきにある通り、イタリアの「音や匂い、木陰や日向の温もり」を感じ、「とびきりの眺め」に出会える、良質な一冊。

    0
    2023年11月02日

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