イタリア暮らし(集英社インターナショナル)

イタリア暮らし(集英社インターナショナル)

1,782円 (税込)

8pt

イタリアにわたり40年余り。ミラノ、ヴェネツィア、リグリアの港町……。暮らしながら観てきた、半島に生きる人々の日常。コロナ禍でも他人への思いやりを大切にし、いつもの暮らしを守ろうとする姿勢。それは、中世から疫病と戦い、公衆衛生の礎を築いてきた、イタリアの品格なのかもしれない。普通の生活に潜む物語を、ひとつずつ丹念に観て、淡々と伝えていく。イタリアと真摯に向かい合ってきた内田洋子が、2016~2022年、新聞・雑誌・ウェブに寄稿した文章から厳選したエッセイ集。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

イタリア暮らし(集英社インターナショナル) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    今の所今年のベスト1。
    内田洋子さんの長年のイタリア暮らし、街から村へときには洋上で、それぞれに場所を変えての日々をそれぞれを綴った本で読んできたけど、これは新聞やウェブに発表されたその断片的エッセイをまとめたもの。
    初めて知るエピソードもあれば、昔会った人に再会したように感じられる話もあって、しか

    0
    2023年05月08日

    Posted by ブクログ

    内田洋子さんの四十年を超えたイタリアの暮らし。
    私も内田洋子さんを長い間追いかけてきた。
    エッセイからイタリアの歴史を知ることもある。

    第1章は
    タイトルは短く単語のみ。
    そこから広がる食と人の物語にため息が出る。

    内田洋子さんのエッセイには常に人がいる。
    ページとページの間から
    喧騒が聞こえ美

    0
    2024年10月01日

    Posted by ブクログ

    「できるだけ行きにくいところを目指し、知られていない光景を探し出す。今までも、そしてこれからもイタリアを訪れることはないだろう人たちへ、自分が代わりにとびきりの眺めを切り取ってくる。その場にいっしょにいるかのように、音や匂い、木影や日向の温もりを感じてもらえるように伝えよう。そういう報道もあっていい

    0
    2024年08月17日

    Posted by ブクログ

    内田洋子さんの本は、上質な絵画を観ているかのよう。

    物語かと思うほど情景や人が美しく、読みながらうっとりする。

    通勤電車ではなく、新宿御苑でレジャーシート引いて、美味しいカフェラテを飲みながら、ゴロゴロしながら読んだらさぞ素敵だったはず。
    秋にぴったり。夏に読んだら夏にぴったり。

    電車のアナウ

    0
    2023年11月02日

    Posted by ブクログ

    筆者のスッキリとした書き味が好み。
    文章も長くはなく、少しづつ読み進めることができる。
    よく出てくる土地や場所馬あるが、バールや知り合いの伝手を活かし色々な話が出てくるのが面白い。

    0
    2023年08月18日

    Posted by ブクログ

    イタリアの食、文化、自然、人々が、爽やかに軽やかに、それでいてしっかりと作り込まれた菓子のような味わいのある、こなれた美しい筆致によって、異国の地にある私の瞼に浮かんでくる。
    頁を繰るのが惜しくなる。もう少し彼女の話すイタリアに揺蕩っていたくなる。

    しかし、憧れやロマンチックだけでは済まないのが暮

    0
    2025年07月19日

    Posted by ブクログ

    「モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語」の著者であり、それから読み始めた内田洋子さんの最新作。以前読んだ「カテリーナの旅支度」の方が、人間描写が生き生きと陰影が濃かった分、イタリアという国の空気感が伝わってきて、個人的には興味深く読みました。
     本作はコロナ禍で人との直の交流が絶たれた時期に書

    0
    2023年08月05日

    Posted by ブクログ

    内田洋子の最新作。装丁の色が鮮やか。
    日本経済新聞等の新聞に書かれたもの、および、「Webでも考える人」という新潮社のサイトに書かれていたものが1冊にまとめられたもの。

    日本経済新聞に書かれていたものは、2021年7月から12月まで連載させていたもの。時期的には、コロナ禍が始まってから1.5年くら

    0
    2023年06月05日

    Posted by ブクログ

    ほぼイタリア人といっても
    過言ではなさそうな著者がみた
    コロナ禍のイタリアの姿

    海があって 歴史があって
    魅力的な人々で 料理までうまい
    正直かけてるものが なさそうに思える
    ぼーっとしてるだけで満足してしまいそう
    そう思うのは 私が年いったからかなぁ なんて

    0
    2023年05月23日

    Posted by ブクログ

    イタリアでの暮らしが長い著者がイタリアの普通の人たちの暮らしを伝えてくれる。
    コロナ禍でロックダウン中のイタリアや、水に沈みつつあるヴェネチアでの生活など、一挙にイタリアへ連れて行ってくれる。

    0
    2023年04月15日

イタリア暮らし(集英社インターナショナル) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

集英社インターナショナル の最新刊

無料で読める エッセイ・紀行

エッセイ・紀行 ランキング

内田洋子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す